
合計105個のことわざを通して、日本語の楽しさや人生の教訓を学んでみませんか。
毎日の生活の中で役に立つことわざを知っておくと、考え方や人との関わりがぐっと豊かになります。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
- 前向きな生き方を表すことわざ
- 暮らしや仕事の知恵を表すことわざ
- 人間関係を円滑にすることわざ
- 動物が登場することわざ
- 自然や季節に関することわざ
- 子どもにも教えたいことわざ
- 意外と知られていないけれど深いことわざ
- ことわざを日常で上手に使おう
前向きな生き方を表すことわざ

落ち込んだときや悩んだとき、励ましてくれることわざがあります。ここでは、前向きな気持ちを思い出させてくれる言葉を紹介します。
石の上にも三年
石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)とは、あきらめずに続けていれば、いつか結果が出るという意味です。
ことわざの使用例
勉強が苦手でも、毎日コツコツ続けたので、試験に合格できた!
まさに「石の上にも三年」ですね。
▶似た意味のことわざ:継続は力なり、千里の道も一歩から、雨だれ石をうがつ
七転び八起き
七転び八起き(ななころびやおき)とは、何度失敗しても立ち上がることが大切という意味です。
ことわざの使用例
何度転んでも、練習を続けたら上手に自転車に乗れた!
「七転び八起き」だね。
▶似た意味のことわざ:失敗は成功のもと、負けるが勝ち、転んでもただでは起きぬ
けがの功名
けがの功名(けがのこうみょう)とは、怪我をするなどマイナスな事象やトラブルのあとに、かえって良いことが起きるという意味です。
ことわざの使用例
クラスで意見がぶつかったけど、話し合って仲が深まった。
まさに「けがの功名」だね。
▶似た意味のことわざ:災い転じて福となす、苦あれば楽あり、雨降って地固まる
明日は明日の風が吹く
明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)とは、今日のことは今日で終わり、明日は明日の運があるという意味です。
スペイン語での「ケ・セラ・セラ(どうにかなる)」も同義語として挙げられます。
ことわざの使用例
テストがうまくいかなかったけど、「明日は明日の風が吹く」って思って前向きに行こう。
▶似た意味のことわざ:なるようになる、塞翁が馬、明日は明日の陽が昇る
笑う門には福来たる
笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)とは、いつも笑顔でいると、幸せがやってくるという意味です。
ことわざの使用例
朝から笑顔であいさつしたら気分もいい。
「笑う門には福来たる」だね。
▶似た意味のことわざ:笑って損した者なし、笑う顔に矢立たず
暮らしや仕事の知恵を表すことわざ

毎日の生活や勉強にも役立つことわざがあります。上手に時間を使い、工夫して暮らすヒントになる言葉を見ていきましょう。
時は金なり
時は金なり(ときはかねなり)とは、時間はお金と同じくらい大切という意味です。
ことわざの使用例
宿題を早く終わらせて遊ぶ時間を作るのも「時は金なり」ですね。
▶似た意味のことわざ:一寸の光陰軽んずべからず、歳月人を待たず
塵も積もれば山となる
塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)とは、小さな努力を続けると、大きな成果になるという意味です。
ことわざの使用例
毎日10分の読書でも、「塵も積もれば山となる」よ。
▶似た意味のことわざ:継続は力なり、ローマは一日にして成らず
二兎を追う者は一兎をも得ず
二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)とは、欲張るとどちらも手に入らないという意味です。
ことわざの使用例
ゲームと宿題を同時にやろうとしてどちらも中途半端、「二兎を追う者は一兎をも得ず」だね。
▶似た意味のことわざ:多芸は無芸、虻蜂取らず
三人寄れば文殊の知恵
三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)とは、みんなで考えれば、いいアイデアが出るという意味です。
ことわざの使用例
チームで話し合って新しい案を思いついた、「三人寄れば文殊の知恵」だね。
▶似た意味のことわざ:衆知を集める、寄らば大樹の陰
急がば回れ
急がば回れ(いそがばまわれ)とは、急ぐときほど、あわてず安全な道を選ぶ方が早いという意味です。
ことわざの使用例
近道を行こうとして迷った、「急がば回れ」ってこういうことだね。
▶似た意味のことわざ:あわてる乞食はもらいが少ない、急いては事を仕損じる
人間関係を円滑にすることわざ

