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カメムシは特有の臭い物質を放出するので、家の中に侵入させてしまうと大変です。
そこで本記事では、カメムシが寄ってくる原因や撃退法について解説します。
また、カメムシを寄せ付けないようにする対策やおすすめグッズも併せて紹介します。
カメムシ被害に悩まされている方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。



カメムシが寄ってくる原因の前に知っておきたい!カメムシの基本情報

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カメムシ対策をしっかりと行うために、まずはカメムシの基本情報について確認していきましょう。

カメムシの生態

カメムシとは、カメムシ目>カメムシ亜目に属する昆虫の総称です。
甲羅のような形をしている姿が亀を連想させるため、「カメムシ」と名付けられました。
世界には25,000種類以上、日本には1300種類以上のカメムシが生息しているといわれています。
大きさは種類によりますが、1cm〜2cm程度。緑色や茶色、色鮮やかな個体など、見た目のバリエーションは豊富です。
触れると悪臭を放つので、「クサムシ」「こき虫」「ヘクサムシ」「クサンボ」などの別名で呼ばれる場合もありますよ。

カメムシの活動サイクル

カメムシの活動時期は、4月〜11月頃までと長いのが特徴。
特に梅雨が明けて暖かくなってくると、カメムシの活動も活発になります。
夏の間は、山や森林の中で針葉樹の果実を食べて生活しているので、自宅周辺で見かける機会は少ないかもしれません。
しかし秋になると、カメムシは越冬の準備を始めます。
屋外よりも暖かい住宅内に侵入しようとするので、網戸や洗濯物の近くなどでカメムシを見かける機会が増えるでしょう。
そして冬になると、落ち葉の下や屋内などで冬越しします。

カメムシの食べ物

カメムシは主に、植物の汁を吸って生活しています
カメムシが好みやすい植物を以下にまとめました。

・柑橘類
・モモ
・柿
・リンゴ
・米
・ナス科の野菜
・アブラナ科の野菜
・さつまいも
・スギの球果
・ヒノキの球果

上記の植物がある周辺は、カメムシが発生しやすくなります。
庭で植物を育てている方は、カメムシを寄せ付けないように対策を施す必要があるでしょう。
またカメムシは、種類によって食性が異なるのが特徴です。
基本的には植物の汁を好みますが、中には肉食のカメムシも存在し、人間を刺す場合もあるので注意してください。

カメムシが好む場所

カメムシが好む場所は、私たちの身の回りに沢山存在します。
以下にカメムシが集まりやすい場所をまとめたので、参考にしてください。

・日当たりが良くて暖かい場所
・家具の裏など狭くて隠れやすい場所
・餌となる植物の周辺
・白い壁や白い洗濯物
・明るい光を放つ電灯の近く
・草むらや落ち葉が溜まっている場所

上記を見るとわかるように、カメムシは暖かい場所・隠れやすい場所・植物の周辺によく姿を現します。
家の中や庭などに上記に当てはまる場所はないか、確認してみましょう。
カメムシが好みやすい環境があるなら、発生を予防するにはそれなりの対策が必要です。
後の章で「カメムシを寄せ付けない対策」について解説するので、ぜひ参考にしてください。

カメムシが寄ってくる原因4つ

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カメムシが寄ってくる主な原因を、4つ紹介します。

1.植物(食物源)
2.気候条件
3.明るい光
4.白い洗濯物

原因をしっかりと把握しておくことは、発生の予防につながります。
以下で詳しく解説していくので、目を通しておきましょう。

1.植物(食物源)

カメムシは植物の汁を吸って生活しているので、餌となる植物の周りには自然とカメムシが集まります。
特に前章で紹介した「カメムシが好みやすい植物」が庭にあると、カメムシの格好の餌場になってしまうでしょう。
毎年カメムシ被害に悩まされることになるかもしれません。

2.気候条件

カメムシは、暖かくて湿度が高い環境を好む生き物です。
夏が終わり冬が近づくと、空気が乾燥して気温が下がってきますよね。そうなると、カメムシは居心地の良い隠れ場所を探しはじめます。
屋外よりも気温や湿度が安定している室内は、カメムシにとって絶好の隠れ場所になるでしょう。
秋になると網戸に張り付いているカメムシを多く見かけるのは、過ごしやすい室内に入ろうとしているからです。

