
毎日使うキッチンは、いつの間にか食材や調理器具であふれがちです。
キッチンが散らかっていると使い勝手が悪くなり、家事のストレスが増えてしまいます。
そこで今回は、シンク下から冷蔵庫まで、場所ごとにキッチン収納のアイデアを集めました。
気持ちよく料理ができるように、収納術をマスターしましょう。
画像付きでキッチンの収納術を紹介します!
家事の効率を上げたい人は、要チェックですよ!
- キッチンをおしゃれで使いやすくする収納アイデア
- キッチンの収納を考えるステップ
- 【シンク下】キッチンの収納アイデア
- 【コンロ下】キッチンの収納アイデア
- 【調理台下】キッチンの収納アイデア
- 【吊戸棚】キッチンの収納アイデア
- 【冷蔵庫】キッチンの収納アイデア
- 【カウンター・食器棚】キッチンの収納アイデア
- 今日から実践できる収納アイデアで、キッチンを自分好みの空間に
キッチンをおしゃれで使いやすくする収納アイデア

キッチンをおしゃれで使いやすくする収納アイデアを5つ紹介します。
・収納にゆとりを持たせる
・生活動線に合わせた場所に収納する
・収納エリアごとに置くものを決めておく
・おしゃれなボトルに詰め替える
・狭いキッチンでは立てる・吊るす収納を活用する
キッチンの収納に困っている人は、ぜひチェックしてみてください。
収納にゆとりを持たせる
キッチンの収納スペースに、調味料やお皿をぎゅうぎゅうに詰め込むと、必要なものがすぐに取り出せなくなってしまいます。
収納にゆとりを持たせることで、ものの出し入れがスムーズになり、家事効率も向上するでしょう。
具体的には、収納スペースの8割程度にものを収めるのが理想的です。
生活動線に合わせた場所に収納する
生活動線に合わせた収納を意識することで無駄な動きが減り、料理の時間を短縮できます。
たとえば、頻繁に使う調味料やラップ、アルミホイルなどは、取り出しやすいように「調理台の近く」に収納するのがおすすめ。
間取りを検討する段階なら、玄関からキッチンに直行できる動線を確保するのもよいですね。
買い物の後、キッチンへ直接向かえれば、購入した食材や道具をスムーズに片付けられて便利です。
収納エリアごとに置くものを決めておく
キッチンを整理整頓するためには、収納エリアごとに置くものを決めておきましょう。
収納エリア | 置くものの例 |
---|---|
シンク下 | ・ボウル、ザル、計量カップ、計量スプーン ・洗剤、スポンジ、ハンドソープ(ストック含む) ・ゴミ袋、排水口ネット |
コンロ下 | ・フライパン、鍋、フタ ・油、調味料 |
調理台下 | ・菜箸、お玉、フライ返し ・調味料 ・キッチンばさみ、ピーラー |
吊戸棚 | ・タッパー ・ハンドミキサーの羽、フードプロセッサーの替え刃 ・あまり使わないスパイス類 |
冷蔵庫 | ・冷蔵または冷凍すべき食材 |
カウンター・食器棚 | ・食器、カトラリー ・調理家電 ・水筒、お弁当箱 |
上記はあくまで一例なのでライフスタイルに合わせて、ご自身が使いやすいように調整してみてください。
おしゃれなボトルに詰め替える
市販の調味料や洗剤はパッケージのデザインがバラバラで、そのまま置くとキッチンがごちゃごちゃした印象になりがちです。
おしゃれなボトルや容器に詰め替えるだけで、見た目が統一されてキッチン全体がすっきりと見えます。
容器のサイズ・高さがそろえば、デッドスペースもできにくくなります。
また、詰め替える際は、中身や賞味期限をメモしたラベルを貼っておくと使いやすいです。
狭いキッチンでは立てる・吊るす収納を活用する
立てる・吊るす収納を活用すれば、狭いキッチンでも効率よく収納スペースを増やせます。
たとえば、調理台に置かれた調味料や菜箸を、壁に取りつけたフックで吊るす収納に変えれば、調理スペースを広く使えます。
ほかにも、引き出しや棚では、奥行きを活かしてフライパンやお皿を立てることで省スペースに収まり、必要なときに取り出しやすくなるでしょう。
キッチンの収納を考えるステップ

