夕食もOK！そうめん簡単アレンジレシピ15選！

• 簡単そうめんの基本
• 15分でいただきます！簡単アレンジのコツ
• 冬でも楽しめる～温かいそうめんアレンジ～
• 暑い時は冷して～冷たいそうめんアレンジ～
• そうめんを茹ですぎた！～麺が余った時のアレンジ～
• そうめんは節約料理の味方！

簡単そうめんの基本

そうめん、ゆで方の基本

鍋に、そうめん1把あたり1リットルほどの湯を沸かし、十分に沸騰したら麺を入れます。
このとき軽くねじって、鍋の中心に向かって縦に入れると、パッと広がり麺どうしがくっつきにくくなります。

軽く箸でほぐして2分程度でできあがり。
冷やして食べるときはざるにあげ、流水で揉み洗いしてぬめりを取りましょう。

ところで、そうめんをゆでる時、おばあちゃん世代の方から途中で「びっくり水」を入れる、と聞いたことはありませんか？
「びっくり水」は、入れる派と入れない派の方がいて、パッケージのゆで方のところを見ても、水を入れるように書いてあるものとないものとがあります。
これは、主に突然沸騰してふきこぼれるのを防ぐために入れるもので、火加減にさえ注意していれば、入れなくても大丈夫です。

そうめんは太る？の都市伝説は本当？

そうめんは小麦粉に塩、水、油を加えて練り、くっつかないように油をまぶして少しずつのばして作ります。
栄養価から考えると、そうめんの主な成分は糖質と脂質です。

最近の研究では、栄養価の偏りは肥満の原因になるということが分かっています。
本当に疲れてしまって、「そうめんをゆでるだけで精いっぱい」「体調もすぐれないけれどおなかがすいた」という時も、できればハム1枚、ネギ1本だけでも添えた方がよいでしょう。

ハムの原料の豚肉には、ビタミンB1が含まれています。
このビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、脂肪になるのを防いでくれる働きがあります。
さらに、ネギの仲間に含まれる辛味成分「アリシン」は、ビタミンB1の吸収を助けてくれる名脇役です。
これらを加えれば、安心してそうめん生活が送れますね。

15分でいただきます！簡単アレンジのコツ

すぐ食べたい！から、ちょっと作り置き

先ほど紹介した、ビタミンB1とアリシンの組み合わせは、ハムと刻みネギのパックならお手軽ですが、お財布にも優しい豚ひき肉と玉ねぎのみじん切りでも大丈夫！
時間がある時やひき肉が安い日に、しょうがのすり下ろしとともにサラダオイルで豚ひき肉と玉ねぎを炒めて、作り置きしておくとよいでしょう。
余った分は、1回分ずつに分けて冷凍すると◎。

調理の時短 豆知識

その他にも、肉類は生のまま1回分ずつに分けて冷凍、魚介はシーフードミックスを活用するなどの工夫で、調理の時短ができます。
また、麺をゆでた後の湯で肉や魚介を茹でたり、横で炒めたりと、作業工程の工夫もしてみてくださいね。

冷凍した食材はドリップがこぼれないようにトレーに入れ、朝出かける前にフリーザーから冷蔵庫に移動しておくと、帰宅したときには解凍でき、すぐに調理に使えて便利です。

冬でも楽しめる～温かいそうめんアレンジ～

キーマカレーにゅうめん

「夏はやっぱりカレー」というコマーシャルがありましたが、そうめんのカレーアレンジはいかがでしょうか？

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豚ひき肉	50g
玉ねぎ	1/8個
しょうが	1/2かけ
にんじん	1/4本
レタス	少々
とうもろこし (レトルトパックや缶詰）	少々
ゆでたまご	1/2個
カレールー	1かけら

【作り方】

① 玉ねぎをみじん切りにする。しょうがはすり下ろす。

② フライパンにサラダオイルを熱し、豚ひき肉、玉ねぎ、しょうが、にんじんを炒める。

③ 水をひたひたに加え一旦火を止めてカレールーを加えふたたび煮る。

④ 器に麺を盛り、レタス、③を盛りつけ、まわりにとうもろこし、上にゆでたまごをのせる。

塩バターにゅうめん

北海道に行くと食べたくなる塩バターラーメンを、にゅうめんで再現してみました。
そうめんを茹でたあとの湯で、シーフードミックスをさっと温めると、鍋一つで作ることができます。

