
外壁塗装が想定している費用よりも安くなるなら、浮いた費用を他の部分のリフォームに回せるかもしれませんよ。
そこで本記事では、外壁塗装を安く済ませる方法14選を紹介します。
安く済ませる場合の注意点や業者選びのポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- 外壁塗装の費用が変動する要因4つ
- 外壁塗装を安くするコツ14選!
- 外壁塗装を安く済ませる場合の注意点3つ
- 外壁塗装を安く済ませたいなら知っておこう!外壁塗装の費用相場
- 外壁塗装を安くしたいならチェックしよう!業者を選ぶときのポイント4つ
- 外壁塗装を安くする方法に関するQ&A
- 安くお得に外壁塗装工事を依頼しよう!
外壁塗装の費用が変動する要因4つ

まずは、外壁塗装の費用が変動する代表的な要因を紹介します。
1.建物の劣化状況
2.建物がある地域
3.塗料の種類
4.施工に関わる業者の数
費用が変動する要因を理解していれば、自ずと安く済ませる方法もわかってきます。
以下で詳しく解説していくので、しっかりと確認しておきましょう。
建物の劣化状況
建物の劣化がひどいと、外壁塗装の費用が高くなります。塗装とは別に補修が必要になるからです。
たとえば苔が大量に生えていたり、壁に亀裂があったりすれば、塗装の前に作業が追加されます。
その分工期が長くなるので、補修費用だけではなく、人件費も多くかかってしまうでしょう。
特に築年数が古く、こまめにメンテナンスを行っていない住宅の場合は、外壁塗装の費用がかさむ傾向にあります。
建物がある地域
建物がある地域によっても、外壁塗装の費用は変動します。
たとえば沿岸部にある住宅は、海からの潮風や太陽の光の照り返しで、外壁が傷みやすいのが特徴。追加で補修が必要になれば、その分費用もかさむでしょう。
外壁の劣化を防ぐために紫外線に強い塗料を使用すれば、塗料代も高くなります。
また、細い路地の奥にある住宅の場合も、外壁塗装の費用がかさむ傾向にあります。作業車が家の近くまで入れず、資材の運搬に人手が必要になるからです。
塗料の種類
使用する塗料の種類によって、外壁塗装の費用は変動します。
ただ、安く済ませたいからといって最も安い塗料を選ぶ方法は、あまりおすすめできません。
価格が安いほど耐用年数が短くなるので、こまめな塗り替えが必要になるからです。
メンテナンス費用が多くかかって、結果的にはコストが高くなる可能性も。
値段だけではなく耐用年数も考慮して、塗料を選ぶようにしましょう。
施工に関わる業者の数
施工に関わる業者の数が増えると、外壁塗装にかかる費用も高くなります。
中間マージンが発生するからです。
たとえば、工事を受注したA社が、「傷んでいる部分の補修はB社に」「外壁塗装はC社に」というように、複数の下請け会社に依頼すると仮定します。
その場合、関わる会社の数だけ中間マージンが発生するので、費用も高くなるでしょう。
工事を安く済ませたいなら、完全自社施工の業者がおすすめです。
外壁塗装を安くするコツ14選!

