
【一人暮らしもファミリーも】騒音問題に関して、物件選びから失敗したなぁと思う点や、エピソード

学生のころに住んだ賃貸物件での騒音の話です。騒音源は、建物から50メートルほど離れた線路を通る貨物列車でした。列車がやってくるのは必ず夜中から明け方の時間帯だったので、通過音が睡眠の妨げになりました。列車は1時間に1本くらいのペースで通っていくため、音で目が覚めてからようやく再び眠りについたころ、また次の列車が来るという状態でつらかったです。
おまけに、土手のように盛り上がったところを列車が走っていくせいで、2階にある自室の窓と列車とがほぼ同じ高さになってしまい、音が余計に大きく聞こえたものです。耳栓を使っても、ほとんど効果はありませんでした。(男性/10代)

私が騒音で物件選びから失敗したと思ったのは、神戸の賃貸アパートに住んでいたときのことです。安易に家賃が安かったというだけでその物件を選んでしまったせいで、かなり騒音で悩まされました。
というのも私が入居した部屋はそのアパートの1階部分で、しかもベランダの隣が駐輪場になっていて、いつもバイクが出入りする音が聞こえ、昼も夜も関係なくうるさかったからです。(男性/20代)

今住んでいる賃貸マンションは、病院や公園が近くにあり、周辺の道路もゆったりと広いので、とても便利な立地です。ただ、この病院というのがくせもので、大規模な救急病院だったことから、昼夜問わず救急車のサイレンが鳴り響きます。苦情があったのか、夜間は大通りから曲がったところからはサイレンを消すようにはなりました。とにもかくにも、サイレンが聞こえると、「今の救急車に乗っていた人、助かったかな」などと考えては憂鬱になってしまいます。もちろん自分が病気をしたときはとても便利ですが、便利さだけで物件を選んではいけないな、と思いました。(女性/30代)
建物自体はしっかりとつくられている風な外観でしたが、実際に住み始めてみると壁の薄さに驚きました。隣に住んでいる住人の話し声やテレビの音声が、ハッキリとまではいかないものの聞こえてくるレベルの壁の薄さです。
また、近所で工事を行った際に、あまりにも騒音が突き抜けて部屋に響くので確認したところ、外壁も薄く、外の音が色々入ってくるため迷惑しています。(男性/30代)
サッカー場のすぐ近くのアパートを借りました。試合が始まる1時間以上前から家の周りではサポーターが騒ぐ声や警備の笛が聞こえだします。スタジアムからも試合のアナウンスや観客の大歓声も聞こえてきました。サッカー好きな人には楽しいかもしれないけれど、特別興味もなく、穏やかに過ごしたい日曜日などには騒音でしかありません。(女性/40代)

家自体は問題ないと安心して何も気にせず契約。実際住むとポン菓子をつくる人が隣に住んでいて、朝から騒音に悩まされていました。それにくわえて、向かいが畑で、畑を耕すためのトラクターの音などが、朝から日が暮れるまでずっとうるさかったです。結局、月曜から日曜まで毎日なにかの音に悩むことになりました。大人だけならば問題ないけれど、子どもがいたのでかなり気になりました。(女性/20代)

姉と2人で暮らしていたときの経験です。住んでいたエリアは学生が多い地域でした。物件の争奪戦が激しい地域で、まともに内見をしないまた即決断しないと獲得できないため、私もそのような対応をしました。念のため周囲の住民について確認したところ、真下の住民は大学生で1人住まい(2LDKなのに)とのことでした。男の子とのことだったので、男の子一人ならそれほどうるさくないから大丈夫だろうと思っていました。しかし、実際は、ほぼ毎週末の夜に友達を大勢呼んで朝まで皆で騒ぎ、スピーカーを使って音楽を聴きまくっていました。それが何週間も何ヶ月も続きました。耐えきれず管理会社へ連絡したところ頻度は減ったものの、友人を招いてのどんちゃん騒ぎはなくなりませんでした。管理会社に秘密にしてと頼んだものの、私が苦情を出したのがバレてしまい、嫌がらせを受けるようにもなり、最終的にはこちらが耐えきれず引っ越しすることになりました。(女性/20代)
