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実はその悩みは、洗濯機自体の汚れが原因だといえるでしょう。洗濯機は定期的に掃除をしないと汚れが溜まり、洗濯物にも影響を及ぼしてしまうのです。

そこで本記事では、洗濯機掃除のやり方が分からない方に向けて、掃除方法やおすすめの洗剤を解説します。Instagramの投稿から裏技も紹介するので、ぜひ参考にしてください。



洗濯機の汚れの原因は?

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そもそも、洗濯物を綺麗にする役割を持つ洗濯機が汚れてしまうのはなぜなのでしょうか?主な原因は以下の3つです。

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・水アカ
・衣服の汚れなど
・カビ

洗濯機は水道水を使用します。水道水にはミネラル成分が含まれているので、乾いて蓄積すると水アカとなり、洗濯機の中の各所に付着するのです。

この水アカが洗濯洗剤や柔軟剤の溶け残りなどと一緒に蓄積すると、さらに分解しづらい強固な汚れとなってしまいます。また、洋服についた皮脂汚れや毛玉、繊維くずなども汚れの原因です。

そして、水アカや汚れを餌にしてカビが発生します。洗濯機の内側は湿っている場合が多いので、カビが発生しやすい環境が整っているのです。

洗濯機を長い間掃除していないと、上で述べた水アカや汚れ、カビが衣服に付着し、「洗ったはずなのに臭い」という状況が起こってしまいます。

洗濯機掃除のやり方を徹底解説!

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それではさっそく、洗濯機掃除のやり方について詳しく解説していきます。

水アカやカビの発生を防ぎ衣服を清潔に保つためにも、定期的に掃除をするようにしましょう。

1.パーツを分解して手洗い

まずは細かいパーツを取り外して手洗いします。分解する主なパーツは以下の4つです。

・洗剤投入ケース
・ゴミ取りネット
・乾燥フィルター
・排水フィルター

「洗濯槽を洗うときに一緒に洗えばいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、それだけでは細かい汚れまで落ちきりません。

ぬるま湯やキッチンハイターにつけ置きし、歯ブラシでこする方法が汚れが落ちやすくておすすめです。

2.洗濯槽を洗浄する

次に、洗濯槽の掃除に入ります。

洗濯槽は、特に目に見えていない裏側の部分に汚れが溜まりやすいです。目に見えている部分が綺麗だからといって、掃除を怠らないようにしましょう。

使う洗剤の種類によってやり方が異なるので、2つに分けて解説します。

【塩素系漂白剤を使う場合】

洗濯槽の中に塩素系漂白剤を全て投入します。

「槽洗浄コース」がある洗濯機の場合はそのコースを、ない場合は通常の洗濯コースで洗濯機を回しましょう。

コースが終了すれば、掃除も完了です。「槽乾燥コース」がある洗濯機なら、掃除後に「槽
乾燥コース」も行うと殺菌効果がより高まります。

【塩素系漂白剤以外を使う場合】

塩素系漂白剤以外を使う場合は、掃除に少し時間がかかります。

まずは洗剤を洗濯槽に投入し、通常の洗濯コースで5分ほど洗濯機を回しましょう。その後、洗濯槽に水が溜まった状態のまま2〜3時間放置します。

2〜3時間経つと、溜まっていた汚れが水に浮いてくるはずです。その汚れをゴミ取りネットなどですくい、通常の洗濯コースの運転を再開します。

コースが終了したら、掃除も完了です。長期間掃除していなかった場合は、汚れが浮いてこなくなるまでこの工程を何度か繰り返しましょう。

3.洗濯パンを掃除する

洗濯機の下にある台を洗濯パンと呼びます。髪の毛やホコリが溜まりやすいので、洗濯機を掃除するタイミングに合わせてこちらも掃除しておくとよいでしょう。

洗濯機を移動させて掃除するとなると大変ですが、ハンガーにストッキングを巻きつけたものなどを使用すれば、そのままの状態でホコリを取り除けるのでおすすめです。

4.フタ、操作パネル、洗濯機の外側などを綺麗にする

最後に、フタや操作パネル、洗濯機の外側などを綺麗にします。。やわらかい布やタオルでふくのがおすすめです。

どうしても落ちない汚れがある場合は、キッチンハイターや家庭用合成洗剤を染み込ませた布でふき、その後に乾いた布でふき取るとよいでしょう。

洗濯機の掃除におすすめの洗剤5選

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「洗濯槽の掃除にはどんな洗剤を使えば効果的?」

このような疑問を抱いている方に向けて、ここでは洗濯槽の掃除におすすめの洗剤を紹介します。

洗濯槽掃除用として販売されている製品だけではなく、身近な薬品でも代用が可能です。効果や手間を比較しながら選んでみてください。

・塩素系漂白剤
・酵素系漂白剤
・重曹
・キッチンハイター
・クエン酸

それではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

1.塩素系漂白剤|回すだけで簡単!