3.明るい光

カメムシは、明るい光に引き寄せられる性質を持っています。したがって、夜間の窓明かりや外の照明には注意が必要です。
窓や照明の周りを飛び回っているうちに、家に侵入してしまうかもしれません。
カーテンを閉めて窓の外に明かりが漏れないようにしたり、外の照明を消灯したりして、カメムシを寄せ付けないようにしましょう。
なおカメムシは、紫外線を強く出す照明に集まりやすい傾向にあります。紫外線量は蛍光灯よりもLEDライトの方が少ないので、外の照明をLEDライトに変えるのもおすすめです。

4.白い洗濯物

カメムシは、白のような明るい色調を好む生き物です。
そのため、白いタオルやTシャツ、シーツなどを干していると、カメムシが付着する可能性が高くなります。
洗濯物にカメムシの臭いがうつったら、せっかくきれいに洗ったのに、また洗わなくてはならず、二度手間になってしまいますよね。
カメムシは夜行性なので、夕方頃から動きが活発になります。なるべく早めに洗濯物を取り込んだり、白い洗濯物は部屋干しにしたりするなど、適切な対策が必要です。

カメムシの悪影響5つ

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カメムシの悪影響は、臭いだけだと考えていませんか。
実はカメムシが発生すると、以下のようなさまざまな悪影響が出ます。

1.悪臭が残る
2.農作物や植物が荒れる
3.触ると皮膚に炎症が起こる場合がある
4.刺される可能性がある
5.大量飛来により家の美観が損なわれる

以下で詳しく解説していくので、しっかりと確認しておきましょう。

1.悪臭が残る

カメムシといえば、真っ先に思いつくのが悪臭ですよね。
カメムシは、自分の身を守るための防御手段や、仲間とのコミュニケーションの手段として、臭い物質を放出します
この物質はアルデヒド類を主成分としており、強烈な臭いが残るのが特徴。
カメムシの種類によって臭いも少しずつ異なり、「青臭い」「青りんごのよう」「パクチーみたい」「スパイシーな香り」などと表現されます。
1度触れてしまうと、2日〜3日は臭いが残る可能性も。大切な衣類に臭いがついてしまったら大変です。

2.農作物や植物が荒れる

カメムシが発生すると、農作物や植物が荒れる可能性があります。
先述したように、カメムシは植物の汁を吸って生活しているからです。口器を植物に突き刺して汁を吸うので、組織が破壊され、生育不良が起きてしまう場合も
大切に育てていた植物の見た目が悪くなったり、野菜や果物が食べられなくなったりするかもしれません。

3.触ると皮膚に炎症が起こる場合がある

カメムシの臭い物質に触れてしまうと、皮膚に炎症が起こるかもしれません。
臭い物質に、皮膚炎の原因になりやすい「脂肪族アルデヒド」が含まれているからです。
したがって、もしカメムシを触ってしまったら、速やかに手を洗うようにしてください。
小さなお子さんやペットがいる家庭では、特に注意しましょう。

4.刺される可能性がある

カメムシは基本的には人を刺しませんが、パニック状態になると刺される可能性があります
チクッとした痛みを感じる程度ですが、肉食性のカメムシに刺されると皮膚が腫れる場合もあるでしょう。
過度に警戒する必要はありませんが、カメムシに触れるときは素手ではなく、手袋をはめるようにすると安全です。
刺されてしまったときは、速やかに患部を消毒しましょう。

5.大量飛来により家の美観が損なわれる

近年、カメムシの大量発生が問題になっています。
「大量のカメムシが住宅の壁にびっしり張り付いている」というような被害も報告されていますよ。
悪臭や羽音が不快なのはもちろんですが、住宅の壁に張り付かれてしまうと、建物の美観も損なわれます
上記のようにカメムシ被害が深刻化している場合は、早急な対処が必要です。

カメムシが寄ってきた・侵入したときの撃退方法6つ

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「カメムシをよく見かけるようになった」「カメムシが家の中に侵入してしまった」というときに効果的な撃退方法を、6つ紹介します。

1.殺虫剤や凍結スプレーをかける
2.ペットボトルで捕獲器をつくる
3.粘着テープを使用する
4.熱湯をかける
5.紙にのせて逃がす
6.業者に依頼するのもおすすめ