えびには体をあたためる効果が、トウモロコシには利尿作用、イカには疲労回復効果があります。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
シーフードミックス	適宜
とうもろこし （レトルトパックや缶詰）	適宜
鶏ガラスープのもと	小さじ1
バター	10g
青ネギ	1本
すりごま	適宜
黒こしょう	適宜

【作り方】

① そうめんを茹でた湯で、シーフードミックスを茹でる。

② そうめんをどんぶりに盛り、シーフードミックス、とうもろこしを盛りつけ、きざみネギをちらす。

③ 規定の分量に溶いた鶏ガラスープを回しかけ、バター、すりごま、黒こしょうをちらす。

ごま豆乳にゅうめん

疲労回復に効く豚肉・玉ねぎのほかに、体の渇きを癒す豆乳と疲れを癒す白ゴマを合わせ、コクのある濃厚なスープに仕上げました。
冷えたおなかをやさしく温めてくれますよ。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豚ひき肉	50g
玉ねぎ	1/8個
しょうが	1/2かけ
サラダオイル	大さじ1
しょうゆ	大さじ1
みりん	大さじ1
黒こしょう	少々
ゴマペースト	大さじ1
めんつゆ	濃縮タイプ大さじ2
豆乳	150ccc
青ネギ	1本
すりごま	適宜

【作り方】

① 玉ねぎをみじん切りにする。

② フライパンにサラダオイルを熱し、豚ひき肉、玉ねぎ、しょうがを炒める。

③ ②にしょうゆ、みりん、こしょうを加える。

④ 豆乳をあたため、麺つゆを加えて味を整える。

⑤ どんぶりにゴマペーストを入れ、④の豆乳を少しずつ加え溶きのばす。

⑥ ⑤に麺を入れ、③のそぼろ炒め、小口に切った青ネギをのせる。

⑦ 最後にすりごま、黒こしょうをちらす。

鶏ネギにゅうめん

鶏肉とネギはともに体をあたためる働きがあります。
エアコンで体の冷えが気になる時におすすめです。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
鶏もも肉	1/2枚
白ネギ	1/2本
しょうが	1/2かけ
鶏ガラスープのもと	小さじ1
水	200cc
黒こしょう	少々

【作り方】

① 鶏もも肉は一口大に切り、しょうがを加え沸騰させた鶏ガラスープで煮る。

② 鶏肉に火が通ったら、斜め切りにした白ネギを加え煮る。

③ どんぶりに麺を盛り、つゆと具を盛り付ける。

暑い時は冷して～冷たいそうめんアレンジ～

ここ数年の夏は、温暖化の影響でとてつもなく暑いですよね。
健康な人でも、夏場は食欲が落ちてしまいがち。
そんなときは、冷たいそうめんアレンジをいただきましょう。

サラダそうめん

食欲がなくても食べやすいサラダでさっぱりと。
きゅうりには体の熱とむくみを取る効果が、トマトには紫外線でいたんだ肌を修復する効果がありますよ。
コンビニのサラダセットを利用しても◎。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
好みのドレッシング	大さじ2
麺つゆ	濃縮タイプなら小さじ1 ストレートタイプなら大さじ1
好みのサラダ野菜	各適宜
ハム	2枚
ゆでたまご	1個

【作り方】

① 好みのサラダ野菜を食べやすい大きさに切り、ハム・ゆでたまごとともに、冷やしたそうめんの上に彩りよく盛りつける。
（レタスやトマトは一口大に、きゅうりやにんじんは千切りに、玉ねぎは薄くスライスすると食べやすい。）

