
正しい対処法を知っていれば、暑い日を快適に乗り切れますよ。
重要なのは、屋外と屋内それぞれの環境に合わせた対策を講じることです。
今回は、屋外・屋内でできる暑さ対策や、おすすめの暑さ対策グッズを紹介します。
すぐに効果を感じられる暑さ対策もピックアップするので、ぜひ最後までご覧ください。
日頃から心がけるとよい暑さ対策も紹介します!
暑い日でも健康的に過ごしたい人は、要チェックですよ!
- 暑さ対策の重要性
- 屋外でできる暑さ対策
- 屋内でできる暑さ対策
- 日頃から心がける暑さ対策
- すぐに効果を感じられる暑さ対策
- 暑さ対策にまつわるQ&A
- 【動画付き】暑さ対策おすすめグッズ
- 快適に過ごすには暑さ対策が必須!
暑さ対策の重要性

暑さ対策は、健康リスクを最小限に抑え、健康的な生活を送るために重要です。
夏の厳しい暑さは、私たちの生活全般にわたって影響を及ぼします。
ただ不快感をもたらすだけでなく、体力を消耗させるため、仕事や勉強の効率を低下させるのです。
さらに、暑さ対策をしなければ、熱中症を引き起こす恐れも。
熱中症は高温多湿な環境下において、体が本来持つ体温調節機能が、正常に働かなくなることで発症します。
めまいや立ちくらみといった初期症状があらわれ、重症化すると死に至るリスクもあります。
気温が高くなる夏はもちろん、どの季節でも暑さ対策は不可欠です。
たとえば、急に気温が上昇した春先や、湿度が高く汗が蒸発しにくい梅雨時期なども、暑さ対策を意識するとよいでしょう。
屋外でできる暑さ対策

屋外でできる暑さ対策を5つ紹介します。
・通気性に優れた服を選ぶ
・日陰を確保する
・喉が渇く前に水分を補給する
・休憩をこまめにとる
・涼しい時間帯に行動する
ひとつずつ説明していきます。
通気性に優れた服を選ぶ
暑い日に屋外で活動する際は、通気性に優れた服を選びましょう。
具体的には、汗を吸い取る「吸水性」と、吸った汗を乾かす「速乾性」の優れた素材が最適です。
汗を素早く吸収して乾燥させることで、体内にこもった熱を効率的に逃がせます。
化学繊維で作られたポリエステルは、吸水性・速乾性に優れています。
なお、化学繊維が苦手な人は、綿や麻といった天然素材がおすすめですよ。
日陰を確保する
日陰を確保することも、屋外でできる暑さ対策のひとつ。
熱エネルギーを多く含む直射日光を浴びると、体温が急激に上昇します。
日陰に入れば直射日光を遮り、体への熱の侵入を減らせるでしょう。
気温が同じでも直射日光下と日陰では、体感温度が大きく異なります。
日陰のない場所で活動するときは、日傘やつばの広い帽子を活用することがポイントです。
これらのアイテムで日陰を自ら作り出せば、日差しによる健康リスクを減らせます。
喉が渇く前に水分を補給する
気温や湿度が高まる際は、喉が渇く前に水分を補給しましょう。
喉の渇きを感じたときには、すでに体内の水分が不足し始めています。
発汗によって水分が失われた場合、次のようなリスクがあります。
・十分な汗をかけずに、さらに体温が上昇する
・脱水症状を引き起こし、体温調節機能を低下させる
・血液がドロドロになることで循環が悪くなり、体調不良につながる
喉が渇いてから慌てるのではなく、事前にタイミングを決めて、計画的に水分を補給する習慣を身につけてくださいね。
休憩をこまめにとる
積極的に休憩を取りながら体調に気を配ることも、大切な暑さ対策といえます。
休憩場所は「直射日光を避けられる日陰」や「風通しのよい涼しい場所」が望ましいですね。
休憩中は、体の表面温度を下げつつ、水分補給するように心がけましょう。
顔や首筋、脇の下、太ももの付け根などに、冷水でぬらしたタオルを当てます。
すると、血液を通して効率よく体温を下げられます。
涼しい時間帯に行動する
一般的に、1日の中でもっとも日差しが強くなる時間帯は「午前10時頃から午後4時頃まで」です。
運動や激しい作業をする際は、できるだけこの時間帯を避けてください。
比較的気温が穏やかな早朝や夕方に行動するだけで、熱中症のリスクを軽減できます。
どうしても日中の暑い時間帯に動かなければいけない場合は、日陰を利用しつつ定期的に水分を補給しましょう。
少しでも体調に異変を感じたら、無理をせずに涼しい場所で休息することが大事です。
屋内でできる暑さ対策

