【画像1】

転居から14日以内に転入届を

さまざまな住居変更手続きには、住民票が便利です。新しい住民票を手に入れるためにも、まずは転入届を行いましょう。転出から14日以内に市区町村役場へ出向いて手続きします。転出証明書と認め印をお忘れにならないよう準備してください。また、同時に住民票の発行申請をしてしまいましょう。

なお、以下に示すような市区町村役場で済ませられる手続きは、転入届と同時に行えば二度手間になりません。他の手続きのための持ち物も一通り確認してから出かけましょう。

転入届と同時に国民健康保険の手続きを

国民健康保険に加入している場合、違う自治体への引っ越しする際には加入手続きを行います。同じ自治体での転居の場合は、住所変更のみの手続きとなります。

転入届の手続きをするとき、その旨を相談して窓口を案内してもらえばスムーズです。本人確認書類を持参しましょう。

転入届と同時に国民年金の手続きを

国民年金については、住所変更が必要です。年金手帳を持参して窓口を訪ねましょう。厚生年金加入者は、勤務先へ住所の変更を報告します。

転入届と同時に印鑑登録を

印鑑登録をしていた人は、新しい住所で印鑑の再登録を行います。登録する印鑑を持参しましょう。

転居届と同時に犬の登録変更を

【画像2】

犬を飼っている人は、登録住所の変更が必要です。以前の住所地で交付された鑑札と注射済票を、市区町村役場へ持参して手続きします。新住居で初めて犬を迎え入れるなら、生後91日を過ぎている場合、飼育を始めてから30日以内に登録することになります。

住民票を持参して運転免許証の住所変更を

転居届を行い、発行された住民票をもって運転免許の住所変更を行います。管轄の警察署を訪ねましょう。認め印と、他県からの転入の際は顔写真が必要になることもあります。事前に電話などで確認してから出向くようにしましょう。

免許の住所変更と同時に車庫証明申請を

自家用車を所有している人は、車庫証明も変更する必要があります。保管場所の所在図や配置図、賃貸契約書のコピーなどが必要になりますが、自治体によって手続き方法や持参するものは違ってきますので注意が必要です。警察署へ連絡し、必要書類について確認してから手続きを行いましょう。

生命保険や銀行、クレジットカードなどの住所変更を

運転免許証の住所変更が済めば、それをもってさまざまな機関の住所変更ができます。いち早く取り掛かりたいのが金融機関への届出です。各銀行、保険、クレジットカードの住所変更を済ませるようにしてください。ほかに住所を届けているところがあれば、気づき次第住所変更をします。

子どもの転校手続きを

小中学校の転校手続きについては、転出のときすでに説明を受けている場合がほとんどだと思います。まずは教育委員会へ連絡し、今後の手続きについて教えてもらいましょう。自治体によりますが、たいていは転入届を出してから教育委員会へ出向き、以前の学校から渡された在学証明書を提示して、転入学通知書をもらわなければなりません。

次に、新しく通う学校へ必要書類を提出します。書類は、以前の学校から渡された在学証明書と教科用図書給与証明書、そして教育委員会から発行された転入学通知書です。また、揃えるべき学校用品について教えてもらい、なるべく早く買っておくと後々が楽になります。

まとめ

引っ越し後は、まずは転入手続きを行い、住民票を手に入れましょう。その後、免許証の住所変更を行って、さまざまな住所変更手続きができるようにしておくのがコツです。引っ越し前も後も面倒なのが手続きですから、せめて引っ越し会社を選ぶ際にはラクしてオトクがいいですよね。ネットの一括見積サイトなら、各社の見積もりが自動的に届いて便利ですよ!