
そこで本記事では、ガルバリウム鋼板の価格相場について詳しく解説します。
また、ガルバリウム鋼板を屋根・外壁に導入するメリットや、施工価格を安く抑えるコツについても取り上げます。
注文住宅の購入やマイホームのリフォームを考えている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- ガルバリウム鋼板とは
- ガルバリウム鋼板の1平米ごとの価格相場
- ガルバリウム鋼板を屋根に導入する場合の施工価格の相場
- ガルバリウム鋼板を外壁に導入する場合の施工価格の相場
- 価格相場と併せて知っておきたい!屋根や外壁にガルバリウム鋼板を導入するメリット
- ガルバリウム鋼板と他の屋根材の価格や耐用年数を比較!
- ガルバリウム鋼板の施工価格を安く抑えるコツ
- ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に導入する際の注意点
- ガルバリウム鋼板の価格に関するよくある質問
- マイホームの屋根や外壁にガルバリウム鋼板を取り入れてみよう!
ガルバリウム鋼板とは
ガルバリウム鋼板とは、金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでめっきした建材です。
具体的には、めっき層が「アルミニウム55.0%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%」で構成されています。
別名は「アルミ亜鉛めっき鋼板」です。
1972年にアメリカで開発されたのが始まりで、現在ではさまざまな建物の屋根材や外壁材として使用されています。
高い耐久性を誇っており、耐用年数が長いのが特徴。また、軽量で耐震性が高く、サビにも強いです。
スタイリッシュでモダンな外観にできるところも、ガルバリウム鋼板ならではの魅力だといえるでしょう。
ガルバリウム鋼板の1平米ごとの価格相場

ガルバリウム鋼板の価格相場は、建材の形によって異なります。
代表的なガルバリウム鋼板の形状と1平米ごとの価格相場を紹介するので、目を通しておきましょう。
1.縦葺き用
2.横葺き用
3.断熱材一体型
4.角波などの波型
5.瓦調
以下でそれぞれを詳しく解説していきます。
縦葺き用
縦葺きとは、ガルバリウム鋼板を屋根材として使用するときに、屋根の傾きとガルバリウム鋼板の溝が同方向になる葺き方です。
縦葺き用のガルバリウム鋼板は、横葺き用よりも同面積あたりに使う材料が少ないため、価格が安くなる傾向にあります。
1㎡あたりの価格相場は5,000円〜8,000円程度です。
また、ガルバリウム鋼板の縦葺きは軒先に向かって雨水が流れやすいので、防水性が高いというメリットもあります。
横葺き用
横葺きとは、ガルバリウム鋼板を屋根材として使用するときに、屋根の傾きとガルバリウム鋼板の溝が垂直になる葺き方です。
横葺き用のガルバリウム鋼板は、同面積あたりに使う材料が多いため、縦葺き用よりも値段が高くなる傾向にあります。
1㎡あたりの価格は6,500円〜10,000円程度です。
横葺き用のガルバリウム鋼板は、複雑な形の屋根にも施工できるのがメリット。
デザインやカラーバリエーションも豊富なので、カバー工法で雰囲気を変えたい方にもおすすめです。
断熱材一体型
外壁材としてよく使われるのが、断熱材一体型のガルバリウム鋼板です。表面材と裏面材で断熱材を挟むという3層構造になっています。
夏の暑さを抑制する効果が他の外壁材に比べると高いので、気温が高い地域にマイホームを建てたい方におすすめできるでしょう。
断熱材一体型のガルバリウム鋼板の価格は、1㎡あたり3,000円~4,000円程度です。
角波などの波型
ガルバリウム鋼板の中でも最も安価なのが、波型の形状をした角波ガルバリウムです。
1㎡あたりの価格は1,500円〜2,000円程度。
住宅よりも、工場や倉庫などのコスト優先の建物に使用される場合が多いです。
瓦調
瓦屋根のような外観を再現できるのが、瓦調葺き用のガルバリウム鋼板です。横葺き用のガルバリウム鋼板と同じように、地面に対して平行になるように葺いていきます。
瓦屋根のような重厚感を出せますが、素材自体はガルバリウム鋼板なので、軽量で扱いやすいのが特徴。
ただ、1㎡あたりの価格は9,000円〜なので、ガルバリウム鋼板の中では割高です。
ガルバリウム鋼板を屋根に導入する場合の施工価格の相場

