
しかし、ペットを飼うのが初めてだと、お世話の内容や飼育にかかる費用など、心配な点も沢山ありますよね。
そこで本記事では、初心者でも飼いやすいペットを17種類、厳選して紹介します。
ペットを選ぶときのポイントや、一人暮らしの方がペットを迎え入れるときの注意点も解説するので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
- 初心者でも飼いやすいペットを選ぶときのポイント5つ
- ペットとして飼いやすい犬&猫7選!
- ペットとして飼いやすい小動物5選!
- ペットとして飼いやすい魚類・爬虫類・鳥類3選!
- 飼いやすいペットを迎え入れるときの注意点5つ
- 賃貸物件の一人暮らしでもペットは飼える?おさえておくべきポイント3つ
- 飼いやすい・かわいいペットをインスタグラムの投稿から紹介!
- 飼いやすいペットを家族に迎え入れてみよう!
初心者でも飼いやすいペットを選ぶときのポイント5つ
ペットといってもたくさんの動物がいるので、どの動物を迎え入れようか迷ってしまう方は多いでしょう。
そこでこの章では、初心者でも飼いやすいペットを選ぶときのポイントを、5つ紹介します。
1.飼育費用が安い動物を選ぶ
2.鳴かない、もしくは鳴き声が小さい動物を選ぶ
3.臭いが気になりづらい動物を選ぶ
4.寿命が長い動物を選ぶ
5.なつく、もしくは人に慣れやすい動物を選ぶ
飼いはじめてから後悔しないためにも、しっかりと把握しておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。
1.飼育費用が安い動物を選ぶ
ペットを飼うのが初めての方には、飼育費用が安い動物がおすすめです。
ペットを飼育するのにかかるお金は、購入費用だけではありません。
毎日の餌代はもちろん、怪我をしたときの病院代や、出張時に預けるペットホテル代など、さまざまな費用がかかります。
飼育費用がどれくらいかかるのかを把握しないまま迎え入れてしまうと、「資金不足で充分なお世話をしてあげられない」という事態も起こり得ます。
上記のような事態を防ぐために、飼育にかかる費用の目安は必ず調べておきましょう。
家計と両立できて、無理のない範囲で飼育できる動物を選んでください。
2.鳴かない、もしくは鳴き声が小さい動物を選ぶ
賃貸物件に住んでいる方や隣の家と距離が近い場合は、鳴かない、もしくは鳴き声が小さい動物を選びましょう。
大きな鳴き声が近隣に響いてしまうと、近所トラブルに発展するかもしれません。
また、夜に鳴くことが多い動物だと、飼い主さんが寝不足になって日常生活に支障が出る可能性もあります。
鳴かないようにしつけができる動物も多いですが、性格はその子によって違います。しつけがきちんとできるかどうかは一緒に過ごしてみないとわかりません。
したがって、ペットを初めて飼育する方には鳴き声が小さい動物がおすすめです。
3.臭いが気になりづらい動物を選ぶ
ペットを飼うのが初めての方は、なるべく臭いの少ない動物を選びましょう。
ペットの中には、体臭がきつい動物もいます。「いざ一緒に暮らしてみると、耐えられないくらい臭いがきつい」という場合もあるでしょう。
また、鳴き声と同様に臭いも近隣トラブルの原因になります。
せっかく家族として迎え入れたのに、手放さなければいけなくなるのは心が痛いですよね。
臭いのきつさも考慮したうえで、飼育するペットを選ぶようにしましょう。
また、不潔な飼育環境は臭いの原因になるので、どんな動物を飼うにしても、こまめな掃除は必須です。
4.寿命が長い動物を選ぶ
ペットとのコミュニケーションを楽しみたいなら、寿命が長い動物がおすすめです。
数年〜数十年生きる動物なら、長い時間をかけて信頼関係を築いていけます。
あなたにとって欠かせない、大切なパートナーとなってくれるでしょう。
逆にいえば、寿命が長い動物を迎え入れるときは、最後まで面倒を見られるかどうか、よく考えてから購入するようにしてくださいね。
5.なつく、もしくは人に慣れやすい動物を選ぶ
ペットを飼育するのが初めての方は、なつく、もしくは人に慣れやすい動物を選びましょう。
人に慣れやすい動物の方が、給餌や掃除などの日々のお世話もやりやすいからです。
人になかなか慣れてくれない動物の場合、長い期間を共に過ごさないと、コミュニケーションをとることは難しいといえます。
また警戒心が強い動物だと、お世話の途中で手を噛まれてしまったりなど、怪我をしてしまう可能性もあるでしょう。
初めは人になつきやすい、飼育難易度が低い生き物を選び、「ペットと暮らす」ことに慣れていくのがおすすめです。
ペットとして飼いやすい犬&猫7選!
ペットといわれて1番に思いつくのが犬や猫ですよね。飼ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし犬種や猫種によっては、お世話が大変だったり、人に慣れるまでに時間がかかったりします。
そこでこの章では、飼育しやすくて初心者におすすめの犬・猫を7種類紹介します。
1.トイプードル
2.マルチーズ
3.チワワ
4.ポメラニアン
5.スコティッシュフォールド
6.アメリカンショートヘア
7.マンチカン
犬や猫を飼いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
1.トイプードル