それでは、外壁塗装を安くするコツ14選を紹介します。
1.3社以上の業者に見積りを依頼して比較する
2.値引き交渉をする
3.お得なキャンペーンを利用する
4.大手ではなく地域密着型の業者を選ぶ
5.塗料のグレードを下げる
6.在庫塗料や余った塗料を使用する
7.施工範囲を少なくする
8.いらない作業は断る
9.外壁塗装の閑散期に工事を依頼する
10.市町村の助成金を活用する
11.現金でまとめて払う
12.火災保険が適用される場合もある
13.日頃からこまめに掃除をしておく
14.外壁塗装の屋根塗装を同時に行う
上記の15の方法を知っていれば、大幅に費用を抑えられるかもしれません。
以下で詳しく解説していくので、一つひとつチェックしていきましょう。
1.3社以上の業者に見積りを依頼して比較する
はじめから1つ業者に決めるのではなく、3社以上の業者に見積もりを依頼するようにしましょう。
相見積もりをとれば、「他社よりもうちの方が安くできますよ」というように、価格競争が起こります。
結果として、1社だけに見積もりを依頼するよりも安い金額が提示される場合が多いです。
また相見積もりをとれば、価格の相場がわかります。
大幅に金額が高い業者に依頼してしまったり、激安の金額で手抜き工事されてしまったり、というようなリスクも減らせるでしょう。
適切な業者を選ぶためにも、相見積もりをとる方法がおすすめです。
2.値引き交渉をする
見積もりが出たあとに、値引き交渉をするのも一つの方法です。
工事の総額や業者にもよりますが、全体の5%〜10%程度なら、値引きしてくれる可能性がありますよ。
ただ、大幅な値下げをお願いするのはやめましょう。
仕上がりに悪影響を及ぼすようなコストカットをすると、メンテナンスが必要になる時期が早まり、結果的に損してしまうかもしれません。
業者の反応を見つつ、適切な値引き交渉を行いましょう。
3.お得なキャンペーンや割引を利用する
お得なキャンペーンを利用すれば、通常価格よりも10%〜30%程度安く塗装できる場合があります。
業者選びの際に、キャンペーンを実施しているかどうかも併せて確認しましょう。
よく見られるキャンペーンや割引には、以下のようなものがあります。
・季節限定のキャンペーン
・お友だち紹介割引
・WEB申し込み割引
キャンペーンは期間限定のものも多いので、タイミングを逃さないようにしましょう。
4.大手ではなく地域密着型の業者を選ぶ
大手の塗装業者ではなく、地域密着型の業者を選ぶ方法もおすすめです。
大手の業者は、下請け企業を保有している場合が多いです。下請け企業があると中間マージンが発生するので、その分工事費用がかさみます。
地域密着型の業者なら、完全自社施工の可能性が高いです。中間マージンが発生しないため、工事が安く済むでしょう。
5.塗料のグレードを下げる
塗料のグレードを下げれば、大幅なコスト削減が見込めます。
ただ、グレードが低い塗料だと耐用年数が短くなるので、メンテナンスが必要になる時期は早まります。
したがって、長い目で見れば、グレードが低い塗料の方がコストパフォーマンスが悪くなるかもしれません。
現在の塗装費用を節約するのか、それとも将来のメンテナンス費用を減らすのか、慎重に判断していきましょう。
代表的な塗料と価格・耐用年数の目安を以下にまとめたので、参考にしてください。
塗料の種類 | 1㎡あたりの塗装価格 | 耐用年数 |
---|---|---|
ウレタン塗料 | 1,000円~2,000円 | 8年~10年 |
シリコン塗料 | 1,800円~3,500円 | 10年~15年 |
フッ素塗料 | 3,000円~4,800円 | 15年~20年 |
無機塗料 | 3,500円~5,000円 | 15年~25年 |
6.在庫塗料を使用する
業者が保有している在庫塗料を使用すれば、塗装費用が安くなります。
在庫塗料とは、他のお客様の急な塗料変更などにより、使われずに余ってしまった塗料のこと。在庫塗料を処分せずに保管している業者は多いです。
在庫塗料を使用すれば、新たに塗料を用意する必要がないので、工事費用が安くなります。
在庫塗料と聞くと、「古くて品質が悪そう」と思うかもしれませんが、塗料の消費期限はしっかりと守られているので大丈夫です。
ただ、在庫の中からしか塗料を選べなかったり、塗料メーカーの保証を受けられなかったり、といったデメリットもあります。
メリット・デメリットを把握したうえで、慎重に検討しましょう。
7.施工範囲を少なくする
住宅の外壁全体を塗装するのではなく、必要な箇所だけ塗装するのも一つの方法です。
塗装面積が少なくなれば使用する塗料の量が減るので、費用を節約できます。
たとえば、劣化が進んでいる場所だけ塗装したり、人目につきやすい正面だけ塗装したり、といった方法があるでしょう。
ただ、再塗装しなかった部分の塗膜の劣化はそのまま残るので、近い将来にまた塗装が必要になるかもしれません。
8.いらない作業は断る
いらない作業は断る勇気を持ちましょう。
外壁塗装の見積もりをお願いすると、外壁の塗装以外の項目が含まれている場合が多いです。たとえば、雨樋などの付帯部の塗装がこれに当たります。
本当に必要な項目なら別ですが、見た目をそれほど気にしないのであれば、必要ない作業かもしれません。
見積もりの項目を一つひとつ確認して、不要な作業は断れば、コストを削減できるでしょう。
9.外壁塗装の閑散期に工事を依頼する
閑散期は工事を依頼する人が少ない分、塗装費用が安くなる傾向にあります。
外壁塗装の閑散期は、梅雨や冬場です。
ただ安いだけではなく、以下のようなメリットもありますよ。
・閑散期なので職人とじっくり打ち合わせができる
・塗装工事の予約が取りやすい
ただ、梅雨は雨が多いので、休工になる日が出てくるかもしれません。また、冬場は気温が低いので、塗料が乾きづらくなります。
上記の理由から、閑散期に塗装工事を行うと、工期が長くなりやすいと心得ておきましょう。
工期が延びても問題ない方は、閑散期に依頼する方法も考えてみてください。
10.市町村の助成金を活用する
市町村によっては、外壁塗装の助成金制度が設けられている場合があります。
助成金が出れば自分で負担する金額が少なくなるので、塗装工事に踏み切りやすくなりますよね。
ただ助成金制度には、工事費用や施工業者、納税状況など、条件が付けられているかもしれません。
まずはお住いの市町村の担当窓口で、制度の内容や条件を確認しましょう。
▶関連記事
外壁塗装の助成金・補助金を解説!実施中助成金の調べ方と申請方法
【2025年】東京都の外壁塗装助成金はいつまで?国の助成金はある?
