ベッドのサイズの選び方&一覧表!シングル・ダブル・クイーン・キングを比較の画像01

快適な睡眠環境を作るうえで、ベッドのサイズは重要なポイントです。
そこで本記事では、ベッドのサイズを一覧表も用いてわかりやすく解説します。
自分に合うベッドの選び方も紹介するので、サイズ選びに迷っている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



ベッドのサイズ一覧表

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はじめに、ベットのサイズを一覧表で紹介します。
日本の家具店などで販売されているベッドの種類は、主に以下の6つです。
各ベッドの横幅を表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
なお、縦の長さはどのベッドも195㎝程度です。

ベッドの種類 横幅
セミシングル 70~98cm
シングル 98㎝
セミダブル 120㎝
ダブル 140㎝
クイーン 160㎝
キング 180㎝

上記の数値は、日本のベッドのサイズの目安です。国によってサイズは異なるので、海外製のベッドを購入する際は注意してください。

ベッドのサイズと特徴

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次に、ベッドのサイズごとに特徴と対応人数を紹介していきます。

1.セミシングル(1人用)
2.シングル(1人用)
3.セミダブル(1人~2人用)
4.ダブル(1人~2人用)
5.クイーン(2人用)
6.キング(2人~3人用)
7.ロング丈
8.ショート丈

前章で紹介した6つのベッドに加えて、縦幅が異なる「ロング丈」「ショート丈」のベッドも取り上げます。
どんなベッドを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.セミシングル(1人用)

セミシングルベッドは、一般的なシングルベッドよりもさらにコンパクトなサイズのベッドです。
人が寝返りをうつのに必要な横幅は、70㎝程度だといわれています。
セミシングルベッドの横幅は70㎝〜98㎝なので、最低限の大きさを満たしたベッドだといえるでしょう。
子供用にベッドを購入する場合や、狭い部屋にベッドを設置したい場合などにおすすめです。
ただ、子供にセミシングルベッドを買うと、成長したときに窮屈に感じる可能性があります。
子供の成長に合わせてベッドを買い替える必要が出てくるでしょう。

2.シングル(1人用)

シングルベッドは、一般的な1人用ベッドです。
横幅は98㎝程度なので、1人であれば充分に寝返りをうてます。
シングルベッドは、販売店で取り扱っているベッドの中で最も種類が豊富です。さまざまな形やデザインの中から選べるので、自分好みのベッドが見つかりやすいでしょう。
6畳以下の部屋に設置する場合や、一人暮らしの方におすすめです。

3.セミダブル(1人~2人用)

セミダブルベッドは、体格の大きな人や、ベッドでゆったりくつろぎたい人におすすめの1人用ベッドです。
友人や恋人などが遊びに来る機会が多く、2人で寝る場合がある方にもおすすめですね。
横幅は120㎝程度で、シングルベッドよりも20㎝ほど大きくなります。
6畳〜8畳ある部屋に設置すれば、圧迫感なく使用できますよ。

4.ダブル(1人~2人用)

ダブルベッドは、2人で使用される場合が多いベッドです。1人でも、「高級ホテルのように贅沢に寝転がりたい」という方にはおすすめできるでしょう。
横幅は140㎝程度あるので、シングルベッドに比べるとかなり大きくなります。
ただ、2人で使用する場合は少し窮屈に感じてしまう可能性も。夫婦や恋人とゆったりと寝転がりたいなら、さらに大きなサイズのベッドの方がおすすめです。
ダブルベッドは、寝室がある場合は6畳程度、ワンルームマンションなら8畳程度の大きさの部屋に適しています。

5.クイーン(2人用)

クイーンベッドは、大人2人が余裕を持って寝転がれるサイズのヘッドです。横幅は160㎝程度あります。
小さなお子さんがいる家庭なら、お子さんも含めて3人で眠ることもできるでしょう。
ただ、クイーンサイズのベッドはかなり大きいので、設置にはそれなりの広さの部屋が必要です。
8畳以上ある部屋であれば、圧迫感なく使用できるでしょう。

6.キング(2人~3人用)

一般的に取り扱われている日本のベッドの中で、最も大きいサイズなのがキングベッドです。
横幅が180㎝程度あり、シングルベッドの約2倍。大人2人で寝るのはもちろん、子供も含めて3人〜4人で寝ることもできるでしょう。
一般的に、ホテルのダブルルームに設置されているのがキングサイズやクイーンサイズのベッドです。
キングサイズのベッドはかなり大きいので、設置するには広い部屋が必要になります。
圧迫感なく使用したいなら、10畳以上ある部屋に置くのがおすすめですよ。

7.ロング丈

横幅ではなく縦幅が大きいのが、ロング丈のベッドです。
通常のベッドだと、縦幅は195㎝程度。しかし、ロング丈のベッドは縦幅が200㎝以上あります。
身長が180㎝以上ある長身の方は、ロング丈のベッドを選ぶとゆったり眠れますよ。