高い洗浄効果と殺菌効果を持ち合わせているのが塩素系漂白剤です。使用方法も洗濯槽に入れて回すだけなので、長時間放置したりゴミをすくったりする手間を省けます。

長い間掃除しておらず汚れが溜まっていると予測できる場合は、塩素系漂白剤を使うとよいでしょう。

ただし、薬品自体が強いので、すすぎ残しがあると衣服が色落ちしてしまう可能性も。酸性の薬品と混ぜると有毒ガスが発生するので、その点も注意が必要です。

2.酵素系漂白剤|ドラム式の場合は注意が必要

塩素系漂白剤に比べると殺菌効果は劣りますが、衣服の色落ちの心配がなく、ニオイも少ないのが酵素系漂白剤です。過酸化ナトリウムを原料としています。

発泡力があり、泡が溜まったカビや水アカを落としていくのが特徴。落とした汚れが茶色いカスとなって水に浮かんでくるので、汚れ落ちの確認もできます。

ただし、水に浮いてきた汚れを取り除かなければならないので、塩素系漂白剤よりも手間がかかるのがデメリット。途中でフタを開けられないドラム式洗濯機だと使用できない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

3.重曹|身体に優しくて安心

塩素系漂白剤、酵素系漂白剤よりも殺菌効果は弱いですが、身体に優しい成分でできているのが重曹です。重曹はアルカリ性なので、酸性の皮脂汚れなどを中和して落とす力があります。

消臭効果も兼ね備えており、洗濯物の臭いが気になっている方にもおすすめ。安全な成分なので、小さいお子様がいる家庭でも安心して利用できるでしょう。

酵素系漂白剤と同様に、水に浮いてきた汚れを途中で取り除かなければならないため、ドラム式洗濯機をお持ちの方は使用の可否を確認してください。

4.キッチンハイター|塩素系漂白剤の代用として使える!

塩素系漂白剤の代用として使えるのがキッチンハイターです。カビやヌメリに対する高い洗浄効果・殺菌効果が期待できます。

「塩素系漂白剤が手元にないけど、今すぐに洗濯機を掃除したい!」

このようなときにはキッチンハイターを代用してみましょう。

キッチンハイターの量は、水10リットルに対して50mlほどが目安になります。

5.クエン酸|消臭効果もあり!

クエン酸にも殺菌効果・消臭効果があるので、洗濯槽の掃除に使えます。使い方は酵素系漂白剤と同様です。

ただし、塩素系漂白剤や酵素系漂白剤に比べて洗浄力が弱いので、汚れをしっかり落としたいなら、高水位まで水を溜めた状態で2時間~半日程度放置する必要があります。

洗濯機のメーカーによっては酸性のクリーナーを推奨していない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。また、塩素系の洗剤とは絶対に併用しないようにしてください。

洗濯機を綺麗に保つためのコツを解説!

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定期的に掃除が必要とはいえ、できるだけ掃除の頻度や手間は減らしたいですよね。

そこでこの章では、洗濯機を綺麗に保つためのコツを4つ紹介します。今日からでも取り入れてみてください。

1.洗濯物を洗濯機の中に放置しない
2.洗濯機のフタはなるべく開けておく
3.洗濯洗剤や柔軟剤を入れすぎない
4.洗濯機の掃除を月に1回を目安に行う

1.洗濯物を洗濯機の中に放置しない

洗濯かごを使わず、脱いだ衣服をすぐに洗濯機の中に入れてしまっていませんか?手間を減らそうと考えて取ったこの行動が、カビの増殖に繋がります。

脱いだ衣服には皮脂や汗などの汚れが付着しているので、洗濯槽の中に入れると温度が上がり、カビが増えやすい環境になってしまうのです。

脱いだ服は洗濯機ではなく洗濯かごに入れるようにしましょう。

2.洗濯機のフタはなるべく開けておく

洗濯機を使用していないときは、洗濯機のフタを開けておくようにしてください。

フタが閉まっている状態だと、洗濯槽の中の湿度が高くなり、カビが増殖しやすくなってしまいます。

洗濯槽の中を乾燥させるためにフタはできるだけ開けておき、「槽乾燥コース」がある洗濯機の場合は定期的に槽乾燥も行うようにしましょう。

3.洗濯洗剤や柔軟剤を入れすぎない

洗濯洗剤や柔軟剤は入れすぎず、容量を守るようにしてください。溶け切らなかった洗濯洗剤や柔軟剤が汚れの原因となり、カビの増殖を引き起こしてしまいます。

「洗浄力を高めたい」「香りを長持ちさせたい」などの理由でつい沢山入れてしまいがちな洗濯洗剤や柔軟剤。しかし結局は、規定量を守って使用することが清潔を保つための1番の方法なのです。

4.洗濯機の掃除を月に1回を目安に行う

洗濯機の掃除は月に1回を目安に行ってください。

毎日洗濯をする中で、着実に汚れは溜まっていきます。掃除を怠っていると、後で手に負えない汚れになってしまう可能性も。

月に1度くらいの頻度で掃除をしていれば、洗濯機を長く清潔に使い続けることができるでしょう。

洗濯機の掃除を業者に依頼するのもおすすめ!

