
梅味噌の材料は3つ、黄色く熟した梅とみそと砂糖だけ!
基本の分量は、梅1:みそ1:砂糖0.6。砂糖の量は、お好みで加減しても。
ある程度熟し、黄色味を帯びてきた梅を使いますが、完熟までいかなくても大丈夫です。今回は約1 kg使いました。
みそと砂糖は普段使っているものでOK。今回は、普段使っている麦みそが足りなかったので、いただきもので家にあった八丁みそが、量にして半分ほど入っています。砂糖はきび砂糖を使いました。
入れ物は、漬物容器、タッパーなど、熱湯消毒ができて密閉できるものがベスト。今回は、野田琺瑯の「ぬか漬け美人」を使いました。

梅は流水で洗った後、ざるに上げて水気を切ります。つまようじなどで、なり口を取り、ペーパータオルや清潔な布巾で、梅についている水分を拭き取ります。
容器は、熱湯をかけて乾かしておきます。焼酎などで消毒するとさらに安心!
半量のみそ、半量の砂糖、梅、残りのみそ、残りの砂糖の順に、容器に重ねていきます。梅の上に重ねるのは、砂糖、みその順でも構いません。
材料がすべて入ったら、ふたをして、直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。もちろん、冷蔵庫でも大丈夫ですが、でき上がりまでに少し時間がかかるかもしれません。
梅味噌をつけ始めて11日目に攪拌しました。変わっていく様子を見るのは楽しい!

置いた場所の環境などにより変わりますが、1~2週間くらいで砂糖やみそがなじんできます。
9日目にふたを開けてみると、梅の甘酸っぱい香りがしました。梅は漬け込んだときよりも柔らかくなっていますが、そのままもう少しおくことに。
写真は11日目の様子。梅が浮かんできています。砂糖がだいぶとけて、なじんできたようなので、全体をよく混ぜました。

写真は13日目の様子。入れ物のふちに、砂糖とみそと梅のエキスがなじんだ液体がたまってきました。全体をかき混ぜて、梅の柔らかさをチェック。もう少しだけ、おいてみます。
15日目、梅の果肉をペーストに。種は煮魚の臭み消しに使えます

梅を取り出して、種と果肉に分けます。果肉をフードプロセッサーなどで滑らかなペースト状にして、入れ物に戻します。
すぐにでも食べられますが、少しおくと、さらになじんでおいしくなります。冷蔵で保存して、1年を目安に食べ切ります。
梅味噌おすすめメニュー!ストレートに味わうなら冷ややっこ。おにぎりもおすすめ!

野菜につけたり、冷ややっこやこんにゃくにかけたりするときは、ストレートで使います。そのままでは濃い場合は、リンゴ酢や黒酢など、やわらかな酸味の酢でゆるめるといいですよ。
「みそ」と「梅」の風味や味をいかして、ドレッシングやあえ物の味のベースとしても使えます。マヨネーズと混ぜて野菜にかけてもおいしいです。
梅みそは、ごはんにも合います。おすすめは、ごはんにゆかりを混ぜて、中心部に梅みそを入れたおにぎりです。しその風味、梅みその香りと甘酸っぱさのハーモニーをぜひお試しください!
今回は黄梅で作る方法をご紹介しましたが、青梅でも作ることができますよ。砂糖とみそを混ぜて火にかけ、砂糖が溶けてきたら、すりこぎなどで軽くつぶした青梅を入れます。弱火で25分くらい煮て、果肉が煮崩れたところで火を止めて完成です。
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