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この記事では、モデルルーム見学後にマンションを購入した経験者40人へのアンケートをもとに、見落としやすいチェックポイントを整理しました。あわせて、モデルルームだけでは分からないこと、見学前に準備しておきたいこと、見学時に営業担当者に聞いておきたい質問も紹介します。



購入経験者40人が選んだモデルルームで見落としやすいポイント

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今回、モデルルーム見学後にマンションを購入した経験者40人を対象に、モデルルーム見学時に「見落としやすい」と思う項目についてアンケートを実施しました(複数回答)。まずは、回答結果の一覧を見てみましょう。

順位 項目 回答数 割合
1 標準仕様とオプションの違い 33人 82.5%
2 家具を置いた後の広さ 27人 67.5%
3 コンセントの位置 24人 60.0%
4 検討住戸との間取り・広さの違い 20人 50.0%
5 周辺環境 12人 30.0%
6 日当たり 11人 27.5%
7 収納量 10人 25.0%
7 キッチン・浴室・洗面など水回り 10人 25.0%
7 ごみ置き場 10人 25.0%
10 騒音 8人 20.0%
10 エレベーター・廊下・エントランスなど共用部 8人 20.0%
12 管理費・修繕積立金 7人 17.5%
13 駐輪場・駐車場 6人 15.0%
14 眺望 5人 12.5%
14 入居後の保証・アフターサービス 5人 12.5%

アンケート概要:有効回答数40人/対象はモデルルーム見学後にマンションを購入した経験者/2026年7月実施/選択式設問は複数回答

最も多かったのは「標準仕様とオプションの違い」

今回のアンケート回答者40人のうち、33人(82.5%)が「標準仕様とオプションの違い」を見落としやすい項目として選びました。モデルルームには、購入価格に含まれない有償オプションの設備や、販売のための演出として置かれた家具が使われています。アンケートの自由回答では、食器棚、壁紙、照明などについて、標準仕様と有償オプションの区別が分かりにくかったという声が複数寄せられました。

家具を置いた後の広さ・コンセントも半数以上が選択

「家具を置いた後の広さ」は27人が選んでおり、今回のアンケートでは67.5%に当たります。「コンセントの位置」は24人、60.0%でした。モデルルームに展示されている家具の大きさや配置が、自宅で使用する家具と同じとは限りません。手持ちの家具の寸法と照らし合わせて確認しましょう。また、コンセントやLAN配線の位置は、実際に家具・家電を置いてみないと使い勝手が分かりにくいです。
「検討住戸との間取り・広さの違い」も20人、50.0%が選んでおり、上位4項目はいずれも回答者の半数以上が選んだ結果になりました。

見落とす人の多さと入居後の影響は分けて考える

一方で、「管理費・修繕積立金」(7人、17.5%)や「日当たり」(11人、27.5%)、「騒音」(8人、20.0%)などは、回答数だけを見ると上位項目より少なくなっています。ただし、これは「見落としやすいと感じた人が少なかった」ことを示すものであり、「入居後に困らない」ことを意味するものではありません。
なお、今回のアンケートはモデルルーム見学後にマンションを購入した経験者40人を対象にした独自調査であり、マンション購入者全体の傾向を表す統計ではありません。

モデルルームで分かること・分からないこと

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モデルルームの見学だけで、どこまで判断できるのでしょうか。確認することを「モデルルーム内」「購入予定住戸」「建設地・周辺環境」の3つに分けて整理します。

確認する場所 確認できること・確認方法
モデルルーム内 設備の操作感、動線、内装材の質感など、実際に体を動かして確認できること
購入予定住戸(資料・質問) 間取り、専有面積、階数、方角、天井・梁・柱、窓、収納、コンセント等の違いを間取り図や仕様資料、営業担当者への質問で確認すること
建設地・周辺環境 駅からの道、騒音、におい、夜道の明るさ、周辺施設への経路などを、現地で自分の目で確認すること

モデルルーム内で実際に確認すること

モデルルームでは、許可された範囲で実際に触れたり、体を動かしたりしながら、以下の点をチェックしましょう。
・設備の操作感、使用感
・収納の開閉
・扉同士の干渉具合
・室内を歩いたときの動線
・内装材の色・質感
・モデルルームに置かれた家具を基準にした空間の見え方