使役犬や水猟犬として活躍していた「スタンダードプードル」を小型に品種改良した犬種が「トイプードル」です。
スタンダードプードルの頭脳明晰さを受け継いでいるので、小型犬の中で1番頭が良いといわれています。
飼い主さんの言う事を理解しようとしてくれるので、トイレや無駄吠えのしつけもしやすいです。
したがって、ペットを初めて飼育する方におすすめできる犬種だといえるでしょう。
また、抜け毛や体臭が少ないのもトイプードルの魅力です。「部屋の中が毛だらけになってしまって掃除が大変」ということもありません。
トイプードルはカラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの子を見つけてみてください。
大きさ:2.5kg~4㎏
性格:賢い・社交的・従順
平均寿命:12年~15年
値段相場:30万円前後
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2.マルチーズ

古くから愛玩犬として親しまれてきた「マルチーズ」。穏やかで従順な性格なので、しつけがしやすく、初心者におすすめの犬種です。
中には飼い主のそばから離れないくらい甘えん坊の子もいるので、あなたの大切なパートナーとなってくれるでしょう。
ただ、甘えん坊な分寂しがり屋ではあるので、家を空ける時間が長い方には向かないかもしれません。
また、マルチーズは毛が伸び続ける犬種なので、こまめなトリミングが欠かせません。週に2〜3度ブラッシングもしてあげましょう。
毛は伸び続けますが、抜け毛は比較的少ないです。
「ペットと沢山コミュニケーションを取りたい」という方は、家族に迎え入れてみてはいかがでしょうか。
大きさ:1.5kg~4㎏
性格:甘え上手・穏やか・愛情深い
平均寿命:12年~15年
値段相場:20万円~60万円程度
3.チワワ

愛情深い性格とお手入れの簡単さで不動の人気を誇っているのが「チワワ」です。
甘えん坊なだけではなく適応能力があるので、環境が変化しても比較的すぐに馴染めます。
また運動量が少ない犬種なので、長時間の散歩も必要ありません。「忙しくてゆっくり散歩の時間がとれない」という方にもおすすめできるでしょう。
体臭も少なく、ブラッシングでのお手入れも簡単です。
ただ、臆病で警戒心が強い一面も持ち合わせているので、無駄吠えには注意が必要です。
子犬のときからしっかりとしつけトレーニングを行いましょう。
大きさ:1.5kg~3㎏
性格:賢い・警戒心が強い・愛情深い
平均寿命:12年~20年
値段相場:20万円~50万円程度
4.ポメラニアン

