【最新版】2025年の若者言葉ランキング！流行りの略語や韓国語、使わない方がいいワードまで45選

そこで本記事では、2025年に流行している最新の「若者言葉」を紹介します。
日常使いしやすいものから、使うとちょっと古い平成世代の言葉まで幅広く取り上げるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

• 若者言葉とは？
  Z世代は何年生まれから？
  Z世代とミレニアル世代では若者言葉が違う
• 【最新版】2025年に流行った若者言葉ランキング15選！
  1位：風呂キャンセル界隈（風呂キャン）
  2位：◯◯界隈
  3位：メロい
  4位：蛙化現象
  5位：わかりみ
  6位：限界オタク
  7位：ヌン活
  8位：ほんmoney
  9位：リアコ
  10位：てぇてぇ
  11位：メンブレ
  12位：seju顔
  13位：キャパい
  14位：しゃばい
  15位：ウマ確
  自由回答で見られた若者言葉
• 日常使いしやすい若者言葉20選！
  1.ちゅき
  2.キュンです
  3.即落ち
  4.推し活
  5.神ってる
  6.全振り
  7.バグる
  8.YK(yk)
  9.〇〇しか勝たん
  10.無理ゲー
  11.逆にあり
  12.ワンチャン
  13.安定
  14.り
  15.それな
  16.草
  17.情緒ない
  18.だる絡み
  19.インライ
  20.インプレゾンビ
• もう古い？使わない方がいいミレニアル世代の若者言葉一覧
  1.激おこぷんぷん丸
  2.禿同(はげどう)
  3.チョベリバ・チョベリグ
  4.MK5
  5.メシウマ
  6.リア充
  7.萌え
  8.マジ卍（まじまんじ）
  9.おこなんだけど
  10.あざまる水産
• 知っておきたい韓国語の若者言葉一覧
• 若者言葉が批判される主な理由3つ
  1.意味が通じない場合がある
  2.敬語が適切に使用できなくなる
  3.語彙力や表現力が足りなくなる
• 日常会話に若者言葉を取り入れてみよう！

若者言葉とは？

若者言葉とは、若い世代の人たちが仲間内で使う言葉の総称です。
略語や、元々の意味が変化した言葉、外来語をもとに作られたものなど、さまざまな言葉が存在します。
遊び心から生まれた言葉が多いので、会話にリズムが生まれるのが特徴。使用すると友人同士の距離が縮まったり、仲間内で連帯感が高まったりするでしょう。
若者言葉は移り変わりが激しく、常に新しい言葉が生まれています。したがって、流行をしっかりと把握しておくことが大切です。

Z世代は何年生まれから？

若者言葉の中でも、メディアやSNSなどでよく取り上げられるのが「Z世代語」。
Z世代とは名前のとおり、Z世代の中で流行っている言葉です。
「Z世代」とは、1996年頃〜2012年頃に生まれた若者のこと。
つまり、2025年の時点で10代後半〜20代後半の人たちがZ世代に当たります。
生まれたときからインターネットやスマートフォンが普及しており、当たり前にそれらに触れて育ってきたのがZ世代です。
したがってZ世代語も、インターネットやSNSに関わるものが多いのが特徴。
また、「時短」や「便利さ」を重視する世代でもあるので、略語やリズム感のある言い回しも多いです。
Z世代語は特に流行のサイクルが早く、流行り始めてから死語扱いされるまでがわずか数ヶ月間という場合もあります。
若者言葉を使いこなすためには、Z世代の中で今何が流行っているのか、敏感に察知しておく必要があるでしょう。

Z世代とミレニアル世代では若者言葉が違う

「Z世代」の1つ前の世代を表現する「ミレニアル世代」という言葉があります。
ミレニアル世代とは、1981年頃〜1995年頃に生まれた人たちのことです。
ミレニアル世代の中でも、流行していた若者言葉がありました。たとえば「リア充」や「萌え」などがミレニアル世代語に当たります。

しかしこれらの言葉は、Z世代から見ると「死語」です。
ミレニアル世代語とZ世代語を混同して日常会話で使ってしまうと、「表現が古い」と思われてしまうかもしれません。
若者の感覚を理解するためには、「今」の流行りを知っておくことが重要です。

【最新版】2025年に流行った若者言葉ランキング15選！

2025年に流行った最新の若者言葉を、ランキング形式で15ワード紹介します。
今回は、10代〜20代の若者101人を対象にアンケート調査を実施した結果のランキング形式で紹介します。

