
ダジャレとは、同じまたは似た音の単語を組み合わせて語呂を合わせたり、韻を踏んだりして楽しむ言葉遊びです。
漢字では、「駄洒落」と書きます。
洒落とは、気の利いたまたは人を笑わせる文句のことです。
つまり、ダジャレとは、くだらない洒落をいいます。
今回の記事では、ダジャレを作るコツやさまざまな例文を紹介します。
お気に入りのダジャレを見つけて家族や友達、同僚に披露してみましょう!
- 定番!誰もが知っているダジャレ14連発
- 子どもも楽しめる!短いダジャレ28連発
- 英語を使用したダジャレ22連発
- 長いハイレベルなダジャレ14連発
- 解いて楽しいダジャレなぞなぞ11連発
- おもしろい笑わせるダジャレを作るコツ
- おもしろいダジャレで遊ぶメリット
- ダジャレ以外に楽しめる言葉遊び
- おもしろいダジャレで遊んで楽しもう!
定番!誰もが知っているダジャレ14連発
まずは、誰でも一度は口にしたことがあるような、定番のダジャレをまとめました。
- ▶布団がふっとんだ
(”ふとん”が”ふっとん”だ) - ▶電話にでんわ
(”でんわ”に”でんわ”) - ▶トイレに行っトイレ
(”といれ”にいっ”といれ”) - ▶パンダのパンだ
(”ぱんだ”の”ぱんだ”) - ▶カエルが帰る
(”かえる”が”かえる”) - ▶カバのカバン
(”かば”の”かば”ん) - ▶うまい馬
(”うま”い”うま”) - ▶イカが怒った
(”いか”が”いか”った) - ▶鯵(アジ)の味
(”あじ”の”あじ”) - ▶梅がうめー
(”うめ”が”うめ”ー) - ▶イクラはおいくら?
(”いくら”はお”いくら”) - ▶カンガルーが考えるー
(”かんがるー”が”かんがえるー”) - ▶アルミ缶の上にあるミカン
(”あるみかん”のうえに”あるみかん”) - ▶朝食抜いて、超ショック!
(”ちょうしょく”ぬいて”ちょうしょっく”!)
日常生活でつい口ずさんでしまったり、テレビやCM、SNSなどで聞いたことがあるダジャレも多いのではないでしょうか?定番のダジャレを抑えておくと、自分でダジャレを考えるときにも応用が効きますよ。
子どもも楽しめる!短いダジャレ28連発
小さい子どもも楽しめる短いダジャレは、以下の通りです。
- ▶言い訳っていいわけ?
(”いいわけ”って”いいわけ”?) - ▶ナレーターになれーた
(”なれーたー”に”なれーた”) - ▶校長先生絶好調
(”こうちょう”せんせいぜっ”こうちょう”) - ▶おでんの予約はお電話で
(”おでん”のよやくは”おでん”わで) - ▶佐賀を探そう!
(”さが”を”さが”そう!) - ▶予想はよそう
(”よそう”は”よそう”) - ▶ロシアはおそろしあ
(”ろしあ”はおそ”ろしあ”) - ▶ネコがねころんだ
(”ねこ”が”ねこ”ろんだ) - ▶ネコが寝込んだ
(”ねこ”が”ねこ”んだ) - ▶サンタがたくさん食べる
(”さんた”がたく”さんた”べる) - ▶隊長が風邪引いて体調が悪い
(”たいちょう”がかぜひいて”たいちょう”わるい) - ▶小学生はショウガくせぇ
(”しょうがくせい”は”しょうがくせぇ”) - ▶妖怪に何かようかい?
(”ようかい”になにか”ようかい”) - ▶サラダを盛るから皿出して
(”さらだ”をもるから”さらだ”して) - ▶パジャマを着ているパパ邪魔だ
(”ぱじゃま”をきているぱ”ぱじゃま”だ) - ▶トナカイは大人かい?
