インテリアコーディネート実例まとめ!おしゃれな部屋にするコツとアイデアのヒントの画像01

インテリアコーディネートと聞くと「なんだか難しそうだな……」と感じていませんか?
実は、ちょっとしたコツを押さえれば、統一感のあるおしゃれな部屋を作ることができます。

今回はインテリアコーディネートのコツとテイスト別インテリア実例集を紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。

おしゃれなインスタグラマーさんのアカウントも紹介するよ!自分好みのお部屋があったら、ぜひアカウントを見に行ってコーディネートの参考にしてみてください!



おしゃれな部屋にするには?

インテリアコーディネート実例まとめ!おしゃれな部屋にするコツとアイデアのヒントの画像02

インテリアコーディネートでは、おしゃれで居心地のいい部屋作りのための基本的なポイントがあります。

理想の部屋は人によって異なりますが、どのテイストでも居心地のいい部屋を作る上で共通するポイントがあるのです。

このポイントを押さえた部屋作りをすると、居心地のいい理想の部屋を実現しやすくなります。

まずは、この共通ポイントを紹介します。

インテリアコーディネートの基本ポイント① 理想の部屋をイメージする

理想の部屋作りをする上で重要なのが、どんな部屋にしたいのか?どんな過ごし方をしたいのか?など、できるだけ具体的にイメージすることです。

部屋の雰囲気やテイスト、過ごし方などによって理想の部屋は変わってきます。

イメージがわかないときは、Instagramなどインターネット上のインテリア実例集やインテリア雑誌、インテリアショップのカタログなどを見ながら、どんな部屋で過ごしたいか?イメージを膨らませてみましょう。

インテリアコーディネートの基本ポイント② 使う色は3色を目安に

部屋の統一感を左右する重要なポイント、色。使う色の数が多いほど、統一感のない印象になってしまいます。
部屋で使う色は3色を目安にすると、統一感が出て洗練された印象に。

◎インテリアコーディネートで、まず決めたい3つの基本の色

①ベースカラー・・・・・・部屋全体のベースとなる色。壁や床、部屋の大部分を占める色。部屋全体の70~75%が目安。賃貸の場合は、白や木目調のブラウン系となることが多い。マスキングテープなどで希望の色に変えることも可能。

②アソートカラー・・・・・・カーテンや大型家具など、部屋の中で2番目に占める色。部屋全体の印象が決まる。部屋全体の20~25%が目安。

③アクセントカラー・・・・・・クッションや小物など、部屋のアクセントとなる色。部屋全体の5~10%が目安。

この基本の3色を決めておくと、部屋全体の家具やインテリア選びがとてもスムーズになります。


インテリアコーディネートの基本ポイント③ 開放感を意識して

居心地がいい、と感じる部屋の特徴の1つに「開放感」があります。
開放感を演出するためには、圧迫感のない空間にすること。

そのためには、部屋の広さにあったサイズの家具選びが重要です。

◎部屋に合ったサイズの家具を選ぼう

まずは、部屋の壁や家具を置くスペースの採寸をしっかりと行うことから始めましょう。
その上で、部屋に置いた時に余裕のある空間ができるサイズの家具を選ぶようにするといいでしょう。

実際に家具を置いたときに、部屋に余白がうまれ開放感のある部屋に。

また、背の低い家具にすると、部屋の上部に空間ができ、開放感が出るのでおすすめです。

◎視線の「抜け」を作る配置に

大きな窓や、部屋の入口からベランダまでの間に部屋の中に視線をさえぎるものがないと視線の「抜け」を感じさせ、開放感のある部屋を演出できます。

大きな窓や部屋の中央部分をさえぎらない、またはソファやテーブルなどを部屋の奥側へ向かって同じ方向に置くような家具の配置にすると、視線の抜け感がうまれ、開放感の部屋にすることができます。

また、遠近法を利用すると、広く開放感のある部屋を演出できます。
背の高い家具を部屋の手前側に、背の低い家具を部屋の奥側に配置すると、部屋の奥側に向かって空間がうまれ、部屋を広く感じさせることができます。

インテリアコーディネートの基本ポイント④ 動線を確保する

部屋からベランダへの移動など、生活する中で動きやすいように生活動線を確保しましょう。
どんなにお気に入りの家具に囲まれていても、部屋の移動がしづらかったり、通りにくかったりすると、居心地の良さは半減してしまいます。