購入予定住戸について質問・資料で確認すること

モデルルームと購入予定住戸は、フロア・向き・部屋番号によって、以下のような標準設備が異なる可能性があります。

・間取りタイプ
・専有面積
・階数
・方角
・天井や梁
・柱の位置
・窓の位置
・収納の配置
・バルコニーの形状
・コンセントや配線

営業担当者に質問したり、提供される間取り図・仕様資料を見たりして、購入予定住戸の設備や状態を把握しましょう。

建設地や周辺環境で確認すること

モデルルームの外にも、確認しておきたい項目があります。
・駅からの道
・坂や信号
・道路・鉄道等の音
・周辺のにおい
・夜道の明るさ
・スーパーや学校などへの経路
・前面建物との位置関係
・時間帯や曜日による違い
購入予定住戸は、建設地・周辺環境について現地で確認することが大切です。

モデルルーム見学前に準備する4つのこと

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アンケートでも、見学前の準備が当日の確認のしやすさに影響したという回答が多く寄せられました。ここからは、モデルルーム見学前に準備する4つのことを紹介します。

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予算上限と譲れない条件を家族で決める

見学当日までに予算や条件を整理しておかないと、モデルルーム全体の印象に紛れて、細かいポイント見落とすことがあります。事前に家族で話し合い、希望条件をまとめておきましょう。見学までに考えておきたい条件をいくつかピックアップしました。
・予算
・エリア
・駅からの距離
・間取り
・広さ
・入居時期
・周辺環境
アンケートでは、「希望条件の優先順位付けと予算上限の確定をしていたことで、見学時に冷静な判断ができた」という回答がありました。

家具・家電・カーテンの寸法を測る

「家具を置いた後の広さ」は、アンケートで2番目に多く選ばれた見落としやすい項目です。現在使用している家具・家電の寸法を測り、スマートフォン等に記録しておくと、見学時に役立ちます。

【寸法を測っておくもの】
・ベッド
・ソファ
・ダイニングテーブル
・冷蔵庫
・洗濯機
・テレビ台
・収納家具
・カーテン

アンケートでは、「現在の住まいで使っているベッド、ソファ、ダイニングテーブル、冷蔵庫、洗濯機の正確なサイズをスマートフォンのメモに控えて持参した」という意見がみられました。

購入予定住戸の間取り情報を確認する

購入予定住戸の間取り図や仕様資料を事前に目をとおし、標準仕様と有償オプションの記載ルールを把握しておくと、当日の質問がしやすくなります。
アンケートでは、「パンフレットや図面集の標準仕様とオプションの記載ルールを予習しておけばよかった。現地で何が標準なのか見分けるのに苦労し、質問ばかりで時間を取られてしまった」という回答がありました。

質問リストと比較シートを作る

見学当日に確認したいことをリストにまとめ、複数物件を比較するためのシートも用意しておくと、見学後の振り返りがしやすくなります。持ち物の例は以下のとおりです。

持ち物 用途
スマートフォン 写真撮影・メモ(撮影可否は事前確認)
メモ・質問リスト 気になった点や質問事項の記録
家具・家電の寸法 配置イメージの確認
メジャー 部屋の広さや収納の奥行きの実測
比較シート 複数物件を同じ項目で比較するための記録

撮影や採寸は、モデルルーム側の許可を得たうえで行いましょう。
アンケートでは、準備してよかったこととして、希望条件の整理、住宅ローンの事前審査、周辺環境のネットでの下見が多く挙げられました。一方、準備しておけばよかったこととして、家具・家電の採寸、周辺環境の昼夜の下見、標準仕様と有償オプションの記載ルールの予習が挙げられています。
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見学時に最優先で確認する4つのチェックポイント

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アンケートで「見落としやすい」と回答が多かった4項目を中心に、見学時の確認方法を紹介します。

