トイレタンクの水受け・壁・床の汚れの特徴は?

こんにちは!三度の飯より掃除が好き、おそうじペコです。
今回のテーマは「トイレタンクの水受け・壁・床の掃除」です。
トイレタンクの水受けについているザラザラした汚れは水垢です。使用後に水を流しそのままにしているため、水分が蒸発してミネラル分だけが残留し頑固な水垢になってしまうのです。また壁や床には尿汚れがついています。
男性が立って使用した場合、尿が飛び散る範囲は便器内に収まりきらず、想定よりずっと広範囲(※)だそうです。注意したいのは床だけではなく壁にも飛んでいるという点です。床をしっかり掃除していてもなんとなくまだ臭う場合は、壁の拭き掃除をしていないからかもしれません。
※洗剤メーカーの実験では男性が立ったまま使用した場合便器の一番手前から前方に最大40センチ、壁には30センチの高さまで尿が飛散、また男性一日分で2300滴の尿が便器の外に飛散するという報告があります。(産経新聞ENAKより参照)
トイレタンクの水受け・壁・床掃除におすすめの掃除道具

1)お酢 穀物酢
水垢を緩ませる効果があり尿汚れや臭いにも効果があります。クエン酸と違って揮発するため二度拭きが必要ないので、洗い流せない拭き掃除に便利です。

2)茂木和哉
水垢落としに効果があるクリームタイプの特殊洗剤です

3)ピカッと輝くシート(花王)
ザラザラした特殊繊維のかきとりファイバーは傷がつきにくいのにしっかりと汚れを擦り取ることができます。しつこい汚れの擦り洗いに便利です。

4)水垢輪ジミ用研磨スポンジ
研磨剤入りのヤスリです。陶器にこびりついた水垢や汚れをこすりとるのに使用します。
トイレタンクの水受け・壁・床掃除の5ステップ

▼ステップ1
水受けタンクにお酢湿布をします。酸性のものは金属を劣化させる作用があるので水栓はラップで覆うなどして養生します。お湯とお酢で作った液(基本のレシピ穀物酢1:お湯1の割合)に浸したキッチンペーパーを貼りつけて30分ほど放置して汚れを浮かせます。

▼ステップ 2
お酢湿布をしている間に、残ったお酢液をスプレーボトルに入れて雑巾でドア→腰から下の壁紙→床の順番に拭き掃除をします。
お酢の酸性は尿汚れと、アンモニア臭を打ち消す効果があります。またクエン酸と違い、成分が揮発するので二度拭きをする必要はありません。お酢の香りが気になりますが時間の経過とともに薄まります。
※お酢は酸性なので、ドアや壁紙が酸性に弱い素材の場合は中性洗剤をご利用ください。

▼ステップ 3
水受けのお酢湿布を剥がし、ピカッと輝くシートで擦り洗いします。緩んだ水垢+シートのかきとりファイバー効果でより水垢が落ちやすくなります。
※特殊コーティングされている素材の場合は傷つく恐れがあるのでテストしてからシートを利用してください。

▼ステップ 4
ここから先はステップ 3で落ちきらなかった場合です。水垢に効果のある茂木和哉を使用します。ピカッと輝くシートにつけて、小さな円を描くように擦っていきます。水で流してから拭きをして仕上げます。

「茂木和哉」は水栓やお風呂場の鏡のウロコ落としというイメージがありますが、このように陶器についたザラザラ水垢にも効果があります。黒っぽいざらついた汚れがつるつるになりました。
それでも落ちない場合!

▼ステップ 5
ほぼステップ4で落ちると思いますが、それでも落ちきれない酷い汚れがある場合は「奥の手」として研磨材入りのスポンジで擦り落とします。汚れを浮かせてとるのではなく、汚れを削り取るイメージです。
ただし、汚れと共に目に見えない小さい傷が下地にもついてしまいます。一見綺麗になっても汚れが再付着しやすくなったり、ツヤがなくなったりします。メラミンスポンジで擦る方法も同じことが言えるので「最後の手段」として心して使用してください。

トイレ掃除の大切なポイントとして今日はこの2つの掃除場所をピックアップしました。トイレの壁掃除は意外とされていない方も多いのでは?お酢は除菌効果もあるのでサッパリした気持ちになります。
また、タンクの水受けは汚れの度合いによって掃除の対処方法があります。なるべく一番簡単な方法で落とせるうちに綺麗にしてその状態をキープできるように心がけたいですね。
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