
現在は、屋根材の主流はスレートから金属屋根に移り変わっています。しかしスレートにしかない良さもあるので、概要を把握しておきたい屋根材だといえるでしょう。
そこで本記事では、スレート屋根のメリット・デメリットや寿命、メンテナンス時期について詳しく解説します。
屋根材を何にしようか迷っている方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- スレート屋根とは?
- スレート屋根の種類
- スレート屋根とアスベストの関係
- スレート屋根の歴史
- スレート屋根を取り入れるメリット
- スレート屋根を取り入れるデメリット
- スレート屋根と金属(ガルバリウム鋼板)・和瓦(陶器瓦)の違い
- スレート屋根をめぐる昨今の動向
- スレート屋根の寿命・耐用年数
- スレート屋根が劣化しているサイン5つ
- スレート屋根に必要なメンテナンスと費用
- メンテナンス費用を安くしたいならカバー工法もおすすめ!
- スレート屋根のメンテナンスを行う際の注意点
- スレート屋根のリフォームや施工事例を紹介!
- スレート屋根に関するよくある質問
- マイホームの屋根にかかる費用を抑えたいならスレート屋根がおすすめ!
スレート屋根とは?
スレート屋根(化粧スレート)とは、セメントを主成分とする屋根材のことです。
厚さ5mm程度の薄い板状に加工されており、軽量で扱いやすいのが特徴。
多くの住宅や建物の屋根に使用されており、誰もが目にしたことがある屋根材だといえるでしょう。
「カラーベスト」や「コロニアル」、「スレート瓦」「新生瓦(しんせいかわら)」などの別名で呼ばれる場合もあります。
もともと「スレート」とは、粘板岩のことを指していました。しかし、粘板岩を用いて作られた屋根材(天然スレート)は非常に高価なので、一般家庭の屋根に使用するのは難しいです。
そこで登場したのが、セメントを固めてスレート風にしたスレート屋根(化粧スレート)でした。
現在では、スレート屋根といえば化粧スレートのことを指す場合がほとんどです。
スレート屋根の種類

スレート屋根は、主に以下の3つの種類にわかれます。
1.化粧スレート
2.天然スレート
3.波形スレート
それぞれの特徴を詳しく解説していくので、参考にしてください。
1.化粧スレート
化粧スレートとは、前章でも説明したように、セメントを薄く加工してスレート風に仕上げた屋根材のことです。
軽量で扱いやすく、天然スレートに比べると費用もかなり安く済みます。
街中で見かけるスレート屋根のほとんどが化粧スレートです。
2.天然スレート
天然スレートとは、粘板岩などの天然石を使用して作られた屋根材のことです。
化粧スレートよりも耐久性が高く、色褪せにくいという特徴を持ちます。
ただ天然石は希少価値が高いので、工事費用も高くなるのが難点。施工にも高い技術が必要なので、取り扱っている業者も少ないです。
代表的な例を挙げると、東京駅の屋根には天然スレートが使用されています。
3.波型スレート
波型スレートは、化粧スレートの一種です。
化粧スレートのような平たい板状ではなく、波状に加工されています。
化粧スレートに比べると耐久性や耐火性に優れているのが特徴。一般家庭に使われることは少なく、工場や倉庫の屋根に使用される場合が多いです。
スレート屋根とアスベストの関係

2004年以前に作られたスレート屋根には、アスベストが含まれていました。
アスベストを混ぜると強度が上がり、スレート屋根が長持ちするためです。
しかし、アスベストの健康被害が問題視されるようになって、アスベストを含む建材の製造・使用を禁止する法律が2004年に施行されました。
したがって、2005年以降に設置されたスレート屋根にはアスベストは含まれていません。
「2004年以前に建てた家に住んでいるけど、屋根にアスベストが残っているかもしれないの?」と不安に思っている方もいるかもしれませんが、安心してください。
アスベストが含まれていたとしても、スレートを割ったり粉砕したりしない限りは、人体に影響はないといわれています。
ただ、屋根のリフォームを行う場合は、撤去作業時にアスベストが飛散する可能性があります。
必ず専門の業者に撤去を依頼するようにしましょう。
スレート屋根の歴史