順位	若者言葉	ポイント
1位	風呂キャン	299pt
2位	◯◯界隈	230pt
3位	メロい	219pt
4位	蛙化現象	197pt
5位	わかりみ	96pt
6位	限界オタク	91pt
7位	ヌン活	85pt
8位	ほんmoney	73pt
9位	リアコ	70pt
10位	てぇてぇ	69pt
11位	メンブレ	60pt
12位	seju顔	57pt
13位	キャパい	50pt
14位	しゃばい	39pt
15位	ウマ確	19pt

以下でそれぞれのワードを詳しく解説していきます。

1位：風呂キャンセル界隈（風呂キャン）

「流行ったと思う」と答えた方が最も多かったのが、「風呂キャンセル界隈（風呂キャン）」です。
「風呂キャンセル（風呂キャン）」は、「お風呂に入らない」という意味の若者言葉。
終電で帰ってきてお風呂に入る気力がないときや、寒くて服を脱ぎたくないときは、お風呂をサボりたくなってしまいますよね。
そんな風呂キャンしがちな属性の人たちが「風呂キャンセル界隈（風呂キャン）」を自称しています。

【使用例１】

【使用例２】

2位：◯◯界隈

第2位に輝いたのが、「⚪︎⚪︎界隈」です。1位の「風呂キャンセル界隈」にも使われていますよね。
「⚪︎⚪︎界隈」は、趣味や価値観、習慣などを同じくする人たちをまとめて表現する言葉です。
たとえば、ジャニーズが好きなら「ジャニオタ界隈」、家の中で引きこもるのが好きなら「外出キャンセル界隈」、子育て中の人たちを「子育て界隈」などと表現します。
ちなみに、日本中を歩いて測量し日本地図を完成させた「伊能忠敬」にちなんで、長距離を歩くのが好きな人たちは「伊能忠敬界隈」と言うそうです。

【使用例１】

【使用例２】

3位：メロい

第3位に輝いたのは「メロい」です。使ったことがなくても、聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
「メロい」は、何かに心惹かれたときに使用する「メロメロ」という言葉から生まれました。
したがって「メロい」の意味は幅広く、「魅力的」や「かわいい」「かっこいい」などが代表的です。
特定のものに対してプラスの感情を抱いたときに使われます。

【使用例１】

【使用例２】

4位：蛙化現象

第4位は「蛙化現象」です。
「蛙化現象」は本来、「好意を抱いている相手と両思いになった途端に、気持ちが冷めてしまう状態」という意味でした。
グリム童話にある『かえるの王さま』という話が元になってできた言葉です。
しかし近年、「蛙化現象」という言葉が指す意味が少し変わってきています。
具体的には、「相手のちょっとした言動や仕草が原因で、好きな人を嫌いになってしまう現象」と認知されることが多くなりました。
本来の意味から大きく外れているわけではありませんが、「両思いになった途端」という条件がなくなり、より広義になったと考えられるでしょう。

【使用例１】

【使用例２】

5位：わかりみ

第5位にランクインしたのは「わかりみ」です。
「わかりみ」には、共感や同意などの意味があります。「わかる〜」や「そうだよね〜」などの相槌と同じように使うのが一般的です。
大きな共感を表すときに、「わかりみが深い」と言ったりもします。

【使用例１】

【使用例２】

6位：限界オタク

第6位にランクインしたのは「限界オタク」です。
「限界オタク」は、アイドルやアニメキャラクターなどの「推し」への愛が強すぎる状態を指します。
ポジティブな意味とネガティブな意味の両方があるので、覚えておきましょう。

・ポジティブな意味…推しが素晴らしすぎて、自分の感情や表現力が追いつかない
・ネガティブな意味…推しに夢中になりすぎて正常な思考ができていない

【使用例】

7位：ヌン活

第7位は「ヌン活」です。「ヌン活」は、「アフタヌーンティー活動を楽しむ」の略語。
友人と一緒におしゃれなカフェに足を運んで、会話を楽しみながらスイーツや紅茶を堪能する行動を指します。
アフタヌーンティーといえばホテルを連想しますが、「ヌン活」に関してはカフェやレストランなど広い意味で使われる場合が多いです。

【使用例１】

【使用例２】

8位：ほんmoney

第8位にランクインしたのは「ほんmoney」です。
「ほんmoney」は、「本当に？」という意味。
2020年頃、インフルエンサーや配信者が「本当に？」を「ほんmoney」と面白く言い換えて使い始めたことがきっかけで、Z世代を中心に広まりました。
日常会話としても使われますが、SNSのコメント欄など、ネットスラングとして使用される場合が多いです。
また、「money」の意味が「お金」であることから、金銭的な問題をユーモアを混えて表現するときにも役立ちます。