万が一の事態に備えて、しっかりと撃退方法を把握しておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。

1.殺虫剤や凍結スプレーをかける

カメムシをすぐに撃退したい場合は、害虫用、もしくはカメムシ専用の殺虫剤を吹き付けましょう。
ペットを飼育していたり、小さなお子さんがいたりで殺虫剤を使用できない場合は、殺虫成分を使用していない凍結スプレーがおすすめです。カメムシが瞬時に凍るので、悪臭を出す前に家の中から取り除けます。
また、忌避剤として散布できるタイプの殺虫剤もおすすめです。玄関や窓枠、ベランダなど、カメムシが侵入してきそうな場所に撒いておけば、カメムシ被害を予防できます。

2.ペットボトルで捕獲器をつくる

カメムシが天井に張り付いていて殺虫剤をかけるのが難しい場合は、ペットボトル捕獲器がおすすめです。
ペットボトル捕獲器の作成手順は、以下を参考にしてください。

①ペットボトルの上3分の1程度を切る
②切った上の部分を逆さまにして、した部分にはめる。動かないようにテープで固定する
③ペットボトルのした部分には食器用洗剤を数cm入れておく
④捕獲器をカメムシに近づけて、紙などでそっとカメムシを落とす

なおカメムシを駆除しない場合は、ペットボトルの下部分に食器用洗剤を入れる必要はありません。
カメムシが中に入ったら、ペットボトル捕獲器を屋外に持っていき、上部分を外してカメムシを逃がしましょう。

3.粘着テープを使用する

カメムシが、床や壁など手が届く場所に張り付いているときは、粘着テープを使用するのもおすすめの方法です。
まず、カメムシの上からそっと粘着テープを貼り付けます。臭い物質が放出されるのは腹側なので、背側に粘着テープを貼り付けるようにしましょう。
カメムシに粘着テープを貼り付けたら、テープの両端を持って2つ折りにし、カメムシを封印してください。
そして、粘着テープを普通のゴミとして処分すれば、カメムシに触れずに撃退できます。
ただこの方法は、ゆっくり行うと悪臭を出されてしまうのが難点
悪臭を出される前に、なるべく刺激を与えず素早く処理するのがコツです。

4.熱湯をかける

カメムシに熱湯をかけるのも1つの方法です。
カメムシをはじめとする昆虫は熱湯に弱いので、比較的すぐに死滅します。
ただ、熱湯をかけられてから死滅するまでの間に、カメムシが悪臭を放つ可能性があります。
臭いを絶対に出したくないのであれば、この方法はあまりおすすめできません。

5.紙にのせて逃がす

「カメムシを殺したくない」という方には、紙にのせて逃がす方法がおすすめです。
まず、カメムシの進行方向に不要な紙を置き、カメムシがその上にのるように誘導します
紙の上にカメムシがのったら、そっと紙を持ち上げて屋外まで運びましょう。
刺激を与えるとカメムシが悪臭を放ってしまうので、そっと行うことが大切です。
ただ、この方法は確実性に欠けるところが難点です。
紙にのせて運んでいる間にカメムシが違う方向に飛んでしまうと、撃退は失敗に終わります。
その際にカメムシが悪臭を放ってしまうと、部屋中に臭いが漂ってしまうかもしれません。

6.業者に依頼するのもおすすめ

カメムシが大量に発生している場合や、毎年カメムシ被害に悩まされている場合は、業者に駆除を依頼する方法も検討しましょう。
カメムシは大量に発生してしまうと、自力では駆除するのが難しい昆虫です。
誤った駆除方法を実践してしまうと、健康被害が出たり、余計に害虫が増えたりするかもしれません。
業者は害虫駆除のプロです。安全な方法で確実にカメムシを撃退してくれます。
再発しないように、効果的な対策も提案してくれるでしょう。

カメムシが寄ってくる原因と一緒に把握しておこう!おすすめのカメムシ対策7つ

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そもそもカメムシが寄ってこなければ、殺虫剤などで撃退する必要もありません。
そこでこの章では、カメムシの発生を予防する対策を7つ紹介します。

1.草木を定期的に手入れする
2.家の周りを清潔に保つ
3.隙間を塞ぐ
4.忌避剤やオイルを撒く
5.光が外に漏れないようにする
6.庭にミントを植える
7.洗濯物を外に出さない

