マンション査定の注意点|査定前・査定時・査定後に気をつけることを解説の画像01

マンション査定では、査定前・査定時・査定後で注意するポイントが異なります。納得のいく形でマンション売却を進めるためには、それぞれの注意点を理解しておくことが大切です。
この記事では、タイミングごとにマンション査定の注意点を解説します。マンションを売却した経験がある方のアンケート結果も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。



マンション査定の注意点は「査定前・査定時・査定後」で異なる

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マンション査定で確認したいことは、査定のタイミングによって変わります。

タイミング 主な注意点
査定前 相場や物件情報を整理し、査定を受ける準備をする
査定時 物件情報を正確に伝え、査定価格の算出根拠を確認する
査定後 査定価格=成約価格と考えず、価格だけで依頼先を決めない

マンション査定について、査定前・査定時・査定後の注意点を順に説明します。

【独自調査】マンション査定経験者が「やったこと」と「もっとこうすればよかったこと」

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今回は、マンション査定経験者に「やったこと」と「もっとこうすればよかったこと」を調査しました。
査定のタイミングごとにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
調査概要:過去5年以内に、自分または共有名義で所有していたマンションを売却した回答者45人を集計。複数回答の設問は、各項目の回答者数を45人で除して割合を算出しています。

査定を受ける前

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査定前に実際にやったことでは、「周辺のマンション相場を調べた」が75.6%で最も多かったです。そして「同じマンションや近隣マンションの売出物件を調べた」が64.4%、「部屋を整理・清掃した」が46.7%と続きました。

査定を受けたとき

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査定時に確認・質問したことでは「査定価格の算出根拠」が62.2%、「プラスに評価された点」が57.8%でした。査定価格を受け取ったときには、金額だけでなく算出理由まで質問してみましょう。

査定結果が出たあと

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査定結果が出たあとに比較・確認したことでは、「自分で調べた相場」が60.0%、「他社の査定価格」が55.6%でした。一方、「査定価格の算出根拠」と「担当者の説明内容」はそれぞれ37.8%、「売却方法・販売方針」は33.3%でした。

売却を振り返って『もっとこうすればよかった』と思うこと

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売却全体を振り返った質問では「売却期間にもっと余裕を持てばよかった」「複数社に査定を依頼すればよかった」が18%となりました。そのほか「販売戦略を比較すればよかった」「室内の清掃・内覧準備をもっとすればよかった」などの意見がみられました。

マンション査定を受ける前の注意点

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マンション査定を受ける前の注意点を5つ紹介します。

・自分でもマンションの相場を確認しておく
・査定前に自己判断で大がかりなリフォームをしない
・マンションの資料やリフォーム・修繕履歴を整理しておく
・不具合や気になる点を整理しておく
・売却時期や希望条件を整理しておく

それぞれ見ていきます。

自分でもマンションの相場を確認しておく

査定を依頼する前に、自分でも周辺の取引情報を確認し、おおよその相場感を持っておきましょう。査定結果を受け取った際に、その金額について質問したり、周辺の取引情報との違いを考えたりするための判断材料になります。
国土交通省の「不動産情報ライブラリ」では、不動産取引価格や都市計画などを確認できるので、参考になります。
相場をチェックする際は、それぞれの価格について理解しておきましょう。

・査定価格:不動産会社などが提示する参考価格
・売出価格:売主が市場へ提示する価格
・成約価格:実際に売買契約が成立した価格

たとえば、ポータルサイトなどで見かける売出価格は売主が市場へ提示している価格であり、実際に売買契約が成立した成約価格とは区別する必要があります。
参考URL:国土交通省|不動産情報ライブラリ

査定前に自己判断で大がかりなリフォームをしない

査定価格を上げることだけを目的に、査定前の段階で自己判断により大きな費用をかけたリフォームを進めるのは避けてください。リフォームにかけた費用が、そのまま査定価格や成約価格へ反映されるとは限らないためです。
まずは現状のまま査定を受け、室内や設備の状態を担当者に確認してもらいます。修繕やリフォームを検討する場合は、査定結果や売却方針を確認したあとに、不動産会社へ相談しながら必要性を判断しましょう。

マンションの資料やリフォーム・修繕履歴を整理しておく

査定担当者が物件の情報を確認しやすいよう、手元にあるマンションの資料や、リフォーム・修繕の履歴を整理しておきます。なお、物件や不動産会社によって必要となる情報は異なるので、査定を依頼する会社に問い合わせてみてください。
資料の有無だけで査定結果が決まるわけではありませんが、担当者に物件の状況を正確に共有するための準備として役立ちます。

不具合や気になる点を整理しておく

把握している設備の故障や不具合、気になる箇所があれば、査定時に伝えられるようにまとめておきます。査定当日に思い出しながら説明するより、あらかじめ気になる点を整理しておくと伝え漏れを防ぎやすくなります。

売却時期や希望条件を整理しておく

売却時期などの希望がある場合は、相談する前に整理しておきます。
整理しておきたい内容を、いくつかピックアップしました。

・いつごろまでに売りたいか
・希望する売却価格
・売却にあたって重視している条件
・査定担当者へ相談したいこと

「早めに売りたい」「できるだけ高く」といった大まかな希望ではなく、「〇月までに」「〇万円~△万円を目安に売りたい」など具体的な数値で示すと、担当者との認識のズレを防ぎやすいです。

マンションの査定を受けるときの注意点

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マンションの査定を受けるときの注意点は、次のとおりです。

・マンションの不具合などを正確に伝える
・査定価格だけでなく算出根拠を確認する

ひとつずつ説明していきます。

マンションの不具合などを正確に伝える

査定時には、査定前に整理した不具合や修繕履歴など、把握している物件の状態を正確に伝えます。
売却後に不具合が見つかった場合、契約解除や違約金の支払いといったトラブルにつながる可能性があります。物件をよく見せるために不利な情報を隠すのではなく、現状を正しく伝えることが大切です。

