
手遊びは子ども・親・祖父母の3世代で一緒に楽しめるのが魅力だよ。
昔からあるものから新しいものまで、手遊び歌をチェックしよう!
- 手遊び・手遊びうたとは
- 手遊びうた・わらべうた一覧
- 年齢別で人気の手遊び【子供・大人・高齢者】
- 【盛り上がる】春夏秋冬の手遊び・わらべうたの手遊び
- 手遊び・手遊びうたの効果と注意するポイント
- 手遊び歌で心と体を健やかに
手遊び・手遊びうたとは

手遊びうたとは、歌と手の動きがひとつになった遊びです。中には手だけでなく、腕や体全体を動かすものもあります。
手遊びの特徴は、道具を準備しなくても手軽に楽しめること。
手遊びは子どもの成長につながるだけでなく、親子の絆を深め、高齢者の脳トレを促す効果も期待できます。
手遊びうた・わらべうた一覧
ここでは、面白くて盛り上がる手遊び25選を紹介します。
気になる手遊びうた・わらべうたを見つけたら、タップしてみてくださいね。
アルプス一万尺
アンパンマン
いとまき
いわしのひらき
大きくなったら
お寺の和尚さん
お弁当箱
グーチョキパー
クリスマス
スイカの名産地
そろったそろった
ちゃつぼ
茶摘み
でんでらりゅうば
はじまるよ
はろはろハロウィン
ひげじいさん
ひなまつり
三ツ矢サイダー
むすんでひらいて
もしもしかめよ
もぞもぞダンゴムシ
やさいのうた
りんごころころ
ワニの家族
※五十音順
年齢別で人気の手遊び【子供・大人・高齢者】
0歳児におすすめの手遊び
やさいのうた
「やさいのうた」は、トマトやキャベツ、きゅうりなど、身近な野菜がテーマの手遊びです。
明るくリズミカルなメロディーと、野菜にちなんだ「トントン」や「キャッキャッ」などの効果音が子どもをひきつけます。
りんごころころ
「りんごころころ」は「グーチョキパー」のメロディーに合わせて歌います。様々なオノマトペに合わせた手遊びで、まだ指の細かい動きが難しい年齢の子どもでも楽しめます。
1歳児におすすめの手遊び
むすんでひらいて
むすんで ひらいて
(手をグーからパーにする)
てをうって むすんで
(手を4回たたいてグーにする)
またひらいて てをうって
(手をパーにして4回たたく)
そのてをうえに
(合わせた手を頭の上に広げる)
みんな大好きなおなじみの手遊び。この後に「お星さまキラキラ」や「飛行機ブンブン」などのアレンジを加えるパターンも人気があります。
ひげじいさん
とんとんとんとん ひげじいさん
(げんこつを4回たたき、あご先に重ねる)
とんとんとんとん こぶじいさん
(げんこつを4回たたき、ほっぺにつける)
とんとんとんとん てんぐさん
(げんこつを4回たたき、鼻先に重ねる)
とんとんとんとん めがねさん
(げんこつを4回たたき、輪っかにして目に合わせる)
とんとんとんとん てはうえに
(げんこつを4回たたき、バンザイする)
きらきらきらきら てはおひざ
(手をヒラヒラさせながら下げて、膝の上にのせる)
「ひげじいさん」は簡単で真似しやすい手遊びなので、1歳児でも楽しめます。「てはおひざ」で姿勢を正すので、次のお遊戯に移るときにも有効です。
もぞもぞダンゴムシ
1歳児におすすめの手遊び。表情豊かに演じるのがポイントで、短いフレーズの中に子どもをひきつける要素がちりばめられています。
2歳児におすすめの手遊び
アンパンマン
「ひげじいさん」のメロディーを使った、アンパンマンバージョンの手遊び歌。アンパンマンのキャラクターを覚えた年齢の子どもに人気です。最後が「ぼくチーズ ワン!」なので、「ひげじいさん」よりも元気いっぱいな雰囲気になります。
いとまき
いとまきまき いとまきまき
(手をげんこつにして、腕をぐるぐる回す)
ひいて ひいて
(腕を左右に2回引っ張る)
トントントン
(げんこつを3回たたく)
できた できた
(両手を上から下にキラキラ動かす)
こびとさんのおくつ
(両手で円を描いて手のひらですくうように上に向ける)
2番以降は「ぞうさんのおくつ」「ねずみさんのおくつ」「みんなのおくつ」になります。「ぞうさんのおくつ」は大きな動作でゆっくりと、「ねずみさんのおくつ」は小さくスピーディーに、「みんなのおくつ」は最後に丁寧にやるのがポイントです。
お弁当箱
これっくらいの おべんとばこに
(両手の人差し指で四角を描く)
おにぎり おにぎり ちょいとつめて
(2回握って、手を平行に3回動かす)
きざみしょうがに ごましおふって
(包丁で切る真似を4回、手を2回パッパッとする)
にんじんさん
(右手は2本指、左手は3本指を立てる)
さくらんぼさん
(右手は3本指、左手は3本指を立てる)
しいたけさん
(右手は4本指、左手は3本指を立てる)
ごぼうさん
(右手は5本指、左手は3本指を立てる)
あなのあいた れんこんさん
(手のひらを輪にして、左右に振る)
すじのとおった ふき
(手のひらを合わせて、上の手を肩まで引き、顔の横で合わせる)
お弁当をテーマにした手遊び歌です。おままごとに興味を持ち始める年齢の子どもから喜ばれます。お弁当の日が楽しみになること間違いなしです。
3歳児におすすめの手遊び
はじまるよ
はじまるよ はじまるよ
はじまるよったら はじまるよ
(リズムに合わせて左右で3回ずつ手をたたくのを4セット行う)
1と1で にんじゃさん ドロン
(両手の人差し指を立て忍者のポーズ)
2番以降では、立てる指の数が1本ずつ増えていき、「カニさん チョーキチョキ」「ねこのひげ ニャー」「たこのあし ツルン」「てはおひざ」になります。
「ひげじいさん」と同様に、絵本を読む前などにする定番の手遊びです。