(”となかい”はお”となかい”?) - ▶鶏肉を取りにくい
(”とりにく”を”とりにく”い) - ▶チーターが崖からおっこチーター
(”ちーたー”ががけからおっこ”ちーたー”) - ▶鹿からの仕返し
(”しか”から”しか”えし) - ▶コーン食べるのまた今度(コーンど)
(”こーん”たべるのまた”こーんど”) - ▶納豆食って納得
(”なっとう”くって”なっとく”) - ▶ヒラメがひらめいた!
(”ひらめ”が”ひらめ”いた!) - ▶本当に、ウニ?
(ほんと”うに”、”うに”?) - ▶フクロウの袋、売ろう
(”ふくろう”の”ふくろう”ろう) - ▶不具合なフグ
(”ふぐ”あいな”ふぐ”) - ▶体脂肪が多すぎる鯛死亡
(”たいしぼう”がおおすぎる”たいしぼう”) - ▶「私、カニ」「わー、確かに!」
(”わたしかに””わーたしかに”!) - ▶海パンよりデカいパン
(”かいぱん”よりで”かいぱん”)
単語の数が少なく、文も短いため、小さな子どもも理解しやすいのではないでしょうか。
言葉遊びでコミュニケーションを取りつつ、表現力や語彙力などさまざまな力を身につけましょう。
英語を使用したダジャレ22連発
センスのいい英語を使用したダジャレは、以下の通りです。
- ▶コーディネートはこーでねーと(coordinate)!
(coordinate:コーディネート) - ▶車が来るまで待ってるカー(car)
(car:車) - ▶山は迫力満点(mountain)
(mountain:山) - ▶帽子はご法度(hat)
(hat:帽子) - ▶牛を飼う(cow)
(cow:牛) - ▶医者がいなくて気のドクター(doctor)
(doctor:医者) - ▶水を飲んで喉が潤った(water)
(water:水) - ▶猫がキャッと(cat)叫んだ
(cat:猫) - ▶中国土産をくだチャイナ(china)
(china:中国) - ▶お金持ちの真似(money)
(money:お金) - ▶お金がなくてすまねー(money)
(money:お金) - ▶朝食まずくて超ショック(shock)
(shock:ショック・衝撃) - ▶中国茶を飲んチャイナ(china)
(china:中国) - ▶腕をぶつけてしまった、あーム(arm)カつく
(arm:腕) - ▶犬の心臓の音はドッグドッグ(dog)
(dog:犬) - ▶木の上から釣りー(tree)
(tree:木) - ▶消しゴムで消すのは、異例さー(eraser)
(eraser:消しゴム) - ▶スキーが好きー(ski)
(ski:スキー) - ▶雷はもうたくさんだー(Thunder)
(Thunder:雷) - ▶金曜日の晩ごはんはフライでー(friday)す
(friday:金曜日) - ▶ヘビー(heavy)な蛇
(heavy:ヘビー・重い) - ▶鉛筆の良さをもういっぺん知る(pencil)
(pencil:鉛筆)
英語を使用することにより、一工夫凝らされたセンスのいいダジャレに仕上がりますね。
子どもと遊ぶ場合は、英語の勉強にもなるのではないでしょうか。
長いハイレベルなダジャレ14連発
長くてハイレベルなダジャレは、以下の通りです。口に出して読んでみると、アハ体験ができますよ。
- ▶明智光秀がみかんを3つ食べた。あー!ケチ!3つ、ひでぇ!
- ▶透明人間とうめぇインゲン
- ▶佐賀市に有るか無いか探しに歩かないか?
- ▶隠し事を各誌ごとに書く仕事
- ▶「イワシ・タイ・ナマズ」って言わしたいな、まず
- ▶要精密検査でも陽性見つけんさ
- ▶カッターを買った、切れなかったー
- ▶「おでんはありました」とお電話ありました。
- ▶こっから近いし、国家拉致開始
- ▶ロシアの殺し屋おそろしあ
- ▶麻酔科医、マズい貝に増す怒り
- ▶前髪が邪魔で前が見えん
- ▶野口英世のグチひでーよ
- ▶急遽、皮膚科の産休、拒否不可能
よくよく読んで理解できると「なるほど!」と気持ちよくなってしまうようなダジャレでした。
こんなダジャレを連発できたら、感心されること間違いなしです。
解いて楽しいダジャレなぞなぞ11連発
解いて楽しい楽しいダジャレなぞなぞは、以下の通りです。
- Q.家族のなかで一番笑う人は誰?