【使用例１】

【使用例２】

9位：リアコ

第9位は「リアコ」です。
「リアコ」は、「リアルに恋している」の略語。アイドルやアニメキャラクター、俳優など、自分が推している対象に恋愛感情を持ってしまう状態を指します。
「ガチ恋」とほぼ同じ意味だと考えて良いでしょう。

【使用例１】

【使用例２】

10位：てぇてぇ

第10位にランクインしたのは「てぇてぇ」です。
「てぇてぇ」は、「尊い」という意味の若者言葉。「とおとい」の音が変化して生まれました。
主にアイドルやアニメキャラクターなどの推しに対して使われます。

【使用例１】

【使用例２】

11位：メンブレ

第11位は「メンブレ」です。
「メンブレ」は「メンタルブレイク」の略語。ストレスや精神的負担が原因で、心のバランスが崩れた状態を意味します。

【使用例１】

【使用例２】

12位：seju顔

第12位は「seju顔」です。「seju顔」は、芸能プロダクション「seju」に所属しているタレントのような顔立ちを指すときに使います。
具体的には、色が白く、丸みのある目・鼻・口が特徴です。
「seju」には森香澄さんをはじめとする人気タレントが所属しており、Z世代の「理想の顔」といわれています。

【使用例１】

【使用例２】

13位：キャパい

第13位は「キャパい」です。
「キャパい」は「キャパシティーオーバー」を元につくられた若者言葉で、自分の能力の限界を超えている状態を指します。
ポジティブな意味で、興奮や感動を伝えるときに使われる場合もありますよ。

【使用例１】

【使用例２】

14位：しゃばい

第14位は「しゃばい」です。「しゃばい」は昭和時代に一度流行していた言葉ですが、再び使われるようになっています。
最近使われている「しゃばい」には、「イケてない」「しょうもない」「さえない」「つまらない」などのマイナスな意味があります。

【使用例１】

【使用例２】

15位：ウマ確

第15位は「ウマ確」です。
「ウマ確」は、「うますぎ確定」の略語。絶対に美味しいだろうと予想できる食べ物に対して使います。

【使用例１】

【使用例２】

自由回答で見られた若者言葉

編集部が選定した15個以外に、自由回答欄では以下のような若者言葉が流行ったという声がありました。

・チャッピー…対話型生成AIサービス「ChatGPT」の略語
・ビジュいい…「見た目が良い」「ビジュアルが良い」という意味。主に、メイクやヘアセットがうまくいったときに使います。
・炊く…「怒る」を意味するネットスラング

日常使いしやすい若者言葉20選！

次に、日常使いしやすい定番の若者言葉を20ワード紹介します。

上記の20ワードは比較的流行のサイクルが長いので、若者言葉に慣れていない方でも取り入れやすいでしょう。
以下で意味や使い方を解説していくので、ぜひ参考にしてください。

1.ちゅき

「ちゅき」は、「好き」という意味の若者言葉です。
普通に「好き」というよりも、甘えた感じや親しみやすさが加わっています。
「ちゅき」の派生語として「ちゅきぴ」という表現もあり、これは「恋人」という意味です。

【使用例１】

【使用例２】

2.キュンです

「キュンです」は、「心がときめく」という意味です。
胸がときめいたり、心を惹かれたりしたタイミングで使います。
「キュンです」が流行ったきっかけはTikTokです。
「夜のひと笑い」というインフルエンサーが配信した動画が話題になり、若者世代の間で頻繁に使われるようになりました。
口頭で「キュンです」というだけではなく、親指と人差し指を交差させてハートマークを作るポーズをしながら言うのが流行りです。

【使用例１】

【使用例２】

3.即落ち

「即落ち」は、「すぐに心を掴まれる」という意味です。
即落ちの「落ちる」は、恋に落ちるの「落ちる」と同義。
異性やアイドル、アニメキャラクターなどに一目惚れしたときに使います。
徐々に好きになるのではなく、感情が一瞬でポジティブな方向に急変した様子を表します。

