
外壁は常に紫外線や雨風にさらされているので、家を建ててからある程度の時間が経つと、外壁リフォームが必要になります。
しかし、知識がないままリフォームに踏み切ってしまうと、金銭面で損をしてしまったり、トラブルに巻き込まれたりする可能性も。
業者に工事を依頼する前に、しっかりと知識をつけておく必要があるでしょう。
本記事では、外壁リフォームの費用相場や工事の流れ、業者を選ぶときのポイントなど解説します。
おしゃれな施工事例も取り上げるので、外壁リフォームを検討している方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
- 外壁リフォームは建物を「守る」ために必要
- 外壁リフォームを行うタイミングの見分け方
- 外壁リフォーム工事の主な種類3つ・費用相場
- 塗装で外壁リフォームを行う場合の塗料の種類・耐用年数
- カバー工法・張り替えで外壁リフォームを行う場合のサイディングの種類・耐用年数
- 外壁リフォーム工事の流れ(外壁塗装の場合)
- おしゃれな外壁リフォーム施工事例
- 外壁リフォームに使える補助金・助成金はある?
- 外壁リフォームを行う前に!把握しておきたい注意点4つ
- 外壁リフォーム業者を選ぶときのポイント
- 外壁リフォームはDIYできる?
- 信頼できる業者に外壁リフォームをお願いしよう!
外壁リフォームは建物を「守る」ために必要
「そもそも外壁リフォームって本当に必要なの?」
と疑問に思っている方もいるでしょう。
実は外壁リフォームは、外観をきれいに保つためだけに行うのではありません。
本当の目的は、「建物を守る」ことです。
一般的に新築で建てた家は、10年前後で保護・防水機能が切れます。そのまま放置していると、天候によるダメージを直接受け、雨漏りや内部の腐食につながる可能性があります。
建物の劣化を防ぐためには、定期的に外壁リフォームを行い、保護・防水機能を更新してあげる必要があります。
そうすれば、外観・内部ともにきれいな状態を維持できるので、建物の資産価値も保ちやすくなりますよ。
したがって、いずれは建物を手放す可能性がある方も、外壁リフォームを検討した方がよいでしょう。
外壁リフォームを行うタイミングの見分け方

外壁リフォームを行うタイミングの目安は、新築から10年です。
しかし、建物によって劣化スピードは異なるので、目安通りになるとは限りません。
以下のような状態が見られたら、10年が経過していなくても外壁リフォームが必要です。
・ひび割れ・剝れ・変色などがある
・触ると白い粉がつく(チョーキング現象)
・藻やカビの汚れが目立つ
・壁が反っている
・色あせ・色落ちがある
目に見えるほどの劣化は、保護・防水機能が失われている証拠。放置していると劣化がどんどん進み、リフォーム費用もかさんでしまいますよ。
建物に上記のような症状が見られたら、早めに外壁リフォームを検討しましょう。
外壁リフォーム工事の主な種類3つ・費用相場

外壁リフォーム工事には、大きく分けて3つの工法があります。
1.外壁塗装
2.カバー工法
3.張り替え
それぞれの工法の概要と費用相場を、以下で詳しく解説します。
「どの工事方法でリフォームするべきか分からない」と悩んでいる方は、参考にしてください。
外壁塗装
外壁リフォームの工法として昔から馴染みがあるのが「外壁塗装」です。
外壁に塗られている塗料を新しいものに塗り替えることで、保護・防水機能を更新します。その際に、ひび割れや剝れの補修も行います。
外壁塗装の1番のメリットは、他の工法に比べて費用が安く済むところ。
施工面積が100~200㎡の場合の費用相場は、60〜180万円です。
ただ、選ぶ塗料の種類によっては耐用年数が短く、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
代表的な塗料の種類と耐用年数は、後の章で紹介します。
カバー工法
現在の外壁の上から新しい外壁材を重ね張りする方法が、カバー工法です。
外壁を張り替えるわけではないので、費用と工事期間を抑えられます。
施工面積が100~200㎡の場合の費用相場は、130〜220万円です。
カバー工法には、外壁を2層に重ねる分断熱性・防音性が向上するというメリットがあります。
ただ一度重ね張りしてしまうと、下地部分が劣化しても補修できないというデメリットもありますよ。
張り替え
費用は高額になりますが、新築したようにイメージチェンジできるのが外壁の張り替えです。
耐震補強や断熱工事も同時に行えます。
古い外壁は取り除いてしまうので、カバー工法のような「下地の補修ができない」というデメリットもありません。
ただし、施工面積が100〜200㎡の場合、費用相場は150〜300万円程度になります。
工事期間も1ヶ月弱と長くなってしまうので、しっかりと計画を建ててから工事を依頼する必要があるでしょう。
塗装で外壁リフォームを行う場合の塗料の種類・耐用年数

