退去時の立ち合いとは？流れと持ち物まとめ【チェックリストつき】｜ニフティ不動産

退去立ち会いをはじめて経験するときは、何をするのかわからなくて不安ですよね。そもそも「退去立ち会いって必要なの？」と思っている方もいるかもしれません。

貸主とのトラブルを避けるために、できるだけ退去立ち会いには参加すべきです。

今回は退去立ち会いについて流れや所要時間、必要なものを解説します。
「立ち会いでチェックされるポイント」や「なぜ立ち会いに参加すべきなのか」についても説明するので、ぜひご覧ください。

退去立ち会いの体験談についてもまとめているので、これから退去立ち会いを行う方は必見の記事ですよ！

賃貸を退去するときの立ち合いとは？絶対に必要なの？

賃貸物件を退去するときの「立ち合い」とは、借主・貸主が退去する部屋の状態を一緒に確認することです。

部屋の汚れやキズをチェックし、修繕が必要な場合はどちらが修繕費用を負担するのかを話し合います。
不動産会社会社または管理会社の担当者と、入居者の2人で行われるのが一般的ですね。

退去立ち合いは法律で定められた行為ではないので、立ち会いを行う義務はありません。
しかし立ち合いに参加しないと、不当な修繕費用を請求される可能性も。

トラブルを避けるには汚れ・キズが「入居前からあったのか」または「入居者の過失でできたのか」、借主・貸主が認識を共有しておくことが重要です。
そのため、できるだけ退去時は立ち合いに参加するのがよいでしょう。

退去立ち合いは、引っ越し当日に行うケースが多いです。
所要時間は20〜40分程度。

立ち会い後は鍵を返却して物件に入れなくなるので、立ち会いまでに水道・電気・ガスを解約しておきましょう。
退去立ち合いは、以下の流れで行われます。

①荷物を運び出す
②立ち会い担当者が部屋に訪れる
③壁紙や床の状態を担当者と一緒に確認する
④修繕内容を確認して契約書にサインする
⑤鍵を返却する

なお、その場で契約書にサインする必要はありません。
修繕費用に疑問がある場合はリフォーム業者に相場を確認し、納得してからサインしましょう。

ここからは退去立ち合いでチェックされるポイントを具体的にご紹介します。
チェックポイントを表でまとめているので、チェックリストとしてご活用ください。

チェックされる場所	チェックされる内容
壁紙・クロス	汚れやキズがないか
網戸・障子・襖	破損や汚れがないか
床	汚れやキズがないか
畳	シミ・カビや大きなキズがないか
水回り	水垢やカビがないか
ウォシュレット・エアコン・換気扇	問題なく動作するか
ドア	開閉がスムーズか
におい	たばこやお香などのにおいが部屋に染みついていないか
鍵	紛失していないか

退去立ち会いに必要なものをピックアップしましょう。
持ち物を事前に準備しておくことで、スムーズに立ち会いを進められますよ。