② 好みのドレッシングにめんつゆを混ぜて、上から回しかける。

豆乳そうめん

豆乳とそうめんはちょっと意外な組み合わせかもしれませんが、さっぱりとおいしく食べられます。
豆乳には、エアコンで乾燥した肌を潤す効果がありますよ。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豆乳	150cc
麺つゆ	濃縮タイプ大さじ2程度
ハム	2枚
玉ねぎ	少々
プチトマト	1個
青ネギ	1/2本

【作り方】

① ハムとトマトを一口大に切り、玉ねぎはスライスする。茹でて冷やしたそうめんの上にのせる。

② 豆乳と麺つゆを混ぜ、①の上に回しかける。小口に切った青ネギをちらす。

納豆そうめん

血液をサラサラにし、良質の植物性タンパク質を含む納豆は、夏バテ防止の強い味方。
また、納豆菌には腸を整える働きもあります。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
納豆	1パック
青ネギ	1本
温泉卵	1個
めんつゆ	適宜

【作り方】

① 納豆は付属のタレを加え、よく混ぜておく。

② 茹でで冷やしたそうめんの上に納豆、温泉卵をのせ、青ネギをあしらう。

③ 好みで規定の倍率でうすめた麺つゆをかける。

おろし豚しゃぶそうめん

さっぱりと夕食をすませたい時は、大根おろしで。
ビールの飲み過ぎで疲れた胃も整えてくれますよ。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豚肉 しゃぶしゃぶ用	50g
大根	厚さ5cm程度の輪切り
めんつゆ	濃縮タイプ大さじ2程度
青ネギ	1本

【作り方】

① そうめんを茹でたあとの湯に豚肉を入れ、しゃぶしゃぶにする。

② 大根をおろし、冷やした麺のうえにしゃぶしゃぶ、大根おろし、青ネギをちらし、麺つゆを規定よりも少し濃くなるように溶き、上から回しかける。

トマトそうめんイタリアン

うっかり日焼けしてしまった肌を修復するのは、トマトに含まれるリコピンの得意技。
トマトは口の渇きを癒し、むくみを取る効果もあります。
バジルの香りでちょっとイタリアンに。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
トマト	中1個
バジルドレッシング	適宜
ハム	1枚
玉ねぎ	少々

【作り方】

① トマトはくし切りに、ハムは千切りにする。

② 茹でたそうめんを冷やして皿に盛り、トマト、ハムを彩りよく飾り、バジルドレッシングをかける。

わかめと豆腐の韓国風そうめん

仕事終わりに職場の仲間とビアホールで唐揚げにビール。サイコーですね！
でも、飲み過ぎ・食べ過ぎで吹き出物が出てしまったときは、ワカメと豆腐で体の熱をとりつつデトックスしましょう。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
乾燥わかめ	ひとつまみ
豆腐	1丁
青ネギまたはニラ	1～2本
しょうゆ	大さじ1
酢	大さじ1
豆板醤	適宜
ゴマ油	少々
水	100cc
鶏ガラスープのもと	小さじ1
すりごま	適宜

【作り方】

① 乾燥わかめは十分な水につけ、戻しておく。

② 豆腐は一口大に切る。

③ 豆板醤にしょうゆ、酢、ゴマ油、鶏ガラスープのもとを加え水でのばす。小口に切った青ネギまたはニラをちらす。

④ 皿にそうめんをひと口分ずつ巻きつけて盛りつけ、わかめ、豆腐をあしらう。

⑤ 上からすりごまを散らし、③の付けダレを添える。

そうめんを茹ですぎた！～麺が余った時のアレンジ～

そうめんチャンプルー

夏バテ防止の強い味方のゴーヤは、その苦味でシャキっと元気が出ます。
併せて入れる豚肉と玉ねぎ、卵は、夏におすすめの組み合わせですよ。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豚肉 切り落とし	50g
玉ねぎ	1/8個
ゴマ油	大さじ1
卵	1個
ゴーヤ	1/4個
鶏ガラスープのもと	小さじ1/2