塗装工事で外壁リフォームを行う場合の、代表的な塗料の種類を5つ紹介します。
1.アクリル塗料
2.ウレタン塗料
3.シリコン塗料
4.フッ素塗料
5.無機塗料
6.ウレア塗料
それぞれの塗料の耐用年数も紹介するので、塗料選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
アクリル塗料
塗装工事の費用を最も安く済ませられるのが、アクリル塗料です。
発色が良く光沢感もあるので、仕上がりがきれいに見えます。
ただ、紫外線に弱く耐久性が低いのがデメリット。耐用年数は4〜7年程度です。
こまめにメンテナンスを行える方や、外壁リフォームの費用を抑えたい方におすすめできるでしょう。
ウレタン塗料
アクリル塗料の次にリーズナブルなのがウレタン塗料です。
防水性・耐水性に優れており種類も豊富なので、さまざまな建物に使用されています。
耐用年数は8〜10年程度なので、定期的なメンテナンスが必要です。
シリコン塗料
現在の塗装工事において、最も使用頻度が高いのがシリコン塗料です。
アクリル塗料・ウレタン塗料よりも耐久性に優れており、汚れを弾く効果もあります。
値段は比較的リーズナブルですが、耐用年数は8〜15年程度と長め。
コスパが良い塗料を探している方におすすめできるでしょう。
フッ素塗料
高価な塗料に分類され、工事費用も少し高くなってしまうのがフッ素塗料です。
その分耐用年数は長く、15〜20年程度。こまめにメンテナンスをする必要がないので、長い目で見れば費用を削減できるでしょう。
美しい光沢を放ち、高級感がある見た目に仕上がるのもメリット。
フッ素塗料には「3フッ化型フッ素樹脂」と「4フッ化型フッ素樹脂」の2つの種類があり、「4フッ化型フッ素樹脂」のほうが紫外線に強いのでおすすめです。
無機塗料
最上級のに分類される塗料の1つが無機塗料です。
耐用年数はなんと20年以上。紫外線などにさらされても劣化が起こりにくいので、長期間きれいな見た目を維持できます。
工事費用は高額になりますが、建物の資産価値を維持したい方には最適です。
ウレア塗料
現在、塗料の中で最高級の質を誇るのは「ウレア塗料」。無機塗料を超える最上位グレードに位置付けられています。
紫外線に強く、防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性も高いとされており、耐用年数は30年以上。
橋やトンネルの塗装に活用されたり、防弾チョッキの素材に使われたりというその用途からも、塗料の質の高さが伺えます。
最新の高級塗料で家の景観の美しさを長く保ちたいという方にはウレア塗料がおすすめです。
カバー工法・張り替えで外壁リフォームを行う場合のサイディングの種類・耐用年数

カバー工法・張り替えで外壁リフォームを行う場合の、代表的なサイディングの種類を紹介します。
1.樹脂サイディング
2.金属サイディング
3.窒素系サイディング
それぞれのサイディングの耐用年数も取り上げるので、サイディング選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
樹脂サイディング
最も耐久性に優れているのが樹脂サイディングです。「メンテナンスフリー」といわれることもあり、強くて長持ちなのが特徴。
時間が経過しても色ムラや剝れが起きにくく、強風時の飛来物などによる傷も最小限に済みます。
また、樹脂素材なので水分を吸収しないのも大きなメリット。積雪が多い寒い地方の外壁リフォームにもぴったりです。
ただ、市場認知度がまだ低いので、施工できる業者が少ないという難点があります。
定期的なメンテナンスは必要ですが、サイディング自体の耐用年数は25〜30年程度です。
金属サイディング
近年、人気が高まってきているのが金属サイディングです。
耐震性・耐凍害性・断熱性に優れており、フッ素コートされているので色ムラも起きにくいのが特徴。
軽量素材なので、現在の外壁に重ね張りする「カバー工法」にも最適です。
カラーバリエーションも豊富なので、さまざまなデザインを楽しめます。
ただ、潮風などにより錆びが発生する可能性があるのがデメリットです。
定期的にメンテナンスを行えば、サイディング自体は10〜15年もちます。
窒素系サイディング
日本で最も多く建物に使用されているのが窒素系サイディングです。
カラー・デザインバリエーションが豊富なのが1番の魅力。
木目柄や陰影のあるストーン柄など、さまざまなデザインの中から選べますよ。
ただ、他のサイディングに比べると劣化しやすいのが難点です。
汚れが落ちやすいように加工されたものや、色あせを防ぐ機能が付加されたものなども販売されているので、検討してみるとよいでしょう。
サイディング自体の耐用年数は10~15年程度です。
外壁リフォーム工事の流れ(外壁塗装の場合)

