外壁コーキングのひび割れはDIYで直せる?補修費用の相場とおすすめのコーキング剤を紹介の画像01

「コーキングのひび割れや剥離が気になっている…」という方も多いのではないでしょうか。
コーキングに劣化症状が見られたら、早めの補修が必要です。
そこで本記事では、外壁コーキングの寿命や補修工事の流れ、費用相場などを解説します。
DIYで補修できるのかについても取り上げるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



外壁のコーキングとは?

外壁コーキングとは、外壁にある隙間を埋める充填剤のことです。シーリングと呼ばれる場合もあります。
建物の外壁に使用されることが多い「ALCパネル」や「サイディングボード」。必ず「目地」という隙間が生まれるので、空いている部分を埋めなければなりません。

隙間が空いたままだと、水が浸入したり外壁が損傷したりする原因になります。
したがって、コーキングは外壁工事において重要な工程だといえるでしょう。
コーキングは外壁だけではなく、窓や玄関などのサッシや水回りなどにも使用されます。

外壁におけるコーキングの主な役割3つ

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外壁におけるコーキングの主な役割を3つ紹介します。

1.防水性を高め雨漏りなどを防ぐ
2.空気の出入りを防ぐ
3.耐震性を高める

コーキングの役割を知れば、コーキング補修の重要性もわかるようになるはずです。以下で詳しく解説していくので、しっかりと確認していきましょう。

1.防水性を高め雨漏りなどを防ぐ

外壁コーキングの最も重要な役割が「防水」です。ボード同士の隙間から雨水が侵入するのを防ぎ、建物を保護します。
もしコーキングがしっかりと行われていないと、雨水が建物の内部にまで侵入し、建物自体の寿命を縮めてしまいます。
その状態を放置していると、雨漏りなどが起こる可能性もあるでしょう。
建物の状態を良好に保つためにも、防水性を高めるコーキング工事は重要です。

2.空気の出入りを防ぐ

外壁コーキングには、空気の出入りを防ぐ役割もあります。特にわかりやすいのが冬場です。
コーキングでしっかりと隙間を防げば、室内の暖かい空気が外に逃げるのを防ぎ、外の冷気が室内に侵入するのも防げます。
夏の場合は逆になりますが、同様の効果が期待できるでしょう。
長い目で見れば、電気代の節約にもつながります。

3.耐震性を高める

外壁コーキングには、建物を振動から守る役割もあります。
コーキングはゴムのような柔軟性を持っており、振動を緩和してくれるからです。
たとえば地震があり、外壁に大きな振動が伝わったと仮定してください。コーキングがあれば振動を吸収してくれるので、外壁にかかる負担も軽減されます。
外壁のつなぎ目などの亀裂が生じるリスクも低くなるので、外壁の寿命も長くなるでしょう。
特に日本は地震が起こりやすい地域なので、外壁のコーキング工事は必須です。

外壁コーキングの寿命と補修が必要なサイン5つ

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一般的には、外壁コーキングの寿命は5〜10年程度だといわれています。しかし、劣化の進み具合は建物によって異なるので、一概にはいえません。
外壁コーキングの補修が必要なサインを5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.肉痩せしている
2.ブリード現象が起こっている
3.ひび割れしている
4.剥離している
5.欠落している

以下で各サインを詳しく解説していきます。

1.肉痩せしている

コーキングが本来の厚みよりも薄くなってしまった状態が「肉痩せ」です。
他の施工部分を比べてへこんでいる箇所があれば、肉痩せしていると考えてよいでしょう。
肉痩せは、コーキング補修が必要な最初のサインです。急ぐ必要はありませんが、補修工事の依頼を検討してください。

2.ブリード現象が起こっている

コーキング材が外に溶けだして、外壁面に支障が出ている状況が「ブリード現象」です。
コーキング材の成分が外壁に浸透して、外壁がベタつくようになります。ベタつくと外壁が汚れやすくなるので、シミができてしまう場合もあるでしょう。
ブリード現象が起こると、コーキング材が本来の役割を果たせなくなるので、外壁の寿命を縮める原因になります。
急ぐ必要はありませんが、メンテナンスを検討しましょう。
ブリード現象を防げるノンブリードタイプのコーキング材もあるので、補修工事を依頼する際は業者に尋ねてみてください。

