デグーを飼う前に!なつく性格?寿命や値段、ケージ等の必要な費用まとめの画像01

デグーって最近よく聞くけど、ペットとして飼いやすいのかな?値段や寿命、毎月いくらくらい費用がかかるのか知りたいな。

ハムスターやウサギに似た愛らしい姿と、人懐っこい性格で大人気のデグーですね!でも、お迎えする前にリアルな費用や寿命を知っておくことはとても大切です。

そこで、「初めてでも安心してお迎えできる?」という疑問にお答えすべく、必要な準備や長く一緒に暮らすための秘訣を紐解いていきます。デグーとの幸せな日々を思い描きながら、一緒に知識を深めていきましょう。



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デグーとはどんなペット?特徴やなつく性格について

デグーとは、アンデス地方の山岳地帯に生息する、げっ歯目(ネズミ目)の小動物です。体長は12cm〜20cm、体重は170g〜300g程度で、大きめのハムスターほどのサイズ感です。

草食性で昼行性(人間と同じく昼間に活動し夜は眠る)のため、ペットとして非常に飼いやすい生活リズムを持っています。

デグーとネズミ・うさぎの違い

「ネズミやうさぎと何が違うの?」と疑問に思う方のために、分かりやすく表で比較しました。

デグー ネズミ うさぎ
食性 完全草食(チモシー・ペレット) 雑食 完全草食
活動時間 昼行性(昼間に活動) 夜行性(夜間に活動) 薄明薄暮性(明け方・夕方に活動)
なつきやすさ 非常に人になつく・賢い 種類によるがなつく子もいる 警戒心が強く時間を要する

デグーはネズミの仲間ですが、昼行性で草食という点が大きく異なります。ウサギとは食性が似ていますが、より知能が高く、飼い主と密なコミュニケーションが取れるのが魅力です。

デグーはなつく?感情豊かで賢い性格

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デグーは人間の3歳児並みの知能を持つと言われており、小動物の中でもトップクラスに賢く、よくなつく性格をしています。

野生下では群れで生活するため社会性が高く、単頭飼い(1匹だけでの飼育)の場合は飼い主を「群れの仲間」として認識し、強い絆を結んでくれます。名前を呼ぶと近寄ってきたり、手の上で撫でられて眠ってしまったりする子も多いです。

一方で、頭が良い分、いたずらを学習してしまうことも。トイレのしつけは難しい傾向にありますが、「良いことをしたらおやつ」といった簡単なコミュニケーションは可能です。

鳴き声でわかるデグーの気持ち

デグーは「アンデスのうたうネズミ」とも呼ばれ、鳴き声で感情を豊かに表現します。

ピロピロ、チロチロ:嬉しい、甘えたい、ご機嫌なとき
プピプピ、キュイッ:遊んでほしい、構ってほしいアピール
プギィ、キキッ:怒っている、嫌がっている、警戒している

鳴き声自体はそれほど大きくないため、マンションやアパートでも近所迷惑になる心配はほとんどありません。

デグーの値段はいくら?種類と毛色別の価格相場

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デグーの生体価格は、「毛色(カラー)」の希少性によって大きく変動します。

一般的なノーマルカラーであれば数千円でお迎えできますが、珍しいカラーになると数万円に跳ね上がります。まずは全体の価格相場と特徴を表で確認しましょう。

種類(カラー) 価格相場の目安 特徴と流通量
ノーマル(アグーチ) 4,000円~10,000円 茶褐色。流通量が多く体が丈夫。
ブルー 8,000円~20,000円 グレー系。人気だが体質がややデリケート。
パイド系(白まだら) 10,000円~35,000円 ベースの色に白い模様が入る。個体差が大きい。
サンド・クリーム 25,000円~60,000円 薄い茶色やクリーム色。希少性が高く高価。
ホワイト・ブラック 30,000円以上 真っ白、または真っ黒。非常にレアで入手困難。

それぞれの種類について、もう少し詳しく解説します。

ノーマル(アグーチ)の特徴と価格

アグーチと呼ばれる茶色とグレーが混ざったような毛色は、品種改良されていない野生本来のカラーです。

価格は4,000円〜10,000円程度と最もお迎えしやすく、どこのペットショップでも見つけやすいのが特徴です。また、原種に近いため遺伝的にも体が丈夫な子が多く、初めてデグーを飼う方には一番おすすめの種類です。

ブルー・パイド系の特徴と価格

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美しい青みがかったグレーの毛を持つ「ブルー」や、ベースの毛色に白いまだら模様が入る「パイド(アグーチパイド・ブルーパイドなど)」も人気のカラーです。

価格は10,000円〜35,000円程度が目安となります。パイドは模様の入り方(白の割合)によって価格が変わり、白い部分が多いほど高価になる傾向があります。
なお、ブルーは遺伝的に近親交配のリスクを持っていることがあり、ノーマルに比べると体が少しデリケートな場合がある点に注意しましょう。

