そこで今回は、ニフティ不動産に掲載されている物件から算出した「間取りごとの23区別賃料ランキング」をご紹介します。
それぞれの間取りが、どのような方におすすめかも解説するのでぜひご参照ください。
※データは「ニフティ不動産」に掲載されている物件を元に算出したものです。
(2022年12月現在)

1Rから5LDKまでまとめているので、家賃の相場が気になっている方は必見の記事ですよ!
- 一人暮らしするなら!23区別1Rの家賃ランキング
- 同棲・DINKSにおすすめ!2LDKの23区別家賃ランキング
- 子育て世帯におすすめ!23区別3LDKの家賃ランキング
- プライベート空間を大切にしたいファミリー向け!23区別4LDKの家賃ランキング
- 二世帯でも住める5LDKの23区別家賃ランキング
- LDKとは?2LDKと3LDKって何が違うの?
- 家賃ランキングを参考にして、自分にピッタリな物件を探そう
一人暮らしするなら!23区別1Rの家賃ランキング

家賃が安く一人暮らしにおすすめな1R。
まずは23区別に1Rの家賃ランキングをご紹介しましょう。
順位 | 区 | 賃料平均(万円) |
---|---|---|
1 | 港区 | 11.50 |
2 | 千代田区 | 11.08 |
3 | 中央区 | 10.52 |
4 | 渋谷区 | 9.50 |
5 | 目黒区 | 8.39 |
6 | 新宿区 | 7.94 |
7 | 江東区 | 7.93 |
8 | 品川区 | 7.89 |
9 | 台東区 | 7.83 |
10 | 墨田区 | 7.64 |
11 | 文京区 | 7.61 |
12 | 世田谷区 | 6.77 |
13 | 豊島区 | 6.70 |
13 | 大田区 | 6.70 |
15 | 荒川区 | 6.55 |
16 | 北区 | 6.46 |
17 | 中野区 | 6.24 |
18 | 杉並区 | 6.10 |
19 | 江戸川区 | 5.89 |
20 | 足立区 | 5.88 |
21 | 板橋区 | 5.84 |
22 | 練馬区 | 5.58 |
23 | 葛飾区 | 5.47 |
1Rとは部屋に仕切りがなく、居室とキッチンが一体となっている間取りを指します。
間取りがコンパクトで家賃が安い物件が多いため、一人暮らしの方に人気です。
居住スペースがせまいのはデメリットですが、その分家事動線がシンプルになり掃除する場所は減るでしょう。
部屋に仕切りがないので、生活スペースにキッチンの臭いが残りやすいことがデメリットとして挙げられます。
1Rのメリット
・家賃が安い
・掃除する場所が減る
1Rのデメリット
・居住スペースがせまい
・臭いが残りやすい
同棲・DINKSにおすすめ!2LDKの23区別家賃ランキング

同棲・DINKS(子どもを持たない共働き夫婦)の方には、個室スペースを確保できる2LDKがおすすめです。
では23区別に2LDKの家賃ランキングをご紹介しましょう。
順位 | 区 | 賃料平均(万円) |
---|---|---|
1 | 千代田区 | 24.71 |
2 | 港区 | 23.64 |
3 | 中央区 | 23.30 |
4 | 渋谷区 | 22.24 |
5 | 目黒区 | 21.67 |
6 | 新宿区 | 21.40 |
7 | 文京区 | 19.93 |
8 | 品川区 | 19.66 |
9 | 台東区 | 19.12 |
10 | 江東区 | 18.68 |
11 | 世田谷区 | 18.30 |
12 | 豊島区 | 18.02 |
13 | 荒川区 | 17.38 |
14 | 墨田区 | 17.23 |
15 | 中野区 | 16.72 |
16 | 大田区 | 15.90 |
17 | 杉並区 | 15.80 |
18 | 北区 | 15.62 |
19 | 板橋区 | 13.67 |
20 | 練馬区 | 12.58 |
21 | 江戸川区 | 11.74 |
22 | 葛飾区 | 11.44 |
23 | 足立区 | 11.27 |
2LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」が1つの部屋にあり、他に部屋が2つある間取りを指します。
個人の部屋を確保できるので、同棲・DINKSの方におすすめ。
また2LDKは1人暮らしの方やファミリー世帯にも人気の間取りです。
共有スペースが広く、一緒に住んでいる方とゆったりくつろげるでしょう。
2LDKの物件ではキッチンやお風呂なども複数人向けに作られています。
ただし2LDKは人気の間取りなので家賃が割高です。
「理想は2LDKだけど、家賃をおさえたい…」という方は2DKを検討してみてください。
2DKは「ダイニング・キッチン」の1部屋に加えて居室が2部屋ある間取りです。
2LDKよりも共有スペースがせまくなりますが、家賃が数万円下がりますよ。
具体的に2LDKの23区家賃ランキング、高い・安いそれぞれ3位の家賃で比較してみましょう。
単位:万円
家賃高い3区 | 2LDKの賃料平均 | 2DKの賃料平均 | 差額 |
---|---|---|---|
千代田区 | 24.71 | 17.64 | 7.07 |
港区 | 23.64 | 16.32 | 7.32 |
中央区 | 23.30 | 14.61 | 8.69 |
家賃低い3区 | 2LDKの賃料平均 | 2DKの賃料平均 | 差額 |
---|---|---|---|
江戸川区 | 11.74 | 7.97 | 3.77 |
葛飾区 | 11.44 | 7.65 | 3.79 |
足立区 | 11.27 | 7.58 | 3.69 |
このように2LDKよりも2DKのほうが、3〜8万円安いという結果に。
メリットとデメリットを踏まえて自分に適した間取りを選んでくださいね。
2LDKのメリット
・共有スペースが広い
・個人の部屋を確保できる
・キッチンやお風呂が複数人向けに作られている
・2DKの物件に比べて築浅の物件が多い
2LDKのデメリット
・家賃が割高
子育て世帯におすすめ!23区別3LDKの家賃ランキング

