
ほんの数分でOK!乾燥モードで回す
手間をかけずにゴワゴワを解消するなら、ほんの少しだけ乾燥モードで回すのが一番です。3分から5分くらい回せば十分。それだけでも、コチコチに固まっていた洗濯物がふんわりとほぐれているのが分かるはずです。その状態から干せば、あのゴワゴワ感を感じることもないでしょう。数分の乾燥ならば電気代もあまり気になりません。乾燥時間を設定するか、スマホのアラーム、キッチンタイマーなどを使えば、止めるのを忘れることもありませんね。
ブンブン、モミモミ。干す前に一手間

少し手間をかけても大丈夫というのであれば、干す前に洗濯物を振ったりもんだりするのもいいでしょう。振るのであれば、脱水ジワを遠心力で伸ばすときのように洗濯物全体がバサバサいうくらいの勢いで振るのがポイントです。大事なのは洗濯物の布全体が大きく揺れることです。私の場合、バスタオルなら30回くらい振るのを目安にしています。全部やろうと思うと大変ですので、肌触りが気になりやすいバスタオルやフェイスタオルなどを中心にやるといいと思います。
洗濯物が固くなる理由

ところで、どうしてドラム式洗濯機で洗濯するとゴワゴワになるのでしょうか?原因は脱水のときにグルグル回るドラムの遠心力にあります。ドラム式洗濯機が脱水に入ると、ドラムがすごい速さで回転を始めます。そうして洗濯物を穴の空いたドラムの壁に押し付けて水気を吹き飛ばすのです。このときに遠心力で繊維が潰れてしまうのがゴワゴワの理由です。だから短時間の乾燥にかけたり、手で振ったりもんだりすることで、潰れた繊維と繊維の間に空気が入り、またふんわりとした手触りが戻ってくるのです。
ドラム式洗濯機で困りがちな衣類の黒ずみ

ドラム式洗濯機のお悩みでゴワゴワと同じように多いのが、衣類の黒ずみです。わが家では、縦型ドラムの洗濯機を使っていたときは全然気にならなかったのに、ドラム式洗濯機に替えたとたんに衣類やタオルの黒ずみが気になるようになりました。衣類を黒くしないための方法は、何と柔軟剤を使わないこと。ドラム式洗濯機は従来の洗濯機に比べて使う水の量が少ないため、柔軟剤がすすぎきれずに残ってしまうのが黒ずみの原因になるからです。
便利なドラム式洗濯機ですが、洗濯物がゴワゴワしたり黒ずんだりなど、欠点が気になる場合もあります。けれどほんの一工夫で困ったことが解消されれば、ドラム式洗濯機の良さをより感じることができると思います。
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