外壁のクリア塗装とは?価格やメリット・デメリット、失敗しないための注意点まとめの画像01

しかしクリア塗装には、メリットだけではなくデメリットもあります。後悔しないためにも、特徴を把握したうえで塗装工事をお願いしたいですよね。
そこで本記事では、クリア塗装のメリットやデメリット、価格相場などを詳しく解説します。
記事の後半では、塗装業者を選ぶときのポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



クリア塗装とは?

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クリア塗装とは、無色透明の塗料を使用して外壁をコーティングする塗装方法のことです。クリヤー塗装と呼ばれる場合もあります。

クリア塗装に使用される塗料には顔料が含まれておらず、見た目が透明。外壁の表面に塗っても元のデザインが損なわれません。

そのため、レンガ調や木目調、ざらざらした質感のサイディングなど、外壁のデザインにこだわった住宅の外壁リフォームには、クリア塗装がおすすめです。

クリア塗装を行えば、見た目は変わらないまま外壁の表面をコーティングしてくれるので、外壁の耐久性が高まります。

クリア塗装に使用される塗料の種類と価格相場・耐用年数

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クリア塗装にかかる費用は、一般的な色付き塗装に比べると、10万円〜20万円程度安くなるのが特徴です。
ただ、クリア塗装に使用される塗料にはいくつかの種類があるので、種類によって価格も変動します。
代表的な塗料の種類と価格・耐用年数を以下の表にまとめたので、参考にしてください。

塗料の種類 1㎡あたりの価格相場 耐用年数
アクリル系クリア塗料 1,000円~2,000円 5年~7年
ウレタン系クリア塗料 1,500円~2,500円 10年~12年
シリコン系クリア塗料 2,000円~3,500円 12年~15年
フッ素系クリア塗料 3,500円~5,000円 15年~20年

表を見るとわかるように、塗料の価格が高ければ高いほど、耐用年数も長くなります。
つまり、高価なクリア塗料を選べば一時的には費用がかさみますが、メンテナンスの頻度を減らせるということです。
長い目で見れば、リフォーム費用の節約につながるかもしれません。
予算やメンテナンスの手間などを考慮して、自分に合ったクリア塗料を選びましょう。
なお、表に記載した価格や耐用年数はあくまで目安です。
実際には、使用する塗料のメーカーなどによっても異なるので、詳しくは業者に問い合わせを行ってください。

クリア塗装のメリット5つ

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外壁にクリア塗装を行うメリットを、5つ紹介します。

1.外壁のデザイン性を活かせる
2.艶や光沢感が出る
3.外壁を保護する力を高められる
4.チョーキング現象が起きない
5.塗装にかかる費用を抑えられる

色付きの塗料を選ぶかクリア塗料を選ぶかで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
以下で詳しく解説していきます。

1.外壁のデザイン性を活かせる

クリア塗料は無色透明なので、もともとの外壁のデザイン性を活かせるのが魅力です。
色付き塗料で塗りつぶしてしまうことがないので、外壁本来の色や質感、新築時に入れた模様などもそのまま保てます。
せっかく外壁のデザインにこだわって住宅を建てたのに、塗装リフォームのタイミングで打ち消されてしまうのはもったいないですよね。
したがって、おしゃれなデザインの外壁にはクリア塗装がおすすめです。

2.艶や光沢感が出る

塗装すれば、艶や光沢感が出るのもクリア塗装の魅力です。
外壁本来のデザイン性は残しつつも、艶や光沢感が加われば、イメージチェンジができます。
また、ツヤが出ると見栄えも良くなるので、新築時のような美しさも出せますよ。
光沢感をしっかり出す「艶あり」や、控えめな光沢感が魅力の「3分艶」など、艶の度合いは自分好みに選択できます。
詳しくは塗装業者に問い合わせてみましょう。

3.外壁を保護する力を高められる

見た目は無色透明のクリア塗料ですが、塗装すればしっかりと外壁を保護してくれます。
紫外線や雨風による影響から守ってくれるので、劣化が起こりづらくなりますよ。
また、低汚染性や防カビ性などに優れたクリア塗料も開発されています。
機能性は製品によって違いがあるので、業者と相談しつつ、自分にぴったりなクリア塗料を見つけましょう。