11.現金でまとめて払う
リフォームローンを組まずに現金一括払いにした方が、トータルで支払う費用は安くなります。
ローンを利用しなければ利息が発生しないので、支払う費用が「塗装工事代のみ」になるからです。
ローンの期間や利息にもよりますが、10万円〜20万円程度の節約になるでしょう。
1度に払う金額は大きくなってしまいますが、長い目で見れば、現金一括払いがおすすめです。
12.火災保険が適用される場合もある
自然災害による損傷で外壁塗装が必要になった場合は、火災保険が適用されるかもしれません。
うまくいけば、無料で外壁塗装ができますよ。
火災保険が適用される場合が多い自然災害には、以下のようなものがあります。
・台風
・竜巻
・突風
・雪
・雹(ひょう)
ただ適用されるのは、損傷の原因が自然災害のときだけです。経年劣化で外壁塗装が必要になった場合には適用されないので、注意しましょう。
詳しくは、加入している保険の適用範囲を確認してみてください。
13.日頃からこまめに掃除をしておく
リフォーム費用を安く済ませたければ、日頃から外壁を掃除しておくようにしましょう。
汚れを放置していると、外壁の劣化スピードが早まります。その分メンテナンスが必要になる時期も早まるので、外壁塗装をする頻度が増えるということです。
塗膜を長持ちさせるために、年に1度〜2度は自分で掃除するようにしてください。
掃除方法は水洗いが基本です。汚れが落ちない部分があれば、外壁用の洗剤や中性洗剤を使用して、柔らかいスポンジなどでやさしくこすり落としましょう。
14.外壁塗装の屋根塗装を同時に行う
リフォーム費用全体を安くしたい場合は、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うのがおすすめです。
同じ時期に工事すれば同じ足場を使用できるので、足場代の節約になります。足場の設置には15万〜20万円程度の費用がかかるので、大幅なコスト削減になるでしょう。
外壁と同じように、屋根も定期的な塗装が必要です。塗装工事の時期を合わせて、お得にリフォームを実施しましょう。
外壁塗装を安く済ませる場合の注意点3つ

外壁塗装を安く済ませる場合の注意点を、3つ紹介します。
1.高圧洗浄の工程は削らない方が良い
2.塗装回数を省いてはいけない
3.外壁塗装にかかる費用は大幅には引き下げられない
注意点を把握しないまま、安くすることだけを考えて工事を依頼すると、塗料の寿命が短くなってしまう可能性もあります。
後悔しないためにも、しっかりと確認しておきましょう。以下で詳しく解説していきます。
1.高圧洗浄の工程は削らない方が良い
高圧洗浄は外壁塗装に必要不可欠な工程なので、削らないようにしましょう。
高圧洗浄とは、塗装する前に外壁一面を掃除する作業のことです。専用の洗浄機を使用して、蓄積した汚れや苔を落としていきます。
高圧洗浄をしないで塗装してしまうと、汚れの上に塗料をのせることになるので、塗膜が剝れやすくなります。
耐用年数に満たないうちに次のメンテナンスが必要になるので、結果的に費用がかさんでしまうでしょう。
コストを削減したくても、高圧洗浄の工程は削らないようにしてください。
2.塗装回数を省いてはいけない
費用を抑えたいからといって、塗装回数を省くのはやめましょう。
外壁塗装は通常、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗料を塗り重ねます。
それぞれの工程には、以下のような役割がありますよ。
・下塗り…外壁と塗料の密着度を高める接着剤のような役割を担う
・中塗り…塗膜の保護力を高め、外壁の防水性を向上させる
・上塗り…塗膜の保護力をさらに高め、外観が美しく見えるように良性する
上記の3つの工程のどれかを省けば、塗料が本来の役割を果たさなくなり、施工不良を起こしてしまう可能性があります。
3回塗り重ねる作業には意味があるので、塗装回数は省かないようにしてください。