8.ショート丈

逆に、縦幅が小さいのがショート丈のベッドです。
ショート丈のベッドの大きさは、横幅80㎝×縦幅180㎝程度。小さなお子さんや小柄な人におすすめできるでしょう。
コンパクトで場所を取らないので、狭い部屋に設置するのもおすすめです。
ただ、お子さんにショート丈のベッドを買う場合は、身長が伸びると窮屈に感じるかもしれません。
成長に合わせてベッドを買い替える必要が出てくるでしょう。

自分に合うベッドがわからないときの選び方

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自分に合うベッドがわからないときの選び方を、3つ紹介します。

1.体格に合わせて選ぶ
2.一人暮らしや夫婦など人数で選ぶ
3.部屋の大きさに合わせて選ぶ

上記の3つを心がけて選べば、快適に過ごせるベストサイズのベッドが見つかるはずです。
以下で詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

1.体格に合わせて選ぶ

自分の体格に合わせてベッドを選ぶようにしましょう。
一般的には、「自分の肩幅+40㎝〜50㎝」の横幅があるベッドが、快適に眠れるサイズだといわれています。
自分の肩幅を測って、最適なベッドのサイズを見つけましょう。
女性の肩幅は40㎝以下の場合が多いので、セミシングルやシングルサイズでも充分です。
男性の場合は、肩幅が50㎝近くある方もいます。シングルやセミダブルサイズを選んだ方が、快適に過ごせるでしょう。
また、ベッドの理想的な縦幅は、「身長+20㎝」です。したがって、身長が180㎝以上ある方は、ロング丈のベッドも検討するようにしてください。

2.一人暮らしや夫婦など人数で選ぶ

ベッドを使用する人数で選ぶのもおすすめの方法です。
体格によって多少の差はあるものの、ベッドの種類ごとに推奨人数があります。
推奨人数に合わせて選べば、問題なく使用できるでしょう。
使用人数とおすすめのベッドの種類を以下の表にまとめたので、参考にしてください。

使用人数 ベッドの種類
1人 セミシングル、シングル、セミダブル
2人 ダブル、クイーン
3人~4人 クイーン、キング

なお、上記は日本のベッドのサイズを基準に計算しています。

3.部屋の大きさに合わせて選ぶ

快適な生活を送りたいなら、部屋の大きさに合わせてベッドを選ぶようにしましょう。
部屋の大きさのわりにベッドが大きすぎると、圧迫感が出て生活しづらく感じてしまいます。
他の家具を置けなくなってしまったり、生活導線を塞いでしまったりするので、部屋の大きさに配慮することは大切です。
以下で、部屋の大きさに合わせて最適なベッドを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【4.5畳~5畳】

4.5畳〜5畳の寝室には、セミシングル・シングル・ショート丈のベッドがおすすめです。
これ以上大きなベッドを置いてしまうと、圧迫感が出て動きづらくなってしまいます。
また、寝室ではなく1Kや1Rの住宅で、寝る場所と生活スペースが一緒になっている場合は、セミシングル・ショート丈のベッドを選びましょう。

【6畳】

寝室が6畳程度の広さの場合は、シングル・セミダブルのベッドがおすすめです。
1Kや1Rで、6畳あっても寝る場所と生活スペースが一緒になっている場合は、シングルベッドを選んだ方が生活しやすいでしょう。

【8畳】

寝室が8畳ある場合は、ダブルベッドを置いても問題なく生活できます。また、縦幅が大きいロング丈のベッドを置いても大丈夫です。
1Kや1Rで、寝る場所+生活スペースで8畳ある場合は、シングル・セミダブルのベッドを選びましょう。ダブルベッドを置いてしまうと、少々窮屈に感じてしまうかもしれません。

【10畳以上】

寝室が10畳以上ある場合は、クイーン・キングベッドを選んで高級感を演出してみましょう。
まるでホテルのような雰囲気を味わえますよ。
1Kや1Rで、寝る場所+生活スペースで10畳程度ある場合は、ダブルベッドがおすすめです。

ベッドの種類によって高さも異なる!

