
今回は、家が持つ「お金では測れない価値」と、そんなことを考えるきっかけになった映画「HERE 時を越えて」についてのコラムをお送りします。
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「この家はいくらですか?」で測れない価値
家を買う、家を借りる、家を売る。こうした不動産取引において、私たちはいつも「価格」を気にします。
「築年数は?」「駅からの距離は?」「資産価値はどのくらい?」
市場において家の価値は数字で示されます。立地や広さ、築年数が査定の基準となり、評価額が決まります。しかし、そこには「住んだ人だけが知る価値」という、数字には現れないもうひとつの価値があるのです。
たとえ、どんなにボロボロでも、住んでいた人にとってはかけがえのない場所。その価値は、物件情報のチラシには載っていません。
実は、このお金に表せない価値、「愛着価値」と呼ばれていて、値段で表現できる市場価値とは異なる「人間の感情が生み出す価値」として、経済学の中でも定義されているんです。
例えば、大切な人からもらった時計や、子どもの頃から使っているぬいぐるみのように、市場価値はそれほど高くなくても、持ち主にとってはかけがえのない存在となるものってありますよね。それが「愛着価値」です。
住宅にも、当然、愛着価値は生まれます。
新築時はただの建物だった家が、そこで過ごした時間とともに「自分の家」として特別な意味を持つようになっていく。住んでいる間に蓄積された思い出や経験こそが、その家の「本当の価値」を形作っていくのです。
映画『HERE 時を越えて』で気づく、家が持つ本当の価値
このように、住む人の記憶や人生が染み込んだ家は、単なる資産価値を超えた存在になっていきます。
実は、そんな「家が持つ本当の価値」について考えさせられる映画の試写会に先日、足を運びました。それが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ』で知られるロバート・ゼメキス監督の最新作 『HERE 時を越えて』 です。

『HERE 時を越えて』の主人公とも言えるのがこちらの部屋
本作は、ある一軒の家を舞台に、その場所で繰り広げられる幾世代もの人生を描いた作品です。固定されたカメラが、時代を超えて人々の営みを映し出し、家がただの建物ではなく、そこで暮らした人々の思い出や感情を記録し続ける存在であることを浮かび上がらせます。

空き地だった場所に建った家に住まう、それぞれの家族の物語が綴られます
その中で、家という存在がどのように人々とともに時を刻んでいくのかが描かれています。
家族の趣味や時代背景が反映されたインテリアを見ているだけでも、その時代の空気を感じられるのですが、家族の会話や家族に起こる様々な事件を通して、その時代が抱えていた社会的な課題や変化が浮かび上がってくるのも興味深いポイント。

住む家族によって変わるインテリアの絵コンテを見て議論する監督と出演者
そして、さまざまな家族のストーリーが積み重なって迎えるラストシーンは、まさに圧巻。
スクリーンを見つめながら、自分の生まれてから今までの記憶が駆け巡り、これから訪れる未来、そしていつか迎える終わり…そうしたものが一気に押し寄せ、胸が締め付けられるような感覚に包まれました。

映画を見終わったら、この何気ないシーンの写真を目にするだけで思い出し涙がでてしまいます
まるで、時間の波に乗せられ、過去の思い出から未来の展望へと一気に流されるような感覚。
家という場所が持っている、人を元気にする力は、まさにお金には換算できない、かけがえのないものだと実感せざるを得ませんでした。
「すべては、ここ(HERE)で起こる」というテーマのもと描かれた家族の愛と喪失のストーリーを見ているうちに、自分にとってのHERE、つまり、自分が暮らした部屋を思い出さずにいられなくなってしまいますよ。
家を選ぶときに考えたい「愛着価値」

トム・ハンクスとロビン・ライトがなんと10代の役を演じています!結婚式をあげている10代の二人が高齢になるまでの物語が綴られます
住む家を選ぶとき、つい条件や価格ばかりを気にしがちです。
もちろんそれは大事なのですが、人生に大きな影響を与えるのは、意外と、そこで生まれる「愛着価値」なのかもしれません。
住み始めたときには何の感情もなかった家でも、そこに暮らし、思い出が積み重なるうちに「自分だけの大切な場所」へと変わっていきます。
だからこそ、これから新しい家を探すときは、「ここでどんな思い出を作っていきたいか?」という視点を持ってみてほしいのです。
その場所が、数年後のあなたにとって、かけがえのない「HERE」になっているかもしれません。
映画概要 映画「HERE 時を越えて」
©2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.
監督:ロバート・ゼメキス
原作:リチャード・マグワイア
脚本:エリック・ロス&ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス ロビン・ライト ポール・ベタニー ケリー・ライリー ミシェル・ドッカリー
配給:キノフィルムズ
公式サイト:here-movie.jp
2025年4月4日(金)より全国ロードショー
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学生時代に住んでいた6畳のアパート。狭くてボロかったけど、友達と朝まで語り合った夜、初めて料理に挑戦して大失敗した思い出が詰まっている。
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家を買って1年。リビングに置いた観葉植物も、キッチンに飾ったカップも、全部好き。ここから新しい思い出たくさん作るぞ。
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上京して初めて借りるワンルームを自分の「HERE」にしたい。正直心細いけど、この部屋で泣いて笑って成長すると決めた。未来の自分が、この街を誇らしげに歩けるように、夢に向かってがんばる。
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応募方法
▼ 応募方法 |
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▼ キャンペーン期間 |
2025年3月21日(金)14:00 〜 2025年3月25日(火)23:59 まで |
▼ 賞品・人数 |
映画「HERE」映画鑑賞券(ムビチケ)×25名様 |
提供元:株式会社キノフィルムズ【PR】
この記事は映画『HERE 時を越えて』(株式会社キノフィルムズ)のPR記事です。
キャンペーン概要・注意事項
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