A.母(ハハッ) - Q.常に声がかすれている犬は?
A.ハスキー犬 - Q.いつも笑っているお店はどんなお店?
A.薬局(クスリ) - Q.新しいの車は新型、古い車は何型?
A.ガタガタ - Q.夜に使うキッチン用品は?
A.やかん(夜間) - Q.野球でバッターをしたがらない動物は?
A.オラウータン(おら、打たん) - Q.パンはパンでも食べられないパンは?
A.フライパン - Q.イスはイスでも食べられるイスは?
A.アイス - Q.すぐに転んでしまう虫は?
A.てんとう虫(転倒虫) - Q.掃除が好きな鳥は?
A.ちりとり - Q.キスすると臭い人は?
A.中学生(チュウが臭え)
ダジャレを応用することでなぞなぞもできます。
家族や友人などと盛り上がることでしょう。
おもしろい笑わせるダジャレを作るコツ

おもしろい笑わせるダジャレを作るコツは、以下の通りです。
1.同じまたは似た音を持つ単語を複数探す
2.探した単語を組み合わせて意味のある文を作る
同じまたは似た音を持つ単語は、辞書やインターネットで検索するとたくさん見つかります。
日常生活の中で意識してみるのも良いですね。
できるだけ多くの同じまたは似た音を持つ単語を見つけたら、意味が通るように組み合わせてダジャレを作ってみましょう。
おもしろいダジャレで遊ぶメリット

おもしろいダジャレで遊ぶメリットは、以下の通りです。
・表現力・語彙力・思考力・発想力が身に付く
・コミュニケーションの促進につながる
・場の空気を和ませられる
ダジャレは、表現力や語彙力などさまざまな力が身につくため、小さい子どもに対する知育効果も期待できます。
一般的に、ダジャレを含めたしりとりや回文などの言葉遊びは4、5歳から楽しめるといわれています。
4、5歳になると単語の仕組みを理解できるためです。
ただし、発達には個人差があるため、あくまでも目安として考えておきましょう。
また、ダジャレは、脳の活性化につながるため、小さな子どもだけではなく、高齢者にとってもメリットがあります。
ダジャレは、さまざまなメリットがあるうえ、老若男女楽しめるため、積極的に使ってみましょう。
ダジャレ以外に楽しめる言葉遊び

ダジャレ以外に楽しめる言葉遊びの例は、以下の通りです。
言葉遊び | 説明 | 例 |
---|---|---|
しりとり | ・前の人が言った単語の最後の一文字から始まる単語を言う ・「ん」で終わる単語を言うと負け |
りんご→ゴリラ→ラッパ |
回文 | ・反対から読んでも同じ言葉 | 新聞紙(しんぶんし) トマト 竹やぶ焼けた(たけやぶやけた) |
連想ゲーム | ・お題を決める ・お題に沿った単語を答える |
お題:赤いものといえば? 答え:りんご、いちご |
アナグラム(並び替え) | ・単語の文字を並び替えて別の単語を作る | 毛糸(けいと)→時計(とけい) |
早口言葉 | ・発音が難しい文をできるだけ早く言う | 隣の客はよく柿食う客だ |
言葉遊びは、子どもから大人まで楽しめます。
言葉遊びによりコミュニケーションを図ることができ、盛り上がること間違いなしですね。
また、言葉遊びは、表現力や語彙力などの力を身に付けたり、脳を活性化させたりすることができるため、とくに小さな子どもや高齢者の方におすすめです。
おもしろいダジャレで遊んで楽しもう!

ダジャレは言葉遊びの1つであり、同じまたは似た音の単語を組み合わせて語呂合わせや韻踏みをして楽しむものです。
ダジャレを作るのは難しく感じますが、コツをつかめば簡単に作れます。
言葉遊びは、表現力や語彙力などさまざまな力を身に付けたり、コミュニケーションが図れたりするメリットがあります。
小さな子どもや高齢者のほか、友人や同僚などとダジャレを楽しみましょう。
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