部屋の入口から奥側、ベランダまで通りやすいスペースを確保するなど、動線を確保するのが居心地のいい部屋作りのポイントの1つです。

インテリアコーディネートの基本ポイント⑤ アクセント使いできるアイテムを足す

統一感のあるすっきりとした部屋にアクセントとなるアイテムを取り入れると、ぐっとおしゃれ度がUPし、個性のある部屋に。お気に入りのもの、デザイン性のあるものを厳選して、ポイント使いするのがおすすめ。

お気に入りだからといって数多く取り入れすぎてしまうと、ごちゃごちゃとしたまとまりのない印象になってしまうので、厳選して1部屋に2,3点などアクセントとして取り入れるようにしましょう。

ナチュラルモダンテイストのインテリアコーディネート

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ナチュラルモダンテイストとは?

「ナチュラルモダン」とは、「ナチュラル」=木目調、木の質感を活かした自然で優しい印象の家具やインテリアと、「モダン」=現代的、無機質でスタイリッシュな印象の家具やインテリアを組み合わせたテイストのこと。

老若男女問わず人気の、木など素材感のあるインテリアにモダンな家具をプラスしてアクセントとすることで、ナチュラルな中にも洗練されたおしゃれな印象を演出できます。

ナチュラルモダンテイストの特徴

ナチュラルモダンテイストの特徴は、木の質感を感じるシンプルな形状の家具やインテリアに、都会的なデザインのインテリアを組み合わせた、すっきりとしたシンプルな印象が特徴です。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

ナチュラルモダンテイストでは、無垢材など自然素材からなる家具やインテリアで、シンプルなデザインのものが中心に使われます。そこに、無機質でシャープ、スタイリッシュなインテリアをプラスすることでナチュラルな雰囲気の中にもモダンテイストを作り出すことができます。

また、ナチュラルモダンテイストに代表される色は、

◎メインカラー・・・・・・ナチュラルテイストをイメージしたカラー
ホワイト、アイボリー、ベージュ、ブラウン、グレー

◎アクセントカラー・・・・・・自然をイメージさせるカラー・アースカラー
ブルー、グリーン

無垢材の家具など自然素材の質感をイメージさせるナチュラルカラーや、ベージュなどの優しいトーンの色が主に使われます。

アクセントカラーとして、空を感じさせるブルーや森林を感じさせるグリーン、アースカラーをとりいれるのがおすすめです。

木などの天然素材のあたたかさを感じる中にも、スタイリッシュさをプラスしたい、という方におすすめのテイストです。

ナチュラルモダンテイストのインテリアコーディネート実例

◎ナチュラルとモダン、絶妙なバランスのお部屋

コンクリートうちっぱなしの壁のモダンな雰囲気の中に、木目調の家具を合わせることで、ナチュラルさとモダンさが程よく調和されたナチュラルモダンテイストのお部屋です。

床の木目調の色と家具の色をそろえることで、部屋全体に統一感が生まれ、すっきりと落ち着いた雰囲気に。

観葉植物のグリーンがアクセントになっていて、リラックス感を演出。

ナチュラルモダンテイストのお手本にしたいお部屋です。

◎あたたかさと癒しを感じるナチュラルモダンテイスト

ライトブラウン、アイボリーを基調としたナチュラルモダンテイストのお部屋。

壁の色とダイニングセットなどインテリアの色をライトブラウンにそろえることで、落ち着いた優しい空間に。

モダンな印象になりがちなダイニングを、やわらかくナチュラルな雰囲気にコーディネートされていてとってもステキですね。

ウォーターサーバーの横にふわふわした自然素材のパンパスグラスやかごを置くことで生活感が消え、おしゃれなカフェの雰囲気に。センスが光ります!

これは今すぐマネしたくなりますね。

◎モダンな中にナチュラルさをとりいれた、リラックス空間

モダンな作りのLDKの中に、木の質感を感じさせるテーブルセットと照明。冷たく無機質になりがちな空間に自然を感じさせるインテリアで、ほっとくつろげるお部屋になっています。

広々とした吹きぬけが気持ちいいですね。

ラグや藤のチェア、観葉植物のグリーンがナチュラルさを演出、モダンになりすぎず、やわらかい空間に。
お昼寝したくなっちゃいますね。

◎全体のバランス、アクセントの使い方が絶妙!