3.外壁塗装にかかる費用は大幅には引き下げられない
そもそも外壁塗装にかかる費用は、大幅には引き下げられません。
外壁塗装の費用は、「家の劣化状況」や「外壁の面積」によって決まる部分が多いです。「家の劣化状況」や「外壁の面積」は、変えられない要因ですよね。
したがって、塗料のグレードを下げたり、不要な作業を断ったりして多少のコストダウンができても、大きな値下げはできないということです。
もし「大幅に値下げできる」という業者がいれば、手抜き工事をされるリスクがあります。
安くすることだけを考えるのではなく、「工事の質」も重要視するようにしてください。
外壁塗装を安く済ませたいなら知っておこう!外壁塗装の費用相場

外壁塗装を安く済ませたいなら、費用相場を知っておくことは大切です。
この章では費用の相場と内訳を詳しく解説するので、目を通しておきましょう。
外壁塗装の費用相場
外壁塗装の費用相場は、戸建て住宅の場合、40万〜200万円程度です。
住宅の広さや使用する塗料、依頼する業者などによって価格は大きく変動します。
費用の目安を住宅の広さごとにまとめたので、参考にしてください。
住宅の坪数 | 費用相場 |
---|---|
20坪 | 40万~90万円 |
30坪 | 60万~100万円 |
40坪 | 80万~130万円 |
50坪 | 100万~160万円 |
60坪 | 120万~200万円 |
ただ、上記の数値はあくまで目安です。先述した「外壁塗装を安くするコツ」を実践すれば、大幅なコスト削減も可能になるかもしれません。
外壁塗装の費用の内訳
次に、外壁塗装の費用の内訳を紹介します。
「何にどれくらいの費用がかかるのか」を把握していれば、値引き交渉もやりやすくなりますよ。
以下で詳しく解説していくので、確認しておきましょう。
足場
高所での作業を安全に行うために、足場の設置が必要です。
費用の目安は、足場の架け面積1㎡あたり600円〜800円程度。住宅の大きさにもよりますが、全体で15万〜20万円程度かかります。
飛散防止ネット
外壁塗装では、材料の落下や塗料の飛散を防ぐために、足場を覆うようにして飛散防止ネットを設置します。
飛散防止ネットの費用相場は、1㎡あたり100円〜200円程度です。
高圧洗浄
外壁を塗装する前に、外壁の汚れや苔を落とす高圧洗浄を行います。
水による高圧洗浄の場合は、1㎡あたり100円〜200円が相場。バイオ洗浄の場合は、1㎡あたり200円〜300円ほど費用がかかります。
養生
塗料の飛散を防ぐために、必要な箇所に養生を行います。養生を施す場所は、郵便受けや表札、室外機や玄関周りなどです。
他にも塗料の飛散を防ぎたい部分があれば、養生をお願いしなければなりません。
養生にかかる費用は、1㎡あたり250円〜400円程度です。
塗料代
塗装に使用する塗料代がかかります。
塗料代は、使用する塗料の種類によって大きく変動します。
安い塗料を使用すれば塗料代を節約できますが、その分耐用年数が短くなるので注意しましょう。
詳しくは「外壁塗装を安くするコツ14選!」の「5.塗料のグレードを下げる」の章を確認してください。
施工費用
塗料代とは別に、施工費用がかかります。
施工費用は業者にもよりますが、1㎡あたり1,000円〜2,000円程度です。
付帯部塗装工事
外壁と一緒に付帯部の塗装も行うなら、追加で費用が発生します。
付帯部とは、軒天や雨樋、破風板や雨戸などです。費用は塗装する箇所によって異なるので、詳しくは業者に問い合わせてみてください。
諸経費
上記に当てはまらない費用が、諸経費として計上されます。
たとえば、現場までの交通費や駐車場代、書類作成費や廃材処分費などがこれに当たります。
諸経費は、全体にかかる費用の5%〜15%程度になる場合が多いです。
外壁塗装を安くしたいならチェックしよう!業者を選ぶときのポイント4つ

塗装業者を選ぶときのポイントを、4つ紹介します。
1.塗装技能士などの資格を持っている業者か確認する
2.見積書に不明瞭な点がないか慎重に見極める
