
玉ねぎの咳止めの効用
玉ねぎを切ると、目にしみて涙が出たり鼻がつんとしたりします。これは玉ねぎの成分がガスとなって蒸発したことによるもの。玉ねぎの成分には「硫化アリル(アリシン)」が含まれていて、殺菌、安眠、沈静などさまざまな効果があるのだそう。
玉ねぎといえば、血液サラサラ効果をすぐ思い浮かべましたが、他にも身体に良いさまざまなパワーを秘めている野菜なのですね!この効果が、わざわざ料理したり食べたりしなくても、置くだけで得られるのはうれしいです。
玉ねぎを使った咳止め、枕元でこう使う!

我が家の場合、寝る直前に「そうだそうだ」と思い出して用意することが多いため、片付けが終わって暗くしたキッチンでゴソゴソを玉ねぎを取り出し、最小限の手間で準備します。
サイトやレシピによっては、皮を向いて……と書いてありますが、そこは気にせず割愛。翌日に食材として使うことと、切断面からエキスというか、ガスが出れば良いと割り切り、皮付きのまま真っ二つに切った玉ねぎをお皿に乗せればOKです。もちろん切り方は自由ですが、断面ができるだけ空気と接するように心掛けると良いでしょう。
これを咳がひどい人の枕元に置くだけ。位置はあまり気にしていませんが、寝返りを打った時にもお皿ごとひっくり返さないよう、頭上に置くことが多いです。
玉ねぎの咳止め、使用感は?

部屋に持っていくと、一瞬にして部屋全体が玉ねぎ臭に包まれることを体感します。寝室なのにキッチンに居るような錯覚というか、違和感ですが(笑)、その匂いにはすぐ慣れて、寝付く頃にはむしろ爽快感を覚えます。咳をしているときはもちろんですが、自分は風邪を引いていない場合にも心地良く感じるから不思議です。恐らくこれが安眠効果なのですね。
うちの子は過去に気管支炎で入院したことがあるため咳にはやや敏感なのですが、そんな子ですら、咳き込みながら眠ったあとは「スース―」と寝息を立てて熟睡することがたびたびあったので、玉ねぎへの信頼は増すばかり。子供たちから「玉ねぎ用意して!」とリクエストされることも多くなりました。
人によって効果の感じ方は違うでしょうし、万人に有効な手段ではないかもしれませんが、試してみる価値は十分にあると思います!
使用後の玉ねぎの扱い方

一晩経つと玉ねぎの切断面は若干乾燥していますが、よく洗って料理に使う分には全く問題ありません。経験上、咳止めとして枕元で使うのは切ったばかりの玉ねぎが良いと感じているので、起床時にキッチンに持って行き、食材として使ってしまうのがベターだと思います。
一晩置いてしまっているので、個人的には生食より火を通す料理をお勧めしますが、「寝室に置いた玉ねぎはどんな形であれ食べたくない」という方は、玉ねぎの切り込みを増やしながら効果がなくなるまで枕元に置きっぱなしでもいいかもしれませんね。
長引く咳は体力も消耗しますし、夜もぐっすり寝られなくて辛いもの。薬として飲ませたり、塗ったり、貼ったりするものではなく置くだけですし、そもそも身体に良い野菜ですから、安心安全。匂いなど好みはあるかもしれませんが、ぜひ試してみてください。
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