木目調の家具、白・ベージュ・ライトブラウンで統一された、すっきりと居心地のいいお部屋に。
シャープなデザインの黒のサイドテーブルがアクセントに。ナチュラルになりすぎず、スタリッシュさをプラスしていて絶妙なバランス感ですね。

aya_room8.3さんのセンスに脱帽です!

ミッドセンチュリーテイストのインテリアコーディネート

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ミッドセンチュリーテイストとは?

ミッドセンチュリーとは、20世紀半ばを意味し、1940年~1960年代にデザインされた、近未来的な要素を持つ建築や家具をさします。ムダを削ぎ落した合理的な機能性と現代的でユニークさをあわせもったデザインです。

第二次世界大戦後のアメリカで生まれた、それまでになかった新しいインテリアスタイルです。

ミッドセンチュリーテイストの特徴

ポップで明るい色使いと曲線的なデザインが特徴。

派手な装飾を排除し、機能的でシンプルな中にも、自由でユニークな雰囲気をふんだんにつめこんだデザインが人気です。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

ミッドセンチュリーテイストは、個性的な中にもスタリッシュな要素をあわせもつインテリアスタイルです。

全体を重めのトーンでまとめると、ミッドセンチュリーテイストを作りやすくなります。
モダンテイストのインテリアに、個性的なアイテムをとりいれるようにするといいでしょう。

デザイナーズ家具を置いたり、ソファやクッション、カーテンに皮や布素材のものがよく使われます。
革製のシンプルなソファに、布素材のユニークなデザインのクッションをアクセントにして使うなど、スタリッシュさとユニークさのバランスを意識するといいでしょう。

レトロな雑貨をアクセントとして使うのもおすすめです。

また、ミッドセンチュリーテイストで代表的な色は、

床などにダークブラウンなどの重めのトーンの色にするなど、ベースを落ち着いた色にし、2~3色程度をアクセントから―として、明るくビビッドな色を使うのがおすすめです。

合理的な中にも個性的なインテリアを求める方におすすめです。

ミッドセンチュリーテイストのインテリアコーディネート実例

◎ミッドセンチュリ―テイストのお手本にしたいお部屋

ダークブラウンをベースにライトブルーと鮮やかなレッドがアクセントの、自由な空気感あふれるお部屋。

スタリッシュさとユニークさの絶妙なバランスが、すっきりと整えられた中にもどんどんアイデアが湧いてきそうな自由な雰囲気を演出してくれています。

色を絞っているので、まとまり感のあるおしゃれな空間になっていて、とってもステキですね!

◎モダン中に、デザイン性のあるインテリアをプラスして

グレーとダークブランを基調とした、落ち着いたモダンな雰囲気の中に、デザイン性のあるユニークなインテリアをプラス。大人な雰囲気の中に遊び心を感じるお部屋です。

ユニークさを出したいけど、ビビッドな色が苦手な方や落ち着いた雰囲気のお部屋にしたい方のお手本になりますね。

インダストリアルテイストのインテリアコーディネート

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インダストリアルテイストとは?

「インダストリアル」とは「工業の」「産業の」という意味の英語です。
インダストリアルテイストのインテリアとは、工業用製品のように無機質な素材感を活かしたデザインで、機能性や実用性を重視したクールでカッコいい雰囲気のインテリアをさします。

海外の工場や工業地帯をイメージした、使い込んだ風合いを楽しむインダストリアルテイスト。懐かしい雰囲気とシックでカッコいい雰囲気をあわせもっています。

インダストリアルテイストの特徴は?

