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今回は家を建てる計画がある人に向けて、費用面を中心に施工期間や流れについて解説していきます。
注文住宅の建築費用は施工プランによって大きく異なります。工夫次第では1,000万円台で建てられる家もありますよ♪

そして、注文住宅に興味がある人にぜひ読んでほしい記事がコチラです!
先輩たちのためになるアドバイスが並んでいますよ。



注文住宅を建てるには、土地代・建物代・諸経費の3つが必要だよ。
費用面の不安を解消して、家族みんなで笑顔になろう☆

家を建てるためにはいくら費用がかかる?諸費用も忘れずに!

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「家を建てるのは初めて」という人が多いので、一体いくらくらい費用がかかるのか想像できない場合が多いでしょう。
この記事の冒頭で平均金額はお伝えしましたが、具体的に自分が家を購入するイメージが湧かない人もいるかもしれません。

ここでは、家を建てるときにかかる費用について詳しく解説していきます。
土地と建物にかかる費用はもちろん、諸費用も別途、数十万~数百万円かかるので、トータルで考えることが大切ですよ。

マイホームの費用については以下の記事にもまとめていますので、気になる人は読んでみてください!

土地にかかるお金

家を建てるためには土地が必要です。親からの贈与や相続などで土地を保有している場合を除けば、ほとんどが新たに取得することになるでしょう。
注文住宅を購入するにあたって、建築費と並んで大きな比率を占めるのが「土地代」です。

この土地代については、都心エリアに近づくほど高くなる傾向にあります。
また、同じエリア内でも、駅チカ・買い物至便な場所は地価が高くなっています。

それでは、エリアごとの地価平均を具体的に見てみましょう。
このデータは国土交通省が毎年公開している「地価公示」の平成31年分をベースにしています。

エリア 1㎡あたりの平均地価
東京圏 約24万円
大阪圏 約17万円
名古屋圏 約13万円
地方(人口10万人以上) 約5万円

<参考>国土交通省|土地・建設産業|地価公示

地価の平均を見てみると、東京圏と地方では4〜5倍もの差があることがわかります。
同じ東京圏でも場所によって地価は大きく異なりますので、予算に応じて検討が必要です。
もし建物にお金をかけたいのであれば、やや都心から離れた郊外や駅から離れた場所に土地を探すと地価を下げる事が出来ます。
反対に建物にあまりこだわりが無く立地の利便性を重視する場合は、建売住宅を検討すると総額は抑えられます。
また、道路との高低差や隣地のとの高低差が大きい土地で擁壁工事がされていない土地は外構工事で追加費用が必要となる場合がありますのでご注意ください。

建物にかかるお金

土地を取得したら、いよいよ建物の施工です。注文住宅は建売と比べて建物にかかる費用が大きくなりますので、相場をしっかり把握しておきましょう。
以下は住宅金融支援機構が公開している「フラット35利用者調査」の2018年度分をベースにしています。

エリア 床面積 建築費(※) 1㎡あたりの建築費
全国 126.8㎡ 3,395万円 約27万円
首都圏 125.3㎡ 3,694万円 約30万円
近畿圏 127.5㎡ 3,504万円 約27万円
東海圏 128.1㎡ 3,456万円 約27万円
その他地域 127.0㎡ 3,228万円 約25万円

<参考>住宅金融支援機構|フラット35利用者調査
(※)建築費に土地代は含みません

注文住宅の建築費も土地ほどの差はないものの、やはり首都圏が高い傾向にあります。
土地付きの注文住宅(建築条件付き土地など)では、建築業者(ハウスメーカーや工務店)が指定されますので数百万円から1千万円以上の価格差が出てきますので、事前に建築費用について問い合わせして確認しておきましよう。

建築費の予算別プランについては、次の章で紹介していますのでお楽しみに!

諸費用としてかかるお金

「土地と建物の購入費用だけでも高額なのにまだあるの!」と思うかもしれませんが、家を建てるために避けて通れないのが諸費用です。
もともと数千万円単位の買い物ですから、その数パーセントでも大きな出費となります。

注文住宅を建てるときに必要となる主な諸費用と相場を下記にまとめました。

項目 費用の相場
設計料 建築工事費の10〜15%
仲介手数料 (物件価格 × 3% + 6万円)
印紙代 物件が1,000万円〜5,000万円以下の場合、1万円
登録免許税 土地価格の1.5%
司法書士の報酬 20万円〜25万円程度
地鎮祭、上棟式 5万円〜10万円程度

※設計料はハウスメーカーの企画プラン等の場合は建築費に含まれている場合があります。また上記以外にもにも水道加入金や上下水道、ガス配管の宅地への引き込み工事や外構造園工事などが必要になる場合があります。
具体的には購入したい土地が固まってから細かく見積もりますが、最初に立てる資金契約のでは、諸費用は「建築費の5%〜10%程度」を目安と考えましょう。

実際に住み始めるためには、さらに引っ越し費用などもかかりますので、資金計画は十分な余裕をもって立てたいところです。

家を建てたいあなたに合うのはどれ?家を建てるときの予算別プランを紹介!