4.チョーキング現象が起きない

クリア塗料で塗装を行えば、チョーキング現象が発生しません。
チョーキング現象とは、外壁の表面を手で触ると白い粉のようなものがつく状態のこと。
雨や紫外線の影響で塗膜の樹脂が劣化し、その下にある顔料が浮き出て白い粉となります。
クリア塗料にはそもそも顔料が含まれていないので、塗膜が劣化してもチョーキング現象が起きません。
外壁のチョーキング現象が気になっている方は、ぜひクリア塗装を検討してみてください。

5.塗装にかかる費用を抑えられる

クリア塗装は、一般的な色付き塗料で塗装を行うよりも費用を抑えられます。
色付き塗料の場合、下塗り・中塗り・上塗りの計3回塗料を塗り重ねるのが一般的。
しかし、クリア塗装は下地を活かす塗装方法なので、塗り重ねるのは中塗り・下塗りの2回だけです。
塗装工程が1回減るので、かかる費用も安くなります。
施工時間も短くなるので、工事をスムーズに終えられるでしょう。
したがって、塗装リフォームにかかる費用や手間を減らしたい方には、クリア塗装がおすすめです。

クリア塗装のデメリット4つ

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クリア塗装には、メリットだけではなくデメリットもあります。
クリア塗装のデメリットは、主に以下の4つです。

1.汚れやひび割れを隠せない
2.色あせは補修できない
3.シーリングの上からは塗装できない
4.向いていない外壁に塗装すると剥がれる可能性がある

デメリットを把握しないままクリア塗装を選択してしまうと、トラブルが起きて後悔してしまうかもしれません。
しっかりとチェックしておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。

1.汚れやひび割れを隠せない

クリア塗料は無色透明なので、汚れやひび割れを隠せません。
もちろん、塗装前にひび割れた部分を補修したり、洗浄して汚れを落としたりすることは可能です。
しかし、補修の痕跡が透けて見えてしまうので、かえって見栄えが悪くなってしまう可能性も。落としきれなかった汚れも透けて見えてしまいます。
汚れやひび割れが気になる外壁には、しっかりと隠してくれる色付き塗料での塗装がおすすめです。

2.色あせは補修できない

クリア塗料は無色透明なので、色あせの補修もできません。
色あせした外壁にクリア塗装をしても、外壁を保護する機能は回復しますが、見栄えは改善しないでしょう。
また同様に、色むらの補修も難しいです。
外壁の色あせや色むらが気になる場合は、色付き塗料での塗装を検討しましょう。

3.シーリングの上からは塗装できない

クリア塗装は、シーリングの上からは塗装できません。
シーリングとは、サイディングとサイディングの隙間を埋める充填剤のこと。
シーリングの上にクリア塗装をしてしまうと、剝れや割れなどのトラブルが起こりやすくなります。
色付き塗料であれば、シーリングの上から塗装するのが一般的。塗膜によってシーリングが保護されるので、シーリングが長持ちするようになるからです。
クリア塗装の場合はシーリングに塗装できないので、その分寿命が短くなるかもしれません。

4.向いていない外壁に塗装すると剝れる可能性がある

クリア塗料は、特殊コーティングされた外壁材など、向いていない外壁に塗装すると剝れる可能性があります。
工事を行ったばかりの頃は綺麗に塗装できていたとしても、耐用年数が短くなってしまうかもしれません。
クリア塗装をお願いする場合は、既存の外壁材がクリア塗装に適しているかどうか、業者にしっかりと確認するようにしましょう。

クリア塗装が向いている外壁材4つ

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先述したように、クリア塗装には向いている外壁材と向いていない外壁材があります。
向いている外壁材は、主に以下の4つです。

1.窯業系サイディング壁
2.コンクリート打ちっぱなし
3.モルタル壁
4.外壁以外の木材部分にもおすすめ

以下でそれぞれを詳しく解説していきます。

1.窯業系サイディング壁

クリア塗装が最も適しているのが「窯業系サイディング壁」です。
窯業系サイディングは、レンガ調や木目調など、デザインが豊富なのが魅力。そのデザイン性の高さを台無しにせず、そのまま活かせるのがクリア塗装です。
また、サイディング壁ならではのツートンカラーの外壁にも、クリア塗装はおすすめです。
おしゃれな窯業系サイディングを外壁に取り入れている方は、クリア塗装でメンテナンスを行いましょう。

