キンカチョウの飼い方は?種類や鳴き声、寿命や飼育の際の注意点も解説!の画像01

本記事では、キンカチョウの飼い方を詳しく解説。種類や必要なもの、寿命や飼育する際の注意点についても取り上げます。
記事の後半では、インスタグラムの投稿からかわいいキンカチョウも紹介するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。



キンカチョウってどんな生き物?

キンカチョウとは、スズメ目>カエデチョウ科>キンカチョウ属に分類される小鳥の総称です。
野生のキンカチョウは、オーストラリアやインドネシア、東ティモールなどの乾燥した地域に生息しています。
体重は12g〜15gで、体長は約10cm程度。
「ジャンボ」と呼ばれる大きめサイズのキンカチョウも存在し、ジャンボの場合は体重は20g〜24g、体長は14cm程度になります。
漢字で表記する場合は「錦華鳥」、英語で表記する場合は「Zebra finch(ゼブラフィンチ)」です。
その美しい外見から、「七宝鳥」と呼ばれていたこともありました。

キンカチョウの特徴

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キンカチョウを飼育する前に知っておきたい特徴を5つ紹介します。

1.雑食である
2.温和で臆病な性格である
3.狭いところに入り込む習性がある
4.オスとメスで見た目に違いがある
5.野生下では群れで生活している

それぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。

1.雑食である

野生のキンカチョウは雑食です。
地面に落ちた草の種子や若葉、穀類などを好んで食べますが、昆虫や果物も食べます。

2.温和で臆病な性格である

キンカチョウは、温和で大人しい性格の子が多いです。小鳥を初めて飼う方でも飼育しやすい生き物だといえるでしょう。
ただ、文鳥のように「人懐っこい」というわけではありません。繊細で用心深い一面も持ち合わせています。
スキンシップのとりすぎはキンカチョウにストレスがかかってしまうので、注意しましょう。ゆっくりと距離を縮めて、信頼関係を築いていってください。
雛(ひな)の頃に迎え入れて挿餌(さしえ)をして育てれば、比較的飼い主になつきやすくなりますよ。

3.狭い所に入り込む習性がある

キンカチョウには、狭い所を好んで入り込んでしまう習性があります。
体も小さいので、放鳥中は見失わないように気を付けましょう。
怪我の原因になりそうな隙間をふさいでおくことも大切です。

4.オスとメスで見た目に違いがある

キンカチョウは、オスとメスで見た目に違いがあります。
以下の表にまとめたので参考にしてください。

オス メス
・頬のあたりに鮮やかなオレンジ色の模様がある
・胸部に縞模様がある
・くちばしや足の色がメスよりも濃い
・模様がほとんどなく全体的に灰色である
・くちばしや足の色がオスよりも薄い

大体、生後1ヶ月ほどでオスとメスの見分けがつくようになります。

5.野生下では群れで生活している

野生下のキンカチョウは社会性が強く、10羽〜100羽前後の群れで生活しています。
繁殖期を迎えても、同じ低木に複数のつがいが営巣することもしばしば。
そのため、飼育下でも多頭飼育も可能な小鳥です。
ちなみに、つがう相手は生涯変わらないといわれています。

キンカチョウはうるさい?鳴き声の特徴

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キンカチョウといえば、かわいらしい鳴き声が魅力です。
野生下では群れで生活しているキンカチョウは、鳴き声で仲間とコミュニケーションをとります。そのため、鳴き声のバリエーションも豊富です。
代表的な鳴き声と意味を以下の表にまとめたので、参考にしてください。

鳴き声 意味
チッチッ
キュルキュル
求愛している
ミッミッ
プップッ
「地鳴き」と呼ばれる通常時の鳴き声
ミーミー
メーメー
甘えている、寂しい
飼い主を呼んでいる
キュルルルル 威嚇、縄張りを主張している

鳴き声のバリエーションが豊富だと聞くと、「うるさくて近所迷惑になるかな?」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、鳴き声のボリューム自体は小さいので、さほど心配する必要はありません。
ただ、気が強い個体を複数匹飼育してしまうと、鳴き声が大きくなってしまう可能性も。多頭飼いをしたいと考えている場合は心得ておきましょう。

ペットとして人気のキンカチョウの種類・色

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ペットとして人気が高いキンカチョウの種類・カラーバリエーションを6つ紹介します。