インダストリアルテイストのインテリアの特徴は「無機質感」と「むき出し感」です。
金属や鉄、石、スチールなど機械っぽい見た目をそのまま活かしたインテリアが魅力。ヴィンテージ感を出すためにあえてサビ加工を施すことも。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

インダストリアルテイストでよく使われるのは、海外の工場や倉庫をイメージする素材です。
鉄やコンクリート、レンガやタイル、金属、スチールなど。

木材を使う場合は、古材や暗い色のものなど使い込んだ雰囲気を感じられるものが使われます。

木材を少しとりいれると、無機質な中にもあたたかさが加わります。

また、インダストリアルテイストでよく使われる色は「重い」「硬い」イメージの色です。
基本を黒として、ダーク系の色をメインに使われます。

そこに、ヴィンテージ感のある木のブラウンをプラスすると、硬い無機質な中にも木のぬくもりを感じるカッコいい空間を演出できます。

大人っぽく落ち着いた雰囲気の部屋にしたい方、カッコいいクールなテイストが好きな方におすすめのテイストです。

インダストリアルテイストのインテリアコーディネート実例

◎落ち着きのある大人かっこいい部屋

黒と白をベースにした、モダンな雰囲気漂う大人ぽく落ち着いたインダストリアルテイストのお部屋。
白のレンガを使うことで、クールな中にも明るさと爽やかさを感じる空間に。

家具などの黒が全体の印象をひきしめて、スタイリッシュさとかっこよさを演出しています。

落ち着いた雰囲気のインダストリアルテイストのお部屋にしたい方のお手本になりますね。

西海岸テイストのインテリアコーディネート

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西海岸テイストとは?

西海岸とは、ロングビーチが広がるアメリカ西エリア・ロサンゼルスやサンフランシスコを指します。都会感と広大な海を眺められるのんびりとした開放感のある雰囲気のテイストです。

海を感じるリゾート感と貝殻など素朴でナチュラルさを感じられるインテリアが人気です。

西海岸テイストの特徴は?

西海岸テイストの特徴は、海を感じる素材だけでなく、アメリカらしい雰囲気を感じられるアイテムをとりいれる点です。

アメリカ西海岸のロングビーチにいるような、爽やかな海のリゾートを感じさせるリラックス感のあるインテリアです。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

貝殻や流木などの天然素材や、ヨットやイルカなどの海を連想させるモチーフのインテリアに加えて、ダイナミックな波やサーフィンをモチーフにした絵や小物など、アメリカのマリンテイストのものがよく使われています。

また観葉植物をふんだんにとりいれるのもポイントの1つ。より自然を感じられるリラックス空間に。

また、西海岸テイストで大切なポイントは色。
爽やかな青と白を基調とした、海と空を感じさせる色がよく使われます。

アイボリーやベージュ、グレイッシュカラーをとりいれると、大人っぽい雰囲気にも。

デニム素材のアイテムもよく使われていて、ラフな雰囲気を演出したいときにおすすめです。

アメリカンビーチリゾートが好きな方、自然を感じる爽やかな開放感のあるテイストが好きな方、カジュアルでリラックス感のある部屋にしたい方におすすめのテイストです。

西海岸テイストのインテリアコーディネート実例

◎デニム素材のソファがアクセント!白が爽やかな大人な西海岸テイスト

白とアイボリーを基調とした爽やかな中にも落ち着きと優しさを感じるお部屋。
デニム素材のソファのブルーがアクセントになっていて、とってもステキです。

木製のダイニングセットが自然のぬくもりを感じさせてくれます。

ファンのような照明が、開放感のある空間を演出。

色の合わせ方や、インテリアのこだわりなどマネしたくなっちゃいますね。

ホテルライクテイストのインテリアコーディネート

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ホテルライクテイストとは?

ホテルライクテイストとは、ホテルの部屋のように無駄なものが一切なく、機能的で洗練されたインテリアのこと。

映画やドラマにでてくるような、非日常を感じられるお部屋で毎日すごせたら最高ですね。

ホテルライクテイストの特徴は?

落ち着いたトーンの色で統一され、クローズのついた家具、上質なシーツやベッドカバーなどホテルようにシンプルで上質、落ち着いた雰囲気のインテリアが特徴です。

照明など、デザイン性のあるインテリアをアクセントとして使うことも。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

ホテルライクテイストでは、シーリングライトよりもフロアライトやスタンドライトなどの間接照明がよく使われます。落ち着いた雰囲気になるのでおすすめです。

また、寝具などのリネン類は、シンプルなデザインで上質なもの、肌ざわりのいいものがおすすめ。白をメインに、ネイビーやパープルのような落ち着いた色のクッションをアクセントにすると大人っぽく洗練された雰囲気に。

