
「春といえば、桜以外に何があるかな。」
「春から連想される食べ物やイベントを知りたい。」
「生活のなかに春を取り入れて、季節感を楽しみたい。」
このような方は、多いのではないでしょうか。
今回の記事では、春に関する食べ物やイベント・行事などを紹介します。
春の風物詩を知り、満喫しましょう。
気象庁では、3〜5月までが春と区分されます。
この記事でも、春を3~5月くらいまでの期間と定義して、「春といえば」連想するものを紹介していくよ。
春といえば?食べ物編

春が旬の食べ物といえば、ハマグリや筍など。
旬の食べ物を料理に取り入れることで、食卓で季節感を味わえます。
旬の食べ物は安く手に入れられるうえ、栄養価が高く、旨みが増しておいしい点が魅力です。
▼春が旬の食べ物
・ハマグリ
・筍
・フキノトウ
・桜エビ
・イチゴ
・夏ミカン
・伊予柑
また、春を連想させる食べ物は、桜餅や柏餅です。
雛祭りや子どもの日のイベントと合わせて食べると、より季節を実感できますね。
▼春を連想させる食べ物
・桜餅
・柏餅
春にまつわる食べ物をレシピに取り入れてみましょう。
ハマグリ

ハマグリは、身がふっくらしており、やわらかいことが特徴です。
旨みが強く、酒蒸しやお吸い物、炊き込みご飯に取り入れるのがおすすめですよ。
なお、ハマグリは対となる貝殻がピッタリと重なり合うことから、夫婦が円満であることや縁起が良いことの象徴として知られています。
ひな祭りなどのお祝いの日の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
筍(たけのこ)

春といえば、旬の筍を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
筍は、硬さが程よく、食感を楽しめます。
炊き込みご飯や煮物、天ぷらなどさまざまなレシピに取り入れられます。
また、筍は食物繊維やカリウムを多く含むため、腸内環境の改善や高血圧の予防を期待できる点が魅力です。
生の筍は下処理が大変ですが、味は抜群。
気軽に春を楽しみたい方は水煮を購入するのもよいでしょう。
フキノトウ

フキノトウは、フキの蕾の部分で、やや苦味があることが特徴の食べ物です。
苦味の成分には、新陳代謝を促進させる効果を期待できます。
フキノトウは、冬の雪解けが終わる頃に芽を出して春の訪れを彷彿とさせるため、「春の使者」とも呼ばれています。
ぜひ、春にはフキノトウを使った料理を楽しみましょう。
桜エビ

桜エビは、ピンク色で小さく、甘みや旨みが強いです。
生で食べても乾燥させて食べてもとてもおいしいですよ。
また、桜エビの漁は、春と秋の年2回行われます。
漁ができる地域は駿河湾のみであり、とても希少です。
イチゴ

イチゴは、甘みと酸味のバランスが良く、大人から子どもまで人気のある食べ物です。
果物といわれているイチゴですが、実は野菜に分類されます。
また、イチゴの粒は、種ではなく、果実です。
果実と思われている赤い部分は、偽果と呼ばれており、茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだものです。
品種も豊富なイチゴ、なかには白いイチゴもあるんです。
ビタミンCが豊富で美肌効果や風邪予防を期待できるため、デザートやおやつとして積極的に食べたいですね。
夏ミカン(ナツダイダイ)

夏ミカン(ナツダイダイ)の果肉は、プチプチとしており、食感を楽しめます。
甘酸っぱさと苦味がある点やさわやかな香りを持つ点も特徴です。
なお、夏ミカンと呼ばれていますが、正式名称はナツダイダイです。
また、夏ミカンは名前に「夏」が付きますが、収穫時期は4月中旬から5月中旬頃、食べ頃は4月下旬から5月下旬。
夏ミカンは、実は春から旬を迎える食べ物なんです。
アスパラガス

アスパラガスは、食感が良く、歯ごたえを楽しめる野菜。
甘みがあるのが特徴で、新鮮なものほど甘みが強いです。
アスパラガスの代表的な栄養素は、アスパラギン酸です。
アスパラギン酸には、疲労回復の効果が期待できますよ。
茹でてマヨネーズといっしょにいただいたり、ベーコンと合わせて炒め物にしたり。
旬の味を気軽に楽しめる野菜です。
桜餅