好奇心旺盛で人懐っこい性格の「ポメラニアン」。
必要な運動量が少ないので、短めの散歩や室内遊びだけで満足できる飼育しやすい犬種です。
甘えん坊で寂しがり屋な一面もあるので、家を空ける時間が少ない家庭におすすめ。
体は小さいですが、警戒したり興奮したりすると大きな声で鳴く場合もあるので、しっかりとしつけトレーニングを行いましょう。
またポメラニアンといえば、ふわふわの毛がチャームポイントですよね。
アンダーコートとオーバーコートがあるダブルコートの犬種なので、こまめなブラッシングやトリミングは欠かせません。
大きさ:1.5㎏~4㎏
性格:好奇心旺盛・活発・人懐っこい
平均寿命:12年~16年
値段相場:20万円~50万円程度
5.スコティッシュフォールド

気分屋なイメージがある猫ですが、「スコティッシュフォールド」は穏やかで人懐っこい性格の猫種です。
人見知りをせずに飼い主さんに甘えてきてくれることが多いので、初心者でも飼いやすいと人気を集めています。
問題行動も少なく鳴き声も小さいので、マンションやアパートに住んでいる方にもおすすめできるでしょう。
ただ、寂しがり屋な一面もあるので、長時間の留守番には注意が必要です。
帰宅したらしっかりとスキンシップの時間を設けるなど、寂しい思いをさせないように工夫してあげてください。
大きさ:3㎏~7㎏
性格:穏やか・人懐っこい・明るい
平均寿命:10年~13年
値段相場:10万円~30万円程度
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スコティッシュフォールドの魅力とは?性格や寿命、値段や子猫の特徴などを解説
6.アメリカンショートヘア

独特の縞模様と愛くるしい瞳がチャームポイントの「アメリカンショートヘア」。
賢くて人懐っこい猫種なので、ペットを初めて飼う方にもおすすめです。
また物怖じしない性格なので、環境への適応能力も高いです。「ストレスを感じて体調を崩してしまう」というような事態も起こりにくいでしょう。
好奇心旺盛で遊びが大好きなので、おもちゃなどを使って毎日スキンシップをとってあげるようにしてください。
キャットタワーなどを設置して、自由に運動できる環境を作ってあげる方法もおすすめです。
活発な分イタズラ好きでもあるので、注意して見ておくようにしましょう。
大きさ:3㎏~7㎏
性格:賢い・人懐っこい・活発
平均寿命:12年~13年
値段相場:10万円~25万円程度
7.マンチカン

短い足でちょこちょこ走り回る姿がかわいらしい「マンチカン」。
人懐っこくて社交的なので、飼い主さんとも打ち解けやすい猫種です。
がっしりとした体格で筋肉質なので、運動量が多いのが特徴。定期的な遊びの時間を設けてあげれば、飼い主さんとの距離もぐっと縮まるでしょう。
愛情深く家族との交流を好むので、お子さんがいる家庭にもぴったりですよ。
ただ、鳴き声で自分の要求を主張する場合があるので、マンションやアパートに住んでいる方は近隣への配慮が必要です。
大きさ:3㎏~5㎏
性格:穏やか・人懐っこい・好奇心旺盛
平均寿命:11年~13年
値段相場:10万円~50万円程度
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ペットとして飼いやすい小動物5選!
犬や猫と同様にペットとしての人気が高い小動物。
小さなケージで飼育できるので、広い飼育スペースを確保できない方にもおすすめです。
この章では、初心者でも飼いやすい小動物を5種類紹介します。
1.ハムスター
2.ウサギ
3.モルモット
4.フェレット
5.ハリネズミ
小動物に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
1.ハムスター

くりっとした瞳とちょこちょこ動き回る姿が愛らしい「ハムスター」。小動物の中ではトップクラスの人気を誇っているペットです。
体が小さいので、小さなケージで飼育できるのが魅力的。マンションやアパートに住んでいる方でも充分に飼育できます。
鳴き声や臭いも少ないので、近隣とトラブルになることもありません。
犬や猫のように飼い主さんに愛情を示してくれるので、ペットとコミュニケーションを取りたい方にもぴったりです。
ただ、寿命は2年〜3年と短め。しっかりと温度管理や健康管理を行って、一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
大きさ:体長5cm~20cm程度
性格:人懐っこい・警戒心が強い・縄張り意識が強いなど
食事内容:専用ペレット・野菜・果物など
平均寿命:2年~3年
値段相場:1,000円~3,000円
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2.ウサギ