【使用例１】

【使用例２】

4.推し活

「推し活」とは、好きな人や好きなもの(推し)を応援する活動全般のことを指します。
アイドルや俳優、アニメキャラクターやスポーツ選手など、対象は人によってさまざま。
ライブや握手会に行ったり、グッズを購入したり、ファン同士で交流したり、アニメの舞台となっている場所に足を運んだり(聖地巡礼)、推し活の内容は多岐にわたります。
ちなみに、同義語として「オタ活」があります。
「推し活」の対象は人物やキャラクターが中心ですが、「オタ活」の対象はアニメ・漫画・ゲームなどのコンテンツに絞られる場合が多いです。

【使用例１】

【使用例２】

5.神ってる

「神ってる」は、「神が宿っているような、常軌を逸した状態」のことです。
素晴らしい成果が出たときなどに、ポジティブな意味で使われます。
「神ってる」は、2016年の流行語大賞を受賞した言葉なので、少し古い若者言葉です。
しかし、今でも使われる場面が多いので、日常会話に取り入れてみても良いでしょう。

【使用例１】

【使用例２】

6.全振り

「全振り」は、「一つの物事に専念する」という意味の若者言葉です。
もともとはコンピューターゲームにおいて、「キャラクターの能力値を一つの項目だけに集中させる」という意味で使われていました。
それが段々と浸透し、現在では日常会話によく登場する言葉になっています。

【使用例１】

【使用例２】

7.バグる

「バグる」とは、「混乱により正常な行動や判断ができなくなった状態」のことです。
コンピューターやソフトウェアに異常が生じて、正しく動作しなくなった状態を指す「バグが発生する」という言葉が元になっています。

【使用例１】

【使用例２】

なお、「バグる」は正式な表現ではないので、ビジネスシーンで使うのは好ましくありません。
特に目上の人に報告するときは、「システムがバグった」ではなく「システムに不具合が生じた」と言うようにしましょう。

8.YK(yk)

「YK」は、「予感」の略語です。何か起こりそうな気がするときに使います。
読み方は「ワイケー」ですが、口頭での会話で使用することはあまりありません。
主にSNS上やメッセージのやり取りなどで使われます。

【使用例１】

【使用例２】

9.〇〇しか勝たん

「〇〇しか勝たん」は、「〇〇がその他よりも大きく秀でている状態」のことです。
アイドルやアニメキャラ、スポーツ選手や食べ物など、自分が好きな対象を熱烈に支持するときに使います。

【使用例１】

【使用例２】

10.無理ゲー

「無理ゲー」は、「課題をやり遂げるのが非常に困難な状況」のことです。
もともとは、攻略できない難しいゲームに対して使われていたインターネットスラングでした。
それが徐々に浸透していき、現実世界で起こる問題や課題に対しても使われるようになっています。
なお、「無理ゲー」の対義語は「ヌルゲー」です。

【使用例１】

【使用例２】

11.逆にあり

「逆にあり」は、「意外だけどOK」という肯定的な意味を表す言葉です。
「期待や予想と逆の結果になるけれど、よく考えればその方が良いかもしれない…」というような状況で使います。

【使用例】

12.ワンチャン

「ワンチャン」は「ワンチャンス」を略した表現です。
「ひょっとしたら〜できるかも」「もしかしたら～になるかも」というような、ポジティブな可能性を表しています。
なお、麻雀やゲームの中では「1回のチャンス」という意味で使われる場合もあります。

【使用例１】

【使用例２】

13.安定

若者言葉の「安定」には、以下のような意味があります。

・信頼できるもの
・定番のもの
・失敗しない無難な選択

いずれも「安定」という言葉の本来の意味から派生しているので、比較的理解しやすいでしょう。
意味合いが広いので、日常会話に取り入れやすい若者言葉です。

【使用例１】

【使用例２】

14.り

「り」は「了解」という意味の若者言葉です。
以前は「りょ」がよく使われていましたが、最近ではさらに簡略化された「り」が一般的になりつつあります。
LINEやSNSでのメッセージのやり取りなど、丁寧さよりも「早さ」が重視される場面で活躍します。
友人同士のカジュアルな会話で使用する言葉なので、初対面の人や上司に対して使うのは好ましくありません。

【使用例】

15.それな

「それな」は、共感や同意を表す若者言葉です。
「そのとおり」「そうだよね」「まさにそれ」などの相槌と同じように使います。
日常会話ではもちろん、SNSやメッセージのやり取りなどにも手軽に取り入れられますよ。
ただ、「それな」を連発しすぎると話を聞いていないような印象を与えてしまうので注意しましょう。