スレート屋根は、アスベスト問題の影響もあり、時代が流れるにつれて特徴が変化しています。
第一世代から第三世代まで、それぞれのスレート屋根の特徴を以下で解説していくので、ぜひ参考にしてください。
第一世代:~1990年代前半
1990年代前半頃までに作られた初期のスレート屋根には、アスベストが含まれています。
アスベストのおかげで強度が高くなっていたので、初期のスレート屋根の耐用年数は35年〜40年程度。
現在でも綺麗な形で残っている可能性は大いにあるでしょう。
アスベストを含んだスレート屋根の代表的な商品名には、以下のようなものがあります。
・アーバニー
・ニューコロニアル
・フルベスト
中古の住宅などを購入する予定がある方は、覚えておくと便利です。
第二世代:1990年代後半~2000年
1990年代後半頃になるとアスベストの健康被害が問題視されるようになり、アスベストを含まないスレート屋根が登場しました。
この第二世代のスレート屋根は「ノンアスベスト屋根」と呼ばれています。
アスベストが含まれていない分、耐久性が低いのが特徴。屋根の剥がれや割れが起きやすく、耐用年数は15年〜20年程度です。
第二世代のスレート屋根をマイホームに取り入れている方は、そろそろ大がかりなリフォームが必要になってくる時期かもしれません。
第三世代:2000年以降
ノンアスベスト屋根の「耐久性が低い」という弱点を受けて改良され、2000年以降に登場したのが第三世代のスレート屋根です。
アスベストを含めずとも、耐用年数は30年程度にまで改善されました。
技術が進歩し、色褪せや苔が発生しにくい商品も発売されています。
「スレート屋根は金属屋根や瓦屋根よりも劣っている」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、第三世代のスレート屋根は他に劣らず、充分におすすめできる屋根材です。
スレート屋根を取り入れるメリット

スレート屋根(化粧スレート)を自宅の屋根材として使用するメリットを、4つ紹介します。
1.価格が安い
2.軽量で耐震性がある
3.デザインが豊富である
4.工事が比較的簡単である
「どの屋根材を選ぼうか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。
1.価格が安い
スレート屋根の最大の魅力は、価格の安さです。
新築時の施工費用だけではなく、メンテナンス費用も他の屋根材より安く済みます。
「屋根にはそこまでお金をかけたくない」「とにかく安く家を建てたい」と考えている方には、スレート屋根はぴったりの屋根材だといえるでしょう。
2.軽量で耐震性がある
金属屋根には少し劣りますが、スレート屋根は比較的軽量です。
軽い分だけ建物にかかる負担が少ないので、「耐震性が高い」というメリットがあります。
地震などで強い揺れを感じても、建物が倒壊してしまうリスクを下げられるでしょう。
日本は地震が多い地域なので、耐震面を考えるならスレート屋根か金属屋根がおすすめです。
3.色やデザインが豊富である
スレート屋根は、色やデザインが比較的豊富です。
黒・茶・グレーなどの定番色だけではなく、グリーンやブルーなどのカラフルな色味も用意されています。
また質感の種類も豊富なので、和風・洋風・モダンなどさまざまなスタイルの家に合わせられますよ。
屋根のデザインまでこだわりたい方におすすめの屋根材です。
4.工事が比較的簡単である
スレート屋根は軽量で扱いやすく、工事が比較的簡単です。施工に高度な技術を必要としないので、施工不良なども起こりにくいでしょう。
工期をできるだけ短くしたい方におすすめできる屋根材です。
スレート屋根を取り入れるデメリット

