
本記事では、チンチラの生態から最新の価格相場、後悔しないための飼育環境まで、初心者の方にも分かりやすくまとめました。これを読めば、チンチラとの幸せな生活への第一歩が踏み出せるはずです。
- 【結論】チンチラってどんな動物?寿命・値段・なつきやすさ一覧
- チンチラとは?ネズミやうさぎとの違いと生態
- 【全7種】チンチラの種類と値段相場・レア度を比較
- チンチラは「なつく」?それとも「むかつく」?性格と本音
- チンチラの正しい飼い方と1日のルーティン
- お迎え前に準備すべき飼育セット10選
- チンチラの寿命を延ばす健康管理とかかりやすい病気
- チンチラを飼うときの注意点と防音・防汚対策
- 【FAQ】チンチラに関するよくある質問
- チンチラとの暮らしをニフティ不動産で始めよう
【結論】チンチラってどんな動物?寿命・値段・なつきやすさ一覧
まずは、チンチラをお迎えするか検討している方が最も気になる「寿命」「値段」「なつきやすさ」を一覧表でまとめました。
| 項目 | 詳細・目安 |
|---|---|
| 平均寿命 | 10年〜15年(20年近く生きる個体も) |
| 生体価格 | 3万円〜15万円(種類・カラーにより変動) |
| なつきやすさ | 非常に高い(個体差はあるが、名前を覚える子も多い) |
| 飼育の難易度 | 中級者向け(徹底した温度・湿度管理が必須) |
| 主な活動時間 | 夜行性(夕方から夜にかけて活発になる) |
チンチラは小動物の中でも非常に寿命が長く、2026年現在では「一生モノのパートナー」として迎える方が増えています。その分、責任も大きいですが、なついた時の可愛さは格別ですよ!
チンチラとは?ネズミやうさぎとの違いと生態
チンチラは、その独特の丸みを帯びたフォルムから「うさぎの仲間」と勘違いされがちですが、実際には異なる生態を持っています。まずは、生物学的な分類や本来の生息地について詳しく見ていきましょう。
チンチラはネズミの仲間?分類と原産地
チンチラは、生物学的には「齧歯目(げっ歯目)チンチラ科チンチラ属」に分類される動物です。ネズミやリス、デグーなどと同じ齧歯目の仲間であり、広義ではネズミの仲間と言えます。
原産地は南米のアンデス山脈で、標高の高い岩場に生息しています。厳しい寒さに耐えるために非常に密度の高い被毛を持っており、1つの毛穴から50〜100本もの毛が生えているのが特徴です。この「密な毛」こそが、チンチラ特有の極上の手触りを生み出しています。
夜行性で運動能力が高い!チンチラの主な特徴
チンチラを飼う上で絶対に知っておきたい身体能力と生活リズムの特徴は、以下の通りです。
- 夜行性(薄明薄暮性):夕方から夜、明け方にかけて活発に活動します。日中はほとんど寝て過ごすため、静かな環境が必要です。
- 驚異のジャンプ力:後ろ足が非常に発達しており、垂直に60cm〜1m近くジャンプすることができます。
- 一生伸び続ける歯:全ての歯が一生伸び続けるため、牧草をしっかり噛んで摩耗させる必要があります。
- 体臭がほとんどない:体質的に体臭が非常に少なく、室内飼育に適しています。
うさぎとの大きな違いは「足の構造」と「耳の形」です。チンチラは岩場を跳ね回るために前足も器用に使いますし、手で食べ物を持って食べる姿はネズミらしい愛らしさがありますね。
【全7種】チンチラの種類と値段相場・レア度を比較
チンチラの価格は、毛の色(カラー)や希少性によって大きく変動します。2026年現在の一般的なペットショップやブリーダーでの価格相場を一覧表にまとめました。
| カラー名 | 値段相場(目安) | レア度 |
|---|---|---|
| スタンダードグレー | 30,000円〜50,000円 | ★☆☆☆☆ |
