浅型バスケットにたどり着くまでの経緯とバスケット選びのポイント

浅型バスケットにたどり着くまでの経緯とバスケット選びのポイント

現在の家に住み始めて約10年。キッチンシンクの排水口は、入居当初からセットされていた深型バスケット&菊割れフタというスタイルでした。

菊割れフタは、なくても特に問題ないと知ったときに撤去。フタがなくなると、深型バスケットにたまったゴミが、シンクに水を流すたびに濡れるのを目の当たりにするようになりました。「こんなに濡れていては、ぬめりが出るのも当たり前」と、ゴミがたまったらすぐ取り除くことができる、浅型バスケットに替えることに。

バスケットを選ぶ際に重要なのは、排水口のサイズや形状です。これまで使っていた深型バスケットは、写真の「直径135ミリメートル」のところにはまっていましたが、浅型バスケットの中には、菊割れフタがはまる位置(写真の直径140ミリメートルのライン)にかけることを想定した商品もあります。

また、排水口のサイズは合っていても、実際にはめてみると合わないというケースもあるもよう。最終的には使ってみないと分からないところがあるのかなと思い、3種類を選んで試してみることにしました。

我が家のキッチンに一番ぴったりだったのは「パンチング太郎」

我が家のキッチンに一番ぴったりだったのは「パンチング太郎」

菊割れフタがはまる位置に、バスケットの縁の部分がはまります。ちょっと押し込まないと、きちんとはまりませんが、その分、水を流してもずれることはありません。

ゴミを受ける部分は3つの中で最小。シンクの排水口の直径は、105ミリメートルから145mmまで対応しています。

水を流したときにゴミが中央に集まりやすく、バスケットをはめたまま、楽にゴミを取り出すことができました。水切れも非常によいです。ステンレス製。

概ね使いやすいけれど、水を流すとずれてしまった「Belca」の浅型ゴミカゴ

概ね使いやすいけれど、水を流すとずれてしまった「Belca」の浅型ゴミカゴ

直径135ミリメートル用。元の深型バスケットがはまっていた位置にはまっています。ほんの少しだけ、我が家のキッチンシンクの排水口の方が大きいようで、勢いよく水を流したときに、浅型バスケットがずれてしまいました。

それ以外、水切れ、ゴミの取り出しやすさとも問題はありませんでした。ステンレス製。

ゴミがやや取り出しにくかった「カクダイ 浅型バスケット」

概ね使いやすいけれど、水を流すとずれてしまった「Belca」の浅型ゴミカゴ

菊割れフタがはまる位置に、バスケットの縁の部分がはまります。「パンチング太郎」とは違い、押し込む必要もない、ぴったりのサイズです。

ところが、しばらく使ってみると、バスケットの中でゴミが散らばったままの状態が多いことに気付きました。水を流しても、必ずしも中央にゴミが集まるわけではありません。バスケットをはめた状態で、手でゴミを取り出すという動作も、3つの中では一番やりにくく感じました。ステンレス製。

使い勝手の違いは、浅型バスケットの形状にある!?

使い勝手の違いは、浅型バスケットの形状にある!?

写真左から、パンチング太郎、「Belca」の浅型ゴミカゴ、カクダイ 浅型バスケット。バスケットの大きさの違い以外に、底の形にも違いがあることが分かると思います。

一番使いやすい写真左の「パンチング太郎」は、底から縁への立ち上がりが大きな弧を描いていますが、右の「カクダイ 浅型バスケット」は底から縁への立ち上がりが直角に近い傾斜です。ゴミの取り出しやすさの違いは、おそらく、ここら辺にあるのではと考えています。

今回使い心地を試すため、毎日バスケットを交換していました。結果的に、毎日バスケットを洗って乾かすことになり、衛生面でとてもよいことを実感しました。バスケットは複数買って、交換しながら使うことをおすすめします!

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