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洗濯機に汚れが溜まりすぎてしまった場合、掃除に終わりが見えずくたびれてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、プロの力を頼るのも1つの方法です。ここでは、洗濯機掃除業者の探し方や、選ぶ際の注意点について解説します。

洗濯機掃除の業者の探し方

洗濯機掃除の業者の主な探し方は以下の3つです。

・検索エンジン
・くらしのマーケットなどの価格比較サイト
・近所の人に評判を聞く

Googleなどの検索エンジンで「洗濯機掃除 業者 〇〇(地名)」と検索すれば、おすすめの業者が沢山出てくるでしょう。

また、「くらしのマーケット」などの価格比較サイトを利用するのもおすすめです。価格を比較できるだけではなく、利用者の口コミも投稿されているので参考になります。

近所に住んでいる人との関係性が深い場合は、おすすめの業者がいないかどうか尋ねてみるのも1つの方法です。安い値段で請け負ってくれる地域密着型の業者を紹介してもらえるかもしれませんよ。

洗濯機掃除の業者を選ぶ際の注意点

洗濯機掃除の業者を選ぶ際にはいくつか注意点があります。申し込みをする前に、以下の4つを必ず確認するようにしましょう。

1.複数社で値段を確認する
2.利用者の口コミ評価をチェックしておく
3.損害保険に加入している業者を選ぶ
4.アフターフォローがあるか確認しておく


1.複数社で値段・サービス内容を確認する

HPなどで複数の業者の料金・サービス内容を確認しておきましょう。

中には高額な料金を請求する悪徳業者も存在します。気が付かず利用してしまわないように、複数社の料金やサービス内容を比較してから決めてください。

いくつかの業者を比較すれば、それぞれの業者のメリット・デメリットも見てくるので、業者選びに失敗する可能性も低くなるでしょう。

2.利用者の口コミ評価をチェックしておく

実際に利用した人の口コミ評価は必ずチェックするようにしてください。口コミサイトやSNS、価格比較サイトなどを探せば口コミ評価が見つかるはずです。

利用者のリアルな意見は何にも勝る参考資料になります。HPにいくら良い文言が書かれていても、口コミ評価が悪ければその業者の信憑性は低いといえるでしょう。

口コミ評価を優先的に参考にして業者を選んでください。

3.損害保険に加入している業者を選ぶ

洗濯機掃除業者のほとんどが、損害保険に加入しています。損害保険に加入している業者なら、掃除の途中で洗濯機が故障してしまった場合も、きちんと保証してもらえるのです。

掃除は万全の注意を払って行われますが、電化製品は何が起こるか分かりません。

損害保険に加入していない業者に頼むと、万が一の出来事が起きた場合も修理代などは自分の負担になってしまうので注意しましょう。

4.アフターサポートがあるか確認しておく

業者による洗濯機掃除は、1度細かい部分まで解体して行う場合がほとんどです。1度解体したものをまた組み立てるので、動作に不具合が起きてしまう可能性もあります。

その場合の保証や修理が付いている業者に頼んでいれば、万が一のことが起きても安心ですよね。アフターサポートがきちんと整っている業者なのか、申し込む前に確認しておきましょう。

洗濯機掃除の裏技をInstagramの投稿から紹介!

ここでは、Instagramの投稿から洗濯機掃除の裏技を紹介します。

洗濯機の掃除が楽になる知恵が詰まっているので、あなたもぜひ取り入れてみてください。

ウェットティッシュと竹串で隙間もラクラクお掃除!

カビやホコリが溜まりやすい洗剤トレーや洗濯槽のふち・ふち裏などの掃除は、少し面倒に感じてしまいますよね。
でも、ウェットティッシュを使えば簡単に掃除ができるんです!すぐに捨てられるウェットティッシュなら、洗う手間が省けるので便利ですよね。

糸くずフィルターの周りなど、狭くて手が入らない場所は、竹串にウェットティッシュを巻いて掃除すればOK!一週間に1度くらいのペースで行えば、常に洗濯機を清潔に保てます。

クイックルハンディやプラダンでズボラさんでもキレイを保つ!

洗濯機周りって、ホコリやら糸くずが舞いがちなのに、なんとなくお掃除を後回しにしてしまいますよね。細かいパーツや凸凹が多く、一度汚れてしまうとなかなかピカピカな状態に戻せないのもストレスです。
エコ楽家事専門家のスマイルさんがインスタグラムで紹介しているのは、クイックルハンディを使ったお手軽掃除法と、プラダンを活用した洗濯機カバー!
汚れを防止できる&簡単に掃除できる環境を整えるのは、ズボラさんがキレイを保つ鉄則ですね。

洗濯機の掃除を定期的に行い清潔を保とう!

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洗濯機掃除のやり方について詳しく解説し、おすすめの洗剤や綺麗に保つ方法を紹介しました。

洗濯機は毎日使うものだからこそ、こまめなお手入れが大切です。紹介した綺麗に保つコツや裏技を実践すれば、月に1回の掃除も負担なく終えられるようになりますよ。

汚れを溜めず定期的に掃除をして、あなたの家庭も洗濯物を清潔に保ちましょう!

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