冷凍牡蠣フライを上手に揚げるコツは、室温の油を上から注ぐ!?

牡蠣フライを冷凍するときは、ポリ袋で仕切る!

旬の生牡蠣が手に入ると、家族が大好物のフライをいつでも食べられるように冷凍ストックする我が家(生が体に合わない人が増えたこともあり)。衣をつけて冷凍するのですが、以前はその保存のしかたに困っていました。

くっつかないようにフライ同士の間を離すために、食品保存容器をいくつも使ってみましたが、かさばります。重ねようとラップで仕切ってもみましたが、ラップごとカチカチに凍ってはずしにくかったり、力ずくではずそうとするとバキッと割れてしまったり。少し解凍すればはずしやすいのでしょうが、パン粉が水分を含み、中身からドリップが出て油ハネして危険ですし、パンクして中身が出てしまうため、冷凍庫から出してすぐ凍ったまま揚げるほうが良いのですよね……。

ある日、ラップが切れていて、仕方なくポリ袋をジグザグに折りながらフライを重ね、仕切りに使ってみたら、これが大正解!袋なので二重になっていて、しかもシャカシャカとくっつきにくい素材ですから、重ねた冷凍牡蠣フライも一つずつ何の問題もなく取り出せました。ポリ袋は清潔なものを使うのはもちろんですが、使用後はほかのことに再利用できるので、もったいなくもありません。

冷凍牡蠣フライを揚げるときは、室温の油を上から注ぐ!

冷凍牡蠣フライを揚げるときは、室温の油を上から注ぐ!

次に困っていたのは、揚げ方。いつものようにたっぷりの油を熱して投入しても、外側は良い頃合いなのに中身に火が通っていないことがあります。とは言え、食あたりが怖いからとゆっくり揚げていると、外側が焦げてしまいます。さらに、凍るときに平べったくなったままの形で揚がってしまい、「ペチャンコなのはしょうがない」と思い込んでいたのでした。

ところが、鍋に冷凍牡蠣フライを並べ、そこに室温の油を注ぐ方法を試してみるとバッチリ!

まず、鍋に凍ったままの牡蠣フライを並べ、油を上から回し掛けます。深さは1cmくらいでしょうか。半分くらいの高さの少ない油で揚げ焼きしていく感じです。

冷凍牡蠣フライを揚げるときは、室温の油を上から注ぐ!

それから火をつけ、中火くらいで様子を見ます。解凍されながら揚がっていくため衣が柔らかい状態ですので、端がある程度きつね色になるまで触らないようにします。

冷凍牡蠣フライを揚げるときは、室温の油を上から注ぐ!

そっとひっくり返します。油が掛かっているせいか、油ハネが少ないです。しっかりしてきたら、全体がきつね色になるように転がしながら揚げていきます。

揚げバットは「魚焼きグリル+クッキングペーパー」が超便利!

揚げバットは「魚焼きグリル+クッキングペーパー」が超便利!

ちなみに、私が昔から揚げバット代わりに使っているのは、鍋のすぐ下にある「魚焼きグリル」!サッと引き出して、リードクッキングペーパー(油の吸収がとても良く、グリル内に油が落ちない)を敷き、油を切ったらすぐ置きます。

作業スペース不要、油が鍋とバットの間にポタポタ落ちることもなく、使用後のペーパーは油の処理に使えます。洗い物もなく、グリルをストンと戻すだけでお片付け終了!

ふっくら、コロンと揚がりました!

ふっくら、コロンと揚がりました!

仕上がりは、ふっくら、コロン♪ペチャンコ牡蠣フライにサヨナラです。

ふっくら、コロンと揚がりました!

肝心の中身は……ちょうど良く火が通っていてジューシー!衣もサクサクです。

冷凍牡蠣フライを揚げるなら、油もいっしょにゆっくり温めるこの方法が良さそうです。揚げ油も少なくて済み、家族からも好評でした!

ふっくら、コロンと揚がりました!

おまけに……シャカシャカのポリ袋仕切りは、このようにベーコンのブロックをまとめて買ったときや、くっつきやすい鶏ささみなどを冷凍するときにも、ぜひどうぞ!一つずつ簡単に取り出せて重宝しますよ。

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