ガルバリウム鋼板を屋根材として導入する場合の施工価格を、葺き替え工事とカバー工法に分けて紹介します。
葺き替え工事の価格相場
葺き替え工事とは、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材に張り替える工事のことです。
ガルバリウム鋼板屋根に葺き替える場合の費用の目安は、30坪の2階建て住宅で「180万円前後」。
ただ、使用するガルバリウム鋼板のグレードや業者によって価格は変動するので、一概にはいえません。
「何にどれくらいの費用がかかるのか」の目安を以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
工程 | 価格相場 |
---|---|
足場 | 800円~1,200円/㎡ |
既存の屋根の撤去代 | 750円~1,250円/㎡ |
養生 | 200円~500円/㎡ |
野地板(下地) | 1,800円~3,000円/㎡ |
防水シート | 820円~1,380円/㎡ |
ガルバリウム鋼板の張りつけ | 5,000円~10,000円/㎡ |
軒先水切り | 1,260円~2,100円/m |
ケラバ包み | 1,700円~2,800円/m |
棟板金の設置 | 15,000円~24,400円/箇所 |
コーキング | 24,000円~40,000円 |
諸経費 | 工事費用全体の1割程度 |
たとえば、「足場を設置するのにどのような足場材を使うのか」によって足場代は変動します。
また、既存の屋根材の種類によって撤去費用も変わってくるでしょう。
したがって、目安費用は180万円前後ですが、100万円〜250万円程度まで変動する可能性があると考えておきましょう。
カバー工法の価格相場
カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、上から新しいガルバリウム鋼板を重ねる工事のことです。
「重ね葺き」と呼ばれる場合もあります。
ガルバリウム鋼板で屋根にカバー工法を施す場合の費用相場は、30坪の2階建て住宅で「150万円前後」。
葺き替え工事を行うよりも安く済みます。
「何にどれくらいの費用がかかるのか」の目安を以下にまとめたので、参考にしてください。
工程 | 価格相場 |
---|---|
足場 | 800円~1,200円/㎡ |
養生 | 200円~500円/㎡ |
防水シート | 820~1,380円/㎡ |
ガルバリウム鋼板の張りつけ | 6,500~10,000円/㎡ |
軒先水切り | 1,260円~2,100円/m |
ケラバ包み | 1,700円~2,800円/m |
棟板金の設置 | 15,000円~24,400円/箇所 |
コーキング | 24,000円~40,000円 |
諸経費 | 工事費用全体の1割程度 |
表を見るとわかるように、カバー工法の場合は「既存の屋根の撤去代」と「野地板(下地)代」がかかりません。
したがって、費用も安く済むうえに、工期も短くなります。
ただ、屋根内部の傷みはそのままの状態になるので、葺き替え工事に比べると耐用年数が短くなる可能性もありますよ。
費用だけではなく他の要素も比較したうえで、最適な工法を選択しましょう。
ガルバリウム鋼板を外壁に導入する場合の施工価格の相場

ガルバリウム鋼板を外壁に導入する場合の施工価格を、張り替え工事をカバー工法に分けて紹介します。
張り替え工事の価格相場
張り替え工事とは、既存の外壁材をすべて撤去して、新しいガルバリウム鋼板を設置する工法のことです。
傷んだ部分を全て取り除けるので、耐久性が向上します。また、建物の外観が新築のように生まれ変わるのもメリットですね。
張り替え工事の価格相場は、30坪の2階建て住宅の場合、「180万円〜250万円程度」です。
ガルバリウム鋼板のグレードや業者によって価格は異なるので、上記はあくまで目安だと考えておきましょう。
カバー工法の価格相場
カバー工法とは、既存の外壁材を撤去せずに、上からガルバリウム鋼板を重ねる施工方法のことです。
既存の外壁材の撤去費用や廃材処理費がかからないので、張り替え工事よりも費用が安く済みます。
また、工事の工程も少なくなるので、工期が短いというメリットもありますよ。
30坪の2階建て住宅にカバー工法を行う場合の価格相場は、「150万円〜200万円程度」。
ただ、外壁の劣化が進んでいる場合はカバー工法を実施できない可能性もあります。
まずは業者に無料点検を依頼してみましょう。
価格相場と併せて知っておきたい!屋根や外壁にガルバリウム鋼板を導入するメリット