| シナモン(ベージュ) | 45,000円〜60,000円 | ★★☆☆☆ |
| ブラックエボニー | 60,000円〜90,000円 | ★★★☆☆ |
| ホワイト/モザイク | 70,000円〜100,000円 | ★★★☆☆ |
| バイオレット | 80,000円〜120,000円 | ★★★★☆ |
| 長毛種(アンゴラ) | 250,000円〜400,000円 | ★★★★★ |
定番の「スタンダードグレー」

最もポピュラーで野生のチンチラに近いカラーが「スタンダードグレー」です。背中側が青みがかったグレーで、お腹側が白いのが特徴です。流通量が多いため価格も安定しており、初めてお迎えする方にも選ばれやすい種類です。
希少な「バイオレット」や「ホワイト」
淡い紫がかった美しいグレーの「バイオレット」や、全身が真っ白な「ホワイト」は、非常に人気が高く希少です。特に、毛先まで色が均一な個体や、長毛種である「ロイヤル・ペルジアン・アンゴラ」などは、専門店でもすぐにお迎えが決まるほど注目されています。
生体以外にかかる「初期費用」と「維持費」の目安
チンチラを家族に迎える際は、生体代だけでなく、環境を整えるための費用も予算に入れておきましょう。
- 初期費用(飼育セット):約40,000円〜70,000円(ケージ、回し車、砂浴び容器、温湿度計など)
- 毎月の維持費:約5,000円〜15,000円(餌代、砂代に加えて、24時間のエアコン代が必要)
特に夏場や冬場のエアコン代は、チンチラの命を守るための必要経費です。15〜20年の寿命を考えると、生涯コストは200万円を超えるケースもあることを理解しておきましょう。
最近はブリーダーさんから直接お迎えする方も増えています。珍しいカラーを探している方は、専門店やSNSで情報をチェックするのもおすすめですよ!
チンチラは「なつく」?それとも「むかつく」?性格と本音
チンチラは非常に知能が高く、感情表現が豊かな動物です。SNSではベタ慣れの動画が人気ですが、一方で「性格が強くてむかつく」という声を聞くことも。ここではチンチラの性格の本質と、良好な関係を築くコツを解説します。
高い学習能力!なつかせるための3つのコツ
チンチラは飼い主の顔を覚え、名前を呼ぶと駆け寄ってくるほど人懐っこい個体も多いです。しかし、無理強いは禁物。なつかせるには以下の3つのポイントを意識しましょう。
- 同じルーティンを繰り返す:毎日決まった時間に掃除や餌やりを行い、「この人は安全で良いことをしてくれる」と認識させます。
- おやつをコミュニケーションに使う:乾燥野菜や少量のペレットを手から与え、手の平=美味しいものがある場所と覚えさせます。
- 低い位置で接する:上から手を出されると、野生の天敵(猛禽類)を連想して怯えてしまいます。必ず低い位置からゆっくり手を差し伸べましょう。
後悔する前に知りたい「むかつく」と言われる理由と対策
検索ワードで見かける「むかつく」という言葉は、チンチラ特有の「賢さゆえの自己主張」に戸惑う飼い主さんの本音かもしれません。具体的には以下のような理由が挙げられます。
- 夜中の騒音が激しい:夜行性のため、深夜に回し車を激しく回したりケージを噛んだりします。寝室以外にケージを置くなどの対策が必要です。
- 砂や糞が飛び散る:砂浴びの後は細かい砂が部屋中に舞い、糞もところ構わずします。こまめな掃除ができないとストレスに感じる場合があります。
- かじり癖(破壊神):家具や壁紙、電気コードなどをボロボロにされることがあります。これは本能なので、部屋んぽ(散歩)の際は徹底的なガードが必須です。
「むかつく」と感じるのは、それだけチンチラが自分の意思をはっきり持っている証拠でもあります。イタズラ対策を万全にすれば、その自由奔放な姿も「愛嬌」として楽しめるようになりますよ!