グーチョキパー
「グーチョキパー」は保育の現場や先生によって、様々なパターンがあります。「グー」「チョキ」「パー」の組み合わせで作れるものなら何でもOK!子どもが飽きないように、変化を加えることが大切です。
4歳児におすすめの手遊び
いわしのひらき
いわしの(両手の人差し指を立て、手のひらを下向きに2回振る)
ひらきが(上向きに2回振る)
しおふいて ぱ!(手のひらを握って開く)
ずんずんちゃちゃ(右手を2回波打たせる)
ずんずんちゃちゃ(左手を2回波打たせる)
ずんずんちゃちゃ ぽ!(右手を2回波打たせて、口元に当てる)
2番以降は「にしんのひらき」「さんまのひらき」「しゃけのひらき」「くじらのひらき」となり、指の数も1本ずつ増えていきます。最後のくじらのひらきはゆっくりと大きくやるのがポイント。リズム感が面白い手遊びです。
ワニの家族
わにのおとうさん わにのおとうさん おくちをあけて パカッ
(手のひらを合わせて口を作り、リズムに合わせて8回開く)
おひげをじょりじょり おひげをじょりじょり
(片手げんこつにして、あごを往復させる)
およいでいます~
(両手で2回掻く水を掻く動き)
2番以降は「わにのおかあさん」「わにのおにいさん」「わにのおねえさん」「わにのあかちゃん」になり、動作も変わります。どれも簡単で真似しやすいのでおすすめです。
5歳児におすすめの手遊び
大きくなったら何になる
「大きくなったら何になる」は、様々なお仕事を数え歌形式で紹介していきます。手遊びの後に、将来なりたい仕事について子どもたちとお話しするのもよいでしょう。
三ツ矢サイダー
ひとつ ふたつ ミツヤサイダー
ひとつ ふたつ ミツヤサイダー
(両手を左右に動かしながら、1本・2本・3本と指を立てる)
ぽぽん ぽんぽん
(片手ずつ手を上にあげてパーにする)
あんまり つめたくしないで
あんまり つめたくしないで
(両手をクロスさせて肩をタッチ、体をくねらせる)
ひとつ ふたつ ミツヤサイダー
ひとつ ふたつ ミツヤサイダー
(両手を左右に動かしながら、1本・2本・3本と指を立てる)
しゅわー!
(両手を大きく広げる)
三ツ矢サイダーの手遊び歌は、数字を教える機会にうってつけです。振り付けも簡単なので、幅広い年齢の子どもが楽しめるでしょう。
大人・高齢者の脳トレにおすすめの手遊び
茶摘み
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘じゃないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠
「茶摘み」は2人1組で行う手遊びで、高齢者の脳トレにもおすすめです。
まず、手拍子を打ち右手同士を合わせ、次に、手拍子を打ち左手同士を合わせ、最後に「八十八夜」などフレーズのラストで両手同士を2回合わせます。
これが基本の動きですが、年代によっては手の甲を合わせたり、手を上下に打ち合わせたりと複雑なアレンジをすることも。
もしもしかめよ
もしもしかめよ かめさんよ
せかいのうちに おまえほど
あゆみののろい ものはない
どうしてそんなにのろいのか
「もしもし かめよ」は、正式には「うさぎとかめ」という名前の童謡です。
手遊びは何パターンかありますが、簡単なのはリズムにあわせて「グー」「チョキ」「パー」を繰り返すものです。
さらに難易度を上げて脳トレ効果を高めるのなら、親指を他の指で順番にさわっていくアレンジがよいでしょう。どの指からはじめるかを変えたり、左右の手の組み合わせを複雑にしたりすることで、頭の体操になります。
アルプス一万尺
「アルプス一万尺」は、大人も子どもも楽しめる手遊びです。孫が保育園や小学校で覚えてきて、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に遊ぶケースもあります。息を合わせつつ、徐々にスピードアップしていくと盛り上がりますよ。
お寺の和尚さん
こちらもまた、大人と子どもにおすすめの手遊びです。最後にじゃんけんをすることでゲーム性も楽しめます。また、地域や年代によって歌詞やメロディーが違うため、そこもワイワイ盛り上がるポイントです。
【盛り上がる】春夏秋冬の手遊び・わらべうたの手遊び

春の手遊び
ひなまつり
とっても可愛い振り付けで、春にぴったりの手遊びです。最後に桃の花が咲くところで、みんなが笑顔になれそうですね。
春の手遊びには、他にも「つくしんぼ」や「ピクニック」などのテーマがあります。
夏の手遊び
スイカの名産地
夏の手遊びと言えば、「スイカの名産地」が有名です。親子で一緒に歌いながら手遊びを楽しみましょう。子どもの頃は歌詞の意味を理解していなくても、大人になってから聞くと、ほのぼのした雰囲気に癒やされることも。
夏の手遊びには、他にも「アイスクリーム」や「みかんの花咲く丘」などがあります。
秋の手遊び
はろはろハロウィン
ハロウィンはお菓子がもらえることから、子どもたちに大人気のイベントです。こちらはそんなハロウィンをテーマにしたオリジナルの手遊び。おばけや魔女、オオカミ男などがコミカルに登場しています。
秋の手遊びには、他にも「どんぐり ころころ」や「大きな栗の木の下で」などがあります。
冬の手遊び
クリスマス
「クリスマス」は、「いちといちで」をアレンジした冬の手遊び歌。最後の「メリークリスマス!」という元気いっぱいの掛け声がいいですね。サンタクロースもクリスマスも子どもが大好きなモチーフなので、盛り上がること間違いなし!