3.ひび割れしている

コーキングに裂け目ができている状態が「ひび割れ」です。細かいひび割れなら様子を見ても大丈夫ですが、大きな裂け目がある場合は早急に対処しましょう。
外壁が振動や伸縮に耐えられなくなっている証拠なので、放置すれば外壁や建物自体にも影響が出てきます。
また、複数個所にひび割れが見られる場合も、早めの補修工事が必要です。

4.剥離している

コーキング材が接着面から外れている状態が「剥離」です。コーキング材としての役割を全く果たせていない状態なので、早めにメンテナンスを行ってください。
放置すれば雨水などが侵入し、建物の寿命を縮めたり、雨漏りが起こったりする可能性もあります。
補修工事を依頼して、コーキングの防水機能を復活させましょう。

5.欠落している

コーキング材が欠けていたり、落ちていたりする状態が「欠落」です。
欠落も剥離と同様に、コーキング材としての役割を果たせていない状況だといえます。
もし侵入した雨水が外壁の下地にまで到達してしまったら、外壁自体が反ってしまう可能性も。そうなると外壁自体の取り換えが必要になり、工事費用もかさみます。
外壁の欠落を見つけたら、大事になる前に、早めに補修工事を依頼するようにしましょう。

外壁コーキングの補修は自分でDIYできる?

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ホームセンターなどでもコーキング材は市販されていますが、コーキングの補修をDIYで行うのはおすすめできません。
外壁のコーキングには専門的な知識が必要です。正しい手順で施工することはもちろんですが、外壁と相性が良いコーキング材を見極める力も必要です。
少し乾燥時間が短かったり、洗浄を丁寧に行わなかったりしただけでも、施工不良につながります。
施工不良があると雨水の侵入を防げず、建物自体を劣化させてしまう可能性もありますよ。
また、コーキングの補修は高所での作業になるため、慣れていない人が行うと、怪我や事故が起きてしまう危険性も。
知識と経験があるプロの業者に依頼した方が、ミスなく安全に補修工事を終えられるでしょう。

外壁におすすめのコーキング材の種類4つと耐用年数

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外壁に使われる場合が多いおすすめのコーキング材と耐用年数を紹介します。

1.アクリル系コーキング材
2.ウレタン系コーキング材
3.シリコン系コーキング材
4.変成シリコン系コーキング材

業者に補修工事をお願いする場合は、外壁と相性の良いコーキング材を選んでもらえる場合がほとんどなので、コーキング材についての知識は必要ありません。
ただ、コーキング材についてある程度わかっていれば、業者との話し合いも進めやすくなりますよ。
以下で詳しく解説していくので、確認しておきましょう。

1.アクリル系コーキング材

最も安価で使いやすいのが「アクリル系コーキング材」です。上からの塗装も可能なので、「コーキングが露出した状態は見映えが悪い」と考えている方にもおすすめできるでしょう。
ブリード現象を起こさないタイプも展開されています。
ただ、耐久性に劣るのが難点で、耐用年数は5年程度です。

2.ウレタン系コーキング材

少し前まではコーキング材の主流で、多くの建物に使われていたのが「ウレタン系コーキング材」です。
硬化後も弾力が残るので、揺れなどの刺激にも強いコーキング材だといえるでしょう。
値段も比較的安価なので、外壁塗装工事と同時に補修する場合にもおすすめできます。
ただ紫外線に弱いのが難点で、上からの塗装は必須です。したがって、上から塗装を行えない場所への施工には向きません。
耐用年数は5年〜10年程度です。