標準仕様と有償オプションを見分ける

モデルルーム内の設備・内装は、以下の4つの観点で確認しましょう。

・標準仕様
・有償オプション
・参考展示
・家具・調度品

確認する際の質問例です。
・この設備は標準仕様ですか
・有償オプションの場合、価格に含まれていない部分はどこですか
・標準仕様の状態が分かる資料や写真はありますか
・有償オプションの申込期限はありますか
・展示されている家具や照明は販売価格に含まれますか
アンケートでは、「壁紙や備え付けの食器棚、リビングの間接照明など、豪華に見える演出のほとんどが有償オプションだった」という回答がありました。
個別の設備が標準仕様か有償オプションかは、見学時に質問しておくと、あとから後悔しにくいです。

モデルルームと購入予定住戸の違いを確認する

モデルルームと購入予定住戸で比較しておきたい項目は以下のとおりです。

項目 購入予定住戸で確認すること
間取りタイプ モデルルームと同じ間取りタイプかどうか
専有面積 モデルルームと同じ広さかどうか
階数・方角 階数や方角の違いによる採光・眺望への影響
部屋数 モデルルームと部屋数が同じかどうか
窓の位置 窓の数・位置がモデルルームと異なるか
柱・梁・下がり天井の位置 モデルルームと同じ位置にあるとは限らないか
収納の配置 収納の位置・数がモデルルームと異なるか
バルコニーの形状 形状や広さがモデルルームと異なるか
コンセントの位置 数・位置がモデルルームと異なるか
標準設備 モデルルームの展示設備と標準設備が一致するか

モデルルームと購入予定住戸で天井や梁・柱の位置が同じとは限らないため、違いの有無を営業担当者へ質問しましょう。図面だけでイメージしにくい場合は、どの部分に下がり天井や梁があるか説明を求めることをおすすめします。完成済み物件で実際の住戸を見学できる場合は、許可された範囲で確認することが重要です。
アンケートでは、「モデルルームは一番広い角部屋をベースに、さらに壁を取り払って開放感を出しているケースが多く、実際に検討していた中部屋の図面と比較すると、天井の高さや梁の出っ張りによる圧迫感でギャップを感じた」という回答がありました。

家具を置いた後の広さと生活動線を考える

以下の点を意識すると、入居後の生活をイメージしやすくなります。
・手持ち家具の寸法と比較する
・家具を置いた後の通路を想像する
・扉や引き出しを開けた際の動線を確認する
・冷蔵庫、洗濯機等の搬入・設置場所を確認する
・家族が増えた場合の収納量を考える
アンケートでは、「モデルルームの広い空間に惑わされず、手持ちの家具のサイズを測ってメモしていったことが、配置したときの実際の生活動線をイメージするのに役立った」という回答がありました。
必要な通路幅や収納量は、家具・家族構成・生活スタイルによって異なります。

コンセント・LAN・エアコンの位置を確認する

テレビやコンセント、LAN端子、エアコンの位置は、生活のしやすさに影響します。「自分が置きたい家具・家電の位置と合うか」という判断軸で確認しましょう。質問例は以下のとおりです。
・購入予定住戸のコンセント位置を確認できる資料はありますか
・テレビ端子やLAN端子はどこにありますか
・コンセントや端子の位置を変更できますか
・変更できる場合、期限や費用はどうなりますか
アンケートでは、「コンセントの位置と数を確認しなかったため、暮らし始めてからWi-Fiルーターを置きたい場所にコンセントがなく、延長コードが必要になった」という回答がありました。

場所別に確認するモデルルームのチェックポイント

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モデルルームの各場所では、実際に動きながら使用感・操作感を見てみると、生活のイメージがつかみやすくなります。

玄関・廊下|収納と扉の使いやすさ

玄関収納の扉を実際に開閉し、現在使っている靴やアウトドア用品が収まりそうか考えましょう。廊下の幅や扉の開き方も確認しておくと安心です。
アンケートでは、「シューズボックスの大きさを見ていなかった。同じ頃にできた他の物件に入居した家庭を見せてもらったとき、シューズボックスがとても大きかったです。収納力を気にする人は、そういう細かな点も見るとよいと思う」という回答がありました。

リビング・居室|家具配置と窓の位置

リビングでは、実際に置く予定の家具配置をイメージしながら歩いてみます。窓の位置や大きさも、モデルルームと購入予定住戸で異なる場合があるため、資料で確認しましょう。
アンケートでは、「実際に家具を置いたら狭く感じた」という回答がありました。