冬の手遊びは、人気の手遊び歌をアレンジしたものが多く、「グーチョキパー」のお正月バージョンなどもあります。
わらべうたの手遊び
ちゃつぼ・でんでらりゅうば
「ちゃつぼ」は、わらべうたのリズムに合わせて左右の手をすばやく交替する手遊びです。慣れてきたらテンポを上げて、相手と競争するのも楽しいですね。
「でんでらりゅうば」は、長崎県に伝わるわらべうたです。歌の意味は「出て行けるものであれば行くけれど、出られないので行きません」というもの。長崎弁を知らなくても言葉の響きがなぜかクセになる手遊び歌です。
そろったそろった
最後に紹介するのは、手遊びを超えて体全体を使うリズム遊び「そろったそろった」。
大人数でやるもよし、チーム同士で競うもよしのわらべうたです。小学生や中学生でも楽しめそうな内容ですので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。
手遊び・手遊びうたの効果と注意するポイント

手遊び・手遊びうたの効果
手遊びには、
・脳を活性化する
・手先が器用になる
・リズム感や反射神経、体の動かし方が身につく
・言語力・コミュニケーション能力が発達する
・心の安定につながる
などのメリットがあります。
手遊びでは左右の手をバランスよく使うことで、脳を活性化してくれます。
また、発達の段階に合わせた手遊びを行うことで、手先が器用になり、難しい指の動きもできるようになります。手遊びを繰り返し行うことで、リズム感や反射神経、体の動かし方も身につくでしょう。
手遊びにはいろいろなものの名前が含まれているため、言語力が身につきます。
また、みんなで呼吸を合わせることで、コミュニケーションにつながっていくことも。
さらに、手遊びにはスキンシップの要素もあります。スキンシップをとると、愛情ホルモンのオキシトシンが脳内で分泌され、情緒を安定させてくれます。これは子どもだけでなく、大人や高齢者にとっても重要です。
手遊び・手遊びうたで注意するポイント
月齢・年齢に合わせた手遊びを選ぶ
手遊びは子どもが真似できるように、月齢・年齢に合ったものを選ぶことが大切です。本来は難しい手遊びでも、アレンジ次第で難易度を下げることもできます。
高齢者の場合もそうですが、相手の反応を見ながら、ペースを合わせて行いましょう。
つながりのある手遊びを選ぶ
手遊びを選ぶときは、つながりを意識しましょう。
例えば、動物がでてくる絵本を読む前に動物の手遊びをすると、より興味をひきつけられます。また、季節感を合わせるのも重要です。春夏秋冬のさまざまな手遊びを行うことで、季節の移り変わりを意識できるでしょう。
大きな声と身振りで歌う
手遊びは明るく大きな声で歌うのがポイントです。
また、手遊び歌の内容を大きな身振りで表現することで、「楽しそう」「やってみたい」と思うきっかけになります。
指の動かし方・力の入れ具合をチェックする
例えばグーとパーの繰り返しでも、指が伸びきっていないと手遊びの効果が半減してしまいます。うまく出来ない場合には、直接手を取って、指の動かし方や力の入れ具合をレクチャーするとよいでしょう。
手遊び歌で心と体を健やかに

子どもから大人まで楽しめる手遊びを紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?
手遊びは一見やさしいように思えても、やってみると案外難しかったり、盛り上がったりするものです。
子どもとのコミュニケーションや高齢者の方の認知症予防として、ぜひ手遊びを活用してみてくださいね。
アプリなら新着物件を見逃さない!ニフティ不動産アプリ
部屋を借りる!賃貸版はこちら
住宅を買う!購入版はこちら