外壁塗装のおすすめ塗料6選!業者や色、塗料の選び方を解説の画像01

今回は外壁塗装に関して、おすすめ塗料を6つご紹介します。
業者や色、塗料の選び方まで解説するので、外壁を塗り替えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

記事の最後では、外壁塗料でよくある失敗をご紹介します!
外壁塗装を成功させたい方は、要チェックですよ!



外壁塗装で悩んでいる方必見!おすすめ塗料6選

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外壁塗装のおすすめ塗料を、6つピックアップしました。

塗料 おすすめな人
日本ペイント「パーフェクトシリーズ」 高い耐久性を求める人
関西ペイント「アレスダイナミックTOP」 工期を長引かせたくない人
エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」 ツヤのある仕上がりにしたい人
ロックペイント「ハイパーユメロック」 メンテナンスのしやすさを重視する人
OK-DEPOT「スーパームキコート」 塗料のにおいが気になる人
日進産業「ガイナ」 遮熱・断熱効果を期待する人

ひとつずつ見ていきます。

高い耐久性を求める方におすすめの塗料:日本ペイント「パーフェクトシリーズ」

パーフェクトシリーズ
発売メーカー 日本ペイント
塗料のタイプ ラジカル塗料
おすすめな人 ・耐久性の高さを重視したい人
・コストパフォーマンスのよい塗料を探している人

日本三大塗料メーカーのひとつである「日本ペイント」が発売している、「パーフェクトシリーズ」。
パーフェクトシリーズは「ラジカル塗料」の代表格で、コストパフォーマンスのよさと高い耐久性が人気の秘訣です

塗料に含まれる酸化チタンは、紫外線に当たるとラジカルという物質を発生させます。
ラジカルが塗膜を劣化させる原因となりますが、ラジカル塗料にはこの物質の発生を抑える効果があるんです。
加えて、低汚染性・防藻・防カビ機能も付与されているので、美しい外観を長期間保てるでしょう。

工期を長引かせたくない方におすすめの塗料:関西ペイント「アレスダイナミックTOP」

アレスダイナミックTOP
発売メーカー 関西ペイント
塗料のタイプ ラジカル塗料
おすすめな人 ・悪天候による工期遅延を避けたい人
・耐久年数の長さを重視する人

「アレスダイナミックTOP」はラジカル塗料に分類され、高い耐久性を誇ります。
一般的な塗料の耐久年数は10年程度ですが、アレスダイナミックTOPは約15年持つといわれています

付着力が優れているため、梅雨の時期でも使用できるのがポイント。
水回り付近や日陰といった、湿気の多い場所でも問題ありません。
天候や気候により工期が遅延する心配が少なく、日常生活や近隣への影響を最小限にできますよ。

ツヤのある仕上がりにしたい方におすすめの塗料:エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」

エスケープレミアムシリコン
発売メーカー エスケー化研
塗料のタイプ ラジカル塗料
おすすめな人 ・ツヤのある仕上がりにしたい人
・メンテナンスしやすい塗料を探している人

「エスケープレミアムシリコン」はラジカル塗料で、耐候性・耐久性に優れています。
低汚染性・防藻・防カビ機能があり、メンテナンスが簡単です。

さらに、塗膜にシリコン樹脂が含まれることで、滑らかかつ光沢ある仕上がりになります
ツヤの状況は
・艶有り
・半艶
・3分艶
・艶消し
の4種類から選択できるので、好みに合わせて選んでみてください。

メンテナンスのしやすさを重視する方におすすめの塗料:ロックペイント「ハイパーユメロック」

ハイパーユメロック
発売メーカー ロックペイント
塗料のタイプ シリコン塗料
おすすめな人 ・高い耐久性と低汚染性がほしい人
・環境に配慮した塗料がよい人

「ハイパーユメロック」は、建築用・DIY用の塗料を多数販売するメーカー、ロックペイント社の塗料です。
ロックペイント独自の技術を用いており、高い耐久性と低汚染性が魅力といえるでしょう