穏やかで甘えん坊な性格が特徴の「ウサギ」。大きな鳴き声を出さないので近隣への影響を気にする必要がなく、一人暮らしの方から人気を集めているペットです。
人になつきやすいですが、犬や猫ほどコミュニケーションを必要としないので、家を留守にする時間がある方でも飼いやすいでしょう。
ただ、長時間餌を食べないと「脂肪肝」という病気を発症する可能性があるので、旅行や出張時はペットホテルに預けるなどの対策が必要です。
また、体臭は少ないですが、縄張り意識がありおしっこの臭いが強いです。トイレの場所を覚えられる子が多いので、しっかりとしつけを行いましょう。
大きさ:体長30㎝~50㎝程度
性格:穏やか・なつきやすい・縄張り意識が強い
食事内容:牧草・専用ペレット・野菜・果物など
平均寿命:5年~10年
値段相場:5,000円~数十万円と幅広い
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3.モルモット

ハムスターよりも少し大きくて、丸いフォルムが特徴の小動物が「モルモット」です。
「体内でビタミンCを合成できない」という点が人間と似ているので、実験動物として使われていた過去があります。
現在はペットとして多くの人々から親しまれており、品種改良によってさまざまなカラーバリエーションが生み出されています。
気ままさと人懐っこさを兼ね備えているので、一人暮らしの方にも最適。室温管理や健康管理をしっかりと行えば、10年以上長生きする子も存在します。
ただ足が短いので、落下による怪我などには注意してください。
大きさ:体長20cm~40cm程度
性格:人になつく・穏やか・気まま・臆病
食事内容:牧草・ペレット・野菜・果物など
平均寿命:5年~7年
値段相場:5,000円~1万円程度
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モルモットの飼い方は?種類や性格、寿命や値段相場についても徹底解説!
4.フェレット

小動物の中でも最近人気が高まりつつあるのが「フェレット」。イタチ科に属しており、胴が長く手足が短いのが特徴です。
人になつきやすく、慣れれば犬並みにコミュニケーションを取れるようになることも。ほとんど鳴き声を出さないので、賃貸物件やマンション・アパートに住んでいる方でも飼いやすいです。
好奇心旺盛で遊びが大好きなので、しっかりとスキンシップの時間を設けてあげましょう。
また、排泄物の臭いが強くトイレの回数が多いのもフェレットの特徴です。根気強くしつけを行えば、トイレの場所を覚えてくれますよ。
何でも噛んでしまう癖があるので、部屋を散歩させる際は注意して見ておきましょう。
大きさ:体長30㎝~50㎝程度
性格:好奇心旺盛・活発・なつきやすい
食事内容:専用フード・茹でた鶏肉・ゆで卵など
平均寿命:5年~10年
値段相場:3万円~8万円
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フェレットは臭いが気になる?賃貸でもOKの臭い対策や値段など、飼い方を解説
5.ハリネズミ

背中にトゲをもつ特徴的なルックスで人気を集めている「ハリネズミ」。小さいケージでも飼育可能で鳴き声も小さいので、一人暮らしの方にもおすすめです。
ただ、ハリネズミは警戒心が強いので、信頼関係を築くまでに時間がかかります。飼い主さんになつくとトゲを立てなくなるなど変化がわかりやすく、育てがいのあるペットだといえるでしょう。
犬や猫のように頻繁なコミュニケーションを必要としないので、家を留守にする時間が長くても飼いやすい生き物です。
ただし、気温や湿度の変化に弱いので、飼育環境はしっかりと整えてあげてください。
大きさ:体長15㎝~30㎝
性格:警戒心が強い・なつくのに時間がかかる
食事内容:専用フード・コオロギ・ミルワーム・野菜・果物など
平均寿命:2年~5年
値段相場:5,000円~5万円程度
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【ハリネズミの飼い方まとめ】寿命、飼育に必要なもの、値段について解説
ペットとして飼いやすい魚類・爬虫類・鳥類3選!
最近では、魚類や爬虫類、鳥類などをペットとして迎える家庭も増えています。
犬や猫と同じように、飼い主さんに対して愛情を示してくれる生き物もいますよ。
ここでは、特におすすめの魚類・爬虫類・鳥類を3種類紹介します。
1.金魚
2.トカゲ
3.セキセイインコ
「マンションやアパートに住んでいる」「留守にする時間が多い」などで犬や猫を飼えない方は、ぜひ検討してみてください。
1.金魚