「カメムシと接触したくない」「撃退するのは可哀想」などと考えている方は、ぜひ実践してみてください。
以下で詳しく解説していきます。

1.草木を定期的に手入れする

庭の草木は放置せず、定期的に手入れするようにしてください。
カメムシは植物の汁を吸って生活しています。カメムシが好む植物が広範囲に繁殖していると、カメムシも寄ってきやすくなるでしょう。
植物はこまめに剪定し、枯れた部分や落ちた果実は清掃するようにしてください。
そもそもカメムシが好む植物を植えない、というのも一つの方法です。
家から離れた場所に植え替えるだけでも、カメムシが家に侵入するリスクは低くなりますよ。

2.家の周りを清潔に保つ

こまめに掃除をして、家の周りを清潔に保つのも効果的な方法です。
カメムシは、落ち着いて隠れられる場所を探しています。
落ち葉やゴミが沢山落ちていると、隠れ場所が増えて、カメムシの繁殖を促してしまう可能性がありますよ。
家の周りや庭を常に清潔にしておき、カメムシの繁殖を防ぎましょう。

3.隙間を塞ぐ

ドアや窓、換気口などの隙間を塞いで、カメムシの侵入経路をなくしましょう。
カメムシは、2mm程度の隙間があれば通り抜けられるといわれています。
平たい形をしたカメムシもいるので、「これくらいの隙間なら大丈夫だろう」と甘く見ていると侵入されてしまうでしょう。
網戸や窓の隙間を気密テープで塞いだり、ドアの下にドラフトストッパーを設置したりして、しっかりと隙間対策を行ってください。
また、ドアや窓を開けたらすぐに閉めるように心がけることも大切です。

4.忌避剤やオイルを撒く

ドアや窓の周りなど、カメムシが寄ってくるところに忌避剤を撒いておく方法もおすすめです。
カメムシが寄り付かなくなるので、自然と室内への侵入もなくなります。
各メーカーからさまざまな忌避剤が発売されているので、効果や口コミなどを比較して、ぴったりな商品を見つけましょう。
また、ペパーミントオイルやシトロネラオイルなどのエッセンシャルオイルを撒く方法もおすすめです。カメムシが嫌う臭いなので、忌避効果が見込めます。
オイルは水で薄めて、スプレーボトルでドアや窓周りに噴射するようにしましょう。

5.光が外に漏れないようにする

日が沈んでからは、室内の光が外に漏れないように工夫しましょう。
先述したように、カメムシは明るい光を好む生き物です。部屋の明かりが漏れていると、窓や網戸にカメムシが張り付く可能性が高くなります。
カメムシの侵入を防ぐためにも、夜はカーテンやブラインドを閉めて、光を遮るようにしてください。
また、外にある電灯も、可能であれば消灯するのがおすすめです。

6.庭にミントを植える

庭に植物を植えるスペースがある方は、ミントを育ててみましょう。
カメムシはハーブの香りが苦手です。特にミント系の匂いを嫌うので、庭に植えていればカメムシが寄り付かなくなります。
またミントは、カメムシだけではなく、蚊・蜂・アリ・ゴキブリ・ダニなどに対しても防虫効果を発揮します。
まとめて害虫対策ができる万能な植物なので、ぜひ育ててみてください。

7.洗濯物を外に出さない

洗濯物を外に出さないようにするのも一つの方法です。
先述したように、カメムシは白い洗濯物を好みます。カメムシの臭い物質が洗濯物に染み込んでしまうと、悪臭がなかなかとれず困ってしまうでしょう。
また、カメムシが洗濯物に卵を産みつけて、気が付かないまま室内で孵化してしまう、というような事態も起こり得ます。
そうなると、大量のカメムシが発生してしまうかもしれません。
したがって、特にカメムシ被害が多くなる秋頃は、室内干しを検討してみるのがおすすめです。

おすすめのカメムシ対策グッズ5選!

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おすすめのカメムシ対策グッズを5つ紹介します。

1.虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ(アース製薬)
2.紙でつくったハッカの虫よけⅡ 屋内用(株式会社ウエ・ルコ)
3.カメムシアタッカーEX(住友化学園芸)
4.アースガーデン カメムシ撃滅(アース製薬)
5.カメムシコロリ(アース製薬)

効果があると評判の殺虫剤や忌避剤を厳選しました。
カメムシ対策をしっかりと行っておきたい方は、購入を検討してみてください。
以下でそれぞれを詳しく紹介していきます。

1.虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ(アース製薬)

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引用元:https://www.earth.jp/products/mushikonai-spray-amido-360/index.html