サンド・ホワイトなど希少カラーの特徴と価格

砂のような薄い茶色の「サンド」や、さらに色素の薄い「クリーム」、そして全身が真っ白の「ホワイト」や真っ黒の「ブラック」は、市場にほとんど出回らない希少種です。

価格は安くても30,000円〜、高いと60,000円以上になることも珍しくありません。どうしてもこれらの希少カラーをお迎えしたい場合は、デグー専門のブリーダーを探すか、大型のペットショップにこまめに通って入荷情報をチェックする必要があります。

デグーの寿命は何年?長生きさせるコツとかかりやすい病気

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デグーの飼育下での寿命は、約5年〜10年程度です。野生のデグーの寿命が1〜2年と言われているため、安全な環境と適切な食事を与えればかなり長生きしてくれます。

平均寿命はどれくらい?長生きさせるポイント

小動物の中で比較すると、ハムスター(2〜3年)よりも長く、ウサギ(7〜8年)と同じくらいか少し長生きするイメージです。10年近く生きる個体もいるため、「最後まで責任を持ってお世話できるか」をお迎え前にしっかり検討しましょう。

長生きさせる大きなポイントは、シニア期の環境づくりです。
デグーは5歳を過ぎたあたりから老化が始まります。シニア期に入ったら、ケージ内のステップ(段差)を低くしてバリアフリー化し、落下による骨折リスクを減らしてあげてください。

気をつけたい病気(不正咬合・過剰グルーミングなど)

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デグーの健康を守るために、特にかかりやすい以下の3つの病気・ケガに注意しましょう。

不正咬合(ふせいこうごう):歯が伸びすぎて噛み合わせが悪くなる病気。牧草(チモシー)不足が主な原因。
過剰グルーミング:ストレスなどで自分の毛を過剰にむしり、皮膚炎になる症状。
尾抜け(尾切れ):繊細な尻尾の皮がむけたり切れたりするケガ。踏んだり強く掴むと起きる。

とくに「不正咬合」は、食欲不振や体重減少に直結する恐ろしい病気です。予防のために、常にチモシーを食べられる環境を作り、歯を削らせることが最も重要になります。

また、すべての動物病院がデグー(エキゾチックアニマル)を診察できるわけではありません。お迎えする前に、必ず近所でデグーを診てくれる病院を探しておきましょう。

デグーの飼育に必要なものと初期費用の目安

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デグーをお迎えするにあたり、生体価格とは別に「約15,000円〜30,000円」程度の初期費用を見込んでおきましょう。

最低限揃えておくべき飼育グッズは以下の通りです。

・ケージ(8,000円〜15,000円)
・回し車(2,000円〜4,000円)
・ステップ・かじり木(1,000円〜3,000円)
・餌入れ・給水器(1,000円〜2,000円)
・砂浴び用の容器と砂(1,500円〜3,000円)
・小動物用ヒーター(3,000円〜5,000円)

しっかりとした住環境を整えてから、デグーをお迎えすることが大切です。とくに重要なアイテムを詳しく解説します。

ケージ・回し車など必要な飼育グッズ

デグーは活発で上下運動を好むため、ケージは「高さ」があるものを選びます。
単頭飼い(1匹)であれば、奥行き40cm×幅40cm×高さ60cm以上の小動物用(またはチンチラ・鳥用)ケージが理想的です。金網をかじるのを防ぐためや、掃除のしやすさから「アクリルルーム(ガラス・アクリル製ケージ)」を選ぶ飼い主さんも増えています。

また、運動不足によるストレスや肥満を防ぐため、ケージ内に「回し車」は必須です。デグーは大人のサイズになると尻尾を含めず15cmほどになるため、背骨を痛めないよう「直径25cm〜30cm」の大きめの回し車を用意してあげましょう。

ケージ内の空間を有効活用するために、木製のステップ(足場)をいくつか設置して、上下に移動できるようにレイアウトするのもポイントです。

砂浴び用品と専用ヒーターの重要性

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デグーはお風呂(水浴び)に入らない代わりに、「砂浴び」で被毛の汚れや余分な皮脂を落とします。
砂浴びができないと皮膚炎の原因になるだけでなく、強いストレスを感じてしまいます。細かいデグー専用(またはチンチラ用)の砂と、砂が飛び散りにくい容器を用意し、1日1回〜数日に1回は思い切り砂浴びさせてあげましょう。

さらに見落としがちなのが「小動物用ヒーター」です。
デグーはアンデス山脈出身ですが、日本の寒さには弱く、冬場は体調を崩しやすいです。エアコンでの室温管理に加えて、ケージの一部を直接温められるパネルヒーターや保温電球を必ず準備してください。