2.コンクリート打ちっぱなし

「コンクリート打ちっぱなし」の外壁にもクリア塗装がおすすめです。
コンクリート打ちっぱなしの外壁は防水性が低く汚れが付きやすいので、塗装が推奨されます。
ただ、色付き塗料で塗装するとコンクリート特有の質感が失われてしまうので、もったいないですよね。
クリア塗装なら、コンクリート打ちっぱなしのおしゃれな雰囲気は活かしたまま、外壁の保護機能を高められますよ。

3.モルタル壁

クリア塗装は、モルタル壁のコーティングにもおすすめです。
モルタル壁とは、セメント・水・砂を混ぜて作ったモルタルを下地に塗り重ねた外壁のこと。
さらにその上からクリア塗料でコーティングすれば、光沢感がプラスされて美しい見た目になります。
表面にできた傷などを目立たなくできるのも魅力的です。
クリア塗料は無色透明なので、モルタル壁の自然な風合いはしっかりと残せます。

4.外壁以外の木材部分にもおすすめ

クリア塗装がおすすめなのは外壁だけではありません。ウッドデッキや窓枠などの木材部分に使用すれば、木材の質感を残したまま耐久性を高められます。
木材は雨水を吸収しやすいので、雨風にさらされると劣化が進みます。クリア塗装でコーティングすれば、ウッドデッキや窓枠の寿命を延ばせますよ。

失敗するリスクあり!クリア塗装が向いていない外壁材2つ

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次に、クリア塗装が向いていない外壁材を2つ紹介します。

1.光触媒など特殊コーティングされた外壁材
2.金属系のサイディング壁

上記の外壁材にクリア塗装を行ってしまうと、塗料の耐用年数が短くなってしまうので注意しましょう。
以下で詳しく解説していきます。

1.光触媒など特殊コーティングされた外壁材

クリア塗装は、特殊コーティングされた外壁材には向きません。
光触媒などの特殊コーティングは、外壁を汚れにくくするために行われます。
そのため、クリア塗料で施工すると塗料の密着が悪くなり、剥がれやすくなってしまうのです。
また、過去にフッ素塗料や無機塗料で塗装した外壁にも注意してください。
フッ素塗料や無機塗料には、汚れが付きにくいという性質があります。
したがって、特殊コーティングの外壁と同様に、クリア塗料の密着が悪くなってしまうかもしれません。
ただ、上記のような外壁にも塗装可能なクリア塗料も販売されています。
詳しくは塗装業者に問い合わせてみてください。

2.金属系のサイディング壁

金属系のサイディング壁にも、クリア塗装はあまりおすすめできません。
金属系サイディング壁とは、ガルバリウム鋼板やアルミなどのこと。
金属とクリア塗料は密着が悪いので、耐用年数に満たないうちに塗膜が剥がれる可能性が高いです。
金属系サイディングを外壁に取り入れている場合は、他の塗装方法を検討しましょう。

クリア塗装に使用される代表的な塗料の種類&メーカー

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代表的なクリア塗料の種類・メーカーを3つ紹介します。

・日本ペイント株式会社|ピュアライド UVプロテクトSiクリヤー
・エスケー化研株式会社|SKシリコンクリヤーW
・水谷ペイント株式会社|パワーアシストクリヤー

塗料の種類やメーカーを把握していると、塗装業者との話し合いもスムーズに進みますよ。
ざっと目を通しておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。

日本ペイント株式会社|ピュアライド UVプロテクトSiクリヤー

日本ペイント株式会社のピュアライド UVプロテクトSiクリヤーは、耐久性に優れたクリア塗料です。
耐汚染性・耐紫外線性・耐薬品性に優れており、外壁を長く・美しく保つのに貢献してくれます。
光沢感がある「艶あり」、控えめな光沢感の「3分艶」、光沢感がない「艶なし」の3種類から選べるのも魅力的。
マットな仕上がりにしたい方にもおすすめです。

エスケー化研株式会社|SKシリコンクリヤーW

エスケー化研株式会社のSKシリコンクリヤーWは、優れた低汚染性を発揮するクリア塗料です。
使いやすい一液タイプなので、塗装業者からも人気を集めています。
アクリルシリコン樹脂を使用しているので、耐用年数は12年〜15年と長めです。
美しい外壁を長持ちさせたい方は、ぜひ検討してみてください。