【ロックペイント独自の技術】
特殊三元ハイブリッド形アクリルシリコン樹脂による「W効果」
①塗膜表面を親水化させ、雨水で汚れを粗い流す「低汚染性」
②塗膜の劣化の原因となる紫外線・酸性雨に強い「耐久性」

鉛・クロムなどの有害な重金属を配合していないので、環境にもやさしい塗料ですよ。

塗料のにおいが気になる方におすすめの塗料:OK-DEPOT「スーパームキコート」

スーパームキコート
発売メーカー OK-DEPOT
塗料のタイプ ハイブリッド塗料
おすすめな人 ・無機塗料と有機塗料のいいとこ取りをしたい人
・塗料のにおいが苦手な人

「スーパームキコート」は無機塗料の耐候性と、有機塗料の耐クラック性を兼ね備えたハイブリッドタイプの塗料です。
シリコンの含有量は50%以上で、他の塗料と比較して紫外線に強いのが特徴

フッ素樹脂塗料をしのぐ耐候性があり、20〜30年経過した時点での光沢保持率は80%といわれています。
石やガラスなどの無機物で構成されているため、燃えにくく、においも気になりにくいです。

遮熱・断熱効果を期待する方におすすめの塗料:日進産業「ガイナ」

ガイナ
発売メーカー 日進産業
塗料のタイプ 特殊セラミック塗料
おすすめな人 ・遮熱断熱効果の高さを重視したい人
・安全な塗料を使用したい人

「ガイナ」は「JAXA(宇宙航空研究開発機構)」の断熱技術を応用して開発されました。
省エネ大賞審査員特別賞を受賞したことのある「日進産業」が販売しています。
遮熱・断熱性能が高く、外壁塗装に使用すると冷房・暖房効率アップが期待できますよ

また、ガイナはF☆☆☆☆(フォースター)を取得している安全な塗料です。
低品質な塗料には、アレルギー症を引き起こす可能性がある「ホルムアルデヒド」が多量に含まれることがあります。
F☆☆☆☆(フォースター)とは、塗料にホルムアルデヒドがほとんど含まれていないことを示しているんです。

外壁塗装の重要性

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定期的な外壁塗装は、マイホームに長く快適に住むために欠かせません
外壁塗装によって適切に保護された建物は劣化スピードが遅くなり、資産価値を維持しやすいです。

さらに、外壁塗装は住まいの見た目を美しく保ち、紫外線や雨風、降雪から建物を守ります
経年劣化で塗膜が薄くなると、雨漏りが発生したり、シロアリ被害にあったりしますよ。
建物に雨水が侵入した場合、建物内部が腐食して住宅の寿命を縮める恐れも。

なお、「塗料の機能性が低い」または「施工不良により処置が適切でない」ときは、短期間で再塗装が必要になる可能性があります。
外壁塗装を成功させるには、適切な頻度で高品質な工事を施すことが大切です。

外壁塗装のタイミング

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外壁塗装を行うのは、10年に1度程度がおすすめです
なお、建物への日光の当たり方や、外壁に使用する塗料によって外壁塗装の寿命は異なります。

参考として、外壁塗装が必要となる劣化症状をいくつかご紹介しましょう。

劣化症状 状態
チョーキング現象 触るとチョークのような白い粉が付着する。塗膜の表面が劣化して、防水機能が低下している状態。
コーキングの劣化 コーキングに圧力がかかり、ひび割れやはがれが生じる。劣化部分から、建物内部に雨水が浸入する恐れがある。
外壁の色あせやはがれ 劣化により塗料が本来の機能を果たせていない状態。
外壁のカビやコケ 放置しておくと増殖し、建物や人体に悪影響を与える。

