【電子レンジ掃除】重曹、セスキ炭酸ソーダ、レモン汁、歯磨き粉で比較してみた結果

洗剤を使わずに庫内をキレイにしたい!

我が家の電子レンジの庫内、しばらく掃除をしていなかったら、恥ずかしながらかなり汚れてしまっていました。この後、汚れたレンジ内の画像が出てきますが、どこまでキレイになるかの実験としてご覧ください。

口に入るものを温めるレンジ庫内の掃除に洗剤を使うのは、少々抵抗がありました。掃除方法をいろいろ調べた結果、エコで身体にやさしそうな方法をいくつか試すことにしました。

1. 重曹水を温めて掃除する

1. 重曹水を温めて掃除する

汚れ落としの万能選手、重曹。レンジ庫内の掃除にも向いているようです。
次の2つの方法で掃除してみました。

方法(1):重曹水を温めて沸騰させ、しばらく置いてから拭く

水200mlに重曹を小さじ2杯程度(約5g)を入れてかき混ぜ、耐熱容器に入れ、500Wで4分加熱します。庫内に、もうもうと蒸気が立ち込めます。
そのまま約20分置きます。汚れがひどい場合は、もっと置いたほうがいいようです。
耐熱容器の中の重曹水をふきんに含ませて拭きます。

方法(2):重曹水を含ませたフキンを加熱して、やや冷めたら拭く

1. 重曹水を温めて掃除する

(1)と同様の割合で重曹水を作り、ふきんにたっぷり含ませて500Wで4分加熱しました。
加熱直後は高温なのでしばらく置き、手で触れる程度の温度になったら、このふきんで庫内を拭きます。適当な耐熱容器がない場合は、この方法でいけます。

ここまでの掃除で、焦げ付きは落ちないものも多かったですが、レンジ床面をはじめ、全体的な汚れはかなりとれました。何度か繰り返すと、もっとキレイになりそうです。

2. 重曹とセスキ炭酸ソーダとどちらがより落ちる?

2. 重曹とセスキ炭酸ソーダとどちらがより落ちる?

重曹と並んで掃除によく使われるのは、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)。我が家も、この2つは常備しています。
レンジ汚れには、どちらも一定の効果があるようですが、よりアルカリ性が強いセスキ炭酸ソーダのほうが、酸性の油汚れを良く落とすかもしれません。実際にやってみました。

水200mlに小さじ2杯程度(約5g)程度を入れて混ぜ、重曹水を沸騰させたのと同じように、500Wで4分加熱します。そのまま約20分放置した後、耐熱容器の中のセスキ炭酸ソーダ水をふきんに含ませて汚れを拭きました。

重曹水で拭いたときに比べて、若干ですが、よりツルツルになったような気がします。
庫内がやや油っぽいときには、セスキ炭酸ソーダを使ったほうが良さそうです。

3. レモンを使って掃除する

3. レモンを使って掃除する

レンジの汚れはレモンでも落とせるようです。
我が家は重曹やセスキ炭酸ソーダがすでにありましたが、これからわざわざ買うのは……という方もいらっしゃるでしょう。レモンなら簡単に手に入りますし、掃除の後残っても、お茶や料理に使ったりできますね。

レモンは半分に切ります。
耐熱性の容器に水200mlを入れ、レモンを絞り、切ったレモンそのものも入れ、500wで5~6分加熱しました。その後、濡れぶきんにこのレモン水を含ませて拭きました。
劇的に汚れが落ちるということはありませんでしたが、レモンを使った掃除では、さわやかな香りが広がるのが何よりすがすがしいです。

なお、レモンに含まれるリモネンという成分は、ポリスチレンなど一部のプラスチックを腐食させる性質があるそうなので、お使いのレンジの取扱説明書で材質を確認しておきましょう。

4. 歯磨き粉で焦げ付き落とし

4. 歯磨き粉で焦げ付き落とし

歯磨き粉は手軽な研磨剤。ここまで掃除してもとれないようなしつこい焦げ付きを、歯磨き粉で落とす方法が紹介されていたので、やってみました。

古い歯ブラシに歯磨き粉をつけて、汚れをこすります。軽い汚れは、どんどん浮き出てきました。こびりついた汚れは力を入れてこすります。
そして、濡れぶきんで拭いていきます。

4. 歯磨き粉で焦げ付き落とし

歯磨き粉で磨いた後です。こんなにキレイになりました!
奥のほうの汚れはまだ取りきれませんでしたが、手前側はすっかり焦げ付きが落ちました。
口に入れる歯磨き粉なら、使うのも安心です。

4. 歯磨き粉で焦げ付き落とし

重曹、セスキ炭酸ソーダ、レモン、そして歯磨き粉を使った掃除前&掃除後の写真です。
きれいになったレンジ庫内は気持ちいいですね。普段から、もっと汚れをマメに拭くようにしなければと気持ちを改めました。今回の掃除方法、よろしければ参考にしてください。

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