ペットとして最も日本人に馴染み深い魚類が「金魚」でしょう。鮮やかな体色の個体を選べば、インテリアとしても活躍してくれます。
金魚は飼育費用が安いので、ペットを飼うのが初めての方におすすめ。継続してかかる費用は基本的には餌代だけです。
ろ過装置やエアーポンプは、1度購入すれば長く使い続けられますよ。
ただ、こまめな水換えは必要です。水質の悪化は寿命を縮める原因になるので、定期的に水槽の掃除も行いましょう。
大きさ:体長20cm~30㎝程度
性格:個体によって異なる
食事内容:人工飼料・アカムシ・水草など
平均寿命:5年~10年
値段相場:500円~数万円程度
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【初心者でも簡単】金魚の飼い方まとめ!必要なもの、ポンプなしで飼育できるかを解説
2.トカゲ

爬虫類の中でも初心者におすすめなのが「トカゲ」です。さまざまな種類が存在しますが、日本でポピュラーなのは「ニホントカゲ」や「ニホンカナヘビ」ですね。
ペットショップでは安価な値段で販売されているので、初心者でも飼育に挑戦しやすい生き物です。
爬虫類は基本的には人になつきませんが、ストレスがかからない程度ならスキンシップを楽しめます。犬や猫のように「人がいないと寂しい」と感じることがないので、家を空けている時間が多い方にもおすすめです。
ただ、コオロギなどの生き餌を好む傾向にあるので、虫が苦手な方は飼育に向きません。
大きさ:種類によって異なる
性格:おとなしい・警戒心が強い
食事内容:コオロギ・ミルワーム・人工飼料・サプリメントなど
平均寿命:5年~20年程度
値段相場:種類によって異なる
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トカゲの飼い方は?ペットとして人気の種類や餌、寿命や飼育の注意点を解説
3.セキセイインコ

鳥類の中でも比較的飼育しやすいのが「セキセイインコ」です。
飼い主になつきやすく、ヒナから育てれば手乗りにすることもできます。中には飼い主さんの言葉を真似したり、自分から肩にのってくる人懐っこい子もいますよ。
ただ、定期的な日光浴や運動が必要だったり、窓からの脱走に気をつけたりなど、注意しなければいけない点は沢山あります。
家族に迎え入れる場合は、事前に飼育方法をしっかりと確認しておきましょう。
セキセイインコはカラーバリエーションが豊富なので、お気に入りの子を見つけてみてください。
大きさ:体長18㎝程度
性格:人懐っこい・おしゃべりが好き・好奇心旺盛
食事内容:シード・ペレット・青菜など
平均寿命:5年~8年
値段相場:3,000円~数万円程度
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飼いやすいペットを迎え入れるときの注意点5つ

