
現在のプロバイダを引き続き使う場合
現在の料金プランや回線速度に不満がない場合は、契約の手間を省くためにも、引き続き同じ回線とプロバイダを使うのがおすすめです。その場合、プロバイダのサポート窓口に連絡をします。
サポート窓口への連絡は、引っ越しの期日を伝え、旧住居の回線をストップさせる日にちを決めます。さらに開通希望日を伝えますが、開通までに2週間から1ヶ月ほどかかることはままあるため、早めに連絡するに越したことはありません。
継続の場合は、移転工事の費用を割安にしてくれるプロバイダもあります。詳しくは問い合わせ時に聞いてみましょう。
プロバイダを乗り換える場合
「この際だからネット回線を見直したい」「携帯電話などと抱き合わせのプランに変えたい」という人もいるでしょう。この場合は、これまで使っていたプロバイダのサポート窓口に解約の連絡をし、新規プロバイダに契約を申し込むことになります。
解約したら、大抵の場合、モデムやアダプタなどのレンタル機器を返却することになります。梱包キットなどが送られてくるので、機器を入れて返送しましょう。
また、新規契約をしたら新住居に開通工事が必要になります。乗り換えの場合に移転工事費用が安くなるプランを掲げているプロバイダや、引っ越しキャンペーンで工賃無料としているプロバイダもあります。このようなキャンペーンをやっているプロバイダを見つけることができれば、お得に乗り換えができるでしょう。
新規でプロバイダを契約する場合
初めての一人暮らしなど、新規でプロバイダを契約する場合は、家電量販店で行われているキャンペーンに注目しましょう。パソコンや家電を買いそろえ、指定のプロバイダと契約するとキャッシュバックがあるようなキャンペーンが多く開催されています。
注意点

契約期間内の解約は違約金を確認
乗り換えをする場合は、契約期間に注意しましょう。プランによってさまざまですが、2年程度の最低契約期間を設けていることがままあります。期間を満たしていない場合は違約金が発生するので、確認が必要です。
メールアドレスを破棄してよいかどうかを再確認
契約を終えると、プロバイダからサービスで提供されていたメールアドレスが使えなくなることがあります。事前に確認し、契約を終えても支障がないかどうか、ある場合はどのように対処するのか、きちんと考えましょう。
希望の回線が引っ越し先のマンションに対応しているか確認する
賃貸マンションの場合は、希望の回線に対応しているかどうかを確認する必要があります。とくに工事不要のインターネット導入済みマンションであれば、どの回線が利用可能なのかを確認しましょう。
また、それぞれの回線が対応していない地域もあります。まずは契約が可能なのかどうか、サポート窓口に相談してみるといいでしょう。
早めに回線工事の予約をする
3月や4月などの引っ越しシーズンは、とくに早めに回線工事の予約をとりましょう。工事がかなり混みあい、長ければ1ヶ月以上待ちになってしまう場合もあります。引っ越してから長い間ネットを使えないのは辛いですよね。
新住居と引っ越し日程が決まったら、即連絡するくらいの素早さが必要です。
キャッシュバックを利用する際は条件をよく確認する
オトクなキャッシュバックキャンペーンをうたっているところは多いものです。ただし、かなり条件が細かいケースがあります。
書類手続きが面倒だったり、書類返送期間が短かったりしますので、キャッシュバックの条件はしっかりと確認しましょう。
おわりに
引っ越しのさなかでのプロバイダ契約は、煩雑さがストレスのもとになります。引っ越し業者を選ぶのもまた、同じようなストレスがつきまとうでしょう。
そんなときは、引っ越し会社の一括見積サービスが効率的でおすすめです。複数の業者に自分で電話をかけるより効率的で、相場や底値をすぐに知ることができます。満足できる引っ越し会社を探しましょう。