3.シリコン系コーキング材

他の塗料よりも耐水性や耐久性に優れているのが「シリコン系コーキング材」です。過酷な環境でもしっかりと役割を果たし、建物を守ってくれます。
ただ、塗料を弾く性質があるため、上から塗装を行えません。したがって、周囲と色を統一させたい場所への施工には不向きです。
上から塗装を行えない分、色のバリエーションは豊富に用意されていますよ。
耐用年数は約10年です。

4.変性シリコン系コーキング材

シリコン系コーキング材の良さを取り入れつつ、上から塗装を行えるように改良されたコーキング材が「変性シリコン系コーキング材」です。
耐水性にも優れているので、水回りの施工にも使えます。
デメリットは、他の塗料に比べると価格が高いという点です。ただ、耐用年数が10年〜15年と長いので、コストパフォーマンスが高いコーキング材だといえるでしょう。

外壁コーキング補修工事の種類とメリット・デメリット

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外壁コーキングの補修工事には、以下の2つの工法があります。

・打ち替え(打ち直し)
・増し打ち(打ち増し)

いずれの工法にも良さがあるので、どちらを選べば良いか迷う方も多いでしょう。
以下で各工法のメリット・デメリットを解説していくので、工法選びの参考にしてください。

打ち替え(打ち直し)

現在のコーキングを全て取り外し、新しく充填する工法が「打ち替え(打ち直し)」です。
以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・耐用年数が長い
・防水性や耐震性をしっかりと確保できる
・工事費用が高くなる傾向にある

使用するコーキング材にもよりますが、耐用年数は7年〜10年程度。
建物を保護する機能もしっかりと確保できるので、一度施工すればしばらくメンテナンスは必要ありません。

増し打ち(打ち増し)

既存のコーキング材を取り除かず、上から新しいコーキング材を充填する工法が「増し打ち(打ち増し)」です。
以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
・施工時間が短い
・費用を抑えられる
・耐用年数が短い
・見えない箇所の劣化に気がつきにくい

「増し打ち(打ち増し)」は、傷んでしまったコーキング材を修復できるわけではありません。古いコーキング材と新しいコーキング材が馴染むこともないため、時間が経てば、増し打ちした箇所も徐々に剝れていきます。
耐用年数も2年〜5年程度と短めです。
したがって、増し打ちは応急処置に過ぎないと考えておきましょう。
「どうしても費用を抑えたい」「工事に時間をかけられない」という場合にだけ選択するようにしてください。

外壁コーキング補修工事の費用相場

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外壁コーキング補修工事の費用相場を、「打ち替え」と「増し打ち」に分けて紹介します。

打ち替えの場合の費用相場

「打ち替え」の費用相場は、1mあたり900円〜1,200円程度です。
上記に加えて、既存のコーキング材を撤去する費用が1万円〜3万円程度と、足場を設置する費用が15万円程度かかります。
たとえば、2階建ての住宅に200mの施工をする場合は、以下のような計算になります。

900円×200m【コーキング費用】+1万円【撤去費用】+15万円【足場代】=34万円

したがって、最低でも34万円以上の費用がかかると考えておきましょう。

増し打ちの場合の費用相場

「増し打ち」の費用相場は1mあたり500円〜900円です。
既存のコーキング材の上に充填するので、コーキング材の撤去費用がかからず、量も少なくて済みます。
2階建ての住宅に200mの施工をする場合は、以下のような計算になります。

500円×200m【コーキング費用】+15万円【足場代】=25万円

したがって、最低でも25万円以上の費用がかかると考えておきましょう。「打ち替え」と比べると、10万円程度は安く済みます。

外壁コーキング補修工事の流れ

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「打ち替え」で外壁コーキング補修工事を行う場合の流れを解説します。
業者に任せる場合は細かく把握する必要はありませんが、工事内容を把握していれば、安心して工事を見守れますよ。
工事は以下の7つのステップで行われます。

1.カッターで切り込みを入れて既存のコーキング材を取り除く
2.コーキングを施工する箇所に、バックアップ材やボンドブレーカーをつけていく
3.コーキングを施工する箇所の両際にマスキングテープを貼る(コーキング材が外壁につかないようにするため)
4.コーキング材専用のプライマーを塗る
5.コーキング材を充填する
6.ヘラを使ってコーキング材の表面を平らにしていく
7.マスキングテープをはがす