ペットを迎え入れるときの注意点を、5つ紹介します。
1.こまめに掃除をして清潔な環境を保つ
2.飼育費用が高額になる可能性があると心得ておく
3.長時間留守にしないようにする
4.受診できる動物病院を探しておく
5.最後まで面倒を見れるかどうかよく考える
注意点を把握しないまま飼育してしまうと、怪我や病気などのトラブルにつながるかもしれません。
しっかりと確認しておきましょう。
1.こまめに掃除をして清潔な環境を保つ
ペットがいる部屋の中や飼育ケージ内は、こまめに掃除をして清潔な環境を保つようにしましょう。
不衛生な環境では菌が繁殖しやすくなるので、感染症などの病気にかかるリスクが増えます。
また、排泄物や食べ残しを放置していると悪臭の原因にもなりますよ。
ペットと飼い主さんの両方が快適に暮らせるように、定期的な掃除を徹底しましょう。
飼育ケージ内の掃除の適切な頻度は生き物によって異なるので、事前にしっかりと調べておいてください。
2.飼育費用が高額になる可能性があると心得ておく
飼育費用が高額になる可能性を考えたうえで、ペットの購入を決めるようにしましょう。
ペットを飼う場合にかかるお金は購入費用だけではありません。生き物にもよりますが、具体的には以下のような費用がかかります。
・餌・おやつ代
・トイレシーツやブラシなどのケア用品代
・トリミング代
・病院代や予防接種の費用
・家を留守にするときのペットホテル代
・保険費用
特に高額になりがちなのは、病院代です。ペット保険に入っていたとしても保険に限度額がある場合が多いので、治療費が高いと負担金も高額になります。
その子が丈夫なのか体が弱い子なのかは、飼ってみないとわかりません。
したがって、飼育費用が高額になる可能性も考えておき、無理のない範囲で飼育できる生き物を選ぶようにしましょう。
3.長時間留守にしないようにする
生き物にもよりますが、長時間家を空けるのはおすすめできません。1人だと寂しさを感じてしまう犬や猫だとなおさらです。
留守番の時間が多いとストレスが溜まってしまうので、体調を崩してしまう子もいるでしょう。
また、留守の時間が長いと何かトラブルが起きても気づいてあげられないので、大きな怪我や事故につながる可能性もあります。
魚類や爬虫類の場合は長時間留守にしても問題はありませんが、出張や旅行時には注意が必要です。餌をもらえない期間が長いと体がエネルギーを作り出せなくなり、最悪の場合は死に至る危険性も。
お世話を他の人に頼んだりペットホテルに預けたりなど、留守にするときの対策も考えたうえでペットを迎え入れるようにしましょう。
4.受診できる動物病院を探しておく
受診できる動物病院の目星をつけておきましょう。
犬・猫・小動物を診れる動物病院は多いですが、鳥類・爬虫類・両生類・魚類などを診れる動物病院はまだまだ少ないです。
ペットが体調を崩してから動物病院を探していると、早急な対処ができず亡くなってしまう可能性もあります。
万が一の事態を考えて、受診可能な動物病院を探しておくようにしましょう。
5.最後まで面倒を見れるかどうかよく考える
ペットを迎え入れるなら、責任を持って最後まで面倒を見るようにしましょう。
飼い主さんのことを信頼し、愛情を向けてくれているのに、何かの事情で途中で飼えなくなってしまったら可哀想ですよね。
大きな環境の変化は、ストレスや体調不良の原因にもなりますよ。
特に最近は動物の医療も進んでいるので、ペットの寿命も長寿化しています。
「引っ越しが必要になって飼えなくなった」「ペットよりも先に飼い主さんが亡くなってしまった」というような事態を避けるためにも、よく考えてから購入するようにしましょう。
高齢者世帯がペットを迎え入れる場合は、自分たちに何かあったときにお世話をお願いできる人を探しておくようにしてください。
賃貸物件の一人暮らしでもペットは飼える?おさえておくべきポイント3つ

