
そこでハムスターの種類や飼い方について詳しく解説していきます。インスタグラムで人気のハムスターもご紹介していますので、ハムスター好きの方も必見です。ぜひ、ハムスターとの暮らしの参考にしてくださいね。
- ハムスターを飼うのは簡単?懐いて癒やされるって本当?
- ハムスターがペットに向いている理由
- 【ハムスターの種類】サイズ・性格・寿命・値段まとめ
- 【ハムスターを飼う時に必要なもの】ケージや床材などを用意しよう
- 【ハムスターを飼うときの注意点】暑さ対策やお手入れは?
- ハムスター好きが要チェックの人気インスタグラマーまとめ
- 魅力いっぱいのハムスターを飼ってみよう!
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ハムスターを飼うのは簡単?懐いて癒やされるって本当?
ハムスターは「飼いやすい」「癒される」などとよく言われます。はじめて飼うペットとしても人気がありますが、実際にはどうなのでしょうか。
ハムスターを飼うのは大変?

ハムスターは、室内で飼えるペットとして長年親しまれてきました。ペットの定番と言えば犬や猫も人気がありますが、犬や猫を飼うには家の中でもケージやトイレなどある程度のスペースが必要です。ハムスターの場合は、小さなケージの中だけで飼育ができます。賃貸の集合住宅やワンルームでも飼えるのが最大の魅力です。
ハムスターは懐いてくれる?癒やしてくれる?

ハムスターを飼っている方からは、「癒される」という声をよく聞きます。小さくて丸まるとした見た目のかわいさだけでなく、回し車で一生懸命に走る姿や口いっぱいにエサを頬張る姿など、ハムスターならではの仕草にも魅力がいっぱいです。慣れてくれば、手のひらの上で遊ばせることもできるかもしれませんね。
ハムスターがペットに向いている理由

ハムスターがペットに向いていると言われるのには、いくつかの理由があります。ここでは、主な5つをご紹介していきます。
隣人に迷惑がかからない
ハムスターは、普段はほとんど鳴かない動物です。「キュッキュ」「ジージー」「キーキー」などと声を出すこともありますが、体が大きくないので鳴き声も大きくありません。ペットの鳴き声で、隣の家の人に迷惑を掛ける心配がありませんね。
犬猫のようなしつけが不要
犬や猫を飼う場合は、しつけが必要です。とくにトイレをする場所は、飼い始めに覚えるまでしっかり教える必要があります。一方でハムスターの場合は、同じ場所でおしっこをする習性があるのでトイレを覚えてくれやすく、しつけをする必要がほぼありません。
においが出づらい
ハムスターは、ほとんどにおいがしない動物です。おしっこやうんち放っておくとにおいの原因になるので、ケージ内のトイレや床材を清潔にしておくことにさえ気を付ければ、においを気にせずに飼えます。洋服などにペットのにおいが移る心配がないのがいいですね。
長期不在の場合は一緒に連れていける
ハムスターは、「体の小ささ」も魅力のひとつです。ペットを飼っていると、旅行など長期で家を空ける際に困りますよね。犬や猫の場合は、ペットショップや知り合いに預ける必要がありますが、ハムスターならケージを持ち運べば一緒に旅行もできます。
飼育費用が比較的安い
ペットを飼うには、購入費用・グッズ代・エサ代・治療費などの飼育費用が必要となります。ハムスターは1匹あたり約1,000円から購入でき、エサ代も月に1,000円程度しかかかりません。犬や猫を飼う場合に比べて、飼育費用が比較的安く済むのがいいですね。
【ハムスターの種類】サイズ・性格・寿命・値段まとめ
ここからは、ハムスターの種類について解説していきます。ハムスターは20種類以上に分けられますが、その中でも初心者でも飼いやすい種類もピックアップしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ジャンガリアンハムスター

・サイズ 体長約7〜10cm、体重約30~40g
・性格 おとなしい、人慣れしやすい
・寿命 平均2~2年半
・値段 500円〜1,000円
ジャンガリアンハムスターは、ペットショップなどで最もよく見られる種類のハムスターです。体長約7〜10cm程の大きさの小型のものが多く、カラーバリエーションが豊富な種類ですが、お腹が白い毛、背中にグレーや茶色の毛が混ざっているカラーが基本種となります。
小さな体にクリっとした目が特徴的で、基本的にはおとなしい性格です。個体差はあるものの人慣れしやすい品種と言われています。値段は500円〜1,000円と比較的安く購入できるので、はじめて飼うハムスターにもおすすめですよ。
ゴールデンハムスター

・サイズ 体長約15~20cm、体重約100~200g
・性格 穏やか、表情豊か
・寿命 平均2~3年
・値段 1,000円〜2,000円
ハムスターの中でも人気の種類が、ゴールデンハムスターです。白や茶色のまだら模様が一般的ですが、毛が短い短毛種と毛が長くふわふわした長毛種があります。全身クリーム色をしたキンクマは、ふわっとした毛並みのテディベアのような見た目が人気です。
体長は約15cm程で、ジャンガリアンハムスターと比べると1.5〜2倍の大きさとなります。縄張り意識が強い品種ですが、基本的には穏やかな性格で表情が豊かなのも魅力です。値段は1,000円〜2,000円で購入できますが、珍しいカラーだと3,000円を超えるものもあります。
ロボロフスキーハムスター