1.ノーマル
2.イザベラ
3.ブラックチーク
4.ブラックブレスト
5.シロキンカチョウ
6.ペンギン

どんなキンカチョウを迎え入れようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.ノーマル

最も有名なキンカチョウの種類が「ノーマル」です。「ノーマルグレー」と呼ばれる場合もあります。
頭部や背中は灰色で、腹部はクリーム色、尾羽は黒地に白の斑点模様。目の下に黒色の涙模様があるのも特徴です。
オスの場合は、頬にオレンジ色のチークパッチ、胸部に縞模様、脇腹には茶色地に白の斑点模様があります。

2.イザベラ

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ノーマルと柄はほぼ同じですが、全体的に薄い灰色をしているのが「イザベラ」です。
チークパッチや脇腹の模様はノーマルと同じ色味なので、オレンジ色や茶色が映えて華やかに見えます。

3.ブラックチーク

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名前のとおり、チークパッチの色がオレンジではなく黒色になる種類が「ブラックチーク」です。メスにもチークパッチが現れます。
ノーマルと柄はほぼ同じですが、頬のオレンジ色がない分シックな印象を受けます。

4.ブラックブレスト

ノーマルと色味はほぼ同じですが、模様の形が少しずつ異なるのが「ブラックブレスト」です。
大きな違いとしては、目の下の涙模様が消失している点と、尾羽を占める白の割合が多くなっている点が挙げられます。
オスの場合は、チークパッチの面積がノーマルよりも広く、胸元の縞模様もありません。脇腹の斑点模様はまだら模様に変化しています。

5.シロキンカチョウ

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くちばし・足・目以外は全身白色の個体が「シロキンカチョウ」です。オスとメスで色や模様に違いはありません。
メスはオスよりもくちばしの色が薄いので、くちばしの色で性別を見分けます。

6.ペンギン

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ノーマルに似ていますが、頭から背中にかけての灰色がノーマルよりも薄い個体が「ペンギン」です。
オスは胸元の縞模様が消失し、喉からお腹にかけては白い羽毛でおおわれています。
色味や柄がペンギンに似ていることから「ペンギン」と名づけられました。
ヨーロッパでは、「ホワイトブレスト」と呼ばれることもあります。

キンカチョウの飼育に必要なもの

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キンカチョウの飼育に必要なものを9つ紹介します。

・ケージ
・壺巣
・止まり木
・餌入れ・水入れ
・ヒーター
・水浴び器
・温度計
・遮光カバー
・体重計

他にも必要なものは色々と出てきますが、まずは上記の9つを揃えておきましょう。
以下で詳しく解説していきます。

ケージ

キンカチョウの住処となるケージ(鳥かご)を用意しましょう。各辺35cm以上の大きさのものを選んでください。
網目が粗いケージだとキンカチョウが足を引っかけてしまう可能性があるので、網目が細かいケージがおすすめです。
またキンカチョウは、1つのケージで複数羽飼育することも可能です。その場合は、より広めのケージを用意するようにしましょう。

壺巣

キンカチョウの寝床や隠れ家となる壺巣を用意してください。体がすっぽり入るサイズのものを選びましょう。
壺巣がなくてもキンカチョウは飼えますが、人目に触れずにゆっくり休める場所があった方がキンカチョウも安心するでしょう。

止まり木

キンカチョウは活発な小鳥なので、ケージ内で自由に動けるように止まり木を設置してあげましょう。止まり木は2本以上入れてあげるのが理想です。
中にはすでに止まり木が備え付けられているケージもありますが、キンカチョウには太すぎる可能性があります。直径1.2cm前後の止まり木を改めて購入するようにしましょう。
太すぎる止まり木を使わせていると足に負担がかかり、趾瘤症(しりゅうしょう)になる危険性があるので注意してください。

餌入れ・水入れ

餌入れ・水入れを用意しましょう。ケージを購入すれば一緒についてくる場合がほとんどなので、付属のものをそのまま使用しても大丈夫です。
ただ、付属の餌入れ・水入れは、小柄なキンカチョウには深すぎる場合があります。様子を見つつ、食べづらそうにしていたら改めて購入しましょう。
置くタイプだとキンカチョウがひっくり返してしまう可能性があるので、ケージに取り付けられるタイプの餌入れ・水入れがおすすめです。

