【画像1】

引っ越し1ヶ月前までに必要なこと

引っ越しが決まったらすぐに取り掛かりたいのが、住居の契約関係です。多くの賃貸契約では、退去日を1ヶ月前までに申告しなければなりません。ということは、新居をそれまでに探さなければならないということです。新居の決定と現住居の解約日の決定は、1ヶ月前までに必ず済ませるようにしましょう。

また、引っ越しの日にちを上旬、下旬などとアバウトに決めておき、引っ越し会社と相談すると、最も安く引っ越しができる日程を提案してくれる可能性があります。早期割を行っている会社もあるため、新住居の決定と同じ1ヶ月前までのタイミングで引っ越し会社を決めるのが、賢いと言えます。

3週間前―新居のレイアウトを考えよう

「そんなもの、後でいいのでは?」と侮ってはいけません。新居のレイアウトを決めると、現住居にある家具や家電のうち、必要なものと不要なものとを区別することができます。粗大ごみの日は自治体ごとに決まっており、2週間に1度など回収日が少ないのが一般的です。よって、不用品の量と種類は早めに把握しておいたほうが、確実に効率がいいのです。

また、不用品リストを作ると同時に、新しく購入しなければならないものも把握しておきましょう。多くの人が引っ越し初日に買い忘れて悔やむのが、照明とカーテンです。引っ越し前に時間を作って買い求め、引っ越し当日に新居に届くよう手配すればスムーズに新生活を迎えられます。

2週間前―各種手続きと荷造りを始めよう

2週間前には、退去のための手続きと、入居のための手続きを同時進行で始めましょう。ガス、電気、水道、インターネットの解約と契約、住民票の異動などは、平日の日中を中心に動く必要があります。2週間くらいの余裕がないと、意外とタイトに感じてしまうので注意が必要です。

また、生活に差し支えのないところから荷造りを始めておきましょう。早すぎるように思えるかもしれませんが、ここで把握したいのはゴミの量です。荷造りをしていると、意外と紙類やその他のこまごまとしたゴミが出るものです。自治体が定めるゴミの日に少しずつ出せるよう、早めに動きだしましょう。

「そう言われても、そんなに早く荷造りできるかな?」と思う人は、ガレージや庭、玄関周りから始めることをおすすめします。生活必需品が少ない割に、荷造りや掃除のしがいがある場所です。

1週間前―荷造り、掃除、ご挨拶

【画像2】

1週間前には、各種手続きに気を配りながら、荷造りをコツコツ進めていきます。荷造りのために物を移動すると、ホコリやカビなどの汚れが出てくることでしょう。物を移動させたところから順に掃除をしていけば、立ち会い前に慌てて大掃除をせずにすみます。

また、お世話になったご近所への挨拶まわりを済ませるのも重要です。とくに、朝早くから大きなトラックが駐車するような場合が多いでしょうから、何時に、どこへトラックが停まるかを伝えましょう。ご近所さんが、通勤時に車が出られない!などといったアクシデントを未然に防ぐ工夫は大切です。

引っ越し前日―手荷物チェック、掃除用品一式をまとめておく

引っ越し当日は何かとバタバタしてしまうため、前日のうちに手荷物のチェックをしてしまいます。洗面所の小物やキッチン用品などは段ボールに入れ忘れてしまうことが多いため、大きめのバッグを用意し、ビニール袋を2~3枚忍ばせておくと安心です。

また、退去時と入居時に必要になるのが掃除用品です。最後に積み込み、最初に出してもらうための段ボールを1つ用意し、雑巾やゴム手袋、ホウキ、チリとり、ごみ袋を入れておきましょう。掃除機も最後に入れてもらうよう、自身で置き場を考慮しておいてください。

引っ越し当日―引っ越しと退去の立ち会い

引っ越し当日は、引っ越しの立ち会いと退去の立ち会いを済ませ、忘れ物をチェックして新居へ向かいます。退去立ち会いに時間をとられ、新居の玄関先で引っ越し会社のトラックを待たせる恐れがある場合は、家族と役割を分担したり、引っ越し会社のトラックと随時連絡を取り合ったりして調整しましょう。

引っ越し後―あいさつ回りと手続きチェック

引っ越し後はライフラインの手続きがしっかりなされているかを確認し、転居手続きを済ませます。家族みんなでご近所のあいさつ回りをする日を作り、早く地域に溶け込めるよう努めましょう。

まとめ

引っ越しはダンドリ八分、引っ越し前日までのスケジュールがうまく組み立てられれば快適に済ませられます。初めの重要ポイントになってくるのが、引っ越し会社の決定といえるでしょう。少しでも多くの会社から見積もりを受け取るには、ネットの一括見積が便利ですよ。