物件を内覧したのが日曜日の昼間でした。日当たりもよく8階だったのでマンションの前に大きい道路がありましたが、そのときは部屋まで特に車の音など聞こえてこないし、気にならず入居しました。でも、入居してみると平日の夜になるとトラックの交通量が多いことが発覚しました。夜寝ていると大きいトラックの音がすごく気になり失敗したな、と思いました。(女性/40代)
結婚して新しいマンションを探していました。子どももいたので2階建ての2階、2LDKの部屋を借りました。それほど新しいマンションではありませんでしたが、特に古さは感じませんでした。一目で気に入りすぐに契約をしました。初めのうちは気になりませんでしたが、しばらくして下の階から物音がするようになりました。しかも必ず夜にです。子どもの授乳で夜中は起きるので気がつきました。実は下の階で麻雀をしていたのです。おかげで睡眠不足です。牌をまぜる音が異様なほどに耳障りで本当に困りました。その後家を建てることになったので今は住んでいませんが、他の方も結構困っているようでした。(女性/30代)
この物件に決めたのは、駅から数分の距離にもかかわらず、家賃が安かった点です。築30年で少し古いマンションでした。住んでみてすぐに気づいたのですが、ペット不可にもかかわらず、下の階から犬の鳴き声が夜な夜な聞こえてきます。しかも、夏になると獣臭が上がって来てベランダの扉は開けられない、洗濯物は干せないと散々でした。(男性/30代)
周りの住人が若い人ばかりで、夜はもちろんのこと、夜中になってもうるさかったです。やはり家賃も安く、大学生が多そうな物件はそれなりに覚悟しなければいけないのか?と思いました。また引っ越してすぐアパートの外観工事や近くの小学校の工事がはじまりました。しかたがないとわかっていても昼間家にいる私にとってはすごく苦痛でした。(女性/20代)
子どもが生まれるため、実家の近くに引っ越しました。古いアパートですが、私の両親の知人がオーナーの物件だったため、家賃も最初にかかる諸経費も減らせてラッキーくらいに思っていたほどです。子どもが小さいころは階段で上がるのが大変だと思い、1階に住んでいました。住んで半年は快適に過ごしていたのですが、真上の階に若い女性が引っ越してきたころから『ダダダダダーっ』となにかが走る?転がるような音がし始めました。それも昼夜問わず。酷いときは0~5時まで響いていました。何回か注意にいったのですが、居留守を使われ、バッタリ外で会ってもヘラヘラして逃げられ、本当に子ども共々不眠症になりました。オーナーさんに相談し、上の住人に話してもらったら猫を飼っていたそうです。しかも勝手に。オーナーも怒って猫を飼わないことを条件にそのまま住んでいいと話してくれました。それからはやっと夜もゆっくり寝ることができ、本当によかったです。(女性/30代)
県外の大学に進学するために、私は親元を離れて一人暮らしを始めました。土地勘のないところということで何かと不安もあったので、大学に近いマンションを借りることに。新生活はスタートしたものの、騒音に悩まされることになりました。そのマンションは私と同じように学生が多く、そのため隣の部屋から話し声が頻繁に聞こえてくるのです。おそらく友人と酒を飲んだり、遊んだりしているのでしょう。昼夜関係なく聞こえてくるので、静かに一人暮らしを満喫することができませんでした。(男性/10代)
やっとのことでお気に入りの物件に住み始めたら、夜からお仕事にいく人が多く住んでいる物件だったようで、夜中足音が気になって毎回起こされていました。また隣の部屋は毎日爆音で音楽をかけていて、気がくるいそうになりました。どんな人が住んでいるか事前に知っておけばよかったです。あと部屋の防音についても知っておく必要があったと、部屋選びを後悔することになりました。(女性/30代)