屋根や外壁にガルバリウム鋼板を導入するメリットを、6つ紹介します。
1.耐久性がある
2.耐熱性に優れている
3.耐震性が高い
4.ひび割れの心配がない
5.メンテナンス性に優れている
6.スタイリッシュなデザインにできる
「ガルバリウム鋼板を導入するか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
耐久性がある
ガルバリウム鋼板は、耐久性が高い建材です。
耐用年数は種類によって変動しますが、平均すると30年〜40年程度。
同じ屋根材であるスレートやアスファルトシングルに比べると長持ちするので、コストパフォーマンスに優れています。
また、金属製の建材には錆びやすいという特徴がありますが、ガルバリウム鋼板は錆びにも強いです。
断熱性に優れている
断熱材一体型のガルバリウム鋼板は、他の建材に比べると断熱性に優れています。
屋根材である瓦やスレート、外壁材であるモルタルなどに比べると、飛び抜けて「熱を通しにくい」建材です。
太陽の光や外気温の影響を受けにくいので、屋根材や外壁材として取り入れれば、快適な室温を保ちやすくなるでしょう。
また、既存の屋根や外壁にガルバリウム鋼板を重ねる「カバー工法」だと、層が厚くなるので、さらに断熱性が高くなります。
「暖房や冷房の効きを良くしたい」と考えている方は、リフォームでガルバリウム鋼板を導入するのがおすすめです。
耐震性が高い
ガルバリウム鋼板は軽量な建材なので、屋根や外壁に導入すると耐震性が高くなります。
屋根材や外壁材が軽量だと、建物自体にかかる負担が少なくなり、地震の影響を受けにくくなるからです。
ガルバリウム鋼板の重さは、瓦屋根の8分の1、モルタル外壁の10分の1程度。
特に日本は地震が多い地域なので、リフォームを機にガルバリウム鋼板を導入し、強い揺れに備えておくのもおすすめです。
ひび割れの心配がない
ガルバリウム鋼板は金属でできている建材なので、ひび割れの心配がありません。
瓦屋根やスレート屋根、モルタル外壁で起こりやすいのがひび割れの症状です。
特に、地震や凍結の後はひび割れのリスクが高まります。
ひび割れを放置していると雨漏りに発展するので、早急なメンテナンスが必要です。
ガルバリウム鋼板はひび割れの心配がないので、凍結しやすい寒い地域にある住宅にも安心して導入できるでしょう。
メンテナンス性に優れている
ガルバリウム鋼板は軽量で扱いやすい建材なので、メンテナンス性に優れています。
他の建材に比べて短時間で張り替えが可能で、補修作業も比較的簡単です。
また、ガルバリウム鋼板の廃材はリサイクルできるので、処分費用がかからないところも魅力ですね。
さらに、ガルバリウム鋼板はシーリングのメンテナンス性にも優れています。
ガルバリウム鋼板を外壁材として使用した場合、継ぎ目の大部分が「見切り縁」と呼ばれる部材で覆い隠されます。
覆い隠される分、シーリングの露出箇所が少なくなるので、傷みにくいのが特徴です。
他の外壁材と比べると、シーリングのメンテナンス頻度も低くなるでしょう。
上記の理由から、メンテナンスが安く・簡単にできる建材を探している方には、ガルバリウム鋼板がおすすめです。
スタイリッシュなデザインにできる
スタイリッシュなデザインの住宅にできるところも、ガルバリウム鋼板の魅力です。
シンプルかつモダンなデザインは、都会の住宅街にも、自然が多い風景にもマッチします。
また最近では、ガルバリウム鋼板に木製の建材を組み合わせたデザインなども人気です。
外壁材全てにガルバリウム鋼板を使用するのではなく、他の建材も入れ込んで、オリジナリティのあるマイホームに仕上げてみましょう。
ガルバリウム鋼板と他の屋根材の価格や耐用年数を比較!