水谷ペイント株式会社|パワーアシストクリヤー

水谷ペイント株式会社のパワーアシストクリヤーは、サイディングの意匠性を残したまま、耐久性を高めてくれるクリア塗料です。
雨風だけではなく紫外線にも強いので、外壁の劣化が進みづらくなります。
高級感がある艶が出るので、デザイン性の高い外壁をさらに美しく見せられますよ。

外壁をクリア塗装する場合の注意点4つ

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外壁をクリア塗装する場合の注意点を、4つ紹介します。

1.築年数15年以上の劣化が進んだ外壁には向かない
2.下処理や高圧洗浄の工程を省かないようにする
3.雨や湿気が多い時期に塗装するのはおすすめしない
4.職人の技術力によって仕上がりが異なる

注意点を把握しないまま塗装工事を行うと、「思っていた仕上がりと違った」というような事態が起こるかもしれません。
しっかりと確認しておきましょう。

1.築年数15年以上の劣化が進んだ外壁には向かない

外壁の劣化がひどい場合は、クリア塗装は適していません。
先述したように、クリア塗料は無色透明なので、ひび割れ・汚れ・色あせなどを隠せないからです。
劣化が進んだ外壁にクリア塗装をしても美しい仕上がりにならないので、塗装リフォームの意味がなくなってしまいます。
クリア塗装を選択できる築年数の目安は、15年以内です。
築15年以上経っている住宅の場合は、色付きの塗装を検討しましょう。

2.下処理や高圧洗浄の工程を省かないようにする

クリア塗装を行う場合は、下処理や高圧洗浄の工程が非常に重要です。
通常の色付き塗装であれば、外壁面と塗料の密着を良くするために「下塗り」を行います。
しかし、クリア塗装の場合はこの「下塗り」の工程がありません。
したがって、下処理や高圧洗浄をいい加減にしてしまうと、塗料が密着不良を起こしてしまう可能性があります。
クリア塗装を美しく仕上げたいなら、塗装の前段階の作業を丁寧に行うことが大切です。
費用を安く抑えたいからと言って、下処理や高圧洗浄を省かないようにしましょう。

3.雨や湿気が多い時期に塗装するのはおすすめしない

クリア塗装を、雨や湿気が多い時期に行うのはおすすめできません。
塗装する際に湿気を帯びると、クリア塗料が白く濁ってしまう可能性があるからです。
クリア塗料はもともとが無色透明なので、少し濁っただけでも白っぽく見えてしまいます。
塗装を美しく仕上げたいなら、なるべく雨が少ない時期を工事期間に選ぶようにしましょう。

4.職人の技術力によって仕上がりが異なる

クリア塗装だけではなく全ての塗装方法に当てはまりますが、職人の技術力によって仕上がりが異なります。
中には、安い金額で請け負って手抜き工事をする悪徳業者も存在するので、注意が必要です。
外壁塗装を美しく仕上げたいなら、優良な業者に塗装工事を依頼するようにしましょう。
次の章で塗装業者の選び方について解説するので、ぜひ参考にしてください。

クリア塗装をお願いする際の業者の選び方

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クリア塗装をお願いする際の業者の選び方を4つ紹介します。

1.複数の業者に見積もりを依頼する
2.保証内容が充実している業者を選ぶ
3.利用者の口コミをチェックする
4.施工事例を確認する

上記の4点を心がけて選べば、信頼できる塗装業者が見つかるはずです。
以下で詳しく解説していくので、ぜひ取り入れてみてください。

1.複数の業者に見積もりを依頼する

初めから1つの塗装業者に絞るのではなく、複数の業者に見積もりを依頼するようにしましょう。
いくつかの業者から見積もりを取れば、価格の相場がわかります。極端に料金が高い業者に依頼したり、安い料金で手抜き工事を行う業者を選んだりするリスクを減らせるでしょう。
また、具体的なサービス内容も比較できるので、より自分に合った業者を見つけやすくなりますよ。
さらに、複数の業者に見積もりを依頼している旨を伝えれば、価格競争を促せます。結果として、当初の見積金額よりも安い料金で工事を依頼できるかもしれません。

