重曹の活用法①油汚れや水垢の掃除に

私が重曹を最も活用するのは、キッチンシンクの掃除です。
夕食後に食器を片付け、何もなくなったシンクを布巾で洗うのですが、その際に重曹を少し振りかけます。すると重曹の細かい粒子による研磨効果でシンクの汚れがきれいに落ちます。
また煮洗いとまではいきませんが、1日使った布巾も重曹とお湯でゆすぐことで予備洗いができ、1日の終わりを気持ちよく迎えられます。
他にも、ぬるま湯で重曹を溶いて作った重曹水を使ってコンロや電子レンジの油汚れを取ったり、水回り(お風呂、洗面所、トイレなど)の水垢を落としたり。重曹のアルカリ成分と研磨効果、消臭効果を上手く活用すれば、家中のお掃除に大活躍します。
重曹の活用法②脱臭、除湿とカビ予防に

脱臭、除湿、カビ予防と聞いて我が家で一番ピンとくるのは、靴の収納棚です。いかついスノーブーツが家族分あり、また長男から次男へのお下がりとして取ってある靴が多数。冬は家族が雪をまとったまま入って来る玄関先でもあるので、匂いと湿り気が気になっていました。
ですので、今回重曹を置いてみることに。空き容器(今回は内側が少しさびてしまったコップ)に重曹を1カップ弱入れて、アロマオイルを数滴たらしてかきまぜます。今回は殺菌作用もあると言われているティーツリーオイルを使用しました。甘くなく、すっきりした香りです。
そして収納棚に置いておくこと数日。正直、劇的な変化というのはありませんが、アロマオイルがほんのり香り、個人的には良い感じです。市販の芳香剤が苦手ということもありますが、重曹という自然にも存在するエコな素材がゆっくり呼吸するように臭いや湿気を吸ってくれてカビ予防にもなるなら、「特段急ぎませんのでお願いします!」という心境です。
ということで、即効性を求める方には不向きかもしれませんが、用途に応じて既製品を次々買い足す必要がないのは助かるので、好きなアロマと共に優しい効き目をゆっくり感じていきたいと思います。
重曹の活用法③ボディケアに

寒い季節になると途端に気になるのが、かかとのカサカサ。お恥ずかしい話ですが、古くなった角質が固くなり、ひび割れがひどいのです。ですので、これも重曹で解消することに。重曹とオリーブオイルの割合を3:1くらいで混ぜればできあがりです。
以前、ひざの黒ずみが気になり同様に重曹でマッサージしていたことがありましたが、1回で解消されるわけではないので、入浴のたびにコツコツと続けるのがポイントですね。
私はかかとだけでなく、ひざやひじなど優しくなでるように重曹でマッサージしていますが、入浴後はやはり肌触りが違うと感じています。ただし、オリーブオイルを入れすぎるとしっとりを通り越して手足も浴室の床もベタベタになってしまうのでご注意を。
重曹の活用法④重曹うがいでオーラルケアに

今回重曹を購入して初めてチャレンジしたのは、重曹うがいです。「虫歯予防」「口臭改善」「歯の黄ばみ除去」に効果があるという情報やレビューを目にしていたので、大量購入したこの機会に試してみました!
重曹うがいは、食後酸性に傾く口腔内をアルカリ性の重曹が中和させられること、そして重曹が持つ消臭効果や研磨効果が口腔ケアにも期待できることから注目されているそうです。
やり方は簡単!コップ1杯(約100cc)の水に小さじ1/4程度の重曹を溶かして、うがいをします。このとき注意すべき点は、重曹の種類と量。口に入れるものなので食用のものを使うことと、量を多くすると塩分過多になるので注意する必要があります。効きそうだから、たくさん入れちゃおう!とはいかないのですね。
実際に重曹水で口をゆすぐと、口の中がとてもすっきりします。歯磨き前だったり、磨き残しがあったりすると、重曹の細かい粒子で歯垢が削られるのか歯の表面が逆にザラザラと感じることもありますが、これも重曹水の効果なら、やっぱりやらない手はないですね。食後の歯磨きとともに習慣化していきたいと思います。
これらの他にも、洗濯に活用したり、入浴剤としてお風呂に入れたりと、重曹の使い方はいろいろ。除湿に使ってカチカチに固まった重曹を掃除に使うなど2段活用もできますし、身体にも害のない素材なので小さい子やペットがいても安心安全に使えます。コストコほど大容量ではなくてもドラッグストアなどで割と安価に購入できますので、気になる使い方があった方はぜひお試しください。
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