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家を建てるための費用を説明してきましたが、結局のところ注文住宅を建てるのにどれくらいの予算を確保しておけば良いか気になりますよね。

土地の価格は地域や立地、土地の広さによって決まりますが、建物の施工費用は床面積と施工プランによって決まります。

ここでは、予算別に建物の施工プランを紹介していきます。
土地と建物のどちらにお金をかけるかはライフプランによって変わりますので、資金のバランスをご家族でよく話し合って決めることをオススメします。

マイホームの検討に役立ちそうな情報は以下の記事にもまとめています。こちらもあわせてぜひご覧ください!

1,000万円台で建てる家

「建物に予算はかけられないけど、とにかく注文住宅に住みたい」という人には1,000万円台でも施工できるプランがあります。
若いうちに家を建てて、教育や趣味にかけるお金を増やしたい人にもオススメです。

施工費用を抑えるポイント
・外壁や屋根を凹凸が少ないデザインにする
・間取りをシンプルにする
・壁を少なくする
・1階と2階の床面積を同じにする
・合板や集成材を多く使う
・水回りを1ヶ所に集める

施工費用を抑えるには、外装と内装の両方でコストを意識する必要があります。
詳しくは専門家の方と相談することになりますが、最低限の知識は持っておいた方が良いでしょう。

基本的な考え方としては、複雑な構造になればなるほど費用がかかるので、極力シンプルな造りにすることです。
「せっかくの注文住宅だから・・・」と外観や間取りにこだわりたい人もいるでしょうが、家の造りをシンプルにしてもインテリアを工夫すれば、おしゃれなマイホームになりますよ♪

2,000万円台で建てる家

意外と施工プランが難しいのが2,000万円台の家です。
1,000万円台よりも多めにあるものの、全国平均の3,000万円台よりかは少ないので、予算配分に気をつけなければなりません。

2,000万円台では、家の中でこだわりたい場所は1〜2ヶ所くらいに絞りましょう。
お金をかける場所はそれぞれの価値観にもよりますが、迷ったときはリビングなど長時間を過ごす部屋にすると◎。

注文住宅の検討を始めると、今までよりもライフプランについてよく考えるようになります。
もし実現したい間取りや外観に向けて資金が足りないと感じたら、「理想の家」を目標に、もう少しお金を貯めてみるのも選択肢の1つです。

3,000万円台で建てる家

3,000万台の予算があれば、ある程度の理想は実現できるでしょう。
吹き抜けのリビングや家事動線にこだわった水回り、北欧風の外観など、考えるだけで夢が広がりますね♪

家族が望んでいる外観や間取りを盛り込んで、さらに余裕があれば設備のグレードを上げることもできます。
食洗機や浴室乾燥機、エアコンなどの設備は、お金をかけた分だけ生活を豊かにしてくれる便利な機能です。
また、1階の窓にシャッターを付けるなら、少し予算をプラスして電動シャッターにするのもオススメ!

3,000万円台の家は全国的にも一番多い価格帯です。そのため、街を歩いて魅力的に感じた家の外観を参考にするのも良いでしょう。

4,000万円台で建てる家

床面積が100㎡を超える注文住宅を建てる場合には、4,000万円台の予算が必要になります。
土地も合わせて購入する予定の人は、トータルの費用が5,000万円を超えてしまうので、なかなか手が出せない価格帯と言えます。
ただし、すでに土地を保有しているのであれば、建物にお金をかけてオリジナリティあふれる家を建てることが可能です。

4,000万円台の予算があれば、中庭があるような家を建てることもできます。外観に凹凸ができるので費用はかかりますが、満足度も高いプランです。
採光にこだわって、リビングに大きな窓を設けている家もよく見かけます。

予算に余裕があるのなら、家族で理想のライフスタイルを十分話し合うことが大切です。
細かい部分までカスタマイズできるのが注文住宅の魅力ですから、まずは自分たちがどんな生活を送りたいのかをよく考えてみましょう。

家を建てるスケジュール!一戸建て完成までの期間や流れをチェック!

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一から家を建てる注文住宅は土地探しから引っ越しまで、早くても1年くらいかかります。
「家を建てる!」と決めたら、その後のスケジュールを考えてみましょう。
注文住宅の場合、建売やマンションと比べて、土地の取得から設計・施工という長い道のりがあります。
なかなか大変ではありますが、せっかくのライフイベントですから、「家づくりの工程」も楽しみたいですよね。

ここでは、家を建てるまでの期間や流れを解説していきます。
まずは大まかなスケジュールを立ててみて、あとから細かい部分をつめていきましょう。
トータルで1年以上かかることも多いので、家族の予定なども踏まえて検討したいですね。