人と仲良くするための知恵がつまったことわざです。このことわざから、まわりとの関係を大切にする気持ちを学びましょう。
郷に入っては郷に従え
郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)とは、その場所のやり方に合わせることが大切という意味です。
ことわざの使用例
転校したら新しい学校のルールに従う、「郷に入っては郷に従え」だね。
▶似た意味のことわざ:国に入ってはまず禁を問え、住めば都
馬の耳に念仏
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)とは、何を言っても聞く気がない人には通じないという意味です。
ことわざの使用例
何度言っても片づけない弟に言っても「馬の耳に念仏」かも。
▶似た意味のことわざ:糠に釘、暖簾に腕押し、犬に論語
蓼食う虫も好き好き
蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)とは、人の好みはそれぞれ違うという意味です。
ことわざの使用例
苦いピーマンが好きな友達もいる、「蓼食う虫も好き好き」だね。
▶似た意味のことわざ:十人十色
情けは人のためならず
情けは人のためならず(なさけはひとのためならず)とは、人にやさしくすると、めぐりめぐって自分に返ってくるという意味です。
ことわざの使用例
困っている人を助けたら、後で自分も助けてもらえた。まさに「情けは人のためならず」だ。
▶似た意味のことわざ:人を思うは身を思う、善は急げ
口は災いのもと
口は災いのもと(くちはわざわいのもと)とは、軽い言葉がトラブルを招くという意味です。
ことわざの使用例
冗談のつもりが相手を怒らせてしまった、「口は災いのもと」だね。
▶似た意味のことわざ:舌は禍の根、口から出た言葉は戻らぬ、覆水盆に返らず
動物が登場することわざ

動物の姿にたとえて、人の行動を教えることわざも多くあります。楽しく覚えられて、意味も深いものばかりです。
猫に小判
猫に小判(ねこにこばん)とは、価値がわからない人に良い物をあげても意味がないという意味です。
ことわざの使用例
高い絵をあげても興味がない人には「猫に小判」だね。
▶似た意味のことわざ:豚に真珠、兎に祭文
犬も歩けば棒に当たる
犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)とは、行動すれば思わぬことが起きるという意味です。悪いこともあれば、良いこともあります。
ことわざの使用例
散歩に出たら偶然友達に会えた。
「犬も歩けば棒に当たる」ね。
▶似た意味のことわざ:棚から牡丹餅、果報は寝て待て
猿も木から落ちる
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)とは、どんな上手な人でも失敗することがあるという意味です。
ことわざの使用例
スポーツの名人でもミスをする。
「猿も木から落ちる」だね。
▶似た意味のことわざ:弘法にも筆の誤り、上手の手から水が漏れる、河童の川流れ
鶴の一声
鶴の一声(つるのひとこえ)とは、力のある人の一言で物事が決まるという意味です。
ことわざの使用例
校長先生の「やりましょう」で全員賛成。
まさに「鶴の一声」だね。
▶似た意味のことわざ:一言千金
鳶が鷹を生む
鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)とは、平凡な親から立派な子が生まれるという意味です。
ことわざの使用例
普通の家庭からオリンピック選手が出た。
「鳶が鷹を生む」だね。
▶似た意味のことわざ:青は藍より出でて藍より青し
自然や季節に関することわざ

自然の様子や季節の変化から生まれたことわざには、暮らしの知恵が込められています。四季の移り変わりを感じながら学ぶことで、子どもの感性や想像力も育まれます。
花より団子
花より団子(はなよりだんご)とは、見た目より中身が大事という意味です。
ことわざの使用例
お花見よりお弁当を楽しむ。
「花より団子」だね。
▶似た意味のことわざ:名より実
秋茄子は嫁に食わすな
秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)とは、秋のナスは体を冷やすから大切な人には食べさせないという意味と、嫁いびりの意味の両方があります。
ことわざの使用例
おばあちゃんが「秋茄子は嫁に食わすな」と言って、お母さんに焼き茄子を出さなかった。
▶似た意味のことわざ:鯒の頭は嫁に食わせ
雨だれ石をうがつ
雨だれ石をうがつ(あまだれいしをうがつ)とは、少しずつの努力でも続ければ成果が出るという意味です。
ことわざの使用例
毎日漢字を1つ覚えるだけでも「雨だれ石をうがつ」だね。
▶似た意味のことわざ:継続は力なり、千里の道も一歩から
枯れ木も山のにぎわい
枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)とは、小さなことでも役に立つという意味です。
ことわざの使用例
少人数でも参加すると場が明るくなる、「枯れ木も山のにぎわい」だね。
▶似た意味のことわざ:餓鬼も人数
雨降って地固まる
雨降って地固まる(あめふってじかたまる)とは、苦労やケンカのあとにかえって良い関係になるという意味です。
ことわざの使用例
クラスで意見がぶつかったけど、話して仲良くなった。「雨降って地固まる」だね。
▶似た意味のことわざ:災い転じて福となす、けがの功名、苦あれば楽あり
子どもにも教えたいことわざ