チンチラの正しい飼い方と1日のルーティン
チンチラを健康に育てるためには、徹底した環境管理と正しい食生活が欠かせません。野生では高地の乾燥した場所に住んでいるため、日本の高温多湿な環境には非常に弱いということを覚えておきましょう。
最重要!温度・湿度管理の適正数値
チンチラの命に関わるのが「温度・湿度管理」です。2026年現在も、夏場の停電やエアコン故障による熱中症トラブルは後を絶ちません。以下の数値を必ず守りましょう。
- 適正温度:15℃〜22℃(25℃を超えると危険、28℃以上は死の恐れ)
- 適正湿度:40%以下(理想は30%〜40%。多湿は皮膚病の原因に)
エアコンは24時間365日稼働させるのが基本です。除湿機やサーキュレーターを併用し、ケージの周りに空気が淀まない工夫をしてください。
主食は牧草7割!おすすめの餌(ペレット)の選び方
チンチラの健康な歯と消化器官を保つ秘訣は、食事のバランスにあります。
- 牧草(チモシー):食事の7割以上に。常に新鮮なものをケージに入れておき、いつでも食べられる状態にします。
- 専用ペレット:朝晩の2回、体重の3〜5%程度を目安に与えます。アルファルファベースよりもチモシーベースの方が肥満を防ぎやすいため、成体にはおすすめです。
- 水:給水器を使い、毎日必ず新鮮な水に取り替えてください。
健康維持に欠かせない「砂浴び」の重要性
チンチラにとって砂浴びは、人間でいう「お風呂」です。非常に細かく高密度な毛を清潔に保つため、専用の「砂浴び用の砂」を用意してください。
1日1回、15分〜30分程度、砂浴び容器の中で自由に転がらせます。砂浴びをすることで余分な皮脂や汚れを落とし、皮膚病の予防やストレス解消に繋がります。
チンチラは「薄明薄暮性」なので、夕方にお迎えして、餌やり・砂浴び・部屋んぽ(散歩)をまとめて行うルーティンが、飼い主さんの生活リズムとも合わせやすいですよ!
お迎え前に準備すべき飼育セット10選
チンチラを迎え入れる当日までに、必ず揃えておきたいアイテムが10点あります。チンチラの身体能力や習性を考慮し、安さよりも「安全性と耐久性」を重視して選びましょう。
- 1.多段ケージ:上下運動ができる高さのあるもの。
- 2.回し車(静音タイプ):運動不足解消に必須。
- 3.砂浴び容器:砂が飛び散りにくい深型。
- 4.チンチラ専用砂:粒子の細かい専用品。
- 5.牧草入れ:常に補充できる大容量タイプ。
- 6.ペレット入れ:ひっくり返されない陶器製。
- 7.給水器:ケージの外から固定できるボトル式。
- 8.巣箱(隠れ家):木製や陶器製の落ち着ける場所。
- 9.かじり木:歯の健康維持とストレス解消用。
- 10.温湿度計:ケージ付近に設置する必須アイテム。
多段ケージと回し車の選び方

ケージは「幅60cm×奥行45cm×高さ100cm以上」が理想です。チンチラは跳躍力が強いため、高さがないとストレスが溜まります。また、床材には足裏を痛めないよう、金網の上に木製すのこやマットを敷く工夫をしましょう。
回し車は、大人のチンチラなら「直径32cm以上」のものを選んでください。サイズが小さいと背骨に負担がかかり、怪我の原因になります。夜間の騒音対策として、ベアリング内蔵の静音タイプがおすすめです。
かじり木・巣箱・給水器のポイント
チンチラは「かじること」が仕事です。プラスチック製の巣箱やステップは、かじって誤飲すると腸閉塞を起こすリスクがあるため、なるべく木製や陶器製を選びましょう。
給水器は毎日新鮮な水に交換し、ノズルが詰まっていないか確認してください。また、かじり木は消耗品ですので、常に複数をケージ内に設置し、飽きさせないようにするのが長持ちさせるコツです。
最初にすべて揃えると4〜7万円ほどかかりますが、チンチラの安全を守るための投資です。特にケージは一度買うと長く使うので、掃除のしやすさも考慮して選んでくださいね!
チンチラの寿命を延ばす健康管理とかかりやすい病気
チンチラは小動物の中でも非常に長寿ですが、その分、日々の健康管理が寿命を左右します。彼らは野生下で「弱みを見せない」習性があるため、飼い主が小さな異変に気づけるかどうかが重要です。
平均寿命は10〜15年!20年生きる個体も

チンチラの平均寿命は10年〜15年程度とされていますが、適切な飼育環境下では20年近く生きることも珍しくありません。2026年現在のギネス記録に近い長寿例では29年生きた個体も報告されています。
長生きの秘訣は、何と言っても「ストレスの軽減」と「徹底した温度管理」です。また、毎日決まった時間に体重を量り、急激な減少がないかチェックする習慣をつけましょう。
要注意な病気(不正咬合・皮膚糸状菌症・熱中症)
チンチラがかかりやすい代表的な病気とそのサインをまとめました。
- 不正咬合(ふせいこうごう):歯が伸びすぎて噛み合わせが悪くなる病気。よだれが多い、食欲低下、口を気にする仕草が見られたら要注意です。
- 皮膚糸状菌症:カビによる皮膚病。目の周りや鼻先の毛が抜けたり、フケが出たりします。湿度が高い時期に発生しやすいため注意しましょう。
- 熱中症:高温多湿によりぐったりする、耳が赤くなる、呼吸が荒いといった症状が出ます。チンチラにとって25℃以上は命の危険があることを忘れないでください。
チンチラは「エキゾチックアニマル」に分類されるため、診察できる病院が限られています。お迎えする前に、必ず近所に専門知識を持った獣医さんがいるか確認しておきましょう!