スレート屋根にはメリットだけではなく、留意しておくべきデメリットも存在します。
1.耐久性が低い
2.メンテナンス頻度が多い
屋根材をスレート屋根に決める前に、しっかりと把握しておきましょう。
1.耐久性が低い
スレート屋根は、他の屋根材に比べると耐久性が低いといわれています。
たしかに、金属屋根のガルバリウム鋼板なら耐用年数が20年〜40年程度、和瓦なら耐用年数が50年前後なので、それらに比べると耐用年数は短いです。
しかし、第三世代のスレート屋根なら30年程度は使い続けられます。金属屋根の耐用年数と大きな差はないので、気にするほどのデメリットだとはいえないでしょう。
2.メンテナンス頻度が多い
スレート屋根は価格が安い分、こまめなメンテナンスが必要です。
10年以上経つと塗装が剝れてくる場合が多いので、塗り直しが必要だと考えておきましょう。
また、ひび割れや反りが生じやすかったり、苔が生えやすかったりといったデメリットもあります。定期的な点検・補修が必要です。
ただ、スレート屋根も改良が進んでいるので、色褪せや苔を予防できる商品も販売されています。メンテナンスの頻度が気になる方は、一度業者に相談してみると良いでしょう。
スレート屋根と金属(ガルバリウム鋼板)・和瓦(陶器瓦)の違い
「屋根材には沢山種類があるので、どれを選べば良いかわからない」と迷っている方は多いでしょう。
そこでこの章では、代表的な屋根材であるスレート屋根・ガルバリウム鋼板・和瓦を6つの項目で比較します。
以下の表にわかりやすくまとめたので、チェックしていきましょう。
スレート屋根 | ガルバリウム鋼板 | 和瓦 | |
---|---|---|---|
屋根材の価格 | 4,200円/㎡~ | 6,820円/㎡~ | 6,230円/㎡~ |
屋根材の重量 | 18kg/㎡ | 5kg/㎡ | 48kg/㎡~ |
耐久性 | △ | 〇 | ◎ |
防音性 | 〇 | △ | ◎ |
断熱性 | 〇 | △ | ◎ |
色やデザイン | 〇 | 〇 | △ |
上記の表を見てわかるとおり、屋根材によってメリット・デメリットは異なります。
全ての項目において優れている屋根材はないので、「何を優先させたいか」によって選ぶべき屋根材も変わってくるでしょう。
「なるべくコストを抑えたい」「デザインにこだわりたい」「防音性や断熱性も重視したい」という方には、スレート屋根がおすすめです。
スレート屋根をめぐる昨今の動向

1990年代頃~2000年頃までは、トップのシェア率を誇っていたスレート屋根。しかし、アスベストの健康被害が問題視されるようになってからは徐々にシェア率が低迷し、瓦屋根に追い越されてしまいます。
しかし、2011年に東日本大震災が起こると、スレート屋根は再び人気を集めます。スレート屋根は瓦屋根よりも軽量で、耐震性が高いからです。
現在では、スレート屋根よりもさらに軽量で耐久性が高い「ガルバリウム鋼板」が注目を集めるようになり、トップの座を譲り渡しています。
スレート屋根の寿命・耐用年数

スレート屋根の寿命は、先述したように、製造された時期によって異なります。
以下の表に耐用年数をまとめたので参考にしてください。
スレート屋根の種類 | 耐用年数 |
---|---|
第一世代 | 35年~40年 |
第二世代(ノンアスベスト屋根) | 15年~20年 |
第三世代 | 30年程度 |
自宅の屋根が第一世代・第二世代のスレート屋根の場合は、そろそろ大がかりなリフォーム工事が必要になる時期です。信頼できる業者に依頼して、第三世代のスレート屋根、もしくは他の屋根材に葺き替えてもらいましょう。
第三世代のスレート屋根は30年程度長持ちしますが、点検・補修・塗り替えなどのメンテナンスは必要です。
スレート屋根が劣化しているサイン5つ