【使用例】

16.草

「草」は、「面白い」や「笑える」という意味がある若者言葉です。
批判や皮肉を表す場合もあります。
少し前、笑いを表す「w」というインターネットスラングが流行りました。
この「w」が連なった様子「wwww」が草が生えている状態に似ていることから、「草」という若者言葉が生まれたと考えられます。
「草」に「www」をつけて「草www」と面白さを強調する使い方もありますよ。

【使用例１】

【使用例２】

17.情緒ない

「情緒ない」は、「情緒がない」を簡略化した言葉であり、意味合いはほぼ同じです。
若者言葉においては、特に「冷たい」「感情がない」という意味で使われます。

【使用例１】

【使用例２】

18.だる絡み

「だる絡み」は、「特に用事もないのに関わってくる状態」や「しつこく話しかけてくる状態」などを指す若者言葉です。
「だる絡み」をされた側が「だるい、疲れた」と感じてしまうことから生まれた言葉だと考えられます。
「だる絡み」よりもさらに不快な状態を表す「うざ絡み」という言葉もありますよ。

【使用例１】

【使用例２】

19.インライ

「インライ」は、「インスタライブ」の略語です。
SNSアプリであるInstagramでライブ配信を行うことを、インスタライブと表現します。
アイドルやインフルエンサーなどの配信者とリアルタイムでコミュニケーションを取れるので、若者世代の中で流行しています。

【使用例１】

【使用例２】

20.インプレゾンビ

「インプレゾンビ」とは、SNSにおいて広告収益を増やすために、自身の投稿のインプレッション(閲覧回数)を不正に増やそうとするアカウントのことです。
注目が高い投稿に対して意味のないリプライを繰り返したり、生成AIによる自動投稿を連発したり、などの手法があります。
インプレゾンビのせいで本来の投稿や大事なコメントが埋もれてしまうため、ネガティブな意味で話題になった若者言葉です。

【使用例】

もう古い？使わない方がいいミレニアル世代の若者言葉一覧

次に、もう使わない方が良いミレニアル世代の若者言葉を10ワード紹介します。

上記の10ワードは少し前に流行っていた言葉なので、今使うと「古い」と思われてしまうかもしれません。
しっかりと確認しておきましょう。

1.激おこぷんぷん丸

「激おこぷんぷん丸」は、「非常に怒っている状態」を表す流行語です。
流行ったのは2011年頃で、2013年には「ユーキャン新語・流行語大賞」も受賞しました。
「ぷんぷん丸」という響きが可愛らしくてつい使いたくなりますが、流行は過ぎ去ってしまっている古い若者言葉なので気をつけましょう。

2.禿同(はげどう)

「禿同」は、「激しく同意する」という意味のインターネットスラングです。
もともとは「激同」が使われていましたが、誤変換をきっかけに「禿同」が広まっていきました。
流行していたのは2000年代前後なので、Z世代の若者にとってはあまり馴染みがない言葉です。

3.チョベリバ・チョベリグ

「チョベリバ」は「超ベリーバッド」の略で、「非常に悪い」という意味。
「チョベリグ」は「超ベリーグッド」の略で、「非常に良い」という意味です。
1990年代にギャルの間で流行した言葉で、1996年の新語・流行語大賞トップテンにも入賞しました。
流行から20年以上経っていることもあり、現在は死語扱いされています。

4.MK5

「MK5」は、「まじでキレる5秒前(Majide Kireru 5byoumae)」の頭文字をとった略語です。
今にも怒りが爆発しそうな、腹立たしい感情を表しています。
「MK5」が流行したのも1990年代です。
今の若者に対して使っても意味が通じない可能性が高いので気をつけましょう。

5.メシウマ

「メシウマ」は、「他人の不幸は蜜の味」と同じ意味のインターネットスラングです。
「他人の不幸でご飯がおいしい」が簡略化されて「メシウマ」になりました。
日常会話で使用されることは少なく、主にSNSやネット掲示板などで使用されています。
ネット文化に根付いた言葉として今も使われ続けていますが、Z世代の中での認知度は低く、伝わらない可能性が高いです。

6.リア充

「リア充」は、「リアル(現実生活)が充実している」の略語です。
恋愛や趣味、仕事や人間関係など、実生活が充実している人のことを指します。
現実の生活が満たされていない人が、満たされている人に向かって揶揄的に使う場合もあります。
「リア充」が流行していたのは2005年頃〜2010年頃なので、今使うと「古い」と思われてしまうかもしれません。