まさに今住んでいる物件がそうなのですが、上の住人の騒音が激しいです。アパート自体、隣の壁は薄くないのですが、上との間の壁がかなり薄いようで、足音も水を使う音も咳の音やしゃべり声ももうなにもかも聞こえてるんじゃないかと思うくらいうるさいです。何かを落とした時の「ドーン」という音には心臓が縮むような感じです。(女性/30代)
騒音問題に悩まされないために、気をつけるべき点や実践したほうがいいこと

物件探しの段階で、建物の周囲の環境にも気を配るべきです。非常に基本的な留意事項ではありますが、物件探しの時間が限られている場合などは特に、家賃や設備のことばかりに気を取られてしまいがちです。周囲に大きな音のでる施設などがないか不動産業者に尋ねたり、自分でも少し(ほんの5分程度でも)物件周囲を歩き回ってみたりするとよいと思います。(男性/10代)
騒音で悩まされないようにアパートの部屋選びをしたいと思う人は最低限1階部分の部屋は借りないほうがいいんじゃないかなと思います。あと、隣人の騒音が嫌だと思うなら部屋の壁が薄いアパートは選ばないようにしたほうがよいです。そうしないと、かなり騒音で悩まされるようになります。特に1階部分の部屋は外の音が気になるのでやめたほうがいいと思います。(男性/20代)
線路や繁華街、工場、消防署、警察署などの騒音を出す施設はしっかり避けたのですが、病院は盲点でした。想像力をたくましくすることが、騒音に悩まされない物件選びにつながるのだということを、あらためて感じました。そのためには、住む前に何度も足を運ぶことや、周辺に住んでいる人に聞いてみることも必要だなと思います。(女性/30代)
内見にいって部屋の間取りなどを確認するときに騒音に関してしっかり確認してから契約を結びましょう。あと、私の場合は、家賃が地域平均よりもかなり安かったため契約したのですが、家賃が安い物件にはそれなりの理由があると疑って部屋を選んだほうがよいです。契約したあとで部屋の欠点に気づいても、誰にも相談できずに悩む結果になります。とにかく慎重に部屋選びはすべきです。(男性/30代)
騒音がうるさいのは交通量の多い線路や道路の近くだけではないのだと学びました。多くの人が集まる施設、たとえばサッカー場、コンサートホール、そして駅が近くにあると、家の中にいてもざわざわとした人の気配が届くので落ち着けません。家を選ぶときは近所にどんな施設があるかもよく確認したほうがいいと思いました。どうしても騒音の多い家が気に入ってしまったら、窓を2重サッシに換えるとかの対策をするべきだと思います。(女性/40代)
騒音は毎日24時間ずっとというわけではないので、つらいときはどこかにいったり、窓を閉めて少しでも音が小さくなるよう工夫するといいと思います。でも、根本的な問題として、これからは家の構造、近隣の住民層の情報も大事したほうがいいと思います。あと、ガレージなどがあったらそこは駐車のみで使用されているのか作業するものがあるかを確認したほうがいいです。向かいの畑はやはり作業時期になるとかなりうるさいので、住むなら覚悟するしかありません。(女性/20代)
まず、内見は昼間と夜間どちらも確認することです。あと、周囲の住民の様子をなるべく把握しておいたほうがよいです。特に、夜に周囲の状況を確認しておくことは重要かと思います。最悪内見できなくても、外からだけでも様子はわかると思います。私の場合は、エリアの特性上、即決しないと物件を獲得できないような状況だったので、焦って契約しましたが、やはり焦りは禁物です。どうしても物件が見つからないということはなかなかないと思うので焦らず探し、必要なことは確認することをおすすめします。(女性/20代)