収納|幅・奥行き・棚・扉の開き方

収納は扉を一つずつ開け、奥行きや棚の位置を確認しましょう。生活用品がどのくらい収まりそうか、具体的にイメージすることが大切です。確認が漏れていると、入居後に収納場所が足りなくなる可能性があります。
アンケートでは、「収納の量を一つずつ開けて確認したことで、生活用品の置き場所を具体的にイメージできた」という回答がありました。

キッチン|高さ・収納・家電・ごみ箱の位置

実際にキッチンに立つことで、作業スペースの高さや収納の使いやすさを把握します。冷蔵庫やごみ箱を置く位置も考えておくと、入居後の家事動線をイメージしやすいです。
アンケートでは、「キッチンのワークトップの高さと吊り戸棚の使い勝手を、実際に調理する姿勢をとって確認できたのがよかった」という回答がありました。

浴室・洗面・トイレ|広さ・収納・手入れ

浴室や洗面所では、実際に中で動いてみて広さや使いやすさをチェックしましょう。毎日使う場所なので、手入れのしやすさも意識することがポイントです。
アンケートでは、「浴室や洗面所の広さを確認したことで、実際に立って動きやすさをイメージできた」という回答がありました。

窓・バルコニー|形状・物干し・視線

バルコニーでは、洗濯物を干す動線を想像しながら形状や広さを見てみましょう。可能であれば、隣接する建物との距離感も見ておくと安心です。確認が足りていないと、入居後に「洗濯物を干すスペースが思ったよりせまい」と感じるかもしれません。
アンケートでは、「モデルルームでは広めのバルコニーが展示されていたが、実際の住戸は少し狭く、洗濯物を干すスペースが思ったより限られていた」という回答がありました。

モデルルームの外で確認するチェックポイント

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モデルルームの中だけでなく、建設地や周辺環境も確認しておくことで、入居後のギャップを減らせます。

購入予定住戸の日当たり・眺望を確認する

購入予定住戸の日当たり・眺望として確認する点は、以下のとおりです。
・方角
・階数
・窓の位置
・前面建物との位置関係
・日当たりや眺望に関する説明資料の有無
・周辺の建築予定について把握できる情報
・建設地周辺の状況
アンケートでは、「日当たりと明るさについて、窓の向きと大きさに対してどの時間帯に光が入るか見落としてしまった」という回答がありました。

騒音・におい・周辺の建築予定を確認する

現地は、平日と休日、昼と夜、通勤・通学時間帯など、異なる条件で足を運ぶのがおすすめです。ただし、必ず複数回行かなければならないというものではありません。治安についても、印象だけで「良い」「悪い」と判断せず、犯罪発生情報なども参考にしましょう。
アンケートでは、「見学時間以外のマンションの様子(平日と休日、日中と夜間)を確認しておらず、見学のときは良い雰囲気でも、居住者がいる時間帯の騒音や周囲の状況で不快に感じることがあった」という回答がありました。
また、「防音性がどれくらいあるかを確かめさせてもらえたことがよかった。音とにおいは自分ではどうにもならないため、この点は営業担当者に聞いておくべき」という回答もありました。

エレベーター・共用廊下・ごみ置き場を確認する

未完成物件では、実際の共用部を見られないケースがあります。その場合は、以下について問い合わせましょう。
・建物配置の説明
・共用施設の位置
・エレベーターの配置
・ごみ置き場までの動線
・駐車場・駐輪場の場所
・利用条件
・管理規約案・使用細則案
具体的な台数や距離などは、候補物件ごとに確認しましょう。
アンケートでは、「エレベーターが1機しかないことを見落としていた」という回答や「ゴミ置き場までの距離や使いやすさを確認しなかった。毎日のことなので意外と重要だった」という回答がありました。

駐車場・駐輪場・宅配ボックスを確認する

駐車場・駐輪場の台数や料金、宅配ボックスの有無・数は物件によって異なります。特に駐車場は、車のサイズ制限(全高・車幅等)やEV充電設備の有無、利用条件や決定方法(抽選の有無など)を、営業担当者や管理規約案・使用細則案で確認しましょう。

