天井・壁・ドアの汚れの特徴は?

こんにちは!三度の飯より掃除が好き、おそうじペコです。
今回のテーマは「お風呂の天井・壁・ドア」掃除です。
お風呂場の壁面やドアには入浴時に使用したシャンプーや水分が乾いて付着した石鹸カスや水垢が白くこびり付いています。ドアに通気口があるタイプは格子の中に埃も溜まっています。
また石けんカスを栄養分にしたカビが発生することもあります。カビは若いうちであれば擦り洗いや、軽い洗剤で落ちますが奥まで癒着してしまうと強めのカビ取り剤を使用しなくてはならないので見つけたらすぐに退治するようにしましょう。
天井・壁、ドア掃除におすすめの掃除道具

1) クエン酸
水垢や石けんカスに効果があります。お湯に溶かすと効果が上がります。

2) マイクロファイバークロス(薄手)
細かい毛先が頑固な水垢汚れをからめとってくれます。力を入れやすいので薄手がおすすめです。

3) 柄付きスポンジ
壁の上部など高所の掃除に便利です。

4) 両面ブラシ
ドアの縁や溝、通気口にたまった埃を掻き出すのに便利です。

5) 酸素系漂白剤と重曹
殺菌漂白作用のある酸素系漂白剤に重曹を加えてペースト状にします。ペースト状にすることで垂れずに湿布することができます。
レシピは酸素系漂白剤大匙1、重曹大匙1、お湯大匙1弱です。

6) ミニモップと消毒エタノール
天井についたカビの胞子の殺菌除去ために消毒エタノールを使用します。高所の掃除なので軽くて扱いやすいミニモップも利用します。
お風呂場の天井・壁・ドア掃除の4ステップ

▼ステップ 1
お湯でクエン酸液を作ります。(基本のレシピはぬるま湯200mlにクエン酸小さじ1)
四つ折りにしたマイクロファイバークロスを浸して、壁面やドアガラスについた水垢や石けんカス汚れを擦り取ります。手の届かない高所は柄付きスポンジを利用すると便利です。
擦っても落ちない汚れは湿布する

ドアガラスなどは凸凹していて汚れが入り込んでいます。クエン酸液にキッチンペーパーを浸したものを湿布して30分程度放置した後に、擦ると汚れがゆるんで取れやすくなります。

左が湿布前、右が湿布してこすった後のドアガラスです。ドアの凸凹に入り込んだ汚れもスッキリ落ちています。

▼ステップ 2
ドアの溝や、通気口の格子は両面ブラシの柔らかめのブラシを使って溜まった埃を掻き出します。仕上げにシャワーをかけて掻き出した埃を流します。

▼ステップ 3
カビを見つけたら、酸素系漂白剤ペーストを湿布します。成分を浸透させるためにラップをして数時間放置して、パッキンが傷ついて剥がれないよう柔らかいブラシで擦り洗いします。
ついたばかりの軽いカビならこれで落ちます。奥まで根を張ってしまった頑固なカビは塩素系のカビ除去剤等で対処しましょう。
※塩素系のカビ除去剤はクエン酸と同時に使用すると有毒な塩素ガスが発生するので危険です。注意してください。

▼ステップ4
カビの原因菌は天井に集まり、胞子を拡散しています。そのために天井を掃除しなければ、いくら壁面を掃除してもカビの根絶にはなりません。ミニモップにマイクロファイバークロスをセットして、消毒エタノールを吹き付けたもので天井を拭き掃除します。週に一度しっかり掃除するとかなりカビの予防になります。

広範囲、高所の掃除は体力的にも大変ですが便利な掃除道具を使うことで大分楽にすることができます。水垢やカビは一度徹底して除去したら、入浴後にしっかり換気をしたり水気をとるなどして予防するようにしましょう。
頑張って掃除したピピカピカなお風呂場で過ごす時間はよりリラックスしたバスタイムになると思います。
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