注文住宅に住むまでの流れ

注文住宅に住むまでの流れと期間を解説します。
建物の規模などによって差が出るものですが、だいたいの目安を知っておくと安心ですよ。

工程 期間の目安
①住みたい家のイメージを考える 1〜2ヶ月
②資金計画を立てる 1〜2ヶ月
③土地を探す 1〜3ヶ月
④施工会社を探す 1〜2ヶ月
⑤土地を購入する 1〜3ヶ月
⑥建物の外観・間取りを検討する 1〜2ヶ月
⑦設計を依頼する 2〜3ヶ月
⑧住宅ローンを契約する 1〜2ヶ月
⑨施工(地鎮祭、上棟式を含む) 3〜4ヶ月
⑩引っ越し・入居 1〜2ヶ月
合計 13~25ヶ月

家を建てると決めてから入居するまでの流れは上記の通りです。
実際には細かい手続きや打ち合わせなどが随時行われますので、この間プライベートな予定は控えめにしておいた方が良さそうです。

また、家を建てるのが初めての人は、施工会社や不動産会社とのコミュニケーションが重要になります。不安なことがあればすぐに聞いて解消しておきましょう。
長丁場になりますので、予定を立てて1つ1つクリアしていくことが大切ですよ。

間取り図の設計については以下の記事でも特集しています。先輩たちの体験談もありますのでぜひ読んでみてくださいね。

<関連記事>間取り図の作成の基礎~住宅間取り図プラン集・体験談あり~

また、住宅を建てる際には地鎮祭や上棟式というイベントがあります。近年若い世代ではこれらを行わない場合もありますが、知識として覚えておきましょう!

知っててよかった!家を建てる人のためのお役立ち記事

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自分が家を建ててマイホームを持つなんて、まだまだ実感が湧かないという人も多いと思います。
たしかに数千万円もする買い物は、人生で何度も経験することではありません。
自分と家族の未来がかかっていると思うと、いろいろ不安になってしまいますよね。

ここでは、マイホーム購入を考えている人が知りたいことを集めた記事を紹介していきます。先輩たちの体験談やおすすめのブログ、おトクな情報など盛りだくさんですよ♪

マイホーム購入の体験談・ブログ

まずはマイホーム購入の体験談です。
実際にマイホームを経験した人たちのお話は、とてもリアルで参考になりますよ。
マイホーム購入で失敗をしたくない人は、ぜひチェックしてみてください。

<関連記事>マイホーム購入で良かったこと・後悔したこと~リアルな声を集めてみた~

また、マイホーム関連のブログには、ハウスメーカーや工務店のホームページには載っていない情報も。見ておいて損はありませんよ!

お金のことを知りたい~資金計画・住宅ローン~

本記事でも注文住宅の購入費用について解説しましたが、やはりお金に関する疑問や不安を多くの人が抱えているため、資金面の関連記事もご紹介しておきます。

どれくらいの年収があればいいのか、頭金はいくら用意すればいいのかなど、お金の悩みがスッキリ解消できますよ。
また、住宅ローンもマイホーム購入の重要ポイントです!

▼資金計画

普段からコツコツと貯金はしていても、いざマイホームを買うとなると十分な金額なのか不安になるものです。
こちらの記事では具体的にいくら必要になるのかを、国土交通省が公開しているデータをもとに解説しています。

また、あまり知らない人も多いのですが、マイホーム購入に関してはいくつかの給付金や補助金の制度が用意されています。
住宅ローン減税(控除)が有名ですが、その他にも気になる人は要チェックです!

▼住宅ローン

住宅ローンを組むときに迷うのが金融機関の選定です。
いつも使っている銀行でも構いませんが、少しでも金利が低いところにしたいですよね。
こちらのページでは、「変動金利」「固定金利10年」「固定金利20年」「借り換え」についてランキング形式で比較していて、有利な金融機関が一目瞭然ですよ♪

住宅ローンおすすめランキングをチェックする

住宅ローンには審査があり、
・何らかの理由で審査に落ちる
・希望の融資額より減額される(減額承認)

などのケースがあります。
マイホームの計画を立てても、ローンが使えなければ実現できません。
審査に落ちてしまった人の体験談もありますので、不安な人は読んでみてください。

風水に興味がある人におすすめ

念願のマイホームですから、家族の運気が上がる家にしたいですよね。
家を建てるときの内装やインテリアにオススメの風水コラムをご紹介します。

まずは、玄関・寝室・キッチンのインテリアを解説した記事です。
風水でポイントとなるこの3つを押さえておけば、新居に良い気が舞い込んで来ますよ♪

こちらは寝室の風水に特化した記事です。
1日の中で長い時間を過ごす寝室ですから、寝ている間にも運気上昇できる間取りにしたいですね。

風水では間取り以外にも開運グッズで幸運を引き寄せることができます。
豆知識として知っておくと、役に立ちそうな情報が満載ですよ。

家を建てる=家族の未来を創る!

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家を建てる計画がある人に向けて、費用や入居するまでの流れなどを解説してきました。
注文住宅では入居するまでに1年以上かかりますので、「入居=ゴール」のように感じてしまうかもしれません。
でも、新居に住むのはあくまでも新生活のスタートラインに過ぎません。

新しい家で自分や家族がどんな生活をするかが最大の目的ですから、目の前のことだけにとらわれず未来をイメージして進めていきましょう。

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