外壁の塗り替えに関しては、こちらの記事も要チェックです!
外壁の塗り替えは何年目がベスト?外壁塗装の費用相場と失敗しないためのポイント

外壁塗装における業者の選び方

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外壁塗装における業者の選び方を5つご紹介します。

・施工実績が豊富
・アフターフォローが充実している
・質問に対して真摯に答えてくれる
・見積もりの根拠が明確
・資格や許可証を所有している

業者選びでお悩み中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

施工実績が豊富

施工実績が豊富な業者は、専門的な知識とノウハウを有している可能性が高いです
施工実績を確認する際は、業者の公式ホームページや口コミサイトにて次のポイントをチェックしましょう。

・実績数
・得意な分野
・施工写真
・施工内容
・施工にかかった料金
・口コミ

外壁塗装とひと口に言ってもマンションやビル、住宅など……、種類はさまざま。
自宅の塗装は、住宅を得意とする業者に任せるのが安心です

アフターフォローが充実している

万が一、施工不良が見つかったときに備え、外壁塗装ではアフターフォローが充実した業者を選ぶとよいですね
契約を結ぶ前には保証内容に加え、保証条件や保証範囲まで確認してください。
一般的に、天災や自然現象、経年劣化は保証の対象外となります。

アフターフォローをチェックしたら、必ず保証書を発行してもらいましょう
「言った・言わない」のトラブルを防ぐために、書面として残すことが大切です。

質問に対して真摯に答えてくれる

疑問を残したまま塗装を行うと、施工内容や見積もりが妥当なのかを判別できません
良質な塗装業者は、質問に対して真摯に答えてくれますよ。

対して、悪徳業者は専門用語を多く用いて、施工内容・費用を曖昧にしようとします
具体的には
・大幅な値下げを提案する
・不安をあおる言い方をする
・契約を急かす
・質問に対して的確な答えを返さない
上記のような業者は要注意。
「今すぐ対処しなければ倒壊する恐れがあります」などと施工を急がせて、他社と比較する時間を設けないようにするのは、悪徳業者がよく用いる手法です。

見積もりの根拠が明確

根拠が明確な見積書を作成する塗装業者は信頼できます
見積書のOK・NG例を見比べてみましょう。

【見積書のNG例】

名称 数量 単価
外壁塗装 一式 800,000円
足場工事 一式 500,000円
その他 一式 100,000円

【見積書のOK例】

名称 数量 単価 補足
外壁工事(塗料A) 100平方メートル 150,000円 〇〇(塗料の詳細)
外壁工事(塗料B) 80平方メートル 100,000円 〇〇(塗料の詳細)
足場設置、解体 200平方メートル 200,000円
高圧洗浄 100平方メートル 10,000円 駐車場とカーポートを含む
養生費用 一式 10,000円

外壁塗装では、内訳を1つずつ細かく表記するのが難しい場合に「一式」として費用を計上します。
NG例のように、一式表記が多いと何に・いくらかかっているのかが不透明になります。
納得して依頼するためにも、見積書には塗装面積や塗料名などを記載してもらうとよいですね


外壁塗装の見積書の見方について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
外壁塗装の見積もりはここをチェック!見積書の見方と注意点

資格や許可証を所有している

外壁塗装の業者を選ぶときは、所有している資格や許可証を確認しましょう
次のような資格・許可証を持っている業者は、信頼性が高いです。

・建設業許可
・塗装技能士
・外壁劣化診断士
・外壁塗装マイスター
・雨漏り診断士

建設業許可とは、請負契約にて500万円以上(公共工事の場合は100万円以上)の工事を行うために、業者が取得しなければならない許可のこと。
許可を受けるには、次のような条件を満たす必要があります。
・一定の資産要件を満たすこと(資本金や自己資本など)
・専任技術者を設置すること(各業種に応じた資格保有者)
・経営体制の整備(経営管理責任者の配置など)
建設業の許可は国土交通省の管轄なので、所有する業者は国によって「経営体制」と「技術者の保有」が認められているのです