「ガルバリウム鋼板と他の屋根材で迷っている」という方に向けて、代表的な屋根材の価格・耐用年数を表にまとめました。
ぜひ参考にしてください。
屋根材の種類 | 価格 | 耐用年数 | メンテナンス頻度 |
---|---|---|---|
ガルバリウム鋼板 | 5,000円~10,000円/1㎡ | 30年~40年 | 10年~15年 |
スレート屋根 | 4,000円~10,000円/1㎡ | 10年~35年 | 10年 |
瓦屋根(セメント瓦) | 5,000円~12,000円/1㎡ | 20年~40年 | 10年~20年 |
ジンカリウム鋼板 | 8,000円~22,000円/1㎡ | 30年~50年 | 不要 |
表を見るとわかるように、ガルバリウム鋼板は耐用年数が長く、価格も比較的リーズナブルです。
10年〜15年を目安にメンテナンスを行う必要はありますが、他の屋根材に比べるとメンテナンスが簡単なので、短期間で済ませられますよ。
「メンテナンスフリーの屋根材を選びたい」という方にはジンカリウム鋼板がおすすめですが、メンテナンスが不要な分、価格は高額です。
価格や耐用年数など、何を優先するかによって選ぶべき屋根材も変わってくるといえるでしょう。
ガルバリウム鋼板の施工価格を安く抑えるコツ

ガルバリウム鋼板は比較的安価な建材ですが、さらに安く抑える方法があれば知っておきたいですよね。
そこでこの章では、ガルバリウム鋼板の施工価格を安く抑えるコツを4つ紹介します。
1.複数の業者に見積りを依頼する
2.完全自社施工の業者を選ぶ
3.カバー工法を選択する
4.屋根と外壁のリフォームを同時に行う
屋根や外壁にガルバリウム鋼板を導入しようと考えている方は、ぜひ実践してみてください。
複数の業者に見積りを依頼する
初めから1つの業者に絞るのではなく、複数の業者に見積りを依頼してから決めるようにしましょう。
複数の見積書を比較すれば、「どの業者に依頼するのが1番お得か」が一目瞭然でわかります。
相場よりも大幅に高い金額で見積りを出している悪徳業者や、安い金額で手抜き工事を行おうとしている業者にも、すぐ気がつけるでしょう。
また、「複数の業者に見積りをお願いする」ことを業者に伝えておけば、お得なキャンペーンや割引の提案も受けやすくなりますよ。
3社程度に見積りを依頼して、金額やサービス内容を比較してから業者を決めるようにしてください。
完全自社施工の業者を選ぶ
費用を抑えたいなら、完全自社施工の業者を選ぶようにしましょう。
下請け業者がいる会社だと、中間マージンが発生するので、施工価格が高くなります。
また、施工価格が相場と同じくらいだった場合は、それよりも安い金額で下請け業者に工事を依頼するということなので、手抜き工事が発生するリスクもあります。
「下請け業者がいる=悪い」というわけではありませんが、工事を安く済ませたいなら、完全自社施工の業者がおすすめです。
カバー工法を選択する
屋根をリフォームする場合は、葺き替え工事よりもカバー工法の方が施工価格は安く済みます。また外壁リフォームの場合も、張り替え工事よりもカバー工法の方がかかる費用は安いです。
したがって、ガルバリウム鋼板を安く導入したい方は、カバー工法を検討するとよいでしょう。
ただ、既存の屋根材や外壁材の劣化が激しい場合は、カバー工法を実施できない可能性もあります。
まずは無料点検で劣化状況を確認してもらい、カバー工法が可能かどうかを判断してもらいましょう。
屋根と外壁のリフォームを同時に行う
リフォームにかかる費用の総額を安く抑えたい場合は、屋根と外壁のリフォームを同時に行う方法がおすすめです。
同時に行えば共通の足場を使えるので、足場代の節約になります。
一般的な2階建て住宅だと、足場にかかる費用の平均は15万円程度。したがって、屋根と外壁のリフォームを同時に行えば、15万円程度コストを削減できるということです。
また、工事を2回ではなく1回にまとめれば、養生代や諸経費(交通費や駐車場代など)も節約できます。
屋根や外壁の劣化が気になっている方は、同時にリフォーム工事を行う方法を検討してみてください。
ガルバリウム鋼板を屋根や外壁に導入する際の注意点