補修工事は、空気が乾燥している時期なら3日〜4日程度、空気が湿っている時期なら5日~6日程度かかります。

外壁コーキングの補修を行う際の注意点

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外壁コーキングの補修を行う際の注意点を、4つ紹介します。

1.見積書の内容が不明瞭な業者は選ばない
2.コーキング工事に特化した職人が在籍しているかを確認する
3.業者の口コミ・評判をチェックしておく
4.コーキングの劣化を放置していると工事費用が高くなる

注意点を把握しないまま工事をお願いしてしまうと、施工不良が発生したり、工事費用が大幅に高くなってしまったりするかもしれません。
後悔しないためにも、しっかりと注意点を確認したうえで工事に臨みましょう。

1.見積書の内容が不明瞭な業者は選ばない

見積書の内容が不明瞭な業者は、水増し請求をしてくる可能性があるので気をつけましょう。
コーキング材にかかる費用は、「どのメーカーのコーキング材を何m使うか」によって変動します。
したがって、見積書に「コーキング材一式 〇円」などと記載されていると詳細がわからず、正しい金額なのかどうかの判断もできません。
また、見積書が雑な業者は施工も雑になる傾向があります。
詳しい見積りを出してくれる、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

2.コーキング工事に特化した職人が在籍しているかを確認する

「コーキングに特化した職人が在籍しているかどうか」も重要なポイントです。
外壁のコーキングは繊細な作業なので、高い技術力が必要になります。したがって、質が高い工事を求めるなら、コーキング専門の業者を選ぶのが理想です。
外壁や屋根の塗装も行っている業者に依頼する場合は、これまでの実績や能力のある職人がいるかどうかを確認しておきましょう。
工事業者と一口にいっても、塗装に特化した業者やリフォーム業者、防水工事専門の業者など、さまざまな分野に分かれます。
「幅広く全部の工事を請け負っている」というような業者は、一つひとつの技術が洗練されていない可能性もあるので、しっかりとリサーチしてから工事を依頼するようにしてください。

3.業者の口コミ・評判をチェックしておく

口コミサイトやGoogleマップなどで、業者の口コミ・評判をチェックしておきましょう。
実際に利用した人のリアルな意見は、何よりも参考になる情報です。業者の良い面はもちろんですが、悪い面も書かれている場合が多いので、より客観的な判断ができるようになります。
公式サイトにいくら良い文言が書かれていたとしても、口コミが悪い業者は信用できません。
利用者の口コミも確認したうえで、慎重に業者を選ぶようにしましょう。

4.コーキングの劣化を放置していると工事費用が高くなる

「工事を依頼するのが面倒くさい…」と感じてコーキングの劣化を放置していると、工事費用が高くなってしまうので注意してください。
建物の外観にそれほど影響が出ないので、コーキングの補修はつい後回しにしてしまいがちですよね。しかし、劣化したコーキングを放置していると、外壁や建物自体へのダメージにもつながります。
劣化が進めば、コーキングの補修だけではなく、外壁の取り換えなどが必要になってしまう可能性も。
そうなると、工事費用は優に2倍を超えてしまうでしょう。
コーキング材の劣化症状を見つけたら、早めに対処するようにしてください。

外壁コーキング補修工事の事例を紹介!

外壁のコーキング補修工事の事例をインスタグラムの投稿から紹介します。
「補修工事のビフォーアフターが見たい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

外壁コーキング工事の流れ

onesline8さんは、外壁コーキング工事の作業の流れを写真付きでわかりやすく解説しています。
工事の流れについては先ほどの章でも解説しましたが、写真がある方がもっとイメージがつきやすいはず。
外壁コーキングの補修を検討している方は、ぜひonesline8さんの投稿をチェックしてみてください。