駅までの道を時間帯・曜日を変えて歩く

駅までの道は、坂や信号の有無、夜道の明るさなどを実際に歩いて把握しましょう。可能であれば、時間帯や曜日を変えて確認すると、印象の違いに気づきやすくなります。
アンケートでは、「周辺環境を昼間しか確認しなかった。夜間や休日の交通量、街灯の明るさ、騒音まで見ておけば、より安心して判断できたと思う」という回答がありました。

学校・スーパー・病院などへの動線を確認する

通学路や買い物、通院のための経路も、実際に歩いてチェックしておくと、入居後の生活イメージがつかみやすいです。
アンケートでは、「保育園や小学校までの通学ルートを実際に歩いて確認しておけばよかった。子育てを始めてから利便性の大切さを実感した」という回答がありました。

費用・管理・修繕で確認すること

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ここからは、モデルルームの見た目だけでは分からない、購入時・入居後の費用やルールについても紹介します。
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モデルルームで追加確認したい費用

物件価格以外にも、モデルルームでの検討時や購入に伴って以下のような費用がかかる場合があります。
・有償オプション費用
・管理準備金・修繕積立基金等の一時金
・登記費用や税金(印紙税、登録免許税など)
・火災保険料や地震保険料
・引っ越しや家具、家電にかかる費用
具体的な金額や物件価格に対する割合は、販売担当者に確認したり、候補物件の費用一覧で照合したりしておきましょう。

管理費・修繕積立金・駐車場代

入居後は、以下のような継続費用が発生します。
・住宅ローン返済
・管理費
・修繕積立金
・駐車場・駐輪場代
・固定資産税等
・インターネット等の利用料
すべての物件で同じ費用が発生するとは限りません。継続して発生する費用を、物件ごとに整理することが大切です。

修繕積立金の将来的な変更予定

修繕積立金については、以下の内容を把握しておくと安心です。
・現在示されている金額
・将来の変更予定
・一時金予定の有無
・計画を確認できる資料の有無
アンケートでは、「修繕積立金が将来的に何年ごとに、いくらぐらい上がる計画になっているかを確認しておくべき」という回答が複数寄せられました。

管理規約と共用施設の利用条件

駐車場・駐輪場、ペット飼育、楽器演奏、リフォームなどのルールは、管理規約案や使用細則案で確認できます。営業担当者への質問だけでなく、書面でも確認しておきましょう。

保証・アフターサービスの範囲

保証・アフターサービスについての確認事項は、以下のとおりです。
・対象となる設備・部位
・対象期間
・申請方法
・問い合わせ窓口
・保証とアフターサービスの違い
具体的な期間は物件や売主によって異なるため、候補物件ごとに確認しましょう。

モデルルームで営業担当者に聞く質問リスト

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モデルルーム見学時に聞いておきたいことをカテゴリごとにまとめました。質問リストとしてぜひ活用してみてください。

カテゴリ 質問例
購入予定住戸 ・このモデルルームと購入予定住戸の違いを教えてください
・間取り、窓、収納、梁、柱などの違いを確認できる資料はありますか
・購入予定住戸のコンセントや配線を確認できますか
・完成後の状態をイメージできる資料(図面集、日影図、眺望写真など)はありますか
標準仕様・有償オプション ・展示されている設備のうち、標準仕様はどれですか
・有償オプションはどれですか
・標準仕様の状態を確認できる資料や写真はありますか
・有償オプションの価格と申込期限を確認できますか
費用 ・物件価格以外に必要な費用を一覧で確認できますか
・有償オプションを含めた支払総額の目安を確認できますか
・管理費や修繕積立金以外に毎月・毎年必要な費用はありますか
・修繕積立金の変更予定を確認できる資料はありますか
・入居時に必要な一時金はありますか
管理・共用部 ・管理規約案と使用細則案を確認できますか
・駐車場・駐輪場の利用条件や決定方法を教えてください
・ごみ出しの時間や方法にルールはありますか
・ペット、楽器、リフォーム等のルールはありますか
周辺環境 ・現時点で把握している周辺の建築計画はありますか
・日当たりや眺望に関する説明資料はありますか
保証 ・保証とアフターサービスの内容を確認できる書類はありますか
・保証対象となる設備や期間を教えてください
・入居後の問い合わせ先はどこですか