2.保証内容が充実している業者を選ぶ

依頼する業者を決める前に、必ず保証内容を確認しておきましょう。
塗装工事は、100%完璧に終わるとは限りません。外壁材と塗料の相性や職人の技術によっては、早々に塗膜が剝れてきてしまう可能性もあります。
せっかく高い料金を払って工事を依頼したのに、すぐに再塗装が必要になったら、お金を無駄にしてしまったような気持ちになりますよね。
しかし、保証内容が充実している業者であれば、上記のようなトラブルにも無料で対応してくれます。
万が一のトラブルに備えて、保証内容もしっかりと確認したうえで業者を選ぶようにしましょう。

3.利用者の口コミをチェックする

利用者の口コミも併せて確認しておくようにしましょう。
実際に工事を依頼した人のリアルな意見は、何よりも参考になる情報です。
業者の良い面だけではなく悪い面も書かれている場合が多いので、より客観的な視点で業者を選べるようになります。
いくら公式サイトに良い文言が書かれていたとしても、口コミが悪ければ、信頼できる業者だとはいえません。
利用者の口コミは、Googleマップや口コミサイトなどで確認できます。
工事を依頼する前に、ざっと目を通しておきましょう。

4.施工事例を確認する

塗装業者が施工事例を公開していれば、必ず確認しておくようにしましょう。
実際に写真を見れば、仕上がりのイメージがつきやすくなります。
また、きちんと塗装を行ってくれる業者だとわかれば、安心して工事を任せられますよね。
施工事例は、公式サイトやSNSなどで公開されている場合が多いです。
忘れずにチェックしておきましょう。

外壁塗装の窓口は、全国4000社以上の優良店の中からユーザーの要望に沿った施工店をご紹介します。見積もりを依頼後でも料金や施工店の対応に納得がいかなければ断ることも可能なので、気軽に利用してみてくださいね。

クリア塗装の施工事例を紹介!

クリア塗装の施工事例を、junkikakuさんのインスタグラムの投稿から紹介します。
「クリア塗装を行ったらどんな仕上がりになるのか知りたい」と考えている方は、ぜひチェックしてください。

こちらは、タイル調サイディング部分をクリア塗装した事例です。
新築時にこだわったタイル調サイディングは、色付き塗装で雰囲気を損ないたくないですよね。
クリア塗装なら雰囲気を活かしつつ、艶感と保護機能を高められます。
こちらの事例でも、外壁の見た目が美しくなり、新しくなったように感じます。

クリア塗装に関するよくある質問

外壁のクリア塗装とは?価格やメリット・デメリット、失敗しないための注意点まとめの画像11

最後に、クリア塗装に関するよくある質問3つに回答します。

1.艶がないクリア塗装はできる?

艶がないクリア塗料も開発されています。
ただ、艶ありのクリア塗料に比べると種類は少ないです。
クリア塗装をマットに仕上げたい方は、適した塗料を取り扱っているかどうか、業者に確認してみましょう。

2.失敗したクリア塗装はどんな状態になる?

失敗したクリア塗装は、以下のような状態になります。

・白く濁ったように見えてしまう
・塗膜がすぐに剝れてしまう

湿気が多い時期に塗装したり、相性の悪い外壁材に塗装したりすると、上記のような症状が起こりやすくなります。
保証が適用される可能性もあるので、詳しくは工事を行った業者に問い合わせてみましょう。

3.クリア塗装はDIYでも可能?

外壁のクリア塗装をDIYで行うのは、あまりおすすめできません。
専門的な技術が必要になる作業なので、自分でやると失敗するリスクが高くなります。
また、高所での作業になるので、怪我や事故が起こってしまう危険性もありますよ。
無理に自分で行おうとせず、専門の塗装業者に依頼するようにしましょう。
なお、ウッドデッキや窓枠などの細かい部分のクリア塗装なら、DIYで行う人も多いです。
クリア塗料は、ホームセンターやインターネット通販などで購入できますよ。

クリア塗装でもともとのデザインを保ちつつ外壁塗装をしよう!

外壁のクリア塗装とは?価格やメリット・デメリット、失敗しないための注意点まとめの画像12

外壁に艶や光沢感がプラスされて、美しい外観に仕上がる「クリア塗装」。
もともとのデザインを活かしたまま、外壁の保護機能を高められるのが魅力です。
色付き塗装に比べると費用を抑えられるので、「安く外壁塗装したい」と考えている方にもおすすめできるでしょう。
ただ、クリア塗装にはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
クリア塗装に興味をお持ちの方は、メリット・デメリットの両方を把握したうえで、マイホームの外壁に最適かどうかを見極めましょう。

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