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そもそも「鬼門」ってなに?

「鬼門(きもん)」とは、ずばり北東の方角のこと。陰陽道では鬼が出入りする方角とされ、鬼門の反対側の南西の方角「裏鬼門(うらきもん)」とあわせ、災難を呼び込む忌むべき方角として扱われています。
現代においても、家を建てる際には家相に気を配る人は少なくなく、家の中心からみて鬼門や裏鬼門に台所・風呂・洗面所・トイレなどの水場や、玄関を作るのは避けるべきと根強く言われています。

かく言う筆者宅、狭い敷地を有効に使うためにやむなく鬼門に汚水枡を設置。さほど家相に熱心だったわけではないですが、災いを避けたい気持ちがない訳ではないので、人に指摘されると少々気になっていました。建て売りで買った人で、後から調べて「アッ!」というパターンもありそうですね。
そのような経緯で、自分でできる鬼門封じについていろいろと調べてみました。
基本は常に掃除して清潔に保つ!

鬼門・裏鬼門対策で一番にすべきことは、鬼門の方角の敷地・部屋の掃除をまめに行い、常に清潔に保っておくことです。汚れた状態にしたり、物をごちゃごちゃおいて放置したりしないようにします。
特に水場が設置されている場合は、清掃に気を配り、鬼門から入る気の作用を和らげるようにします。
植物の力をかりる

鬼門除けによく使われるのは、とげのある柊(ひいらぎ)を設置する方法です。とげのある植物は昔から魔除けの効果があると言われます。鬼門の玄関に植えたり、鉢植えで置いたりするのもよいでしょう。
また赤い実をつける南天(なんてん)も、「難を転じる」縁起物とされ、鬼門や裏鬼門に植えることで邪気を払うと言われています。
家相の流派によっては、白い花をつける植物を植えるとよい、とされているところもあります。
塩やお酒、清めの砂で厄除けを……

お清め、と言えば、まず「塩」ですよね。鬼門の方角に盛り塩を置いて、気を清浄なものに変えてみましょう。
家の外の敷地には、お酒をまいたり、神社で受けられる「清めの砂」を盛ったりまいたりしても、厄除けになります。
鬼門の凶作用を和らげる置物を設置

鬼門からの邪気をさえぎる、青龍や麒麟、猿の置物を、玄関や鬼門の方角に設置すると凶作用を和らげると言われます。
また、水晶やアメジストにも悪い気を静める効果があるので、置物と同じように置いておくとよいそうです。
鬼門封じのお札をまつる

出典:晴明神社:お守り・お札
自分で行う対策だけではいまひとつ安心できない場合は、鬼門封じのお札を神社で分けていただき、玄関か鬼門・裏鬼門におまつりするようにしましょう。かならず目線より高いところにおまつりしてください。
陰陽道で有名な安倍晴明をまつる京都市の晴明神社では、遠方の人は郵送でお札を受けることができます。またインターネットで受け付けているところもあるそうです。身近な神社でも鬼門封じのお札を扱っていれば、お参りして授けていただきましょう。
鬼門封じは言ってみれば「おまじない」のようなものですが、災いを避けて気持ちよく生活していくための、ひとつの方法とも言えます。鬼門をやみくもに恐れず、気になる場合は自分でできる対策をぜひ行ってみてくださいね。
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