「虫こないアース あみ戸にスプレーするだけ」は、網戸に吹き付けるスプレータイプの忌避剤です。1度使用すれば、なんと約2.5ヵ月も忌避効果が持続します。
対象害虫は、カメムシや蛾、ハエや蜂などさまざま。カメムシに直接噴射すれば駆除もできるので、常備しておくと便利な対策グッズです。

2.紙でつくったハッカの虫よけⅡ 屋内用(株式会社ウエ・ルコ)

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引用元:https://welco.co.jp/products/hakka2okunai

「紙でつくったハッカの虫よけⅡ 屋内用」は、玄関や窓辺などに置くだけ・吊るすだけでカメムシの侵入を防げる虫よけです。
北海道産のハッカ精油を使用しており、カメムシやハエ、ダニなどの侵入を防いでくれます。効果の持続は約120日程度です
100%天然由来の虫よけなので、ペットや小さなお子さんがいる家庭でも安心して使用できるでしょう。

3.カメムシアタッカーEX(住友化学園芸)

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引用元:https://www.sc-engei.co.jp/guide/details/6192/

「カメムシアタッカーEX」は、カメムシの撃退と侵入防止の2つの役割を果たしてくれる薬剤です。
臭いはほとんどなく、約4ヶ月間も効果が持続します。
家の周りで冬越しするカメムシにもアプローチしてくれるので、カメムシの大量発生も防げるでしょう。

4.アースガーデン カメムシ撃滅(アース製薬)

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引用元:https://www.earth.jp/products/earth-garden-gekimetsu-spray-kamemushi-480/index.html

「アースガーデン カメムシ撃滅」は、殺虫成分と冷却成分の2つを配合している薬剤です。
撃退と同時に冷却することで、カメムシが悪臭を出す前に退治できます。
カメムシが侵入しそうな場所に撒いておけば、約2ヶ月ほど忌避剤としての役割も果たしてくれますよ。
カメムシの臭いが苦手な方は、ぜひ購入してみてください。

5.カメムシコロリ(アース製薬)

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引用元:https://www.earth.jp/products/kamemushikorori-300/index.html

「カメムシコロリ」は、殺虫成分を使用せず、凍結させてカメムシを退治する薬剤です。
速乾性なので、洗濯物や布団についたカメムシなどにも使用できます。
また、殺虫成分が含まれていないので、ペットや小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
屋外用なので、誤って室内で使用しないように注意してください。

日本ではどんなカメムシが寄ってくる?代表的なカメムシの6種

日本だけでも1,300種類以上が存在するといわれているカメムシ。
そこでこの章では、日本で見かける機会が多い代表的なカメムシを6種類紹介します。

1.マルカメムシ
2.ツヤアオカメムシ
3.チャバネアオカメムシ
4.クサギカメムシ
5.ホオズキカメムシ
6.ヨコヅナサシガメ

それぞれの大まかな特徴も紹介するので、目を通しておきましょう。

1.マルカメムシ

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生息数が多く、見かける機会が多いのが「マルカメムシ」です。
体長は小柄で5mm前後。名前のとおり丸い形をしています。
体色は茶色。マメ科の植物を好みます。
10月〜11月になると洗濯物につく個体が多いです。
体が小さいので屋内にも侵入しやすく、注意が必要なカメムシだといえるでしょう。

2.ツヤアオカメムシ

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名前の通り、艶がある緑色のカメムシが「ツヤアオカメムシ」です。
体長は14mm〜17mmと大きめ。
幼虫はスギやヒノキの球果を餌とし、成虫になると柿・梨・桃・柑橘類の果物などの汁を吸って生活します。
カメムシに汁を吸われると果物としての商品価値が下がるので、果樹園での被害が深刻化しているカメムシです。

3.チャバネアオカメムシ

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光沢のある黄緑色の体に、茶色い羽がついているカメムシが「チャバネアオカメムシ」です。
体長は10mm〜12mm程度。スギやヒノキの周辺に生息しています。
また、チャバネアオカメムシも果実の汁を吸う種類なので、果樹園での被害が問題視されています。

4.クサギカメムシ

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平たく茶色い体に、茶褐色のまだら模様があるカメムシが「クサギカメムシ」です。
枝や葉の汁にきつい臭いがあるクサギ(臭木)と呼ばれる木によくいることから、この名前がつけられました。
体長は13㎜〜22㎜程度で、個体によって差があります。
また、クサギカメムシも桃や梅などの果実を好むので、果樹園に被害を及ぼすカメムシのうちの一つです。