・サイズ 体長約6~8cm、体重約15~30g
・性格 臆病、懐きにくい
・寿命 平均2~3年
・値段 2,000~4,000円
世界最小のハムスターと言われるロボロフスキーハムスターは、体長7cm程の大きさです。真っ白なお腹と薄い茶色の背中の組み合わせが柔らかい印象で、小さい体でちょこちょこと動きます。目の上にある白い眉毛も、かわいさを引き立てる特徴です。
警戒心が強く臆病な性格なので、飼い始めはストレスがかからないようにそっと見守ってあげましょう。観賞用のハムスターとしても人気です。他の種類のハムスターと同じく寿命は平均2〜3年ですが、繁殖が難しい品種とも言われています。
キャンベルハムスター

・サイズ 体長約9〜11cm、体重約30~40g
・性格 気が強い、やんちゃ
・寿命 平均2~2年半
・値段 2,000~4,000円
キャンベルハムスターはジャンガリアンハムスターとよく似ていますが、体長約9〜11cm程のものが多く少し大きいのが特徴です。気が強く人に懐きにくい性格で、ジャンガリアンハムスターと比べて臆病なので、驚くと嚙みつく場合があります。
一方で、活発で野性味にあふれた一面もあるので、やんちゃな姿を楽しむことができるのが魅力です。ハムスターを飼い慣れた方におすすめの、上級者向けの品種と言われています。
チャイニーズハムスター

・サイズ 体長約9~12cm、体重約25~40g
・性格 温和、おとなしい
・寿命 平均2~3年
・値段 2,000~4,000円
チャイニーズハムスターは、他のハムスターに比べて胴や尻尾が長く、ネズミに似た見た目が特徴です。体長12cm程になるものもいますが、木登りが得意なのでケージから逃げ出したり抜け出したりしないように気を付けましょう。
温和でおとなしい性格なので飼いやすいですが、ペットとしての歴史が浅い品種で警戒心が強いため、飼い始めは噛みつかれないように注意してください。販売量が少ない種類なので、値段は2,000円以上するものが多くなっています。
【ハムスターを飼う時に必要なもの】ケージや床材などを用意しよう
実際にハムスターを飼うには、何が必要なのでしょうか。ここでは、ハムスターを飼い始める際に必要なグッズを6つご紹介します。
ケージ

ハムスターを飼い始める際に必ず必要なのが、ハムスターが暮らすためのケージです。ハムスターは活発な動物なので、のびのびと暮らせる広くて大きなものを選びましょう。ハムスターの大きさや飼う数にもよりますが、縦横50cm以上ある大きさがおすすめです。
ケージによっては、ハムスターが遊べるパイプや隠れる場所があらかじめ設置されているものもあります。家の中のケージの置き場所も考慮して、ケージのサイズやデザインを選ぶといいですね。まずは、ハムスターが快適に暮らせるスペースを用意してあげましょう。
回し車

ハムスターと聞くと、回し車で一生懸命走る姿をイメージする方も多いのではないでしょうか。ハムスターはもともと1日に10km以上を走ることもある動物です。ハムスターの運動不足やストレス解消のために、ハムスターを飼うケージの中には回し車を用意しましょう。
用意するケージのタイプによってははじめから回し車が付いたものもありますが、最近では音が静かなタイプの回し車なども販売されています。実際にハムスターを飼う環境に合ったものを探してみてくださいね。
給水器

ハムスターを飼うケージには、新鮮な水をいつでも飲めるように給水器を設置しましょう。給水器は、ケージに取り付けられるタイプがおすすめです。
ハムスターはもともと砂漠で暮らす動物なので、水はそこまで多く必要ありません。しかし、野生の場合は食べ物から水分を補給しますが、ペットとして飼われているハムスターはいつでも水を飲める環境が必要です。給水器の中の水は、毎日取り替えましょう。
ハウス

ハムスターにはもともと地面の下の巣穴で暮らす習性があるため、暗くて狭い場所が落ち着きます。ハムスターは夜行性、もしくは明け方や夕方などの薄暗い時間帯に活動する薄明薄暮性なので、室内でも明るい昼間はハウス(巣箱)の中で眠ることも多いです。
ハムスターのハウス(巣箱)には、プラスチック製・陶器製・木製などさまざまな素材のものがあります。プラスチックや陶器は水洗いができる、木製は通気性が良いというメリットがあるので、より使いやすいものを選びましょう。
トイレ

ハムスターにはだいたい同じ場所でおしっこをする習性があり、比較的トイレの場所を覚えてくれやすい動物です。飼い始めからケージ内にトイレを用意し、トイレの場所を覚えさせておくと、毎日の掃除も簡単になります。
ハムスターのトイレ選びは、サイズも重要です。飼っているハムスターの大きさやケージの大きさに合わせて、トイレのサイズを選びましょう。また、水を吸うと固まるタイプのトイレ砂はお手入れも楽なので、ぜひ活用してみてくださいね。
床材

ハムスターを飼うケージの中には、床材を敷いてあげましょう。ハムスターは地面に巣穴をほって体を隠す習性があるため、床材は必ず必要です。ハムスターの体が埋まるくらい、たっぷり敷いておくのがいいですね。
おしっこは覚えるとトイレでしますが、うんちはいろいろな場所でする場合があります。床材の汚れた部分はこまめに取り除いて、定期的に全ての床材を交換するのがおすすめです。
【ハムスターを飼うときの注意点】暑さ対策やお手入れは?