物件の内覧をするときは、昼間だけでなく夜の物件の周りの環境や状況もきちんと確認するべきだと思います。また、場所によっては、平日と休みの日でも交通量などに違いがあると思います。また、うちの場合は道路に面した側だったせいもあるので、面していない部屋だとここまでうるさくないかもしれません。この点も考慮して探すべきではないでしょうか。(女性/40代)
まずなんといっても業者とよく話し合うこと、次にマンションにはどんな人が住んでいるか聞くことでしょうか。できれば1日のうち数回マンションにいき、周りを確認してみるのもよいと思います。いろんな角度から、生活のイメージをすることが大切だなと思いました。あと、古いマンションはやはり壁は薄いので、少し家賃が高くても新し目のマンションのほうがいいかもしれません。(女性/30代)
気に入った物件なら、朝晩1回ずつくらいは見せてもらったほうがよいと思います。私の場合、1回だけでたまたま犬が吠えてなかっただけでしたので。あと、居住者のことは何もいってこないので、契約前にこちらからしっかり確認したほうがよいです。古い物件の場合は長く居住している人が多いので、特に注意が必要だと思います。(男性/30代)
家を借りるにあたって、周辺のお店の人や大家さんなどにどんな年代の人が住んでいる割合が多いのか、怪しまれない程度に聞き込みがすることが大切かなと思います。また最近はペットOKの賃貸が増えてきたのでペットを飼わずにそこに住む人は猫や犬の鳴き声に覚悟をもたなければと思います。借りるときにしっかり質問することも騒音問題を防ぐ一つだと思います。(女性/20代)
まず、1階に住むと少なからず騒音には悩まされます。しかも古い物件なら尚更です。でも子どもがいるとなかなか上層階に住むには抵抗があります。エレベーターがあれば別ですが、ない物件だとベビーカーの上げ下げや、買い物袋をもち子どもを抱っこなど大変なことが多いです。なので、一軒家が一番騒音では悩まされないのかも。でも賃貸の一軒家もなかなかないので、左右と上の階にどんな人が住んでいるのか調べてから契約したほうがいいです。あとは昼間に物件を見にいくなら日曜に住人がいる状況で見にいくのがいいと思います。どのくらい音がするのかわかると思います。(女性/30代)
私の経験上、学校の近くのマンションは借りないほうが無難です。学生が多く住んでいる可能性があり、羽目を外した若者のどんちゃん騒ぎが夜に自宅まで聞こえてきてゆっくり眠れない、なんていう問題に直面することになるかもしれません。ですので、できるだけ学生が多く集まるところ避けて、静かで落ち着いた雰囲気の町にある物件を探すのがおすすめです。(男性/10代)
入居前に必ずどんな人が入っているか聞いておく必要があると思います。自分でうるさい人に言いに行くとトラブルになるので、仲介者に頼むなどして注意してもらうのも大切です。あと事前に防音がどれほどのか、騒音のクレームがよくでていないかを入居前に聞いておけばよかったと思いました。次回は必ず入居者、防音、騒音のクレームを確認しようと思います。(女性/30代)
木造や軽量鉄骨は、音に敏感な人はやめたほうがいいと思います。他人の生活音すべてが聞こえるというのは本当に不快なものです。管理人に伝えたとしても、足音が消えるわけでもなく耳栓をしても足音や重低音は響きます。上の住人の騒音が激しい場合、本当につらいです。あと、他人の部屋の音が聞こえているということは、自分の部屋の音も聞こえている可能性があるので、そういう意味でも、防音性の高い部屋を最初から選んだほうがいいなと私は思います。(女性/30代)
騒音問題は一人暮らしもファミリーも解決が難しい
騒音は、一度気になると、とにかくずっと気になってしまう問題です。一方で、解消は容易ではなく、場合によっては引っ越しを検討しなければならなくなることもあるでしょう。
そんなことにならないように、体験談の意見を参考に自分にとって快適な部屋を選びましょう。
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