ヒーター・保温電球

キンカチョウは寒さに弱い小鳥なので、秋から冬にかけての温度管理は特に大切です。
ペット用ヒーターや保温電球は必ず用意しておきましょう。

水浴び器

キンカチョウは水浴びが大好きです。体がすっぽり入る大きさの水浴び器を用意してあげましょう。
ケージに取り付けられるタイプのものがおすすめです。

温度計

キンカチョウの飼育適温は20℃~25℃です。暑すぎても寒すぎても体調を崩してしまうので、温度計を用意してしっかりと温度管理を行いましょう。

遮光カバー

キンカチョウが安心して眠りにつけるように、遮光カバーを購入しましょう。明るいままだと落ち着いて休むことができません。
キンカチョウが眠る時間になったら、遮光カバーをかけてケージ内を真っ暗にしてあげてくださいね。

体重計

キンカチョウの健康状態を把握するのに必要なのが、体重測定です。キンカチョウは小柄なので、0.1g単位で測れる体重計を用意しましょう。
小鳥用の体重計も販売されていますが、キッチンスケールでも代用可能です。

キンカチョウにはどんな餌を与えれば良いの?

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キンカチョウの主食は、フィンチ(小鳥)用の混合シードかペレットです。ペットショップや通販サイトなどで販売されています。
混合シードを与える場合は、栄養価が高い皮付きのシードがおすすめですよ。
混合シードを与えるべきかペレットを与えるべきかは、飼い主さんによって意見がわかれます。嗜好性が高いのは混合シードですが、栄養バランスに優れているのはペレットです。
キンカチョウの食いつき具合を見つつ、どちらがキンカチョウに合っているかを見極めていきましょう。
主食の他には、ビタミンが豊富な青菜やカルシウムが摂れるボレー粉(カキ殻の粉末)を与えます。主食だけでは補えない栄養素を摂取できますよ。
1日に与える餌の量は、体重の10%前後を目安にしてください。

キンカチョウの飼い方のポイント

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キンカチョウの飼い方のポイントを5つ紹介します。

1.ケージを定期的に掃除する
2.温度管理を徹底する
3.体型・体重管理をしっかりと行う
4.水浴びできる環境を整える
5.日光浴をさせる

キンカチョウを初めて飼育する方は、まずは上記の5点を心得ておきましょう。それぞれを詳しく解説していきます。

1.ケージを定期的に掃除する

ケージを定期的に掃除して、清潔な環境を保つようにしましょう。
キンカチョウは犬や猫と違って、トイレの場所を覚えられません。ケージの底網の下にペットシーツや新聞紙を敷いて、「フン受け」を作るのが一般的です。
フン受けが汚れたら、こまめに取り替えるようにしてください。フンを放置していると、不衛生な環境が原因でキンカチョウが病気になってしまう可能性があります。
また、ケージの側面や水入れ・餌入れ、壺巣なども、汚れているのを見つけたら掃除するようにしましょう。

2.温度管理を徹底する

キンカチョウの飼育適温は20℃〜25℃です。暑すぎても寒すぎても体調を崩してしまいます。
温度計をこまめに確認して、温度管理を徹底するようにしてください。
夏場は冷房、冬場は暖房・ペット用ヒーター・保温球を利用します。家を留守にしている間も冷房や暖房をつけて、キンカチョウが過ごしやすい環境をつくってあげましょう。

3.体型・体重管理をしっかりと行う

キンカチョウの肥満はさまざまな不調の原因になります。こまめに体重を測定し、ベストな体型を維持できるようにサポートしてあげましょう。
ちなみに、キンカチョウの適正体重は個体によって異なります。「平均体重より重いから」という理由で安易に食事制限してしまうと、キンカチョウが飢えてしまう危険性も。
心配な方は、獣医師にその子の適正体重を診断してもらうとよいでしょう。

4.水浴びできる環境を整える

キンカチョウは水浴びが大好きなので、水浴びできる環境を整えてあげましょう。体がすっぽり入る大きさの、ケージに取り付けるタイプの水浴び器がおすすめです。
キンカチョウが水浴びするのは、羽についた寄生虫やホコリ、汚れを落とすためだといわれています。水浴びできる場所がないと、寄生虫や汚れが羽毛についたままになり、病気にかかってしまう可能性も。
キンカチョウの健康維持のためにも、必ず水浴び器は用意してあげましょう。