小さい子どもがいる子育て世帯に人気な3LDK。
ここからは23区別に3LDKの家賃ランキングをご紹介しましょう。
順位 | 区 | 賃料平均(万円) |
---|---|---|
1 | 目黒区 | 25.80 |
2 | 中央区 | 25.39 |
3 | 渋谷区 | 24.61 |
4 | 港区 | 23.52 |
5 | 新宿区 | 23.47 |
6 | 文京区 | 22.37 |
7 | 千代田区 | 22.10 |
8 | 品川区 | 21.97 |
9 | 世田谷区 | 21.74 |
10 | 豊島区 | 21.43 |
11 | 江東区 | 19.99 |
12 | 中野区 | 19.93 |
12 | 杉並区 | 19.93 |
14 | 墨田区 | 19.64 |
15 | 台東区 | 19.48 |
16 | 北区 | 19.40 |
17 | 大田区 | 19.28 |
18 | 荒川区 | 18.52 |
19 | 板橋区 | 16.63 |
20 | 練馬区 | 15.46 |
21 | 葛飾区 | 15.17 |
22 | 江戸川区 | 14.97 |
23 | 足立区 | 14.76 |
3LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」の1部屋の他に、部屋が3つある間取りのこと。
子ども部屋を設けられるため子育て世帯向けの間取りですよ。
2部屋を子ども部屋・夫婦の寝室に使用し、1部屋を収納部屋や仕事部屋にすることもできます。テレワークが増えて在宅作業スペースを確保したいという方にもおすすめできる物件です。
家族が増えた場合にも対応しやすいでしょう。
住宅が密集する都心部などでは2LDKよりも物件数が少なくなるため、3LDKでは物件の選択肢が絞られる点には注意してください。
メリット
・子ども部屋を設けられる
・家族が増えた場合にも対応しやすい
デメリット
・2LDKよりも物件数が少ない
プライベート空間を大切にしたいファミリー向け!23区別4LDKの家賃ランキング

4LDKは個々のプライベート空間を大切にしたいファミリー向けの間取りです。
それでは23区別に4LDKの家賃ランキングをご紹介しましょう。
順位 | 区 | 賃料平均(万円) |
---|---|---|
1 | 渋谷区 | 29.75 |
2 | 目黒区 | 25.91 |
3 | 豊島区 | 24.71 |
4 | 世田谷区 | 23.71 |
5 | 中野区 | 23.42 |
6 | 新宿区 | 23.15 |
7 | 杉並区 | 23.08 |
8 | 品川区 | 22.88 |
9 | 江東区 | 21.96 |
10 | 板橋区 | 21.75 |
11 | 文京区 | 21.70 |
12 | 江戸川区 | 21.61 |
13 | 中央区 | 21.50 |
14 | 荒川区 | 21.00 |
15 | 葛飾区 | 20.02 |
16 | 大田区 | 19.94 |
17 | 墨田区 | 19.83 |
18 | 台東区 | 19.37 |
19 | 練馬区 | 18.47 |
20 | 北区 | 17.21 |
21 | 足立区 | 16.92 |
千代田区 | 物件なし | |
港区 | 物件なし |
4LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」に加えて部屋が4つある間取りを指します。
個々のプライベート空間を作れるので、3〜5人程度の家族におすすめです。
たとえば子どもが小さい頃は共通の子ども部屋で問題なくても、成長するにつれて個室をほしがるかもしれません。
もし進学・就職によって子ども部屋が余っても、趣味の部屋やゲストルーム、書斎などとして余った部屋を活用できます。
一方で部屋数が多い分、掃除が大変になる可能性も。
1部屋当たりの面積がせまくなりがちなので、事前に部屋の広さをしっかりと確認しておきましょう。
4LDKのメリット
・個々のプライベート空間を作れる
・趣味の部屋やゲストルーム、書斎などに活用できる
4LDKのデメリット
・掃除が大変になる
・1部屋当たりの面積がせまくなる
二世帯でも住める5LDKの23区別家賃ランキング