査定価格だけでなく算出根拠を確認する

提示された査定価格そのものだけでなく「なぜその価格になったのか」を確認しましょう。
査定価格の説明を受ける際は、次のような点について質問します。

・どのような取引事例を参考にしたか
・どの条件をプラス・マイナスに評価したか
・自分のマンションの特徴が査定価格へどう反映されたか

査定理由も把握することで、価格の出し方や物件の評価にまつわる理解を深められます。

マンションの査定結果が出た後の注意点

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マンションの査定結果が出た後の注意点は、以下の3つです。

・査定価格=実際に売れる価格とは考えない
・査定価格が高いという理由だけで不動産会社を選ばない
・査定結果だけでなく担当者の説明も含めて依頼先を判断する

査定が出て終わりではなく、結果を比較した上で、自分に合った不動産会社を選ぶことが大切です。

査定価格=実際に売れる価格とは考えない

査定価格は、実際の成約価格を保証するものではありません。
算出根拠や相場などをもとに、査定価格の妥当性を判断します。今回のアンケート調査でも、「最も注意した方がよいと思ったこと」として、「査定価格をそのまま売れる価格だと思わない」を選んだ人が6人いました。
不動産査定書の見方は、こちらの記事で詳しく解説しています!
不動産査定書とは?どこでもらえる?無料・有料の違いや見方、必要書類を解説

査定価格が高いという理由だけで不動産会社を選ばない

査定価格の高さだけを理由に、売却を依頼する不動産会社を決めないようにしましょう。査定価格に差がある場合は、金額の差そのものよりも、なぜその価格になったのかを確認することが大事です。
「査定価格が高い=よい不動産会社」というわけではありません。自社で契約してもらうために、あえて相場より高い価格を提示する不動産会社も存在します。相場より高い価格で売り出した結果、物件が長期間売れない…といった事態にもなり得ます。
不動産会社の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事も要チェックです!
不動産売却はどこがいい?不動産会社の選び方と査定時のチェックポイント

査定結果だけでなく担当者の説明も含めて依頼先を判断する

依頼先を考える際は、査定を受ける過程での説明内容も判断材料にします。担当者の印象のほか、説明の分かりやすさや具体性などをチェックします。
確認したいのは、次のような点です。

・査定価格について具体的な説明があったか
・質問に対してわかりやすい回答があったか
・伝えた売却時期や希望条件を踏まえて説明しているか

査定価格の高さだけではなく、その説明に納得できるかも確認して依頼先を考えましょう。

マンション査定でやってはいけないこと

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マンション査定でやってはいけないことを、以下の表にまとめました。

やってはいけないこと 注意する理由
査定前に自己判断で大がかりなリフォームをする 費用が査定価格や売却価格へそのまま反映されるとは限らないため
不具合など査定に関係する情報を伝えない 物件の状況を正確に反映した査定を受けにくくなるため
査定価格をそのまま売出価格・成約価格だと考える それぞれ意味が異なる価格だから
高い査定価格だけを理由に依頼先を決める 価格の算出根拠や説明内容も判断材料になるため

それぞれ理解した上で、手続きを進めていきましょう。

マンション査定の注意点に関するよくある質問

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最後に、マンション査定の注意点に関して、よくある質問を紹介します。

マンション査定前に掃除はどこまですればいい?

査定前は、室内の広さや状態を確認しやすい程度に整理整頓しておけば十分です。
査定では、立地や築年数、間取り、建物の状態など、物件の資産価値に関わる要素が総合的に評価されます。そのため、多少のホコリや散らかりだけで査定価格が大きく変わるとは限りません。
ただし、荷物や私物が多すぎると室内の状態を確認しにくくなることがあります。大きな荷物や私物は邪魔にならない程度に片付け、担当者が室内を確認しやすい状態にしておくとスムーズです。

マンション査定だけ依頼して売却しなくてもいい?

マンション査定だけを依頼し、その後売却しなくても問題ありません。
査定は、現在の査定価格を把握したり、不動産会社の説明を聞いたりして、今後売却するかどうかを判断するための材料として活用できます。まずは査定結果を確認し、売却するかどうかを検討するとよいでしょう。

マンション査定は1社だけでもいい?

マンション査定は1社だけでも問題ありませんが、複数社に依頼するのがおすすめです。
査定額は会社によって、数十万〜数百万円の差が出ることも珍しくありません。つまり、1社だけに査定を依頼すると、その金額が妥当か判断することは難しいです。

不動産会社によって査定価格が違う場合はどうすればいい?

不動産会社によって査定価格が異なる場合は、単純に平均値を目安にしたり、最も高い査定価格だけで依頼先を決めたりせず、それぞれの査定価格の算出根拠を確認することが大切です。
具体的には、参考にした取引事例、プラス・マイナスに評価した条件、自分のマンションの特徴をどのように価格へ反映したかを質問します。自分で調べた周辺相場などとも照らし合わせながら、査定価格・根拠・説明内容に納得できる不動産会社に売却を依頼すると安心です。

まとめ|査定前・査定時・査定後の注意点を押さえてマンション査定を活用しよう

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マンション査定では、査定前・査定時・査定後の注意点を押さえた上で利用しましょう。
査定価格の高さだけで依頼先を決めるのではなく、参考にした取引事例や評価条件、担当者から受けた説明も含めて判断材料にしてください。査定価格はあくまで参考価格であり、実際の成約価格を保証するものではありません。
マンションの売却を検討しているなら、複数社に査定を依頼するのがおすすめです。査定結果を比較することで物件の価値が見えてきます。

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