スレート屋根が劣化しているサインを5つ紹介します。
1.色褪せている
2.苔が繁殖している
3.ひび割れがある
4.欠けている箇所が目立つ
5.スレートが反っている
「メンテナンスやリフォーム工事が必要なタイミングがわからない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
1.色褪せている
スレートの色が薄くなっている状態が「色褪せ」です。新築時から5年〜7年程度経つと塗膜の効果が切れてくるので、色褪せの症状が現れます。
屋根の色が薄くなっていると家全体が古い印象になるので、気になる方も多いでしょう。
スレート屋根の色褪せは、塗装のメンテナンスで回復が可能です。屋根のイメージチェンジをしたいという場合にも、塗装はおすすめですよ。
2.苔が繁殖している
屋根に付着している茶色い汚れのようなものは苔です。新築時から7年〜10年程度で苔の繁殖が目立つようになります。
特に日が当たりづらい北面は、苔が繁殖しやすいのが特徴。苔が繁殖を続けると、スレート自体が脆くなってしまう可能性があります。
苔の繁殖は「塗膜の劣化」が原因である場合が多いです。苔が気になる方は、定期的に塗装のメンテナンスを行いましょう。
塗装をする際に、高圧洗浄でしっかりと苔を洗い流してもらってください。
3.ひび割れがある
新築時から10年程度経つと、スレートのひび割れが増えてくるでしょう。
スレートは雨水を含むと膨張し、晴れた日に乾くと収縮します。膨張と収縮を繰り返しているうちに負担がかかり、ひび割れが発生してしまいます。
ひび割れを放置しているとスレート自体が割れてしまう可能性があるので、こまめな点検・補修が必要です。
4.欠けている箇所が目立つ
スレートのひび割れを放置していると、「スレートの欠け」に発展します。
スレートの欠けが目立つ場合は、屋根の状況がかなり悪い証拠。早急にメンテナンスを行いましょう。
補修だけでは済まず、スレートの部分交換や葺き替えが必要になる可能性もありますよ。
スレートの欠けが発生する前に、こまめにひび割れを補修することが大切です。
5.スレートが反っている
「スレートが浮いている」「隙間が広くなっている」と感じたら、スレートが反っている可能性があります。スレートの反りも、屋根の状態がかなり悪い証拠です。
一度反ったスレートは、元には戻りません。また、反りが進行すると少しの刺激でも屋根が割れてしまうようになるので、大きなリフォーム工事が必要になる可能性も。
スレートの反りにいち早く気づくためにも、こまめに点検・補修を行いましょう。
スレート屋根に必要なメンテナンスと費用

スレート屋根に必要なメンテナンスを4つ紹介します。
1.ひび割れの点検と補修
2.棟板金(むねばんきん)の修理
3.換気棟の取りつけ
4.スレート屋根の葺き替え
前章で紹介したような劣化症状が現れたら、症状に見合ったメンテナンスが必要です。以下でメンテナンス費用の目安も取り上げるので、ぜひ参考にしてください。
1.ひび割れの点検と補修
新築時から5年を目安に行う必要があるメンテナンスが「ひび割れの点検・補修」です。以降も5年おきに行うようにしましょう。
ひび割れの点検・補修をこまめに行っていれば、スレートの大きな割れや欠け、反りなども防げます。
費用相場は2万円~4万円程度。ひびが入っている場所があれば裏側から接着剤を注入する比較的簡単な作業で、1日〜2日ほどで終了します。
2.棟板金(むねばんきん)の修理
10年~15年に1度必要なのが、「棟板金の修理」です。棟板金とは、スレート屋根のてっぺんにある板金でできた蓋のこと。
強い雨風などで固定に使われている釘が傷むと、棟板金が外れて飛ばされてしまう可能性があります。
予防のためにも、10年〜15年を目安に新しいものに交換するようにしましょう。
費用の目安は10万円〜30万円程度です。
3.換気棟の取りつけ
新築時に換気棟を取りつけていない場合は、取りつけ工事を行うのがおすすめです。
換気棟とは、穴が空いた棟板金部材のこと。屋根に穴が開くと熱や湿気が逃げやすくなるので、2階が過ごしやすくなります。
また、屋根の下地材を傷める湿気が放出されるので、スレート屋根の長寿命化にもつながりますよ。
ひび割れや棟板金の点検の際に、併せて行ってもらうと良いでしょう。費用の目安は3万円〜10万円程度です。
4.スレート屋根の葺き替え
スレート屋根が寿命を終える頃に必要になるのが「葺き替え工事」です。
古いスレートを撤去し、下地や木材を補強し、新しい防水シートと屋根材を張ります。
費用は、家の広さや新しい屋根材に何を使うかによって大きく変動します。140万円〜200万円程度を目安に考えておきましょう。
アスベストが含まれている場合は、別途で撤去費用もかかります。
メンテナンス費用を安くしたいならカバー工法もおすすめ!