桜餅は、ピンクに色付けした餅を塩漬けした桜の葉で巻いた食べ物です。
春の季語としても知られています。
春らしく、可愛らしい見た目であるため、ひな祭りの行事食として定番ですね。
ひな祭りの日に食べることで、より季節感を味わえますよ。
柏餅

柏餅は、餅の中に餡を入れて、柏の葉で巻いた食べ物です。
縁起の良い食べ物として知られており、こちらは端午の節句・子どもの日の行事食として定番ですね。
柏は古くから神聖な木と言われています。
柏の葉は、新しいものが出たあとに古いものが落ちることから「子孫繁栄」「家系が絶えない」などを連想させることから、柏餅は縁起の良い食べ物とされているんです。
端午の節句に柏餅を食べる理由を話しながら、子どもと一緒に行事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
春といえば?花・植物編

春の花といえば、桜という声が多いですが、春は様々な花が咲き誇る季節。桜以外にも牡丹や菜の花など、春に見頃を迎える花はたくさんあります。
▼春の花
・桜
・牡丹
・菜の花
・桃
・チューリップ
・たんぽぽ
・勿忘草
・ネモフィラ
・ヒヤシンス
・カーネーション
春の花を部屋に飾ったり、庭や花壇に植えたりして、春らしい雰囲気を満喫してみてくださいね。
桜

桜は、ピンク色の可愛らしい花を咲かせます。
小さい花が集まった姿は、とても華やかです。
桜の木の下でお花見を楽しむ光景は、春の風物詩として知られていますね。
桜の花言葉には、「優雅な女性」「純潔」などがあります。
美しい桜にぴったりの花言葉ですね。
牡丹

牡丹の花は大輪であり、複数の花弁が重なる姿がとても華やかです。
花色は、ピンク色や白色などさまざまです。
牡丹の花言葉は、「高貴」「王者の風格」など。
牡丹の華やかな姿を連想させる花言葉ですね。
牡丹は、一輪挿しで部屋に飾ってもとても存在感がありますよ。
菜の花

菜の花は、鮮やかな黄色の花を咲かせます。
菜の花を見ていると、とても明るい気持ちになれますね。
花言葉も「活発」「明るさ」など元気なイメージのものがたくさんあります。
菜の花まつりを開催しているところも多いので、足を運んでみましょう。
桃の花

桃の花は、桜に似た可愛らしい花です。
桃の花と桜の花の見分けが付かないときは、花弁の先端を見てみましょう。
桃の花は花弁の先端が尖っていますが、桜は花弁の先端に切れ込みがあります。
桃の花の花言葉は、「私はあなたのとりこ」「気立ての良さ」などです。
チューリップ

チューリップは、楕円形の花弁が特徴的です。
花色は赤色や黄色などさまざまで、咲き方も一重咲きや八重咲きなど豊富ですよ。
花言葉は、「博愛」「思いやり」などです。
なお、チューリップは、初心者でも育てやすいといわれています。
花壇や鉢植えなどで育ててみてはいかがでしょうか。
たんぽぽ

たんぽぽは、可愛らしい黄色の花を咲かせます。
花が咲いたあとは、ふわふわした綿毛に変わることが特徴的です。
綿毛には種が付いており、風を利用して種を遠くまで飛ばします。
なお、たんぽぽの花言葉は、「幸せ」「真心の愛」などです。
勿忘草

勿忘草は、小さな花を無数に咲かせます。
花色はポピュラーな青色のほか、ピンク色や白色などがあります。
勿忘草の名前の由来は、中世のドイツの悲恋物語です。
男女がドナウ河岸を散歩している際に花を見つけました。
男性は女性のために花を摘もうとしましたが、足を滑らせて河岸に落ちてしまいました。
重たい鎧を着ていた男性は、沈んでいくなか女性に「私を忘れないで」と花を投げたそうです。
この悲恋物語に出てくる花が勿忘草です。
なお、勿忘草の花言葉は、「私を忘れないで」ですよ。
ネモフィラ