家具や収納はドアなどクローズのついたもので生活感のあるものを徹底的に隠す収納にすると、シンプルですっきりとしたホテルライクテイストのインテリアにマッチします。

機能的でシンプルなインテリアの中に、デザイン性のある照明やサイドテーブルなどをアクセントとしてとりいれると、より洗練された印象に。

ホテルライクテイストでは、メインカラーを白やベージュ、グレーなどベーシックカラーで統一するとコーディネートしやすくなります。さらに、深みのある落ち着いた色をアクセントとしてプラスするのもおすすめです。

シンプルでプレミアム感のある雰囲気のお部屋作りにしたい方、機能的でスタイリッシュなお部屋作りにしたい方におすすめです。

ホテルライクテイストのインテリアコーディネート実例

◎非日常を感じられるお部屋

ベージュとグレーを基調とした落ち着いた雰囲気のお部屋。
シンプルながら、ラグジュアリー感のあるとってもステキな空間ですね。

デザイン性のあるチェアやベースなどがアクセントとなり、お部屋の印象をよりスタイリッシュな印象にしてくれています。

憧れのホテルのようなお部屋!
ホテルライクテイストのお手本になりますね。

北欧テイストのインテリアコーディネート

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北欧とは、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークの総称です。
これらのエリアから生まれたインテリアテイストを「北欧テイスト」といいます。

長く厳しい冬を過ごす北欧では「ヒュッゲ」という思想が大切にされています。
「ヒュッゲ」とは「居心地のいい空間」「幸せな時間」という意味で、日常の中にある何気ない幸せや心地良さを大切にしよう、という思想です。

北欧テイストは、この「ヒュッゲ」の思想が意識されています。

北欧テイストの特徴は?

北欧テイストの特徴としてあげられるのが「シンプルさ」と「自然を感じられるあたたかさ」です。

長く過ごしても飽きのこない居心地のいい空間作りとなっており、シンプルさの中にも自然のぬくもりを感じるインテリアや色使い、遊び心を感じるデザイン性のあるインテリアをアクセントとしてとりいれるなど、心地良さを意識したインテリアコーディネートとなっています。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

室内にいても自然を感じられるような、無垢材など木製の家具がよく使われます。
デザインも凝ったものが多く、シンプルで機能的ながらも遊び心のあるデザインの家具が人気です。

また、観葉植物もよくとり入れられているアイテムの1つ。植物のグリーンがお部屋に爽やかさと明るさをプラスしてくれ、快適な空間作りのポイントになっています。

さらに、北欧テイストでは、ぼんやりとお部屋を照らすペンダントライトやスタンドライトといった様々な間接照明を組み合わせて使います。

部屋全体を照らすのではなく、ぼんやりと照らすことで部屋の中に明暗ができることで、リラックスできる心地良い空間作りのポイントとなっています。

北欧テイストでよく使われる色は、メインカラーとして白やグレーなどのやさしいモノトーンカラーになります。ベージュや淡いブルーやグリーンなどのアースカラーもおすすめ。

シンプルでやさしい雰囲気のお部屋、自然のぬくもりを感じられるお部屋にしたい方におすすめのテイストです。

北欧テイストのインテリアコーディネート実例

◎落ち着いた雰囲気の中にも白の爽やかさと木のぬくもりを感じる空間

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白と木目調のライトブラウンをベースにした落ち着いたやさしい雰囲気のお部屋。

シンプルな中にも、木目調の床と天井があたたかさを感じさせてくれます。

オレンジ系の照明がリラックス感のある、居心地のいい空間作りのポイントになっています。

アジアンテイストのインテリアコーディネート

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アジアンテイストとは?

アジアンテイストとは「アジア風の」という意味で、インテリアでは東南アジアで使われているようなテイストのインテリアです。

具体的には、シンガポールやモルディブ、インドネシアのバリ島やタイのプーケット島など東南アジアのビーチリゾートで使われているようなテイストのインテリアで、南国風のホテルやスパのイメージです。

アジアンテイストの特徴は?