外壁塗装で外壁リフォームをする場合の、大まかな工事の流れを解説します。
1.足場の設置・養生
2.高圧洗浄
3.下地処理
4.下塗り
5.中塗り・上塗り
6.完了検査
7.足場の解体
依頼者が関わる作業はありませんが、大まかな流れを把握しておいた方が、何かトラブルが起きた際も素早く対処できます。
外壁リフォーム工事を依頼する前に、把握しておきましょう。
足場の設置・養生
塗装工事は高所作業になる場合がほとんどなので、まずは「足場の設置」を行います。
足場の設置には国家資格が必要です。塗装業者とは別に、足場業者も出入りする可能性があると心得ておきましょう。
足場の設置と同時に、建物全体の養生も行います。塗料や水が近隣に飛散するのを防ぐためです。
ドア・窓・地面などへの塗料飛散を防止する部分的な養生は、次のステップの「高圧洗浄」の後に行います。
高圧洗浄
次に、建物に付着した汚れ・苔・剝れかけた塗膜などを取り除くために「高圧洗浄」を行います。
専用の機械を使い高圧の水を噴射するので、人の手では落とせない強力な汚れも取り除けます。
高圧洗浄は、塗装工事の仕上がりに影響する大切な作業です。高圧洗浄がしっかりとできていないと、この後に塗る塗料が剝れやすくなってしまいますよ。
外壁が濡れたままだと塗装できないので、高圧洗浄の後は乾燥させる時間が必要です。
下地処理
高圧洗浄が終わったら、次は「下地処理」を行います。
下地処理とは、建物の劣化している部分を補修する作業のことです。
・古い塗料が残っていたら取り除く
・ひび割れしている部分をシーリング材で補修する
・サビ処理剤でサビを除去する
上記のような作業を行い、土台となる建物の状態をきれいにします。
下地処理が充分にできていないと、上から塗料を塗ってもきれいに仕上がりません。せっかく外壁リフォームをしても、またすぐに劣化症状が現れてしまう可能性もあります。
下地処理から丁寧に行ってくれる業者を見極めることが大切です。
下塗り
下地処理が完了したら、いよいよ塗装の工程です。
塗装工事は塗料を1度塗って終わりでなく、塗料を何層にも塗り重ねて、保護・防水効果を高めていきます。
その1番下の層にあたるのが「下塗り」です。下塗りには、塗料と素地を密着させる重要な役割があります。
そのため、「中塗り」や「上塗り」とは別の塗料を使うのが一般的です。
また、素地の材質によっては、上塗りの塗料を吸い込みすぎてしまう可能性も。その吸い込みすぎを防止するのも下塗りの役目です。
中塗り・上塗り
下塗りが終わったら、次は「中塗り」です。中塗りには「上塗り」と同じ塗料を使用して、外壁に色をつけていきます。
中塗りと上塗りの2回に作業をわけると塗膜に厚みが出るので、塗料本来の性能が発揮されやすくなりますよ。また、塗りムラも減らせます。
そして中塗りが終わったら、仕上げの「上塗り」です。見た目をきれいに整えていきます。
各塗料によってあらかじめ塗布量が決まっているので、指定された量を上塗りで全て使い切ります。
塗料が乾ききっていない状態で上から重ね塗りすると施工不良になる恐れがあるので、下塗り・中塗りが終わったらしっかりと乾燥時間をとることがポイントです。
完了検査
塗装が終了したら「完了検査」です。塗り残しや塗料の飛散がないかを確認していきます。
完了検査には、なるべく依頼者も立ち会うようにしましょう。
改善してほしい部分を伝えれば、すぐに手直ししてもらえますよ。
足場を解体した後に不満や問題点を伝えてしまうと、対応してもらえない場合があるので注意してください。
足場の解体
最後に足場を解体し、養生をはずします。
塗装業者が道具を片づけたら工事は終了です。
おしゃれな外壁リフォーム施工事例
インスタグラムの投稿から、おしゃれな外壁リフォームの施工事例を紹介します。
なお、今回紹介する施工事例は、当社に登録している施工店が行った工事ではありません。
金属サイディングを使用した外壁リフォームの事例
富山県の住宅リフォーム会社「ホームリンクス」さんが行った、金属サイディングを使用した外壁リフォームです。
壁も玄関も、全体的に明るくてモダンな印象になりました。
やはりサイディングを使用すると大きくイメージが変わるので、住宅全体を建て直したように見えます。
外壁塗装によるリフォームの事例
愛知県にある塗装会社「酒井塗装」さんが行った、外壁塗装のリフォーム事例です。
全体的にシックな色味に変わり、高級感が増したように感じます。塗料も光沢があって、仕上がりがとても美しいです。
外壁だけではなく屋根も、まるで新築で建てたかのようにきれいになっています。
外壁リフォームに使える補助金・助成金はある?