営業担当者の口頭回答だけで確定した事実として受け取らず、重要な内容は提供資料や契約関係書類でも確認することで、トラブルを防ぎやすくなります。

見学後は比較表を使って複数物件を比べる

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1件のモデルルームだけを見ると、その物件のよい印象だけが残りやすくなります。見学後は、複数物件を比較しましょう。

見学後に写真とメモで情報を整理する

見学の記憶が新しいうちに、許可を得て撮影した写真とメモを整理しておくと、後で振り返りやすくなります。
アンケートでは、「スマートフォンのカメラで、気になった場所、収納の中、眺望などを写真に残すと、帰宅後の検討がしやすくなる」という回答がありました。

同じ項目で「○・△・×・要確認」を付ける

比較する際は、以下の4段階で評価すると分かりやすいです。
・○:希望条件を満たす
・△:許容できるが気になる点がある
・×:希望条件に合わない
・要確認:資料・質問・現地確認が必要

価格だけでなく継続費用と生活動線を比較する

物件価格だけでなく、管理費・修繕積立金などの継続費用や、家具を置いた後の生活動線まで含めて比較すると、入居後のイメージに近づきます。

譲れない条件に合うかを家族で確認する

比較表の「〇」の数だけで決めるのではなく、譲れない条件に「×」がついていないかを家族でチェックしましょう。
以下は比較表の例です。物件ごとに列を追加し、評価してみてください。

比較項目 評価(○・△・×・要確認) メモ
立地・駅までの経路            
物件価格
購入時費用
管理費・修繕積立金
間取り
家具配置
収納
水回り
コンセント・配線
標準仕様
有償オプション
日当たり
眺望
周辺環境
共用部
駐車場・駐輪場
保証・アフターサービス

アンケートでは、Excelや一覧表を使って複数物件を比較したという回答が複数寄せられました。
比較表で「要確認」を埋めていくと、営業担当者に質問すべき点や、他の物件と比べて確認したい点が具体的になります。

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モデルルーム見学に関するよくある質問

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購入するか決めていなくても見学できる?

モデルルームは、購入を決めていない段階でも見学できます。将来の参考にしたい、という理由でモデルルームを見学する方は多いです。

予約は必要?

多くの物件で事前予約制が取られています。予約時に、撮影や採寸の可否、子ども同伴の可否なども合わせて問い合わせておくと安心です。

所要時間はどのくらい?

一般的に、モデルルームの見学と説明・商談を合わせた所要時間は、2時間〜3時間程度が目安です。
当日は物件概要の説明(コンセプトムービーの鑑賞やジオラマ模型の案内)から始まり、実際のモデルルーム内見、住宅ローンの試算や商談まで行うケースが多いためです。見学後の予定には余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

何を持っていけばよい?

スマートフォン、メモ、質問リスト、家具・家電の寸法、メジャーなどがあると便利です。

写真や動画を撮ってもよい?

撮影の可否は物件によって異なります。採寸も含め、見学前に許可を得てから行いましょう。

何件くらい見学すればよい?

2~5件ほどモデルルームを見学するのが望ましいです。少なすぎても多すぎても、条件の比較や判断が難しくなります。

まとめ|購入予定住戸との差を確認して複数のマンションを比較しよう

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モデルルームは、豪華な内装や演出に目を奪われがちですが、購入判断に必要な情報を集める場でもあります。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
・標準仕様とオプションの違いをチェックする
・モデルルームと購入予定住戸を同一視しない
・家具配置後の広さを考える
・コンセントや配線を確認する
・日当たり・騒音・周辺環境はモデルルーム外でも確認する
・費用や管理条件は資料で確認する
・分からない項目は契約前に解消する
・1件の印象だけで決めず、同じ条件で複数物件を比較する

モデルルームを見学すると「もう少し収納が欲しい」「駅からの距離を優先したい」「管理費を含めて予算を見直したい」など、自分たちが重視する条件が具体的になってきます。見学した1件だけで決めず、同じエリアや価格帯のマンションも比較してみましょう。
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