ネモフィラは、澄んだ青色の花を咲かせます。
花言葉は、「清々しい心」「可憐」などです。
なお、青色の花は、ほかの色の花と比べてめずらしいです。
青色の春の花を植えたい際には、ネモフィラを選んで見るのもいいですね。
ネモフィラは育てやすいため、ガーデニング初心者にぴったりですよ。
ヒヤシンス

ヒヤシンスは、複数の小花が密集して咲きます。
ボリュームが出るため、存在感がありますよ。
また、香りが強いことも特徴です。
ヒヤシンスは、ほんのり甘く、さわやかな香りを漂わせます。
なお、ヒヤシンスの名前の由来は、ギリシャ神話に登場するスポーツ万能な「ヒアキントス」です。
ヒアキントスと太陽神アポロンが円盤を投げて遊んでいました。
その光景を見た西風の神ゼピュロスが嫉妬して風を吹かせたところ、アポロンが投げた円盤がヒアキントスに当たり、血を流して死にました。
ヒアキントスの血が流れた場所から咲いた花がヒヤシンスといわれています。
また、ヒヤシンスの花言葉には、「スポーツ」「嫉妬」などがあります。
この花言葉もヒアキントスの逸話から付けられました。
カーネーション

カーネーションは、フリルのように波打つ花弁が特徴的です。
花弁がいくつも重なる姿は、とても存在感があり、華やかですよ。
また、カーネーションは母の日に贈るプレゼントとして定番の花です。
花言葉には、「女性の愛」「純粋な愛情」などがあります。
母の日の贈り物にぴったりですね。
春といえば?行事・イベント編

春の行事・イベントには、ひな祭りやホワイトデーなどがあります。
▼春の行事・イベントのリスト
・桃の節句(ひな祭り)
・ホワイトデー
・春分の日
・卒業式・入学式
・エイプリルフール
・お花見
・イースター
・ゴールデンウィーク
・端午の節句
・母の日
大人から子どもまで楽しめる行事・イベントがたくさんあります。
春ならではの行事・イベントを楽しみましょう。
桃の節句(ひな祭り)

3月3日は、桃の節句(ひな祭り)です。
桃の節句(ひな祭り)は、女の子の健康や成長、幸せを願う日です。
桃の節句(ひな祭り)には、ひな人形を飾る風習があります。
ひな人形に女の子の穢れを移して、災いの身代わりになってもらうためといわれています。
桃の節句(ひな祭り)の行事食は、ひなあられやちらし寿司などです。
▼桃の節句(ひな祭り)の行事食の例
・ひなあられ
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物
・ひし餅
・甘酒
桃の節句(ひな祭り)には、ひな人形を飾ったり、行事食を楽しんだりしてみましょう。
ホワイトデー

3月14日は、ホワイトデーです。
ホワイトデーは、男性が女性にバレンタインデーのお返しをする日です。
バレンタインデーは、2月14日で女性が男性にチョコレートを贈る日として親しまれていますよね。
ホワイトデーの贈り物には、クッキーやキャンディーのようなお菓子のほか、生活雑貨や花などさまざまなものが選ばれています。
実は、ホワイトデーは、日本発祥の行事・イベントなんです。
老舗洋菓子店が始めた説や全国飴菓子工業協同組合が始めた説など、起源には諸説あります。
春分の日

春分の日は、国民の祝日のうちの1つ。
春に昼と夜が同じ長さになる日が春分の日と決まっており、その年によって日付が変わります。
なお、昼と夜が同じ長さになる日は、春と秋に1回ずつあります。
春は春分の日、秋は秋分の日といいます。
祝日法において、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。
外に出掛けて、自然や生物に目を向けてはいかがでしょうか。
卒業式・入学式

春といえば、出会いと別れの季節。卒業や入学は春の風物詩のひとつと言えるでしょう。
一般的に3月に卒業式、4月に入学式が行われます。
卒業式は教育課程を修了したことを認め、新しい門出を祝う式典。一方で、入学式は学校への入学を認めて祝う式典です。
幼稚園・保育園からはじまり、小学校・中学校など子どもの成長の節目でもありますね。
エイプリルフール