賃貸物件の一人暮らしでも、ペットは飼えます。
ただ、おさえておくべきポイントが3つあるので確認しておきましょう。
1.ペット可の物件を選ぶ
2.飼育スペースを確保できるか確認する
3.騒音トラブルに注意する
以下で詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1.ペット可の物件を選ぶ
ペットを飼いたいと考えている場合は、必ずペット可の賃貸物件を探してください。
ペット可の賃貸物件であれば、「鳴き声がうるさくて近隣から苦情がくる」などのトラブルも起こりづらいです。
また、同じようにペットを飼っている人が多いので、ペット同士の交流もできるでしょう。
一方で、ペット不可の物件で隠れてペットを飼育するのは絶対に避けてください。見つかったときに違約金が発生するのはもちろんですが、ペットを手放さなければいけなくなる可能性もあります。
そうなった場合に、1番可哀想なのはペットです。
飼い主さんとペットが快適に暮らせるように、必ずペット可の賃貸物件を選ぶようにしましょう。
2.飼育スペースを確保できるか確認する
ペットを迎え入れる前に、飼育スペースを確保できるかを確認しておきましょう。
生き物によっては、大きな飼育ケージ・水槽が必要になります。夏や冬も快適に過ごすためには、空調が整った部屋にケージや水槽を設置しなければなりません。
また猫の場合は、犬と違って散歩をしない分、室内での運動が必要です。上下運動ができるキャットウォークなどを設置してあげないと、運動不足になってしまいますよ。
どれだけ愛情を注いだとしても、飼育環境が整っていないとペットはストレスを感じてしまいます。
快適に過ごせるだけのスペースがあるかどうかをよく考えてから、ペットを迎え入れるようにしましょう。
3.騒音トラブルに注意する
騒音トラブルには最大限に注意を払いましょう。
ペット可の物件だとしても、隣と密着しているようなマンションやアパートだと、大きな鳴き声は迷惑になってしまいます。特に、朝早くや夜遅くの時間帯には注意が必要です。
「しっかりとしつけを行う」「朝早くや夜遅くの時間帯にペットを刺激しないようにする」などの対策を行い、近隣とのトラブルを避けるようにしましょう。
▼関連記事
一人暮らしにおすすめのペットまとめ!ペット可の賃貸物件探しのコツと内緒で飼ってもバレないかを解説
飼いやすい・かわいいペットをインスタグラムの投稿から紹介!
最後に、飼いやすい・かわいいペットをインスタグラムの投稿から紹介します。
どのペットを迎え入れようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
トイプードルのむぎちゃん
クリスマスケーキが出てくるのを今か今かと待っているむぎちゃん。
ワクワクソワソワしてる感じが伝わってきますね~!
後ろ足だけで立ち上がれるなんて、バランス感覚抜群!
茶色のモコモコの毛とクリクリした瞳ががテディベアみたいでめちゃくちゃかわいいです!
マンチカンのにこちゃん
スローモーションで撮影されたマンチカンのにこちゃん。
普通のスピードでももちろん可愛いとは思いますが、スローモーションで見るとなんて可愛いんでしょう!愛らしいお顔から目が離せなくなりますね〜!
自分の写真なら消せるのに愛する我が子の写真は消せない気持ち、よくわかります!!
セキセイインコのミライちゃん
白と水色のコントラストが鮮やかでとっても素敵なミライちゃん。
つぶらな瞳でこちら側を見つめて、何を考えているのかな?
植物の茎をちょこんと掴んでいる小さな手もめちゃくちゃキュートです!
ちなみに、植物は口にしないようにしっかりと飼い主さんが見守っているそうなのでご安心ください〜!
仲良く記念撮影するゆっきー&くっぱちゃん
仲良くポーズを決めているゆっきー&くっぱちゃん。
サンタさんとトナカイの洋服を着て、ソリに乗っています。今からプレゼントを届けに行くのかな〜?
とっても仲良しな2人ですが、くっぱくんは保護犬出身だそう。
ペットを迎え入れるときは、ぜひ保護犬・保護猫も選択肢に入れてみてください!
飼いやすいペットを家族に迎え入れてみよう!

元気に飛び跳ねたり甘えたり、さまざまな表情を見せてくれるペット。大切に育てれば育てるほど愛情を向けてくれる子が多いので、家族に迎え入れれば、あなたの大切なパートナーとなってくれるでしょう。
特に本記事で紹介したペットたちは、飼い主さんになつきやすくお世話も比較的簡単で、初心者でも飼育しやすい生き物ばかりです。一人暮らしの方にも、子供がいる家庭にもおすすめできます。
生活スタイルや住居を考慮したうえで、お気に入りの子を見つけてみてくださいね。
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