キッチンの収納を考えるステップは、以下のとおりです。
①今持っている調理器具・調味料を把握する
②使うものと使わないものを分ける
③使うものをジャンル別・使用頻度別に分ける
④不要なものは処分する
⑤調理の流れを意識してものの定位置を決める
⑥収納アイテムを購入する
キッチンの収納を見直す際は、いきなり収納グッズを買うのではなく、まず現状を把握しましょう。
そして、使うものと使わないものを分けていきます。
不要なものを処分すれば、収納スペースに余裕が生まれるかもしれません。
ものの定位置が決まったら、それに合わせた収納アイテムを購入します。
この手順で進めることで無駄なものを買わずに済み、自分にとって使いやすいキッチンをつくれますよ。
【シンク下】キッチンの収納アイデア
シンク下は湿気がこもりやすいので、食材や調味料を収納するとカビが生える可能性があります。
そのため、ボウルやザル、スポンジといった調理器具を配置するのがよいでしょう。
シンク下は「引き出しタイプ」と「観音開きタイプ」の収納が多いので、形状ごとに収納アイデアを紹介していきます。
引き出しタイプはブックエンドを使う

シンク下の深い引き出しはフライパンや鍋、蓋などを重ねて収納すると、下にあるものが取り出しにくいです。
引き出し内をブックエンドやファイルボックスで区切り、その間に調理器具を立てて収納することで、上から見て何があるかすぐに把握できます。
ワンアクションで必要なものを取り出せれば、調理の効率が大幅にアップしますよ。
観音開きタイプは突っ張り棒にスプレー類を引っかける

収納空間の上部に突っ張り棒を設置して、スプレー類を引っかけるのもおすすめです。
床面を占領しないため、下に鍋やフライパンなどの大きなものを置くスペースを確保できます。
浮いているので掃除がしやすく、スプレーボトルが倒れる心配がない点も嬉しいポイントです。
【コンロ下】キッチンの収納アイデア
コンロ下は、熱の影響を受けやすいためフライパンや鍋、ボトルに入った調味料の収納に向いています。
コンロ下の収納アイデアを2つピックアップしました。
・コの字ラックでスペースを分ける
・頻繁に使用するものは扉の裏に収納する
ひとつずつ見ていきます。
コの字ラックでスペースを分ける

観音開きのコンロ下収納は、奥や上部の空間がデッドスペースになりがち。
ここで活躍するのが、コの字ラックや伸縮式ラックです。
空間を上下に分割することで、収納力が向上します。
奥のものを取り出しづらいときは、引き出しを活用するのも方法のひとつです。
頻繁に使用するものは扉の裏に収納する

菜箸やお玉、トングなどの頻繁に使うものは、扉の裏側に収納すると便利です。
ワイヤーネットや薄型のポケット、フックを組み合わせれば、ツールを引っかけてすっきりと収納できます。
ただし、収納に厚みが出すぎると扉の開閉を邪魔してしまうため、収納する量には注意しましょう。
【調理台下】キッチンの収納アイデア
こまかなツールが散らかりがちな調理台下の収納スペース。
ここからは、調理台下の収納アイデアを2つ紹介します。
・収納ボックスにカトラリーを入れる
・お弁当グッズはまとめて収納しておく
それぞれ説明していきます。
収納ボックスにカトラリーを入れる

引き出しに仕切りがない場合や、既存の仕切りが使いにくい場合は、収納ボックスやトレイを使うのがおすすめ。
カトラリー(箸やスプーン、フォークなど)の種類や長さ、使用頻度に応じて配置すれば、引き出しの中が細かく分類されます。
ボックスごと持ち運べるため、食卓への準備や片付けがスムーズになり、引き出しの掃除も簡単になります。
お弁当グッズはまとめて収納しておく