住んでいる地域によりますが、外壁リフォームに補助金(助成金)を利用できる場合があります。
利用できる可能性が高いのは、以下の2つのパターンです。
・遮熱・断熱塗装など、省エネ対策につながる外壁リフォームである
・住んでいる市区町村内の業者に工事を依頼する
遮熱・断熱効果がある塗料で外壁塗装工事を行う場合は、「省エネリフォーム」とみなされるので、補助金が適用されるケースが多く見られます。
また、住んでいる市区町村内に本社を構える業者に工事を依頼する場合も、補助金を利用できる可能が高いでしょう。地元の経済活性化につながるからです。
ただし、補助金を利用できるかどうかの判断は、各市町村によって違います。詳しく知りたい方は、自治体の担当窓口に確認してください。
外壁リフォームを行う前に!把握しておきたい注意点4つ

外壁リフォームを行うなら把握しておきたい注意点を、4つ紹介します。
1.色見本は慎重に確認する
2.工事前に近隣への挨拶を行う
3.窓を開けられない可能性があると心得ておく
4.養生が足りない場所はないか自分の目で確認する
注意点を心得ておけば、トラブルを未然に防ぐことも可能です。
以下で詳しく解説していきます。
1.色見本は慎重に確認する
塗料を選ぶときに見る「色見本帳」は、慎重に確認するようにしましょう。
ぱっと見ただけで選んでしまうと、「完成後の外壁の色味がイメージと違った!」というトラブルになりかねません。
塗料の色は、「室内で見るか屋外で見るか」や「昼間に見るか夜に見るか」などによって大きく印象が変化します。
したがって、さまざまな環境で色見本帳を見てから塗料を選択するのがおすすめです。
また可能であれば、小さいサイズの色見本帳ではなく、A4サイズの色見本帳を確認するようにしましょう。
2.工事前に近隣への挨拶を行う
外壁リフォーム工事を行う前に、近隣への挨拶回りを行いましょう。
解体工事のように大きな音を立てるわけではありませんが、足場の設置・解体の工程や業者が出入りするときなどは、ある程度騒がしくなります。
また、塗料の臭いを不快に感じる方もいるでしょう。
事前に挨拶をしているかしていないかで、近隣への印象は大きく変わります。
近隣トラブルに発展しないようにするためにも、必ず挨拶回りを行うようにしてください。
3.窓を開けられない可能性があると心得ておく
外壁リフォーム中は、窓を自由に開けられない可能性があります。
特に、「足場の設置」「高圧洗浄」「下塗り・中塗り・上塗り」の工程中は難しくなるでしょう。
その他の作業中でも、換気をしたい場合は業者への確認が必須です。
夏場は部屋に熱がこもりやすいので、換気ができないと熱中症の原因になってしまいますよね。
窓を自由に開けられないことを前提にして、外壁リフォームの時期を決めるようにしてください。
また、塗料が飛散する可能性があるので、洗濯物の外干しも難しいと考えておきましょう。
4.養生が足りない場所はないか自分の目で確認する
ドアや窓、地面や花壇など、養生が足りない場所はないか、自ら確認するようにしましょう。
塗装工事において、塗料が飛散してしまうというトラブルは頻繁に発生します。業者に任せていても養生はしてもらえますが、中には、時間短縮のために細かい部分まで養生を行わない業者も存在しますよ。
一度飛散してしまった塗料は、取り除くのが難しい場合もあります。
汚れたら困るものがある方は、業者に任せきりにするのではなく、養生が足りているか自分の目で確認するようにしてください。
外壁リフォーム業者を選ぶときのポイント