4月1日は、エイプリルフールです。
エイプリルフールとは、嘘をついてもいい日のことです。
エイプリルフールの由来・起源は、諸説あります。
フランスから始まった説やイギリスから始まった説などはっきりしたことはわかっていません。
なお、マレーシアやインドネシアなどでは、エイプリルフールに嘘をつくことが禁止されています。
日本ではエイプリルフールに嘘をつく事は禁止されていませんが、罪になる嘘や誰かを傷つける嘘はつかないようにしましょう。
みんなが笑えるような嘘で、エイプリルフールを楽しんでくださいね。
お花見

お花見とは、きれいな桜を見ながらお弁当を食べたりお酒を飲んだりして楽しむことです。
春になると、桜の木の下で、にぎやかに楽しんでいる人々をよく目にしますね。
お花見は、昔から親しまれてきた行楽です。
もともとは、農民が桜の木に集まり、田んぼの神様をおもてなししたことから始まったといわれています。
田んぼの神様は、寒い冬には山へ行き、あたたかい春になると村へ戻って再び桜の木に宿ると考えられていたためです。
時代が移るにつれて、田んぼの神様をおもてなしすることからきれいな花を見て楽しむ行楽へと変化しました。
ぜひ、春の代表的な風物詩といえるお花見を楽しみましょう。
イースター

イースターとは、十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストが予言どおりに3日後に復活したことを祝う日です。
日付は毎年異なり、春分の日のあとに初めて満月になった日の次の日曜日と決められています。
イースターの象徴として、たまごやウサギが挙げられます。
たまごは、新しい命が生まれることから復活を連想させることから、ウサギは、1年に何度も出産することや1度に多くの子どもを産むことから子孫繁栄を連想させることから、「復活」を祝うイースターの象徴とされているようです。
イースターには、たまごを使用した料理を食べることが定番です。
ほかには、カラフルに色付けしたイースターエッグやぬいぐるみ・置物などウサギをモチーフにしたイースターバニーを飾ります。
日本ではあまり馴染みがないですが、春ならではのイベント・行事なので、楽しんでみましょう。
ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークとは、4月末から5月初めにかけて続く春の大型連休のことです。
いくつもの国民の祝日や土日が重なることで、大型連休となります。
▼ゴールデンウィークの時期の祝日
4月29日:昭和の日
5月3日:憲法記念日
5月4日:みどりの日
5月5日:こどもの日
ゴールデンウィークは、旅行したり、帰省したりする方が多くいます。
気候もあたたかく、お出かけしやすい時期なため、せっかくの大型連休を満喫しましょう。
端午の節句(こどもの日)

5月5日は、端午の節句(こどもの日)です。
端午の節句(こどもの日)は、男の子の健康や成長、幸せを願う日です。
端午の節句(こどもの日)には、五月人形を飾ったり、鯉のぼりを上げたりします。
ほかには、子孫繁栄の願いを込めて柏餅を食べる風習もあります。
母の日

5月の第2日曜日は、母の日です。
母の日は、お母さんに日頃の感謝を伝える日です。
母の日の始まりは、アメリカのある女性が亡くなった母親を追悼するために、教会で白色のカーネーションを配ったことといわれています。
なお、母の日の贈り物の定番として、赤色のカーネーションが挙げられます。
カーネーションは春が見頃の花であり、母の日の贈り物にぴったりですよ。
日頃からお世話になっているお母さんへ贈り物とともに感謝の気持ちを伝えましょう。
春は桜以外にもハマグリやひな祭りなど風物詩がたくさん

春を連想させるものは、桜だけではありません。
花・植物のほか、ハマグリのような食べ物やひな祭りのようなイベント・行事など春の風物詩は多いです。
春の旬の食材をレシピに取り入れたり、春が見頃の花・植物を植えたりしてみましょう。
生活のなかに春を感じられるものを取り入れることにより、一層春を満喫できますよ。
アプリなら新着物件を見逃さない!ニフティ不動産アプリ
部屋を借りる!賃貸版はこちら
住宅を買う!購入版はこちら