5.日光浴をさせる

1日に10分~30分程度、キンカチョウを日光浴させる時間をつくりましょう。
太陽の光を浴びると、キンカチョウの体内で「ビタミンD3」が生成されます。ビタミンD3は丈夫な骨を作るために必要な栄養素です。
ビタミンD3は餌や野菜から摂取することが難しいので、日光浴が必要になります。
日当たりが悪い場所で飼育している場合は、小鳥用の紫外線ライトを購入するとよいでしょう。

キンカチョウの寿命とかかりやすい病気

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キンカチョウの寿命は、5年〜7年程度だといわれています。しかし、この数値はあくまで目安です。
野生よりも飼育下のキンカチョウの方が長生きする傾向にあるので、丁寧に飼育すれば、長い期間を共に過ごせる生き物だといえるでしょう。
キンカチョウがかかりやすい病気は以下の3つです。

1.メガバクテリア症
2.ウイルス性羽毛疾患
3.趾瘤症(しりゅうしょう)

病気をしっかりと予防して、キンカチョウの長生きと健康をサポートしましょう。それぞれの病気を詳しく解説していきます。

1.メガバクテリア症

胃に生息している大型の微生物「メガバクテリア」によって引き起こされる病気がメガバクテリア症です。
体重減少・食欲減退・元気消失・嘔吐などの症状があり、胃からの出血がひどい場合は死に至る可能性も。こまめに体重を測定し、早期発見・早期治療することが大切です。
親から子への垂直感染や、他の鳥の吐しゃ物・排泄物からの感染などが考えられます。

2.ウイルス性羽毛疾患

PBFDウイルスの感染に感染することで発症する病気が「ウイルス性羽毛疾患」。
羽毛の変形・脱毛・下痢・体重減少・肺炎・腸炎など、症状は多岐にわたります。命に関わるケースも多い重篤な病気です。
ウイルス性羽毛疾患も、早期発見・早期治療が大切。特に3歳頃までの個体に発症しやすいといわれているので、毎日欠かさず健康チェックを行いましょう。

3.趾瘤症(しりゅうしょう)

キンカチョウだけではなく鳥類に起こりやすい病気が「趾瘤症」です。
足裏に痛みをともなう傷や腫れが出現し、運動能力の低下や健康状態の悪化を招きます。
趾瘤症の原因は、不適切な止まり木や栄養の偏り、肥満や運動不足だといわれています。食事管理をしっかりと行い、キンカチョウの大きさに合った止まり木を設置するようにしましょう。

キンカチョウを飼う際の注意点

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キンカチョウを飼う際の注意点を5つ紹介します。

1.雛(ヒナ)の飼育は難しい
2.放鳥中は脱走に注意する
3.食べてはいけないものを与えない
4.スキンシップをとりすぎないようにする
5.受診できる動物病院を探しておく

注意点を理解していないまま飼育すると、大きな怪我や事故につながってしまうかもしれません。キンカチョウを迎え入れる前に、しっかりと把握しておきましょう。

1.雛(ヒナ)の飼育は難しい

キンカチョウの雛の飼育は、成鳥に比べると一段と難しくなります。こまめな温度管理や容態観察、挿し餌が必要です。
挿し餌は朝・昼・夜の1日3回行わなければならないため、長時間家を留守にすることができません。
小鳥を飼うのが初めての方は、雛から飼育は控えた方がよいでしょう。

2.放鳥中は脱走に注意する

キンカチョウを室内で放鳥する際は、脱走に注意してください。窓や扉が閉まっているか確認してから放鳥しましょう。
一度脱走してしまうと、自力で戻ってくるのは困難です。特にキンカチョウは温度変化に弱いので、外気温にさらされてしまうと生き延びるのは難しいでしょう。
キンカチョウの命を守るためにも、脱走対策をしっかりと行ってください。

3.食べてはいけないものを与えない

キンカチョウが食べると危険なものは、与えないようにしましょう。具体的には以下のような食材に注意してください。

・チョコレート
・ネギ類
・アボカド
・ジャガイモ
・アルコール

上記の食材を摂取すると、キンカチョウが中毒症状を起こしてしまう可能性があります。放鳥中に誤飲してしまう危険性もあるので、上記の食材は手の届かないところにしまっておくようにしましょう。