天窓のコーキング工事の様子

同じくonesline8さんのアカウントから、天窓コーキング工事についての投稿を紹介します。
天窓のコーキング工事は外壁コーキングとは異なりますが、作業の大まかな流れやコーキング自体の役割は同じです。
こうやって職人さんが一つひとつの作業を丁寧に行っているのですね。
動画を見るとわかるように、コーキングの施工には繊細な技術が必要です。「DIYで行いたい!」と考えている方も、プロにお願いする方法を検討してみてはいかがでしょうか。

コーキング打ち替え工事の様子

hokushin0328さんは、コーキング打ち替え工事の様子を写真と動画でわかりやすく投稿しています。
動画を見るとわかるように、自宅が大きいとその分施工範囲も広いので、コーキングの打ち替えだけとはいえ大変な作業です。
雨水の侵入を防ぐために、窓のサッシ回りもしっかりと施工しなければなりません。
施工不良を防ぐためにも、プロの業者にお願いする方が安心だといえるでしょう。

外壁コーキングの補修は外壁塗装と同時に行うのがおすすめ

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外壁コーキングの補修は、外壁塗装と同時に行うのがおすすめです。
主な理由を以下にまとめました。

・コーキングを「先打ち」すればコーキングの寿命が伸びる
・足場代を節約できる
・工事期間を短縮できる

コーキングと外壁塗装を並行して行うと、外壁を塗装する前にコーキングを打つ「先打ち」が可能です。先打ちすると塗膜がコーキングを保護してくれるので、コーキングの寿命が伸びます。
長い目で見れば、メンテナンス費用の削減につながるでしょう。
また、2つの工事を同時に行えば、足場代の節約・工期の短縮も可能です。
コーキングと外壁塗装を別々の時期に行うと、そのたびに足場を設置しなければなりません。足場の設置代は高額なので、2回も設置するのはもったいないですよね。
工事を1度にまとめれば、足場の設置も1回で済みます。
コーキングの乾燥と塗料の乾燥も同時並行できるので、工期を短縮できるのもメリットです。
コーキングも外壁塗装も、定期的なメンテナンスは必須。2つを同時に行って、工事にかかる費用や手間を削減しましょう。

外壁のコーキングに関するよくある質問

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最後に、外壁のコーキングに関するよくある質問3つに回答します。

1.外壁コーキングの補修工事に足場の設置は必要?

基本的には、外壁コーキングの補修工事には足場の設置が必要です。高所での作業になるため、足場がないと怪我や事故の原因になってしまいます。
ただ中には、ロープやはしごを使って作業を行い、無足場で工事を行ってくれる業者も存在しますよ。
見積りをお願いする際に確認してみましょう。

2.外壁コーキングの補修工事は雨でもできる?

外壁コーキングの補修工事は、雨天時は休工になる場合がほとんどです。
外壁が濡れているとコーキングが密着しづらいうえに、乾燥に時間がかかって施工不良を招く恐れがあります。
また、古いコーキングを撤去した際に雨水が建物内に侵入するリスクもあります。
したがって、DIYでコーキング補修を行う場合も雨の日は避けるようにしましょう。

3.外壁コーキングのひび割れは火災保険の対象になる?

外壁コーキングのひび割れは、火災保険の対象になる場合があります。
ただし、経年劣化によるひび割れは対象外です。
地震や台風など、火災保険の対象となる災害によってひび割れが生じた場合には、保険が適用されます。
詳しくは保険会社に問い合わせてみましょう。

外壁コーキングの補修工事を信頼できる業者に依頼しよう!

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外壁のコーキングは、建物を保護する役割がある重要な部分です。劣化症状を放置していると、外壁や建物自体にも深刻な影響が出るかもしれません。
コーキングのひび割れや剥離を見つけたら、なるべく早めに補修工事を依頼しましょう。
「どの業者に依頼すれば良いか分からない」と悩んでいる方は、ぜひ「外壁塗装の窓口」を利用してみてください。
4500社以上の施工店が登録しているので、あなたにぴったり合った塗装業者が見つかるはず。
コーキングの補修と外壁塗装を同時に行ってもらえるので、メンテナンス費用の削減にもつながりますよ。

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