ピックやバラン、小分けカップなど、お弁当グッズは細かいものが多くて整理が難しいですよね。
お弁当グッズはまとめて収納しておくと慌てがちな朝に、ものを探す手間と時間を減らせます。
今あるものと収納スペースを把握しやすいため、無駄な買いすぎ防止にもつながります。
【吊戸棚】キッチンの収納アイデア
吊戸棚は高い位置にあるため、普段使わないものや軽いものを収納するのが〇。
普段は使わないけれど、季節ごとに使う食器を収納するのもよいアイデアです。
吊戸棚の収納アイデアは、主に2つあります。
・取っ手付きケースでものの出し入れをスムーズに
・吊り下げ収納で調味料を使いやすく配置する
各アイデアについて説明していきます。
取っ手付きケースでものの出し入れをスムーズに

吊り戸棚は、奥や上段のものを取り出しにくいのが難点。
ものの出し入れをスムーズにするには、取っ手付きケースが便利です。
さらに、ボックスにラベルを貼っておくと、中身がひと目でわかるようになります。
吊り下げ収納で調味料を使いやすく配置する

吊り戸棚の下のデッドスペースは、吊り下げラックやフックを使うことで、調味料やキッチンペーパー置き場に変えられます。
調理中に頻繁に使う調味料を吊り下げておけば、調理台の邪魔になりません。
【冷蔵庫】キッチンの収納アイデア
冷蔵庫にものを詰め込みすぎると冷気の通りが悪くなり、余分な電力を消費してしまいます。
冷蔵庫収納の見直しは食材の無駄をなくし、電気代の節約も期待できるんです。
チェックしておきたい収納アイデアは、次のとおりです。
・冷凍室は重ねずに立てて収納する
・野菜は下処理をしてタッパーに保存する
こちらの記事では、より詳しく冷蔵庫収納のコツを紹介していますよ!
ズボラさんOK!冷蔵庫収納のコツ、おしゃれな収納実例を紹介
冷凍室は重ねずに立てて収納する

食材を重ねて保存すると、下にあるものが埋もれてしまい、使い忘れの原因になります。
フリーザーバッグなどを用いて立てて収納すれば、上から食材を把握しやすいです。
立てて収納する際は、ファイルボックスやブックエンドで仕切るのもアイデアのひとつです。
野菜は下処理をしてタッパーに保存する

購入した野菜は下処理を済ませてから、密閉できるタッパーに入れて保存しましょう。
野菜が長持ちするのはもちろん、調理の際にすぐに使える状態になるため、時短にもつながります。
容器を統一すれば見た目もすっきりし、野菜室の中をきれいに保てます。
【カウンター・食器棚】キッチンの収納アイデア
カウンターや食器棚の収納は、見た目の美しさにもこだわりたいですね。
以下2つの収納アイデアをチェックして、カウンター・食器棚をすっきりと片づけましょう。
・キッチンワゴンで収納を増やす
・背の高い食器を奥へ、低い食器を手前に並べる
それぞれ見ていきます。
キッチンワゴンで収納を増やす

手軽に収納スペースを増やしたいときは、キッチンワゴンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
ワゴンは収納を増やすだけでなく、調理中の仮置き場としても活躍します。
キャスター付きのワゴンは調理中はコンロの近く、食事中はダイニングテーブルの近くへと、必要な場所に移動させられるのがメリットです。
使わないときはカウンター下などに収納すれば、場所を取ることもありません。
背の高い食器を奥へ、低い食器を手前に並べる

食器棚の収納効率と使いやすさを高めるためには「背の高い食器を奥へ、低い食器を手前に並べる」を意識するのがポイント。
食器の高さを工夫するだけで、棚全体を一目で把握しやすくなります。
また、食器を並べる際は色や形、大きさごとにまとめて並べると、より洗練された印象になります。
今日から実践できる収納アイデアで、キッチンを自分好みの空間に

今回は、シンク下から冷蔵庫まで、場所ごとにキッチン収納のアイデアを紹介しました。
キッチンの収納を考える際は、今あるものを把握することから始めましょう。
そして、不要なものを処分し、自分のキッチンに合った収納方法を取り入れてみてください。
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