4.スキンシップをとりすぎないようにする

キンカチョウは大人しい性格の子が多いですが、人懐っこいわけではありません。
人間に長時間触られていると、ストレスを感じてしまいます。
スキンシップのとりすぎには注意して、適度な距離感を保つようにしましょう。

5.受診できる動物病院を探しておく

受診できる動物病院を事前に探しておきましょう。
犬や猫を診てくれる動物病院は多いですが、鳥類の診察が可能な動物病院はまだまだ少ないです。
急を要する事態になったときに一から動物病院を探しているようでは、処置が間に合わないかもしれません。
診察してもらえる動物病院の目星をつけておくと、万が一の事態が起こっても焦らずに対応できますよ。

キンカチョウに関するよくある質問

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キンカチョウに関するよくある質問4つに回答します。

1.キンカチョウと文鳥の違いは?

キンカチョウと文鳥の1番の違いは大きさです。
キンカチョウの体重は12g〜15g程度ですが、文鳥は25g前後。キンカチョウに比べると文鳥はかなり大きいといえるでしょう。
また、文鳥はキンカチョウに比べると人慣れしやすいです。「沢山スキンシップをとりたい」と考えている方には、文鳥の方が向いているかもしれませんね。

2.キンカチョウが突然死する場合があるって本当?

飼い主さんが気が付かないうちにキンカチョウが病気にかかっていた場合、突然死してしまう可能性もあるでしょう。
特に「メガバクテリア症」や「ウイルス性羽毛疾患」は、死に至る危険性がある病気です。日頃からしっかりと健康管理を行い、病気の兆候を見逃さないようにしてください。

3.キンカチョウは一羽飼いと多頭飼いのどちらがおすすめ?

野生のキンカチョウは群れで生活しているので、飼育下でも多頭飼いがおすすめです。ただ、初めて小鳥を飼う場合は、いきなり多頭飼いしてしまうと適切なお世話ができないかもしれません。
まずは一羽迎え入れてみて、飼育に慣れてから多頭飼いを検討するとよいでしょう。

4.ペットショップやブリーダーでのキンカチョウの値段相場は?

キンカチョウは比較的安価な小鳥で、ペットショップやブリーダーでの値段相場は1,000円~3,000円前後です。
最も一般的な「ノーマル」が1番安く、「ペンギン」や「シロキンカチョウ」などの希少種は少し値段が高くなります。

インスタグラムの投稿からかわいいキンカチョウを紹介!

最後に、インスタグラムの投稿からかわいいキンカチョウを紹介します。
キンカチョウの魅力を堪能してください。

キンカチョウのシロちゃんクロちゃん

飼い主さんの手の上で気持ちよさそうに水浴びしているシロちゃん・クロちゃん。
飼い主さんが水槽の掃除をしていたら寄ってきたそう。
毎日暑いから水浴びしたくなったんだね~。
2人は兄弟なんだそう。確かによく似ていてかわいい!
尻尾の白と黒の模様がとってもキュートです!

キンカチョウのぴーちゃん

鮮やかなチューリップ柄のワイングラスにちょっこんととまっている可愛らしいぴーちゃん。
グラスに興味津々なように見えますね。
チューリップの赤と、茶色・オレンジ色の模様の相性が抜群。
このまま絵画になりそうな雰囲気です。

キンカチョウの翠(すい)ちゃんと柊(ひい)ちゃん

キンカチョウの翠(すい)ちゃんと柊(ひい)ちゃん。
顔を見合わせて何を話しているのかな?
頬のチークパッチや胸元の白黒模様が鮮やかできれいです。
2人は追いかけっこをしてよく遊んでいるそう。
気の合う相方と優しい飼い主さんに出会えて良かったね〜!

キンカチョウと一緒に暮らしてみよう!

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文鳥やインコと並んでペットとしての人気が高い「キンカチョウ」。バリエーション豊富な鳴き声で飼い主さんを楽しませてくれる、愛らしい小鳥です。
小鳥の中では値段も比較的安価で、ペットを初めて迎える方でも飼育に挑戦しやすい生き物だといえるでしょう。
また、文鳥やインコに比べると小柄な体格なので、広いスペースが確保できない方にもぴったりです。マンションやアパートでも充分に飼育できるでしょう。
キンカチョウに興味を持っている方は、家族に迎え入れてみてはいかがでしょうか。

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