ガルバリウム鋼板は機能性が高く扱いやすい建材ですが、以下のような注意すべき点も存在します。
1.メンテナンスを怠ると耐用年数が短くなる
2.勾配がない屋根には不向きである
3.枯れ葉や木くずと相性が悪いと心得ておく
4.業者選びは慎重に行う
注意点を把握しないまま屋根や外壁に取り入れてしまうと、「他の建材を選べば良かった」と後悔してしまうかもしれません。
導入を決める前に、忘れずにチェックしておきましょう。以下で詳しく解説していきます。
メンテナンスを怠ると耐用年数が短くなる
ガルバリウム鋼板の耐用年数は30年〜40年程度ですが、メンテナンスを怠ると耐用年数も短くなります。
メンテナンスの頻度は、10年〜15年に1度が目安。
特に、塗膜のはがれや飛来物による傷には注意が必要です。ガルバリウム鋼板の劣化が進みやすくなります。
上記のような症状が見られたら、10年経っていなかったとしても、メンテナンスを依頼した方がよいでしょう。
正しくメンテナンスを行うことが、ガルバリウム鋼板を長持ちさせる秘訣です。
勾配がない屋根には不向きである
ガルバリウム鋼板は、勾配がない屋根や平屋根(陸屋根)には適していません。
雨水が溜まりやすい形状をしているので、勾配がない屋根だと浸水してしまう可能性があります。
ガルバリウム鋼板を屋根材として使用したいときは、水が溜まりにくい形状にしましょう。
枯れ葉や木くずと相性が悪いと心得ておく
ガルバリウム鋼板は、枯れ葉や木くずとの相性が悪いと心得ておきましょう。
枯れ葉や木くずには「木酢液」が含まれています。木酢液に触れている時間が長いと、その部分から変色や腐食が始まってしまう可能性が高いです。
したがって、ガルバリウム鋼板を導入する場合は、環境にも配慮する必要があります。
近隣に大きな樹木などがあれば、こまめな手入れを心がけましょう。
業者選びは慎重に行う
ガルバリウム鋼板を導入するうえで、業者選びは大切です。技術がない業者に工事を依頼してしまうと、雨漏りなどが起きて、耐用年数を満たさないうちに再施工が必要になるかもしれません。
特に、施工価格が極端に安い業者には注意が必要です。手抜き工事のリスクがあります。
口コミや施工事例などもしっかりと確認して、信頼できる業者に工事を依頼するようにしましょう。
ガルバリウム鋼板の価格に関するよくある質問

最後に、ガルバリウム鋼板の価格に関するよくある質問3つに回答します。
ガルバリウム鋼板のリフォームはDIYでできる?
ガルバリウム鋼板を使用したリフォームをDIYで行うのは、あまりおすすめできません。
屋根や外壁のリフォームには専門的な技術が必要になるので、自分で行うと施工不良を起こしてしまうリスクが高いからです。
雨漏りが起こり、家の内部の劣化が進んでしまう可能性もあります。
結果として大規模なリフォーム工事が必要になり、高額な費用がかかってしまうケースもありますよ。
無理に自分で行おうとせず、専門の業者に依頼するようにしましょう。
ガルバリウム鋼板の家庭でできるメンテナンス方法はある?
ガルバリウム鋼板の家庭でできるメンテナンス方法は、定期的な「水かけ」です。
3ヶ月〜半年に1度を目安に水かけを行い、泥はねや汚れを落としましょう。
こまめに汚れを落としていれば、美しい外観を保ちやすくなります。
ただ、定期的に水かけを行っていたとしても、ガルバリウム鋼板の経年劣化は避けられません。
色あせや傷みが気になったら、業者にメンテナンスやリフォームを依頼するようにしましょう。
ガルバリウム鋼板を導入するならおすすめのメーカーは?
ガルバリウム鋼板を導入するならおすすめのメーカーを、以下にまとめました。
・ケイミュー
・アイジー工業
・日鉄鋼板株式会社
・旭トステム外装
・福泉工業
・JFE鋼板株式会社
それぞれに違った特徴や魅力があるので、業者とも相談しつつ、マイホームに合ったガルバリウム鋼板を見つけていきましょう。
マイホームの屋根や外壁にガルバリウム鋼板を取り入れてみよう!

軽量で耐久性が高く、屋根材や外壁材としての人気が高まっている「ガルバリウム鋼板」。
値段も比較的リーズナブルなので、「マイホームにかかる費用を抑えたい」と考えている方にはぴったりです。
また、モダンでスタイリッシュなデザインも、ガルバリウム鋼板の魅力だといえるでしょう。屋根や外壁をガルバリウム鋼板でリフォームすれば、住宅の雰囲気が一気に変わりますよ。
ガルバリウム鋼板に興味をお持ちの方は、本記事の内容を参考にしつつ、マイホームへの導入を検討してみてください。
外壁塗装の窓口では、全国4000社以上の優良店の中からユーザーの要望に沿った施工店をご紹介します。見積もりを依頼後でも料金や施工店の対応に納得がいかなければ断ることも可能なので、気軽に利用してみてくださいね。
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