【作り方】

① ゴーヤは縦半分に切り、スプーンで種とわたを取り除き、4mm程度の厚みに切っておく。玉ねぎは千切りにする。

② フライパンにごま油を熱し、玉ねぎ、豚肉を炒める。だいたい火が通ったら、ゴーヤを加え、しんなりとしてきたらフライパンの中央をあけ、そこにとき卵を流し焼く。

③ 卵に火が通ったら、鶏ガラスープのもとを加え混ぜる。そうめんを加え全体をからませる。

ロコモコそうめん

ハワイのおいしいワンプレート「ロコモコ丼」をそうめんで。
水っぽくならないように、茹でた麺にはコンソメスープのもとをからめておきましょう。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
ハンバーグ （コンビニ等のものでOK）	1個
レタス	1枚
トマト	1/4個
スナップえんどう	2本
卵	1個
コンソメスープのもと（顆粒）	適宜

【作り方】

① 茹でたそうめんは、水分が少し残っている状態でコンソメスープのもとを絡め、味をつけておく。

② 器に麺を入れ、そこにあたためたハンバーグ、目玉焼き、レタス、くし切りのトマト、スナップえんどうを盛りつける。

焼き肉そうめん

パワーをつけたいときにはやっぱりお肉！
焼き肉のたれのチョイス次第で、あっさり味にもしっかり味にもアレンジできます。
写真はあっさりとポン酢をつかいました。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
牛肉切り落とし	50g
サラダオイル	大さじ1
焼き肉のたれ	適宜
玉ねぎ	1/8個
にんじん	少々

【作り方】

① 玉ねぎ、にんじんを薄切りにする。

② フライパンにサラダオイルを熱し、牛肉、玉ねぎ、にんじんを炒める。

③ 全体に火が通ったら焼き肉のたれを回しかけ、茹でたそうめんを加え炒め合わせる。

汁なし坦々風そうめん

疲労回復効果のある豚肉・玉ねぎの最強コンビに、食欲をそそるごまと豆板醤を合わせました。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
豚ひき肉	50g
しょうが	1/2かけ
玉ねぎ	1/8個
青ネギ	1本
サラダオイル	大さじ1
豆板醤	小さじ1
しょうゆ	大さじ1
ゴマペースト	大さじ1
めんつゆ	濃縮タイプ大さじ1
水	50cc
ラー油	適宜

【作り方】

① 玉ねぎをみじん切りにして、しょうがをすり下ろす。

② フライパンにサラダオイルを熱し、豚ひき肉、玉ねぎ、しょうがを炒める。

③ ②を豆板醤、しょうゆで味を整える。

④ ゴマペーストにめんつゆを加えよく混ぜる。このとき、一旦硬くしまったようになる。

⑤ ④に水を少しずつ加え、溶きのばす。

⑥ 皿に⑤のゴマペーストを敷き、茹でたそうめんをのせ、③と小口切りにした青ネギをををちらす。最後にお好みでラー油をかける。

そうめんカルボナーラ

料理というほどのことはしたくない…でもパワーが欲しい！
そんなときに、卵黄とベーコンで力をつけましょう。
すぐにできるこちらのアレンジは、遅刻しそうな日の朝ごはんにもぴったり。

【材料】1人分

材料	数量
そうめん	1把
卵黄	1個
ベーコン	1枚
パルメザンチーズ	大さじ2
バター （あれば生クリーム）	10g （大さじ1）
玉ねぎ	適宜
黒こしょう	適宜

【作り方】

① ベーコンは一口大に切り、そうめんを茹でた湯にさっとくぐらせるか、フライパンで炒めておく。

② 皿に卵黄、バター（あれば生クリーム）を入れ、熱いそうめんを加える。そうめんが冷めている場合は、熱湯をかけて温めたものを入れる。

③ しっかりとかき混ぜ、卵黄に火を通す。

④ ①のベーコン、スライスした玉ねぎ、パルメザンチーズ、黒こしょうをちらす。

そうめんは節約料理の味方！

いかがでしたか？
和洋中その他どのジャンルにも合わせやすく、調理の手間もかからないのがそうめんの魅力です。

また、そうめんは1gあたりの単価が安く、食費の節約にも向いています。
紹介したそうめんの簡単アレンジを駆使して、健康的に夏を乗りきりましょう。