毎月の餌代やエアコン代は?デグーのランニングコスト

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デグーを飼育する上で、毎月かかるランニングコストは約4,000円〜8,000円程度が目安となります。

内訳としては、主に「餌代(牧草・ペレット)」「トイレ砂や敷材の消耗品代」、そして「温度管理のためのエアコン電気代」です。特に夏場と冬場は電気代が高くなるため、余裕を持った資金計画が必要です。

主食の牧草(チモシー)とペレット

デグーの健康を維持するための食費は、月に2,000円〜3,000円程度です。

完全草食動物であるデグーの主食は、イネ科の牧草である「チモシー」です。チモシーは常にケージ内にたっぷり補充し、いつでも食べ放題の状態にしておく必要があります。硬い牧草をしっかり噛むことで、歯の伸びすぎ(不正咬合)を防ぐ重要な役割があります。

また、牧草だけでは不足しがちなビタミンなどの栄養を補うため、デグー専用の「ペレット(固形飼料)」を副食として与えます。ペレットの適量は1日あたり体重の5%程度が目安です。
デグーは体質的に糖分を分解するのが非常に苦手なため、糖質を含むおやつ(フルーツや種子類など)の与えすぎは糖尿病の原因になるので厳禁です。

温度・湿度管理にかかる電気代

デグー飼育で最も気を配るべきなのが、室内の温度と湿度です。
デグーにとって快適な環境は、温度20℃〜25℃、湿度約50%と言われています。日本の高温多湿な夏や、底冷えする冬はデグーにとって過酷な環境となるため、エアコンの24時間稼働が基本となります。

そのため、春や秋に比べて、夏と冬は電気代が月に2,000円〜5,000円ほどプラスでかかると考えておきましょう。

留守番中もエアコンをつけっぱなしにする必要があるため、「ペットのために電気代をかけられるか」は、お迎えする前に必ず家族ですり合わせておくべき重要なポイントです。

デグーを飼う際の注意点と後悔しないためのお世話

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デグーは賢くて人懐っこい反面、好奇心旺盛でデリケートな一面も持ち合わせています。

お迎えしてから「お世話が大変すぎる…」と後悔しないために、以下の3つのポイントを必ず知っておきましょう。

毎日のお散歩(部屋んぽ)とコミュニケーション

デグーは非常に運動量が多く、ケージの中だけではストレスが溜まってしまいます。そのため、毎日30分〜1時間程度はケージから出し、部屋の中を安全に散歩させる「部屋んぽ」が必須です。

部屋んぽの時間は、飼い主との大切なコミュニケーションの時間でもあります。
デグーは社会性が高いため、飼い主との触れ合いが不足すると孤独を感じてストレスを抱え、毛引き(自分の毛をむしる)などの異常行動につながることも。毎日決まった時間にしっかりと遊んであげる余裕があるか、お迎え前に生活リズムを見直してみてください。

何でもかじる習性への対策(コード類の保護)

げっ歯類であるデグーは「物をかじる」ことが本能に組み込まれています。壁紙、家具の角、本など、目につくものは何でもかじってしまうと考えてください。

中でも最も危険なのが「電気コード・ケーブル類」の誤飲と感電です。
部屋んぽをさせる空間には、デグーがかじって危険なものを一切置かないことが鉄則です。どうしても隠せない配線には、市販のケーブルカバーやモールを取り付け、物理的にかじられない対策を徹底しましょう。

繊細な尻尾の扱いや糖分の与えすぎに注意

デグーの長い尻尾は、感情を表現するチャームポイントですが、実は非常に繊細です。
強く掴んだり、誤って踏んでしまったりすると、防御反応として尻尾の皮がスッポリと抜けてしまう「尾抜け(テールスリップ)」を起こしてしまいます。一度抜けた皮や切れた尻尾は二度と元に戻らないため、絶対に尻尾を引っ張ってはいけません。

また、前述の通りデグーは糖分の代謝が極端に苦手な体質です。
「可愛いから」と、ドライフルーツや甘いおやつを与えすぎると、すぐに糖尿病や白内障を引き起こし、寿命を大きく縮めてしまいます。おやつは「無糖のデグー専用品」や「乾燥させた野菜の葉」などを、ごく少量だけ与えるよう徹底してください。

デグーの値段や寿命を理解してかわいい家族を迎えよう

本記事では、デグーの基本情報や種類別の値段、寿命、そして毎月かかるリアルな飼育費用について詳しく解説しました。

デグーは賢く感情豊かで、飼い主と強い絆を結べる素晴らしいパートナーです。一方で、温度管理のためのエアコン代や、毎日の部屋んぽなど、お迎えする前に知っておくべき現実的な注意点も少なくありません。

「10年近く生きる寿命を最後まで見守れるか」「毎月のランニングコストを無理なく払えるか」をしっかり検討した上で、ぜひかわいいデグーを家族としてお迎えしてみてくださいね。

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