暑さ対策すべきなのは、屋外だけではありません。
屋内にも熱中症リスクが潜んでおり、室内で体調を崩す人も多いです。
屋内でできる暑さ対策を、5つピックアップしました。
・エアコンを適切な温度に設定する
・扇風機で空気を循環させる
・断熱対策をする
・遮光カーテンやすだれを活用する
・ベランダや庭に打ち水をする
上記5つの対策を実践し、健康的かつ快適に過ごしましょう。
エアコンを適切な温度に設定する
屋内における基本的な暑さ対策は、エアコンの使用です。
室温が28度を超えると、熱中症のリスクが高まるとされています。
注意点として「エアコンの設定温度=28度」ではありません。
室温が28度になるように、室内の状況に合わせてエアコン温度を設定しましょう。
ただし、エアコンの設定温度を低くしすぎると、体調不良の原因となります。
暑すぎず・寒すぎない温度にするように、意識してみてください。
扇風機で空気を循環させる
先ほど紹介したエアコンは、扇風機で空気を循環させると、より効果的ですよ。
扇風機によって空気の流れを作れば、エアコンで冷やされた空気を、部屋全体に行き渡らせられます。
また、エアコンがない部屋でも、扇風機は活躍します。
風に当たって汗の蒸発が促されると、体感温度を数度下げることも可能です。
基本的に、扇風機はエアコンよりも消費電力が低いです。
そのため、エアコンと扇風機をうまく併用すると、電気代の節約も期待できます。
断熱対策をする
根本的に室内の温度上昇を抑えるには、建物自体の断熱性能を高める必要があります。
屋根や壁に適切な断熱材が施工されているかどうかで、室内の温度環境は変化します。
断熱性能の高い住宅を選ぶのは、初期投資はかかるものの、長期的に見て冷暖房費を節約できるでしょう。
手軽にできる断熱対策としては、窓ガラスに直接貼る断熱フィルムなどが挙げられます。
窓は外部からの熱が侵入しやすいので、断熱対策を施すと室温上昇を抑制するのに役立ちますよ。
遮光カーテンやすだれを活用する
窓から侵入する強烈な日差しを遮断するには、遮光カーテンやすだれの利用も有効です。
特に南向きの窓は、午前・午後ともに日当たりがよくなりやすいため、遮光カーテンの設置を検討してみてください。
すだれは風を通しながら、直射日光を遮れるのがメリットです。
自然な風を取り込みたいときや、和風のインテリアに合わせたいときに向いています。
ベランダや庭に打ち水をする
日本に古くから伝わる打ち水は、現代においても効果を発揮します。
ベランダや庭、家の周りの地面に水をまけば、水分が蒸発する際に地面の熱を奪います。
結果として、地面の温度が下がり涼しく感じられるのです。
気温が高い日中は、水がすぐに蒸発するため効果を得にくいです。
打ち水は朝方や夕方といった、比較的涼しい時間帯が適しています。
ただし、周囲に迷惑がかからないように打ち水をしましょう。
他の家や通行人に水がかかった場合、トラブルになる可能性があります。
日頃から心がける暑さ対策

日頃から心がける暑さ対策は、以下のとおりです。
・睡眠時間を確保する
・睡眠環境を快適にする
・バランスの取れた食事を取る
・気温と湿度を意識する
・適度な運動をする
暑さを健康的に乗り切るには、日々の生活習慣を見直すことが重要です。
栄養バランスのよい食事を規則正しくとれば、暑さに負けない丈夫な体を作れるでしょう。
気温や湿度が高いと寝苦しくなり、睡眠不足になりやすいです。
睡眠不足は体力を低下させ、免疫力を弱める要因となります。
通気性に優れた寝具を選ぶ、寝室を適温に保つなど……、環境を整えると睡眠の質が高まりますよ。
さらに、体温調節機能を向上させるには、運動習慣をつけることも効果的です。
すぐに効果を感じられる暑さ対策

