本棚DIYで叶える理想の部屋！DIY初心者でも挑戦しやすい本棚をまとめました｜ニフティ不動産

「部屋にぴったり合う本棚がほしいけど、ちょうどいいサイズがない」
「理想の本棚を作りたいけど、費用はおさえたい」
「賃貸の部屋でも、壁を傷つけずに本棚DIYってできるの？」

今回は、賃貸でも、DIY初心者でも、簡単にできる本棚DIYの方法を紹介します。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

置きたい本のサイズや量を確認して、理想の本棚をイメージしよう
壁面を有効活用しよう！ディアウォール・ラブリコを使った本棚DIY
デッドスペースや空スペースにも！本棚DIYですっきり収納
100均グッズで叶える本棚DIY
アイデアの宝庫！本棚DIY実例集
DIYで自分だけの本棚を作ろう

置きたい本のサイズや量を確認して、理想の本棚をイメージしよう

種類別サイズと収納する量を確認しよう

「本棚をDIYしたい」と思ったら、まず、今持っている本の数量とサイズを確認しましょう。

本棚に置きたい本が文庫本やコミック、雑誌なのか？種類によってサイズが変わります。

本の種類	サイズ例
文庫本	105 × 148 mm
単行本	128 × 182 mm
漫画本	103 × 182 mm
雑誌	233 × 296 mm
写真集	210 × 297 mm

特に、漫画本や雑誌、写真集は様々なサイズがあります。
収納する本のサイズを確認しておくと、シンデレラサイズの本棚を実現しやすくなります。

また、本のサイズぴったりではなく、少し余裕をもたせたサイズの本棚にすると、本の取り出しがしやすくなるのでおすすめです。

できるだけ多くの本を収納したいのか、見せる収納にするのか？
本棚をDIYする目的や、出来上がりのイメージを事前に決めておくといいですね。

本棚を設置する場所を決めよう

憧れの、壁一面の本棚をリビングにつくる？
それとも、デッドスペースの壁を活用して小ぶりの本棚を設置したい？
キッチンのカウンター下にマガジンラックを取り付けようかな？

DIYなら、スペースのサイズに合わせて本棚を取り付けることができます。
空きスペースの活用としても、本棚のDIYはおすすめですよ。

本棚のサイズを決めよう

本棚を取り付ける場所が決まったら、まず壁（本棚を設置するスペース）の縦横のサイズを計測しましょう。
この時、できる限り正確に計測することがポイントになります。

次に、本棚のサイズを決めます。
本棚DIYでは木材を使用しますが、湿気などで膨張することなどを考えて、スペースぎりぎりではなく、横幅は左右の壁から1.5㎝ほど余裕を持たせたサイズにしましょう。

高さ（縦）については、壁一面の本棚にしたいのか、２～３段位のロータイプの本棚にしたいのか、などをイメージしていきます。

部屋全体の印象、収納したい本の量、動線の確保、圧迫感などをイメージしながら、本棚全体のサイズを決めていきましょう。

理想の本棚のかんたんな設計図を書き出してみよう

本棚の全体のサイズが決まったら、どんなデザインの本棚にするか？
サイズと合わせて、紙などに書き出してみましょう。

ロータイプなら、L字型の本棚や仕切りを入れる位置によって、スタイリッシュな本棚にするのもいいですね。

文庫本サイズの棚を多めにつくるのか、マガジンラックもつけて半分は見せる本棚にするのか……。

理想の本棚を書き出して、かんたんな設計図を作っておくと、失敗も少なくなり、イメージ通りの本棚を作りやすくなります。

「おしゃれな本棚にしたいけど……デザインのイメージがイマイチわかない」

そんな時は、Instagramやルームクリップなどの実例サイトを参考にするのがおすすめです。様々な工夫や斬新なアイデアがたくさん！きっと「これを作ってみたい」というものが見つかるでしょう。

壁面を有効活用しよう！ディアウォール・ラブリコを使った本棚DIY

憧れの壁一面の本棚。ディアウォール・ラブリコというDIYツールを活用すれば、賃貸でも壁を傷つけることなく実現できちゃいます。女性でも簡単に取り付けられるのも魅力の１つ。

ここからは、実例とともに紹介していきます。

ディアウォールを使った本棚DIY

ディアウォールとは？

ディアウォールとは、壁に穴をあけることなく、簡単に柱を取り付けられるDIY便利グッズです。突っ張り棒のように取り付けるため、取り外しも楽にできます。壁に穴をあけられない賃貸の部屋でも、安心して自由に棚を取り付けられるため、人気DIYツールの１つです。
丸みのあるかわいらしいデザインが人気。

ホームセンターで販売されている2×4（ツーバイフォー）材とよばれる木材に、このディアウォールを取り付け、棚板を取り付ければ、オリジナルの棚（本棚）の完成です。

2×4（ツーバイフォー）材とは？

2×4材とは、規格の統一された木材のこと。2×4材で探すと、全国のホームセンターなどで同じサイズの木材を購入できます。
比較的安く、加工がしやすいためDIYでよく使われている木材です。お店によっては「SPF材」と表示されていることもあります。

断面のサイズによって表示される数字がかわり「1×4（ワンバイフォー）」「2×4（ツーバイフォー）」「2×6（ツーバイシックス）」のように表示されています。

2×4材のサイズは？

2×4とは、実は「2インチ×4インチ」のこと。つまり「横幅2インチ＝38mm×縦4インチ＝89mm」を指します。断面のサイズを表す表示になっています。

例えば、2×6（ツーバイシックス）材なら「横幅38mm×縦140mm」の断面サイズの木材ということになります。

ディアウォールを使った本棚実例

こちらは、ayumin_0107さんがDIYされた本棚。

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上記投稿の1・4枚目をご参照ください。

ディアウォールを活用し、壁一面を本棚に。向かって正面の壁面スペースは、低い一段だけのローブックシェルフにして、壁面はディスプレイ用に。低い本棚の上には布やクッションを置いて、座れるスペースにされるとのこと。部屋全体の活用、過ごし方まで考えられていてとってもステキですね。

ラブリコを使った本棚DIY

ラブリコとは？

ラブリコとは、ディアウォール同様、壁に穴をあけることなく簡単に柱を取り付けることができる便利なDIYグッズです。

2×4材などの木材をラブリコに取り付け、壁に柱を取り付け固定し、棚板を取り付けたら本棚の完成です。

ディアウォールとの違いは、ディアウォールがバネの力で柱をつっぱらせて固定するのに対し、ラブリコは「アジャスター」というパーツのねじを締めて、柱を立たせて固定します。
ねじを締めて柱を固定させるため、ディアウォールと比べると、微調整がしやすいのが特徴です。
またスタイリッシュでシンプルなデザイン、豊富なカラーバリエーションが魅力の１つです。

また、ラブリコは柱を立たせて固定する「アジャスター」だけでなく、棚板を支える「棚受シングル」、両側から棚板を支える「棚受ダブル」、2本の2×4材をつなげる「ジョイント」というパーツが販売されています。これらを組み合わせると、部屋にぴったり合った理想の棚・本棚をDIYできます。