ほかにも、厚生労働省が定めた計画にもとづいて実施される「技能検定」に合格した技術者を「塗装技能士」と呼びます。
1級を受験するには「7年以上の実務経験」が求められるので、高い技術力が期待できますね。

参考URL:建設業の許可とは
参考URL:技能検定のご案内

外壁塗装における塗料の選び方

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外壁塗装で塗料を選ぶ際は、まず塗料の特徴を理解しましょう。
代表的な塗料の種類を、以下にまとめました。

耐用年数 特徴
アクリル塗料 4〜7年 費用が安く、発色がよい。定期的に外壁を塗り替えてイメージチェンジしたい方におすすめ。
ウレタン塗料 8〜10年 密着力が高いので、雨どいや手すりの塗装に適している。
シリコン塗料 8〜15年 熱や紫外線に強く耐久性に優れ、コスパ重視の方に向いている。
フッ素塗料 15〜20年 光沢のある仕上がりが人気。耐候性・耐久性が高く、メンテナンスの手間がかかりにくい。
無機塗料 20~25年 価格が高い分、他の塗料よりも耐久性が高い。カビや藻の発生も防止できる。
ウレア塗料 25~30年 紫外線に強く、防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性も高いとされています。

耐久年数を重視したいのか、コストパフォーマンスを優先したいのか……、求めるものによって選ぶべき塗料は異なります

耐久年数が長い塗料を使えば、塗替えの回数が圧倒的に減る上に、長い期間、景観の美しさをキープできます。
予算と相談して、ご自身の好みに合う塗料を検討しましょう。

塗料選びに悩んでいる方には、KFケミカルのスーパーウレアコートがおすすめ。
無機塗料で有名なブランド「KFケミカル」が“超”高耐候性にこだわったスーパーウレアコートは、期待耐用年数30年を目指して開発されました。 長い期間にわたって美しい景観を保ちたい、塗り替えの回数を減らしたいという方はぜひスーパーウレアコートを検討してみてください。

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外壁塗装でおすすめの色

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周りの景色と馴染み、汚れや色あせが目立ちにくい色が、外壁塗装に向いています
建物の形状や素材、窓枠、玄関扉との相性も考慮すべきポイントのひとつです
例として、和風住宅の外壁に派手なピンク色を選んだら、色が悪目立ちしてしまいますよね。

注意点として、色は光の当たり方や面積、隣接する色によって見え方が変化します
塗装面積が大きいと、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える傾向に。

「色見本では素敵だったのに、外壁に塗ると雰囲気が違う……」という失敗をよく耳にします。
このような失敗を防ぐには
・大きめの色見本で確認する
・試し塗りをする
・シミュレーションサイトを活用する
・施工写真を参考にする
などの方法が効果的です。

外壁塗装でよくある失敗

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最後に、外壁塗装でよくある失敗をご紹介します。

・実際に塗装してみると、イメージしていた色味と違った
・色ムラや塗り残しがあり仕上がりが美しくない
・建物のカラーが周囲の景観と合っていない
・悪質な業者に依頼をして施工不良が見つかる
・塗装工事の相場を知らず高額な施工費用を請求される

色の見え方は塗装面積や周囲の環境によって異なるので、実際に塗ってみると「思ったのと違う」となる可能性も。
施工写真を確認したり、大きめの色見本で確認したりするのがよいでしょう。

施工店によって得意分野や技術力、費用はさまざまなので、外壁塗装を成功させるには「業者選びがカギ」といえます

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外壁塗装のおすすめ塗料を知った上で施工を進めよう

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今回は、外壁のおすすめ塗料や、業者・色・塗料の選び方をご紹介しました。
外壁塗装ならば、日本ペイントの「パーフェクトシリーズ」や、関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」などがおすすめです。

塗装業者を選ぶ際は、施工実績やアフターフォロー内容、所有している資格・許可証を確認しましょう。

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