7.萌え

「萌え」は、強い愛着心や好意、情熱などを表す流行語です。
主にアニメ・漫画・ゲーム・アイドルなどのサブカルチャーに対して使われます。
「萌え」という言葉が広まりはじめたのは1990年代。
2005年にドラマ「電車男」がヒットしたことをきっかけに、若者の間で流行していきました。
現在では、「メロい」や「キュンです」などの新しい言葉が出てきたため、「萌え」が使われることはあまりありません。

8.マジ卍（まじまんじ）

「マジ卍」は、気分の高ぶりを表現する若者言葉です。
「信じられない！」「最高！」「ラッキー！」などと同じように使います。
また、「最悪」などのようなマイナスな意味としても使える万能な言葉です。
「マジ卍」は、2017年頃に女子高生や女子大生の間で流行りました。
しかし、現在は「死語」として扱われています。

9.おこなんだけど

「おこなんだけど」は、「怒ってるんだけど」という意味の若者言葉です。
怒っていることを普通に伝えるよりも、マイルドな表現になりますよね。
ミレニアル世代の若者言葉としてSNSを中心に流行していましたが、最近ではほとんど見かけなくなりました。

10.あざまる水産

「あざまる水産」は「ありがとう」をカジュアルに表現する若者言葉です。
当時流行っていた「ありがとう」の略語である「あざまる」と、「磯丸水産」が組み合わされてできています。
2018年頃に女子中高生の間で広まり、流行語大賞にも輝きました。
現在でもSNSなどで見かけることはありますが、「古い」印象は拭えません。

知っておきたい韓国語の若者言葉一覧

韓国ドラマやKPOP、韓国コスメなどが流行しているので、「韓国に行きたい！」と考えている方も多いでしょう。
そこでこの章では、知っておくと便利な韓国語の若者言葉を一覧で紹介します。
正式な韓国語と一緒に覚えておくと役立つかもしれません。

若者言葉が批判される主な理由3つ

メディアやSNSなどあらゆる場所で目にする若者言葉ですが、実は批判の対象にもなっています。
若者言葉が批判される主な理由は、以下の3つです。

詳しく解説していくので、確認しておきましょう。

1.意味が通じない場合がある

若者言葉は若い世代を中心に流行っている言葉なので、世代が異なる人に対して使うと、意味が通じない可能性が高いでしょう。

特に、最近の「Z世代語」は流行のサイクルが早いのです。その分、使い方を理解している人は少ないと考えられます。
仲が良い友人同士なら問題ありませんが、親密な関係ではない人に対して使うのはなるべく避けた方が良いでしょう。

2.敬語が適切に使用できなくなる

若者言葉ばかりを使用していると、敬語を適切に使用できなくなる可能性があります。
1度話し方の癖がついてしまうと、無意識にその癖が出てしまうからです。

たとえば上司と話しているときに、つい「それな」と相槌を打ってしまったとしましょう。
すると、自分に悪気がなくても、相手には「敬語も使えない子なのか」と失礼な印象を与えてしまいますよね。
若者言葉は便利で使いやすい言葉ですが、敬語や正式な表現も使いこなせるようにしておくことが大切です。

3.語彙力や表現力が足りなくなる

若者言葉ばかりを使用していると、語彙力や表現力が乏しくなってしまうかもしれません。
たとえば、「神ってる」という若者言葉で考えてみましょう。
「神ってる」は常軌を逸した状態を表す言葉なのです。
したがって、好きなアイドルが可愛いときも、ラーメンが美味しいときも、圧巻の景色を見たときも、「神ってる」と表現できてしまいます。
その結果、「可愛い」や「美味しい」や「綺麗」などの具体的な形容詞を使わなくなり、語彙力が乏しくなってしまうのです。
若者言葉は便利ですが、乱用するのは避けるようにしましょう。

日常会話に若者言葉を取り入れてみよう！

若者言葉はユニークでテンポ感があるものが多く、中には奥深い意味を持つ言葉もあります。
若者言葉の意味を知れば、Z世代特有の感覚や価値観が見えてくる可能性もありますよ。
距離がなかなか縮まらない部下や、話す機会が減ってしまった娘・息子に対して使えば、今まで以上に会話が盛り上がるかもしれません。
ぜひ本記事の内容を参考にして、若者言葉を積極的に取り入れてみましょう。

「新しい家に住みたい」「そろそろ今の場所から引っ越したい」と思ったら、ニフティ不動産がおすすめです。
条件を細かく指定できるので。あなたにぴったり合った住宅が見つかるはず。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。