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ベッドの広さだけではなく、高さも種類によって異なります。
自分に合った高さのベッドを選ぶことで、より快適に過ごせるようになるでしょう。
高さが異なる4種類のベッドを以下で紹介します。

1.ローベッド・マットレスベッド・すのこベッド
2.脚付きベッド・収納付きベッド
3.大容量収納ベッド
4.2段ベッド・ロフトベッド

ベッド選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.ローベッド

ローベッドは、ベッドの脚が短く、高さが低いベッドのことです。
中には脚が付いていない、「フロアベッド」と呼ばれるものもあります。
高さの低いベッドは圧迫感が出ないので、部屋が広く見えるという点がメリット。
狭くて導線が確保しづらくても、比較的通りやすいです。
また、小さなお子さんがベッドから落下する事故を防げるのも魅力的ですね。
ただ、脚が短い分ベッド下のスペースが狭くなるので、収納として活用するのは難しくなります。

2.脚付きベッド・収納付きベッド

一般的な高さのベッドが、脚付きベッドや収納付きベッドです。
特に収納付きベッドは、ベッド下に引き出しが付いているので、洋服や小物、使っていない毛布などを収納できます。
「部屋が狭くて収納スペースが少ない」という方にもおすすめできるでしょう。
ただ、ベッドにある程度の高さがあるので、狭い部屋に設置すると圧迫感が出てしまうかもしれません。

3.大容量収納ベッド

収納付きベッドよりもさらに高いベッドが、大容量収納ベッドです。
ベッド下の収納スペースが、通常の収納付きベッドよりも広くなります。
「物が多いので収納スペースが欲しい」という方におすすめできるでしょう。
ただ、一般的なベッドに比べると高さがあるので、お子さんが使用する場合は注意が必要です。落下して怪我をしないように、注意して見ておく必要があります。

4.2段ベッド・ロフトベッド

最も高さが出るベッドが、2段ベッドやロフトベッドです。秘密基地のような空間を作れるアイテムとして、人気を集めています。
ロフトベッドの下のスペースに机や椅子、棚などを置けば、スペースの節約にもつながりますよ。
ただ、2段ベッドの上の段やロフトベッドは、高さがかなり高くなります。落下すると大きな怪我につながるので、お子さんが使用する場合は細心の注意を払いましょう。

無印良品のベッドを使用したカスタマイズを紹介!

おしゃれなベッドのカスタマイズを、ririri031さんのインスタグラムの投稿から紹介します。
「今後新しいベッドを購入しようと思っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ririri031さんは、無印良品のベッドを長年愛用しているそう。
カビの発生や軋みもなく10年使用しているそうなので、コストパフォーマンスに優れたベッドですよね。
見た目がシンプルなので、どんなイメージの寝室にも合わせやすいでしょう。
脚やベッドフレームが別売りなので、自分好みにカスタマイズできるのも魅力的ですね。
ririri031さんは、シングルベッドとセミダブルベッドを並べてゆったりと使っているそうです〜!
ririr031さんは他にも、お掃除術や生活に役立つ便利グッズを発信しているので、気になる方はチェックしてみてください。

ベッドのサイズに関するよくある質問

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最後に、ベッドのサイズに関するよくある質問3つに回答します。

1.日本とアメリカではベッドのサイズが違う?

日本とアメリカでは、ベッドのサイズが違います。
日本ではメートル法を使用していますが、アメリカではヤードポンド法を使用しているからです。
参考までに、アメリカの代表的なベッドの種類と大きさを、以下の表にまとめました。

ベッドの種類 大きさ
ツイン 横96㎝×縦190㎝
フル 横135㎝×縦190㎝
クイーン 横152㎝×縦202㎝
キング 横193㎝×縦203㎝
カリフォルニアキング 横183㎝×縦213㎝

表を見るとわかるように、日本とアメリカでは、ベッドの種類の呼び名が異なる部分があります。
また、日本と呼び名が同じベッドでも、サイズに多少違いがあります。
アメリカ産のベッドを購入するときや旅行に行く場合には、しっかりと大きさを確認するようにしましょう。

2.キングサイズよりも大きなベッドはある?

キングサイズよりも大きいベッドは存在します。
「ワイドキング」と呼ばれる種類で、横幅は200cm〜220cm程度。
「子供も含めて家族全員で同じベッドを使用したい」と考えている方には最適です。
ぜひ検討してみてください。

3.高齢者におすすめのベッドの大きさや種類は?

高齢者には、セミダブル以上のサイズのベッドがおすすめ。
広さに余裕がないと、ベッドから転落してしまうリスクがあるからです。
また、なるべく腰に負担がかからない高さのベッドを選ぶようにしましょう。
低すぎても高すぎても適していません。
一般的には、身長の4分の1程度の高さが使いやすいといわれています。
参考にしつつ、その人に合ったベッドの高さを見つけていきましょう。

自分に合ったサイズのベッドを選んでゆっくり身体を休めよう!

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快適な睡眠環境を作るには、ベッドのサイズ選びが大切です。
ベッドのサイズが合っていないと、寝心地が悪くなってしまったり、部屋の中に圧迫感が生まれてしまったりします。
本記事では、ベッドのサイズごとの特徴や、自分に合ったベッドの選び方について解説しました。
本記事の内容を参考にしながら、自分にぴったりのベッドを見つけてみてください。

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