5.ホオズキカメムシ

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「ホオズキカメムシ」は、名前のとおりホオズキを好むカメムシです。ホオズキ以外にも、ナス・ピーマン・トマトなどのナス科の植物の周辺によく姿を現します。
体長は11㎜〜13㎜程度で、体色は茶褐色。オスの成虫は太い後ろ足を持っています。
オスがメスの集団を連れて現れる場合があるので、庭で野菜を育てている方は注意が必要なカメムシです。

6.ヨコヅナサシガメ

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「ヨコヅナサシガメ」は、肉食のカメムシの一種です。注射針のような口を、獲物となるイモムシやクモに突き刺して、体液を吸います。
人を好んで刺すことはありませんが、捕獲しようとしてストレスを与えると、身を守るために刺して攻撃する可能性も
刺されてしまうと、痛みや痒みが1週間程度続きます。
桜やケヤキ、柳などの高い木の近くで生息しているので、自然がある場所に足を運ぶときは注意しましょう。

インスタグラムの投稿からカメムシが寄ってくる原因・対策に関する投稿を紹介!

インスタグラムから、ためになるカメムシ対策の投稿を紹介します。
カメムシ被害に悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。

防虫におすすめのアイテムまとめ

ginnomoppuさんは、ハエ・蚊・ムカデ・ゴキブリ・カメムシ・クモに効果的なアイテムを紹介しています。
どの虫も、夏場になると悩まされる厄介者ですよね。
カメムシにおすすめなのは「カメムシクリン(UYEKI)」だそうです。
天然由来の成分でつくられているので、ペットがいる家庭でも安心ですね。

カメムシに効くおすすめ薬剤

nr.kabokusenta_kaniさんは、カメムシに効くおすすめの薬剤を5つ紹介しています。
いずれも「日本ライン花木センター」さんで取り扱っている商品で、オンラインショップもあるそうです。
紹介している薬剤は、果物や野菜に使用しても問題のない商品ばかり。家庭菜園を営んでいる方は、ぜひ試してみてください。

カメムシ撲滅作戦2025

moke_moke_accessoryさんは、去年の反省を活かしたカメムシ対策を紹介しています。
中でも自作のハーブスプレーが気になりますね。
ハッカも2倍!殺意も2倍!だそうです(笑)このスプレーの効果はあったのでしょうか!?
カメムシはミント系の匂いが苦手なので、ハッカ油でスプレーを自作するのもおすすめの方法です。

カメムシが寄ってくる原因に関するよくあるQ&A

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最後に、カメムシが寄ってくる原因に関するよくある質問に回答します。

1.カメムシの臭いが手についたときはどうすれば良い?

カメムシの悪臭は、通常の石鹸で洗うだけでは取れない可能性があります。
石鹸だけでは取れないときは、サラダ油やオリーブオイル、メイク用のオイルクレンジングなどを使用しましょう。
カメムシの臭い物質は油溶性なので、油を使ってこすり洗いすれば臭いが落ちやすくなります。
油を使った後に通常の石鹸で手を洗えば、油のべたつきも気になりません。

2.カメムシをペットが誤飲してしまった!問題はない?

カメムシは菌などを媒介する昆虫ではないので、ペットが誤飲してもほとんどの場合は問題ないでしょう。
ただ、しばらくの間口から強い臭いが出てくるかもしれません。
もし誤飲した後に体調に変化が見られたら、速やかに動物病院を受診してください。

3.近年カメムシが大量発生しているのはなぜ?

カメムシの大量発生の原因の一つに、地球温暖化があるといわれています。
本来であれば、カメムシの寿命は1年〜1年半程度です。しかし、気温の上昇により冬越しできる個体が増えているため、その分カメムシの寿命も延びています。
寿命が延びると繁殖の機会も増えるため、カメムシの数が増殖しているのです。

カメムシが寄ってくる原因を知って予防しておこう!

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地球温暖化の影響で数自体が増えているので、カメムシを見かける機会も多くなりました。
見かけるだけなら我慢できても、家の中に侵入したり、洗濯物についていたり、植物が荒らされたりすると、どうしても気になってしまいますよね。
本記事では、カメムシを寄せ付けない対策や撃退方法を詳しく解説しました。
カメムシ被害に悩まされている方は、本記事の内容を参考にして、ぜひ行動に移してみてください。

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