スカイプランターとは?

植木がなんと逆さまに?初めて見れば驚く人が多いことでしょう。この「スカイプランター」は、ニュージーランドのデザイナーが考案したもの。貯水ポットと土の層によって水がじっくり浸透し、重力によって添え木いらず。植物が生き生きと育つんです。
天井から吊るされた植物はリラックス効果も抜群。赤ちゃんやペットがいる家庭でも、お部屋の中に緑を取り入れられる優れものなのです。
セリアの100均グッズでスカイプランターをDIY!

不思議な雰囲気が漂う「スカイプランター」は市販されているものも勿論良いですが、100均ショップの植木鉢で、お手軽にDIYすることが可能です。
さっそく作り方をご紹介したいと思います!
必要な材料

先ず、必要なものをご紹介します。以下の材料のほとんどは100均でそろいます。
<材料>
・プラスチックの植木鉢
・植木鉢の受け皿(口のサイズに丁度良いもの)
・園芸用 鉢底ネット
・生花用吸水スポンジ
・フェルト
・アルミワイヤー
・金具フック
・金具リング
・金具チェーン50cmほど
・ボルトとナット×4セット
※お好みの植木と土
上記以外に、下敷き(穴あけ時に)、電動ドリル、ニッパー、やすり、ハサミ、カッターなどの道具があればOKです。
1.植木鉢の底と受け皿に穴を開ける

板やゴムの下敷きを敷いて、植木鉢の底と受け皿に穴を開けていきます。穴あけは電動ドリルで、穴をあけたあとはニッパーでカット。切り目にできた凹凸は金具やすりで、平らにしましょう。
底部分は四角に、受け皿はU字にカットすると植物の出し入れがスムーズです。(今回は四角く穴を開けています。)

受け皿は植木鉢の蓋になります。
口にはめたら、電動ドリルで四角の4ケ所にボルトとナットを入れる穴をあけましょう。穴あけは、マスキングテープなどで植木鉢と受け皿の蓋を貼り付けてから行うと簡単です。
2.ワイヤーで「吊るし部分」をつくる

底部分に、吊るし部分のワイヤーを作っていきます。ワイヤーを通す穴を、底の2ケ所にあけましょう。

あけた穴にワイヤーを通して1つ結びします。余りを交差させていき、半円を描くようロープ状に編んでいきます。
反対側の穴まで辿り着いたら、片方のワイヤーを穴に通1つ結び。余りをさらにロープ編みします。
適当な長さで余りのワイヤーをカットしたら、今度は半円のロープ編みした部分に巻きつければ完成です。植木鉢とワイヤーがしっかり固定されることで、吊るした時の落下を防止します。
3.植木鉢の中に層をつくる

園芸用の鉢底ネットを、植木鉢の底と受け皿の下用にサイズを合わせてカットします。受け皿の下用には植物が顔を出せるよう穴をあけ、サイドに切り込みを入れておきましょう。フェルトは受け皿の下用にカットし、中央に十字の切り込みを。
生花用の吸水スポンジは底のサイズに合わせてカットし、水を張ったボウルに浸しておきます。十分に吸水したら、植木鉢の一番下にカットした鉢底ネットを敷き、その上に吸水スポンジ、植木の順にセット。隙間は土で埋めてあげると植木が安定します。
4.蓋をしてボルトとナットで固定する

植木と土を入れたら、ネットとフェルトをかぶせてから受け皿で作った蓋をします。最初にあけた4ケ所の穴に、ボルトとナットを差し込みしっかり固定しましょう。
これで中身がこぼれてきたり落ちてくる心配はありません。蓋は接着しないので、ボルトをはずせば植木を取り替えることもできます。
完成!

出来上がったプランターを吊るせば完成です。こちらはカーテンレールに、50cmの金具チェーンを通してリング→金具フック(穴付き)を取り付けています。フックをプランターに編み込んだワイヤーに引っ掛ければ、しっかり固定されます。
プランターの重量が結構ありますので、チェーンは強度があるものをチョイスしてください。ホームセンターに行くと、10cm単位で購入することができます。
お部屋に心地よい緑を

窓際に緑があるだけで、お部屋がパッと明るくなりますね。ハーブ類をチョイスすれば、お料理の時にも大活躍します。
気になるお手入れですが、
・葉やお花には水の霧吹きをかける
・1週間に一度くらいのペースで底から水をたっぷりやる(外で行うか桶を使いましょう)の2通りがあります。
※植物が元気がなかったり枯れそうな場合は、下ろして様子を見た方が良いです。
逆さまに吊るす不思議な「スカイプランター」。100均アイテムを利用して、自作にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。お部屋に心地よい緑を取り入れれば、一層リラックスできるはずです。
アプリなら新着物件を見逃さない!ニフティ不動産アプリ
部屋を借りる!賃貸版はこちら
住宅を買う!購入版はこちら