東南アジアのリゾート地にあるホテルのような高級感と開放感のある雰囲気が特徴です。
生活感が見えないすっきりとした印象で、かつラグジュアリー感があるのが特徴です。
ゆったりとくつろげるような、リラックスした雰囲気も特徴の1つです。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

アジアのリゾート地のイメージらしく、自然素材のものがよく使われます。

木製のアイテムやラタン(藤)や竹など、自然を感じさせる素材の家具やインテリアが選ばれます。鉄などの無機質なものや人工的なものはあまり使われません。

また、リラックスできる空間がポイントになるため、全体的に落ち着いたトーンの色で統一されます。自然を感じられるアースカラーもおすすめ。

アクセントカラーを入れる場合は、自然に関連した色、例えば夕日を連想させる赤やオレンジ、空をイメージさせるブルー、植物をイメージさせるグリーンなどをとりいれるのがおすすめ。少しくすんだ色合いのものにすると、よりアジアンテイストらしくなります。

エキゾティックなテイストが好きな方、リラックス空間を作りたい方、アジアの雰囲気が好きな方におすすめのテイストです。

アジアンテイストのインテリアコーディネート実例

◎毎日リゾート気分になれるお部屋

誰もが「こんな部屋に泊まってみたい!」と憧れる部屋。

古民家の一室が、アジアの雰囲気漂うプレミアムな空間に。
天蓋付きのベッドに、ラタンのスタンドランプがリゾート感を演出しています。

余計な家具やものが一切なく、すっきりとした空間で非日常感が味わえますね。
朝もゆったりと、贅沢な時間を過ごせそうです。

◎リラックス感UP!ヤシの木をお部屋のアクセントに

白を基調に自然のぬくもりを感じる木製の家具とやさしいグリーンがアクセントカラーで統一されたお部屋。

明るくリラックス感溢れる空間ですね。

テレビ横のヤシの木とその横のラタンのチェアが南国のリゾート感を演出。ゆっくりとくつろげるお部屋に。

シンプルさとアジアンテイストのリラックス感の絶妙なミックスがステキです。
マネしたくなるインテリアですね。

カントリーテイストのインテリアコーディネート

インテリアコーディネート実例まとめ!おしゃれな部屋にするコツとアイデアのヒントの画像23

カントリーテイストとは?

カントリーテイストとは、素朴で温かさと懐かしさを感じる、欧米の郊外にある家をイメージさせるテイストです。

木製の家具にドライフラワーといった自然のぬくもりを感じさせる素朴なインテリア、天然素材のカーテンに手作りの雑貨を飾ったりといったナチュラルでやさしい雰囲気のインテリアです。

カントリーテイストの特徴は?

無垢材を使った木目調の家具や、天然素材のファブリック、手作り感のある雑貨をとりいれたぬくもりのある雰囲気が特徴です。

欧米にある田舎の家のような、素朴な中にも洗練された雑貨が飾られている、ほっこりとするイメージのインテリアです。

どんな素材や色・アイテムが合うの?

カントリーテイストでは、明るい色調の木製家具やインテリアがよく使われます。また、ドライフラワーやコットン・リネンなど天然素材のファブリックなどを組み合わせ、あたかかみを感じるインテリアに。

木材はパイン材やオーク材がおすすめ。

また、カントリーテイストのベースカラーは白とブラウン。これにベージュやクリーム色など淡いトーンのペールカラーを加えるのもおすすめ。淡いグレーやブルーをとりいれると、より洗練された印象に。

ほっとするような、ぬくもりを感じる雰囲気が好きな方、欧米の田舎の家のような素朴なインテリアのお部屋にしたい方、手作り感のあるお部屋にしたい方におすすめのテイストです。

カントリーテイストのインテリアコーディネート実例

◎あたかかさと可愛さのつまったお部屋

ベージュとライトブラウンを基調とした優しくぬくもりを感じるお部屋に、可愛らしいデザインの照明とグリーンがアクセントになっていて、あたかかみのある可愛らしい印象に。

ヴィンテージ感のあるラタンの収納ボックスが、懐かしさとぬくもりを感じさせてくれます。

お気に入りのアイテムを置いても、部屋全体のカラーが統一されているのでまとまった印象に。センスが光るお部屋ですね。

インテリアコーディネートのポイントを押さえて理想の部屋作りを

難しそうなイメージがあるインテリアコーディネート。ポイントを押さえることで、誰でも理想の部屋を実現できます。

お気に入りのテイストのお部屋・心地良い空間で、おうち時間をもっと充実したものにしませんか。

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