3.保証やアフターフォローが充実している業者を選ぶ
4.口コミや施工事例をチェックする
外壁塗装を安く済ませたいなら、業者選びは非常に大切です。安いだけではなく、丁寧に施工してくれる業者を見つけなければなりません。
以下で各ポイントを詳しく解説するので、業者を探す際は心がけてみてください。
1.塗装技能士などの資格を持っている業者か確認する
塗装工事の「質」を求めるなら、塗装技能士などの資格を持っている業者がおすすめです。
資格は、知識が豊富で能力が高い証明になります。
外壁塗装工事は上記のような資格がなくても行えますが、業者によって工事の質にバラつきがあるのが難点です。
資格を保有している業者なら、安心して工事を任せられるでしょう。
2.見積書に不明瞭な点がないか慎重に見極める
見積書を鵜呑みにするのではなく、不明瞭な点がないかを見極めるようにしましょう。
中には、料金を水増しして見積もりを出す悪徳業者も存在します。
諸経費が異常に多かったり、よく分からない項目が付け足されていたりしたら、注意が必要です。
業者にその都度質問をして、詳細を明らかにするようにしましょう。
3.保証やアフターフォローが充実している業者を選ぶ
保証やアフターフォローの内容もチェックしたうえで、業者を選ぶようにしましょう。
保証やアフターフォローがないと、万が一施工不良が起きても、適切な対応をしてもらえないかもしれません。
せっかく高い料金を払って工事を依頼したのに、再塗装や修繕でまたお金がかかってしまったら、大きな損失ですよね。
信頼できる業者でも「100%失敗がない」とはいえないので、保証・アフターフォローの内容は必ず確認してください。
4.口コミや施工事例をチェックする
利用者の口コミも、必ず確認するようにしましょう。
仕上がりが綺麗な業者や対応が丁寧な業者には、自然と良い口コミが寄せられます。
一方で口コミがない、または口コミが悪いと、安心して任せられる業者だとはいえません。
また、施工事例の確認も大切です。実際に写真を見れば、仕上がりのイメージが湧きやすくなりますよ。
口コミや施工事例は、公式サイト・SNS・口コミサイト・Googleマップなどでチェックできます。
工事を依頼する前にに目を通しておきましょう。
外壁塗装を安くする方法に関するQ&A

最後に、外壁塗装を安くする方法に関するよくある質問に回答します。
足場を設置しなくても外壁塗装はできる?
外壁塗装には、足場の設置が必要です。
足場には、高所での作業を安全に進めるためのシートベルトのような役割があるからです。
労働安全衛生法においても、「2m以上の高所で作業を行う場合には、足場を設置する必要がある」と定められています。
また足場があれば、塗装作業がやりやすくなります。
職人の作業の効率化を図るためにも、足場の設置費は削らないようにしましょう。
簡単な外壁塗装ならDIYでも可能?
外壁塗装のDIYはあまりおすすめできません。
簡単に見えても専門的な技術が必要になる作業なので、見栄えが悪くなったり、施工不良が起きたりする可能性もありますよ。
また、必要な道具を揃えなければならないので、思った以上に費用がかさむでしょう。
さらに、高所での作業には、怪我や事故のリスクもあります。
無理に自分で行おうとせず、専門の業者に依頼するようにしましょう。
安くお得に外壁塗装工事を依頼しよう!

外壁塗装工事には、最低でも40万円以上の費用がかかってしまいます。
色あせや塗膜の剥がれが気になっていても、なかなか工事に踏み切れない方は多いのではないでしょうか。
しかし、本記事で紹介した「安くするコツ14選」を実践すれば、大幅なコストダウンが実現するかもしれません。
外壁塗装が安く済めば、他の部分のリフォームに予算を回すこともできるでしょう。
外壁塗装を検討している方は、本記事の内容を参考にして、お得に工事を依頼してください。
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