ハムスターを実際に飼う際には、どのようなことに注意すると良いのでしょうか。ここでは、これからの季節に気になる暑さ対策や毎日のお手入れについて解説していきます。
夏は特に気を付けたい!暑さ対策

ハムスターを飼う環境は、室温20〜26℃、湿度45〜60%が適しています。ハムスターはもともと砂漠などで暮らしていたため湿気が苦手で、体温調節も上手くありません。室内で飼う場合でも、夏の暑さは対策をしなければハムスターが弱ってしまう原因になります。
ケージを置く場所は、直射日光や風があたらず、ジメジメしないところがおすすめです。室温が27℃を超える場合は、エアコンをつけた部屋に置くようにしましょう。エアコンを使えない場合は、保冷剤や凍らせたペットボトルをケージの上や側面に置くのも効果的です。
においは気になる?お手入れ方法

ハムスターはにおいの出にくい動物です。とてもきれい好きで、自分で毛繕いもします。シャンプーやブラッシングをする必要はありませんが、「砂浴び」をすることで体の汚れを落とせるので、ケージ内に砂浴び場を作ってあげるのもいいでしょう。
においが気になる場合は、おしっこが原因だと思われます。トイレをこまめに掃除し、清潔に保つようにしましょう。また、エサの食べ残しを放置するとにおいがする場合もあります。ハムスターはエサを寝床にため込む習性があるため、ハウスの中もチェックしましょう。
何を食べる?エサとあげてはいけないもの

ハムスターのエサは、市販の「ハムスター用ペレット」が一般的です。食べやすく栄養バランスもとれているので、主食として与えます。ハムスターと言えばひまわりの種と思う方も多いかもしれませんが、ひまわりの種は主食にはならないのでおやつとしてあげましょう。
その他ににんじんやキャベツなどの野菜、りんごなどの果物も食べます。野菜の中でも玉ねぎ・ネギ・トマトなどは中毒成分が含まれるので与えてはいけません。人間が食べるチョコレートや乳製品などの加工品も、ハムスターには危険な場合があるのであげないようにしましょう。
ハムスター好きが要チェックの人気インスタグラマーまとめ
ここからは、インスタグラムで見つけたハムスターをご紹介します。今回は、飼い主の方にハムスターを飼う魅力もお聞きしました。
ポーズがかわいいゴールデンハムスター
ゴールデンハムスターを2頭飼われているkoropopo_hamさん
「小さな身体で一生懸命生きている姿に大きなパワーをもらっています。 可愛らしい姿形はもちろん、コロコロ変わる表情に癒されっぱなしです。」とお話いただきました。こちらの伸びのポーズをする姿も、表情までなんだか得意げでとてもかわいいですね。
ロボロフスキーハムスターの姉妹
ロボロフスキーハムスターの姉妹を飼われているhamster.pin.qooさん
ハムスターを飼う魅力は、「犬や猫と違って、省スペースで飼うことができ、部屋が傷つくことがないところです。 あと、なんといっても、かわいいので毎日癒されます!」とお聞きしました。姉妹でも性格が違うようで、見ているだけでも癒されそうですね。
エサを食べるジャンガリアンハムスター
2頭のジャンガリアンハムスターを飼われているhm_hamio94さん
「小さな体で懸命に生きる姿は愛おしく、ハムを見てると疲れや悩みも一瞬で吹き飛びます。」とお話しいただきました。まさに、小さな手でエサを持って一生懸命食べている姿は、見ているだけで元気になれそうです。にんじんについた小さな歯型もかわいいですね。
帽子姿がかわいいジャンガリアンハムスター
garnet_m123さんが飼われているジャンガリアンハムスターは、帽子姿がとてもお似合いです。小さな頭の上にちょこんと乗った帽子が、真っ白な毛並みにもぴったりでかわいいですね。ハムスターを飼っていると、このようなかわいい写真をたくさん撮れるのも魅力のひとつかもしれませんね。
魅力いっぱいのハムスターを飼ってみよう!
今回は、ハムスターの種類や飼い方についてご紹介しました。賃貸の集合住宅やワンルームなどでも飼えるペットとして人気のハムスター。あなたもぜひハムスターとの暮らしを始めてみませんか?きっと、かわいい姿やハムスターならではの仕草に癒されること間違いなしです。
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