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パソコンのバックアップ方法4つ

OS標準のバックアップ機能を使う

OSにあらかじめ搭載されているバックアップ機能を使えば、簡単にデータ一式のバックアップをすることができます。自分のデータ量に適した外付けHDDを買い求め、セットアップをおこない、OS内の指示に従ってバックアップを始めましょう。

Windowsの場合

「Windowsバックアップ」という機能を使います。バージョンによって操作方法は違いますが、最新のWindows10であれば、「イメージバックアップ」をおこなうことになります。このとき、バックアップ前にシステム修正ディスクを作成しておかなければなりません。空のディスクを一枚用意しましょう。

Macの場合

「TimeMachine」を使います。外付けHDDを接続すると、TimeMachineでバックアップを作成するかどうかのメッセージが表示されます。そこで「バックアップディスクとして使用」をクリックしましょう。メッセージが表示されない場合は、メニューからシステム環境設定を選択すると、TimeMachineの選択画面があらわれます。

いずれも自動で定期的なバックアップが可能なので、設定しておけば引っ越しのとき以外にもデータを守ることができるので安心です。
雷や急な停電、火事など、引っ越し以外にもデータ消失の危険は日常に潜んでいるので、ぜひ活用してください。

必要なフォルダやファイルを手動でメディアに入れる

丸ごとバックアップする必要はなく、大事なフォルダさえなくならなければ十分という人は、外付けHDDのほか、データ量次第ではUSBメモリーなどに必要なデータを入れておくといいでしょう。

オンラインストレージにデータを保管しておく

オンライン上にバックアップを作成できれば、外付けHDDがなくても復元が可能です。
地震や火災、水害などの被害、または盗難の被害に遭った場合、パソコンや外付けHDDのデータが同時に失われることがあります。心配な人は、オンライン上にデータを残しておくといいでしょう。有名どころとしては、GoogleドライブやDropboxなどがあります。

ただし、この方法は、パスワードなどが露出すると、データが流失してしまう恐れがあります。セキュリティ対策のしっかりしたオンラインストレージを利用することが肝心です。

利用しようとしているオンラインストレージのセキュリティ対策についてきちんと調べ、納得したうえで加入しましょう。また、自分自身のPCのセキュリティを万全にしておくことも重要です。

Googleドライブ 公式サイト

オンラインバックアップサービスを利用する

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PCを起動させているときに自動でバックアップを作成してくれる、オンラインバックアップサービスを利用すると、設定によっていつでも最新のデータが保存されます。Azure Backup、BACKBLAZEなど多くのサービスが展開されているので、自分のスタイルに合わせて選びましょう。

とくに、自宅のPCで仕事をするような人は、データ紛失が信用の消失につながりかねません。日頃からバックアップサービスを利用することをおすすめします。

Azure Backup 公式サイト BACKBLAZE 公式サイト

おわりに

引っ越し時にPCデータを守るための方法はいくつか用意されています。身近なツールでバックアップをと考える人は外付けHDDやUSBメモリー、インターネット上にバックアップを置いておきたい人はクラウドサービスを利用するといいでしょう。

とはいえ、そもそも引っ越しの際にデータを紛失するような事態には見舞われたくないものですよね。そのためには荷物を安全に輸送してくれる引っ越し会社を選びも大切です。比較検討して納得できる会社を見つけましょう。