二世帯でも住めるのが魅力の5LDK。
23区別に5LDKの家賃ランキングをご紹介しましょう。
順位 | 区 | 賃料平均(万円) |
---|---|---|
1 | 荒川区 | 28.50 |
2 | 中野区 | 27.50 |
3 | 世田谷区 | 26.06 |
4 | 新宿区 | 25.50 |
5 | 杉並区 | 24.68 |
6 | 北区 | 24.50 |
7 | 葛飾区 | 24.20 |
8 | 目黒区 | 23.50 |
9 | 大田区 | 21.21 |
10 | 豊島区 | 19.50 |
11 | 墨田区 | 19.20 |
12 | 品川区 | 19.00 |
13 | 練馬区 | 17.72 |
14 | 江戸川区 | 17.70 |
15 | 足立区 | 17.63 |
16 | 文京区 | 17.50 |
17 | 江東区 | 17.41 |
18 | 渋谷区 | 8.50 |
千代田区 | 物件なし | |
港区 | 物件なし | |
中央区 | 物件なし | |
台東区 | 物件なし | |
板橋区 | 物件なし |
※このデータは「ニフティ不動産」に掲載されている物件を元に算出したものです。
(2022年12月現在)
5LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」の他に部屋が5つある間取りを指します。
一般的な間取りよりも部屋数が多く、二世帯で住みたい方・将来的に親や子どもとの同居を考えている方に向いています。
ただし都心部において5LDKの物件数は少なめ。
部屋ごとに照明や家電が必要となり、光熱費がかさむ点もデメリットとして挙げられます。
5LDKメリット
・二世帯で住める部屋数の多さ
5LDKデメリット
・物件数が少ない
・光熱費がかさむ
LDKとは?2LDKと3LDKって何が違うの?

最後に間取りに関して、よく出てくる「LDK」について解説しましょう。
まず頭についている数字は部屋の数をあらわしています。
たとえば2LDKなら2部屋とLDK、3LDKなら3部屋とLDKという意味。
ではLDKとは、どのような意味か確認してみましょう。
LDKの意味
L…リビング(居間)
D…ダイニング(食事室)
K…キッチン(台所)
つまりLDKは「リビング・ダイニング・キッチン」でDKは「ダイニング・キッチン」をあらわします。
なおRは「ルーム」なので、1Rは「一つの部屋」という意味ですよ。
LDKとDKは共有スペースの広さが異なり、公益社団法人首都圏不動産取引協議会によって広さの目安が定義されています。
居室(寝室)数 | DK | LDK |
---|---|---|
1部屋 | 4.5畳 | 8畳 |
2部屋以上 | 6畳 | 10畳 |
ただし、同じ間取りでも物件の特徴はさまざま。
物件を選ぶ際は内見を行って、間取り以外のポイントもチェックしてくださいね。
家賃ランキングを参考にして、自分にピッタリな物件を探そう

今回は間取りごとに23区別の賃料ランキングをご紹介しました。
全体的な結果を見ると「千代田区・港区・中央区」は平均賃料が高く、「江戸川区・葛飾区・足立区」は平均賃料が低い傾向があります。
物件を探す際は、ぜひ参考にしてみてください。
物件探しでは、間取りの他にもチェックしたいポイントは多いはず。
ニフティ不動産は大手不動産サイトをまとめて検索できるため、希望にピッタリの物件を探しやすいでしょう。
さらに「駅からの距離」や「バス・トイレ別」、「独立洗面台」などの条件で検索できる「こだわり条件検索」機能もあります。
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