チンチラを飼うときの注意点と防音・防汚対策
チンチラとの生活を快適に続けるためには、集合住宅や近隣への配慮も欠かせません。特に「夜間の活動音」と「砂や毛の飛び散り」は、お迎え後に多くの飼い主さんが直面する課題です。
まず防音対策として最も有効なのは、「ケージの設置場所」と「回し車の選定」です。夜行性のチンチラは、深夜に激しく運動します。ケージは寝室から離れた場所に置き、回し車は必ずベアリング内蔵の静音タイプを選びましょう。また、ケージの下に防振マットを敷くことで、階下への振動音を大幅に軽減できます。
次に防汚・防塵対策ですが、チンチラ特有の「細かい砂」と「抜け毛」への備えが必要です。以下の対策を検討しましょう。
- 砂浴び容器の工夫:背の高い容器やカバー付きのタイプを選び、砂が外に漏れるのを防ぎます。
- 空気清浄機の設置:チンチラの細かな毛や砂の粒子をキャッチするため、ケージの近くに集塵力の高い空気清浄機を設置するのが理想的です。
- かじり防止ガード:「部屋んぽ(室内散歩)」の際は、電気コードに保護カバーを付け、壁紙や家具にはプラスチック板などでガードを施しましょう。
チンチラの毛は非常に軽いため、換気扇のフィルターなども詰まりやすくなります。こまめな掃除が必要ですが、その手間をかけてでも一緒にいたいと思わせてくれる魅力が、彼らにはありますね。
【FAQ】チンチラに関するよくある質問
チンチラを家族に迎えるにあたって、多くの飼い主さんが抱く疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. チンチラはうさぎですか?ネズミですか?
A. チンチラはネズミ目(齧歯目)の動物です。うさぎ(ウサギ目)とは分類が異なり、どちらかと言えばデグーやモルモットに近い仲間です。ただし、草食性である点や、一生歯が伸び続ける点はうさぎと共通しています。
Q. チンチラは1人暮らしでも飼えますか?
A. はい、飼育可能です。夜行性のため、飼い主が帰宅した夜間に活発になることから、社会人の方でもライフスタイルを合わせやすい動物と言えます。ただし、24時間の温度管理(エアコン)が必須となるため、外出中の停電対策などは万全にする必要があります。
Q. 多頭飼いはできますか?
A. チンチラは本来群れで生活する動物ですが、個体同士の相性が非常に激しいため、「1ケージにつき1匹」の単独飼育が基本です。無理に同居させると激しい喧嘩で大怪我をすることもあるため、慎重な判断が必要です。
Q. お風呂に入れる必要はありますか?
A. 水を浴びる必要はありません。むしろ、チンチラの毛は非常に密度が高く、濡れると乾きにくいため、皮膚病や体温低下の原因になります。汚れはすべて「砂浴び」で落とすのが正解です。
Q. 鳴き声で近所迷惑になることはありますか?
A. チンチラの鳴き声は基本的に小さく、犬や猫のように近所迷惑になるほど大きく鳴くことは稀です。ただし、夜中にケージを揺らす音や回し車の振動音の方が響きやすいため、そちらの防音対策を優先しましょう。
チンチラの疑問は、実際に飼い始めると他にもたくさん出てくるものです。SNSのコミュニティや専門書などで、常に新しい情報を仕入れておくのが長生きさせる秘訣ですよ!
チンチラとの暮らしをニフティ不動産で始めよう
チンチラは非常に愛らしく、一度心を通わせれば最高のリラックスパートナーになってくれます。しかし、今回解説した通り、「24時間のエアコン管理」や「夜間の活動音」への理解が欠かせません。
これからチンチラを迎えようと考えている方は、まず「ペット可」であることはもちろん、エアコンの効率が良い間取りや、深夜の音が気になりにくい構造の物件を選ぶことが、チンチラとあなたの幸せな共生への近道です。
ニフティ不動産では、豊富な物件情報の中から「ペット相談可」の条件で、チンチラとの暮らしに最適な住まいを簡単に検索できます。
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