「自宅のスレート屋根がそろそろ寿命を迎えるけど、葺き替え工事を行うほどの予算がない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
メンテナンスにかかる費用を抑えたい場合は、葺き替え工事ではなく「カバー工法」がおすすめです。
カバー工法とは、古い屋根材を撤去するのではなく、上から新しい屋根材を重ねる工事のこと。古い屋根材の撤去費用がかからない分、費用は80万円〜120万円程度で済みます。
ただ、内部の異常が直るわけではないので、後々トラブルが起こる可能性も。メリット・デメリットを比較して、よく考えてから選択しましょう。
スレート屋根のメンテナンスを行う際の注意点

スレート屋根のメンテナンスを行う際の注意点を、2つ紹介します。
1.塗装だけではスレート屋根の寿命は伸ばせない
2.アスベストが含まれている場合は撤去・処理に費用がかかる
注意点を把握しないままメンテナンスを依頼してしまうと、予想以上に費用がかかってしまう可能性もあります。しっかりと把握しておきましょう。
1.塗装だけではスレート屋根の寿命は伸ばせない
スレート屋根の美観を保つためには定期的な塗装が必要ですが、塗装だけでは屋根の寿命は伸ばせません。
新しい塗膜で屋根を保護することで、屋根表面の寿命は伸びます。しかし、内部にある防水シートの寿命が伸びるわけではないので、屋根自体の寿命は変わらないと考えておきましょう。
スレート屋根を長持ちさせたいなら、塗装よりもこまめな点検・ひび割れ補修が大切です。
2.アスベストが含まれている場合は撤去・処理に費用がかかる
屋根の葺き替え工事を行う場合の費用目安は140万円〜200万円程度ですが、現在のスレート屋根にアスベストが含まれていると、別途で撤去・処理費用がかかります。
処理費用の目安は30万円〜50万円程度です。
費用負担は大きいですが、健康被害が出てしまう危険性があるので、必ずアスベスト処理専門の業者に依頼するようにしましょう。
スレート屋根のリフォームや施工事例を紹介!
「スレート屋根のリフォーム工事を行ったら、見た目にはどのような変化が出るの?」と疑問に思っている方に向けて、施工事例を紹介します。
屋根材選びの参考にしてください。
スレート屋根でマイホームにかかる費用を節約!
yt__homeさんは、マイホームにスレート屋根を取り入れたそうです。
屋根は見上げても見えない部分なので、費用節約には最適な場所ですよね。
瓦屋根に比べて大幅に耐用年数が短くなるわけではないので、最近ではスレート屋根を選択する方が増えています。
yt__homeさんのマイホームは、下から見える雨桶の部分がグレーになっていておしゃれですね。
yt__homeさんは「注文住宅でコスパよくオシャレに」をコンセプトにしたブログでも有益な情報を配信しているので、ぜひチェックしてみてください。
スレート屋根に関するよくある質問

最後に、スレート屋根に関するよくある質問3つに回答します。
1.スレート屋根に太陽光パネルは設置できる?
スレート屋根への太陽光パネルの設置はおすすめできません。
太陽光パネルを設置するとなると、屋根に多くの穴を空ける必要があります。穴を空けるとスレート屋根の耐久性が下がり、雨漏りが起きるリスクも高まるでしょう。
特に、第二世代のスレート屋根は耐用年数が短いので、太陽光パネルの設置は避けるべきです。
2.スレート屋根の割れに火災保険は適用される?
スレート屋根の割れの原因が自然災害であれば、火災保険が適用されます。たとえば、台風や地震などが適用される代表的なパターンです。
経年劣化による割れには適用されないので注意しましょう。
3.スレート屋根の補修はdiyでできる?
スレート屋根をdiyで補修するのはおすすめできません。
高所での作業になるため、慣れていない人が行うと大きな怪我や事故の原因になります。
また、不適切な修理はさらに深刻な問題を引き起こす可能性も。
屋根工事専門の業者に依頼するようにしましょう。
マイホームの屋根にかかる費用を抑えたいならスレート屋根がおすすめ!

マイホームの屋根にかかる費用を抑えたいなら、スレート屋根がおすすめです。第三世代のスレート屋根なら耐用年数も30年程度と長く、機能も他の屋根材に劣りません。
色やデザインも豊富なので、洋風・和風・モダンなどさまざまなスタイルの家に合わせられるでしょう。
マイホームの屋根材選びに迷っている方は、ぜひスレート屋根を検討してみてください。
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