「今すぐ暑さをしのぎたい」という人に向けて、すぐに効果を感じられる暑さ対策をまとめました。
・首や脇下、太ももの付け根などを冷やす
・冷たい飲み物をゆっくりと飲む
・通気性のよい服装に着替える
・涼しい場所に移動する
・激しい運動や作業を中断する
・冷感アイテムを取り入れる
水道水で濡らしたハンカチや、保冷剤を薄手のタオルで包んだものなどを、体に当てると涼しさを感じられます。
体の内側からクールダウンするには、冷たい飲み物をゆっくりと飲むとよいですね。
冷えた飲み物を一気に大量に摂取すると、胃腸に負担がかかるので注意してください。
手軽に涼しさを得たいときは、冷感アイテムを利用しましょう。
「【動画付き】暑さ対策おすすめグッズ」にて、おすすめのアイテムを紹介しています。
暑さ対策にまつわるQ&A

暑さ対策にまつわるQ&Aを4つ紹介します。
・エアコンなしでできる暑さ対策はある?
・屋外に長時間いるときの暑さ対策は?
・体のどこを冷やすと涼しくなる?
・熱中症になったときの応急処置は?
それぞれ見ていきましょう。
エアコンなしでできる暑さ対策はある?
エアコンなしでできる暑さ対策を、いくつかピックアップしました。
・扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させる
・窓を開けて換気し、室内にこもった熱気を排出する
・遮光カーテンやすだれで直射日光を遮る
・庭やベランダに打ち水をして温度を下げる
・冷たい水で濡らしたタオルや、冷却シートで体の表面を冷やす
上記対策をひとつだけ行っても効果を得られますが、複数組み合わせれば、より涼しさを感じられますよ。
屋外に長時間いるときの暑さ対策は?
屋外に長時間いるときの暑さ対策は、主に5つあります。
・こまめに水分を補給する
・涼しい場所で休憩を取る
・できるだけ日陰を選んで行動する
・通気性が高く、吸湿・速乾性に優れた服を身に着ける
・つばの広い帽子やサングラス、日傘などを活用する
長時間の活動では、気づかないうちに疲労がたまったり、水分不足になったりします。
暑さ対策も大切ですが、少しでも異変を感じたら、すぐに活動を中断して体を休めることが重要です。
体のどこを冷やすと涼しくなる?
太い血管が皮膚の近くを通っている部位を冷やすと、速やかに体温を下げられます。
具体的には、首筋の両側や脇の下、太ももの付け根などが挙げられます。
暑さを和らげたいときは、冷たい水で濡らしたハンカチ・タオルで、これらの部位を冷やしましょう。
熱中症になったときの応急処置は?
熱中症になったときの応急処置は、次のとおりです。
【意識がない場合】
①救急隊を要請する
②風通しのよい涼しい場所に移動する
③安静に寝かせる
④衣服をゆるめる
⑤救急隊が来るまで、うちわであおぐ
【意識がある場合】
①風通しのよい涼しい場所に移動する
②水分を取る
→水分を自力で取れないとき:医療機関へ搬送する
→水分を自力で取れるとき:③から処置を進める
③塩分を補給する
④経過を観察する
→症状が改善しないときは医療機関へ搬送する
意識がなかったり言動がおかしかったり……、重い症状が見られる際は、ためらわずに救急車を呼んで医療機関を受診してください。
【動画付き】暑さ対策おすすめグッズ

暑さ対策として、おすすめのグッズを動画付きで紹介します。
冷感グッズを取り入れて、暑い日を乗り切りましょう。
暑さ対策おすすめグッズ①
mamo___babyさんが紹介する、育児向けの暑さ対策グッズ。
こちらのUVカットケープは、抱っこ紐もベビーカーにも使用できます。
冷感ジェルや冷感よだれパッドなどを組み合わせて、暑さ対策をしていますよ。
mamo___babyさんのアカウントでは、暮らしや育児にまつわる情報を発信しています。
気になる人は要チェックです!
暑さ対策おすすめグッズ②
キッチンの暑さ対策として活躍するのが、吊り下げ式ファン。
リモコン付きで風量を調節できて、風量が強いのが特徴。
吊り下げ式なので、キッチン以外に脱衣所や屋外などでも利用できます。
mint.aomamaさんのアカウントでは、暮らしを快適にするアイデアを紹介しています。
お役立ち情報はもちろん、真似したくなるようなレシピも発信中です。
快適に過ごすには暑さ対策が必須!

今回は、屋外・屋内でできる暑さ対策や、おすすめの暑さ対策グッズを紹介しました。
暑い日に屋外で活動する際は、通気性のよい服装を選びましょう。
こまめな水分補給と休憩、日陰の確保も大切です。
屋内で涼しく過ごす場合、エアコンや扇風機を使用します。
根本的に室内温度を下げたいならば、断熱対策を施すのが効果的ですね。
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