子どもの生活や学びに役立つことわざを紹介します。素直な心で覚えておくと、一生の宝になります。
早起きは三文の徳
早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)とは、朝早く起きると良いことがあるという意味です。
ことわざの使用例
早起きして勉強したらテストで満点、「早起きは三文の徳」だね。
▶似た意味のことわざ:朝の一時は晩の二時、朝起き千両夜起き百両
習うより慣れよ
習うより慣れよ(ならうよりなれよ)とは、勉強するより実際にやってみるほうが覚えやすいという意味です。
ことわざの使用例
料理は本で読むより作ってみるほうが早い、「習うより慣れよ」だよ。
▶似た意味のことわざ:百聞は一見にしかず
嘘つきは泥棒の始まり
嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)とは、うそをつくと悪いことに慣れてしまうという意味です。
ことわざの使用例
小さなうそもつかないように、「嘘つきは泥棒の始まり」だね。
▶似た意味のことわざ:正直は一生の宝、悪事千里を走る、因果応報
知らぬが仏
知らぬが仏(しらぬがほとけ)とは、知らないほうが心が平和でいられるという意味です。
ことわざの使用例
テストの結果を聞かないほうが落ち着く、「知らぬが仏」だね。
▶似た意味のことわざ:見ぬもの清し
井の中の蛙大海を知らず
井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)とは、小さな世界しか知らないと視野が狭くなるという意味です。
ことわざの使用例
海外旅行をして、はじめて日本以外の広い世界を知ったよ。
「井の中の蛙大海を知らず」だね。
▶似た意味のことわざ:針の穴から天をのぞく
意外と知られていないけれど深いことわざ

あまり聞かないけれど、人生の考え方に通じる深いことわざを紹介します。一見むずかしく感じる言葉も、意味を知ると生き方のヒントが見つかります。
親子で一緒に考えれば、感じ方や考え方の幅が自然と広がるでしょう。
瓜の蔓に茄子はならぬ
瓜の蔓に茄子はならぬ(うりのつるになすはならぬ)とは、環境や努力がそのまま結果に影響するという意味です。
ことわざの使用例
練習をサボってうまくなろうとしても無理、「瓜の蔓に茄子はならぬ」だ。
▶似た意味のことわざ:蒔かぬ種は生えぬ、因果は巡る
一寸の虫にも五分の魂
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)とは、どんなに小さな存在でも心や誇りがあるという意味です。
ことわざの使用例
小さな虫も必死で生きている、「一寸の虫にも五分の魂」だね。
▶似た意味のことわざ:蛞蝓にも角がある
門前の小僧習わぬ経を読む
門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)とは、そばで見ているうちに自然と覚えるという意味です。
ことわざの使用例
兄の勉強を見ていたら自分も計算ができた、「門前の小僧習わぬ経を読む」だね。
▶似た意味のことわざ:朱に交われば赤くなる、習うより慣れよ
月夜に釜を抜かれる
月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)とは、油断して失敗するという意味です。
ことわざの使用例
注意を怠ってミスをした、「月夜に釜を抜かれる」ね。
▶似た意味のことわざ:鳶に油揚げをさらわれる、油断大敵
雨露をしのぐ
雨露をしのぐ(あめつゆをしのぐ)とは、最低限の暮らしを守るという意味です。
ことわざの使用例
古い小屋でも寝られるだけで十分、「雨露をしのぐ」ね。
▶似た意味のことわざ:粗衣粗食、足るを知る、質素倹約
ことわざを日常で上手に使おう

ことわざは、昔の人の知恵を今に伝える大切な言葉です。
日々の会話や考え方に取り入れることで、気持ちを前向きにしたり、人との関わりを円滑にしたりできます。ちょっとした場面でことわざを思い出して使うと、自分の言葉にも深みが生まれます。
お気に入りのことわざを一つ覚えて、暮らしの中で活かしてみましょう。
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