外壁リフォーム業者を選ぶときのポイントを、5つ紹介します。
1.建物診断を行う担当者が資格を持っているか確認する
2.分かりやすい言葉で説明してくれる業者を選ぶ
3.複数の業者に見積りを依頼してから決める
4.保証・アフターフォローの内容を確認する
5.利用者の口コミ・評判をチェックする
外壁リフォームの完成度は、業者選びによって大きく変わります。
上記の5点を心がけて、信頼して工事を任せられる業者を見つけましょう。
以下で詳しく解説していきます。
1.建物診断を行う担当者が資格を持っているか確認する
「建物診断を行う担当者が資格を持っているかどうか」は、業者を選ぶうえで重要な判断材料です。
外壁塗装を行う場合、建物診断をしてから見積りを出すのが一般的。建物診断とは、建物の劣化がどのくらい進んでいるかをチェックする作業のことです。
建物診断の結果によって、下地処理の内容も変わります。それにより費用も大きく変動するので、建物診断は重要な工程だといえるでしょう。
中にはいい加減な建物診断をして、高額な費用を請求する悪徳業者も存在するので、注意が必要です。
担当者が有資格者であれば、診断結果も信用できますよね。
しっかりと建物の状況をチェックしてから工事を行う、信頼できる業者を選びましょう。
2.分かりやすい言葉で説明してくれる業者を選ぶ
外壁リフォームの知識がない人でも理解できるように、分かりやすい言葉で説明してくれる業者を選びましょう。
外壁リフォームは専門的な作業になるので、分からない部分が多くて不安になる依頼者は多いはず。
そんなときも、専門用語を羅列せず、簡単な言葉で説明してもらえると安心ですよね。
また、自分が所有している建物の劣化状況を正しく理解できれば、費用の根拠も明確になります。
必要であれば図や写真を見せて、分かりやすく説明してくれる業者であれば、安心して工事を任せられるでしょう。
3.複数の業者に見積りを依頼してから決める
最初から1つの業者に決めてしまうのではなく、複数の業者に見積りを依頼しましょう。
同じ工事内容でも、業者によって価格は異なります。
複数の業者を比較すれば、より安く工事を請け負ってくれる業者が見つかるでしょう。
また値段だけではなく、「対応が丁寧かどうか」や「見積もりが丁寧で信頼できるかどうか」などの部分も比べられます。
いくつかの業者に見積りを依頼することで、より自分の希望に合った業者を選べるようになりますよ。
4.保証・アフターフォローの内容を確認する
工事内容だけではなく、保証・アフターフォローも充実している業者を選びましょう。
外壁リフォーム工事には高額な費用がかかります。せっかくお金を払って工事を依頼したのに、すぐにひび割れなどの問題が起きてしまうと、労力と費用が無駄になってしまいますよね。
業者側のミスで施工不良が起きた際の「保証」が付いていれば、何かトラブルが起きたときも安心です。
保証内容は業者によって異なりますが、5〜10年の保証が付いているのが一般的。
工事を依頼する前に、「何年間、どんな内容の保証が付いているのか」を必ず確認するようにしてください。
5.利用者の口コミ・評判をチェックする
Googleマップや口コミサイトなどで、実際に利用した方の口コミ・評判をチェックしましょう。
利用者のリアルな意見は、何にも勝る参考資料です。
業者の良い面も悪い面も書かれているので、より客観的な判断ができるはず。
一方で業者の公式サイトには、魅力やメリットばかりが書かれている場合が多いでしょう。
参考にするのは良いですが、鵜呑みにすると業者選びに失敗してしまう可能性がありますよ。
利用者の口コミも参考にして、リフォーム業者を見極めるようにしましょう。
外壁リフォームはDIYできる?

大掛かりな塗装やサイディングの張り替えは、DIYでは行えません。
ただ日々のメンテナンス程度なら、DIYでもできることはありますよ。
たとえば、ひび割れやサイディングの継ぎ目の劣化などは、充填材で修繕可能です。
色あせた外壁を塗装し直すことも不可能ではありませんが、色ムラができたり、劣化箇所を見逃したりする可能性もあるので、あまりおすすめはできません。
専門性が必要な作業はDIYで無理に行おうとせず、業者にお願いするようにしましょう。
信頼できる業者に外壁リフォームをお願いしよう!

外壁リフォームは、美観を保つためだけではなく、「建物を守る」ために行います。
築年数が10年以上の建物であれば、何らかのメンテナンスが必要になると考えておきましょう。
外壁リフォーム工事において最も大切なのは、業者選びです。仕上がりのきれいさは業者次第と言っても過言ではありません。
信頼できる業者を見極めて、外壁リフォーム工事をお願いしましょう。
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