ルーフバルコニーのおしゃれな使い方~マンションや賃貸の注意点~の画像01

分譲でも賃貸でもルーフバルコニー付きのお家に住みたいと思っている人は必見!
ルーフバルコニーの使い方で注意点もあるのでチェックしてくださいね。

ルーフバルコニーで『徒歩0分のおしゃれカフェ』を楽しもう♪
ガーデニングや家庭菜園にも使えるので便利!
今回はマンションに特化してルーフバルコニー活用法を紹介していくよ!!



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ルーフバルコニー付きマンションとは?ベランダやテラスとの違い

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ルーフバルコニーとは、住宅やマンションにある下階の屋根を使ったバルコニーで、屋根が付いておらず、周りはフェンスなどで囲われているものを指します。別名「ルーフテラス」と呼ばれることもあります。最近では「ルーバル」と略されることもありますね。

ルーフバルコニーが設置されている物件は、一戸建てやマンションなど、住居形態を問わずさまざまです。一般的には新築分譲マンションの上層階に付いているケースが多くなっていますが、中古マンションや賃貸物件でルーフバルコニー付きの物件もあります。

ここではまずルーフバルコニーと混同しやすい、バルコニー・ベランダ・テラスとの違いから解説していきます!

ルーフバルコニー・バルコニー・ベランダ・テラスの違い

「ルーフバルコニー付きの家に住みたい!」と言っていても、実はちゃんとバルコニー・ベランダ・テラスとの違いを知らない人も多いのでは?
友だちと話して恥をかかないように、しっかりと違いを理解しておきましょう。

名称 特徴
ルーフバルコニー 下階の屋根を床に使っている。屋根なし。
ベランダ 建物から外へ張り出している。屋根あり。
バルコニー 建物から外へ張り出している。屋根なし。
テラス 建物の1階で床が地面より上へ突き出ている。屋根ありorなし。

4種類を見分けるポイントは階数と屋根の有無です。これらの違いをわかっていると、物件探しがスムーズにできますよ。

ベランダの活用法については以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<関連記事>ベランダって何?バルコニーやテラスとの違いやオシャレな活用術、禁止事項を解説

ルーフバルコニーのおしゃれな使い方~活用法のアイデア~

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せっかくルーフバルコニー付きのマンションに住むなら、おしゃれに使いたいですよね!
用途としてバーベキューや子ども用のプールを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、マンションによって利用規約が定められていますので事前に確認しておきましょう。

また、すべてのマンションに言えることですが、ルーフバルコニーは居住者の「専有部分」ではなく、全員の「共用部分」にあたります。専有部分である室内とつながっているのでルーフバルコニーも同じと思いがちですが、違うので気をつけましょう。

ルーフバルコニーは共用部分を特定の居住者が「専用」で使っているという位置付けになります。
そのため、物件の専有面積にはルーフバルコニーの面積は含まれません。
ただし、賃貸ではこの扱いがあいまいで、物件によってはルーフバルコニー部分の面積も専有面積に含めて表示している場合もあるので、あらかじめ確認しておくことをオススメします。

なお、NPO法人全国マンション管理組合連合会「中高層共同住宅使用細則モデル」の第3章11条「バルコニー専有部分の屋上テラスでの禁止行為」によると、以下が規約で定められています。

第11条 バルコニー等の専用使用権者は、バルコニー及び屋上テラスにおいて、
次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 煉瓦、モルタル、コンクリート及び多量の土砂による花壇等(芝生を含む。)
の設置又は造成
二 家屋、倉庫、物置、サンルーム、ビニールハウス、縁側、遊戯施設
その他の工作物の設置又は築造
三 アマチュア無線アンテナ、音響機器及び照明機器等の設置
四 緊急避難の妨げとなる物品の設置又は放置
五 手すりを毀損し、又は落下のおそれのある物品の設置若しくは取付け
六 多量の撒水
七 その他バルコニー及び屋上テラスの通常の用法以外の使用

【引用:NPO法人全国マンション管理組合連合会「中高層共同住宅使用細則モデル」】

このような規約までは知らなかったという人も多いのではないでしょうか?
マンションは集合住宅なので、さまざまなトラブルを防ぐために、あらかじめルールが定められているというわけです。

ルーフバルコニーを使うときは、この規約違反にならないようにするのは当然ですが、下階の人へ迷惑をかけないことも大切です。
ルーフバルコニーを使う人としては屋外という感覚ですが、下階の人からすると部屋の天井でドタバタされては困りますよね。

常識的な範囲で大丈夫ですが、マナーを守っておしゃれにルーフバルコニーを活用しましょう。

①ウッドデッキやシェードを使って非日常を演出

ルーフバルコニーの活用法で最初に思いつくのが、ウッドデッキを使ってリラックスできるスペースを作ること!
日よけ用のシェードやタープ、オーニングを設置してテーブルセットをおけば、自分だけの専用カフェテリアのできあがりです。

リビングの横にルーフバルコニーが付いているタイプなら、部屋とつながっているように見えて開放感もありますよ。

ベランダに快適スペースを作ってグランピングを楽しむ方法は、以下の記事にまとめています。気になった人はぜひ読んでください!

<関連記事>ベランダ・グランピングとは?マンションでの注意点やグッズは?【DIY実例写真あり】

②本格派ガーデニングや家庭菜園を楽しむ

ルーフバルコニーは普通のベランダよりもスペースが広くて日当たりが良いので、プランターを用いたガーデニングや家庭菜園にも適しています。
こだわりのガーデニングをリビングから眺めながらくつろぐのも楽しそうですね。
ルーフバルコニーなら、通常のベランダでは栽培が難しい野菜や果物に挑戦してみるのも◎。

③物置を設置して収納スペースを確保

ルーフバルコニーに小型の物置を置いて、収納スペースを増やすのも可能です。
ホームパーティーやガーデニングなどアクティブに利用するのは苦手という人も、収納が増えるのはうれしいですよね。

マンションの収納スペースは限られているため、物が増えると窮屈に感じがち。
ルーフバルコニーの物置にたまにしか使わないレジャー用品などを置いておくと、家の中がスッキリしますよ。

ただし、すぐに動かせないような物置を設置するのはNG!
設置できる物置のサイズについては、マンションの管理会社や管理組合などに確認しましょう。

④ライトや照明を設置してテラスバーとして利用

自分専用のルーフバルコニーなら、もちろん夜でも自由に使うことができます。
おしゃれなライトや照明を設置すれば、テラスバーのような雰囲気も演出できますよ。

昼間のランチやバーベキューも魅力的ですが、夜を楽しめるのもルーフバルコニーならでは。カップルでお家デートを満喫するも良し、子どもが寝たあとに夫婦でお酒を飲みながらゆったりするも良しですね♪

⑤日当たりが良い&洗濯物も沢山干せる

洗濯物を太陽の下に思いっきり干したい人にも、ルーフバルコニーはオススメです。
屋根がないので日当たりが良く、スペースも広いので、沢山の洗濯物を一気に干すことができます。
いつも乾燥機を使っている人だったら電気代の節約にもなりそうですね。

ただし、高層マンションやタワーマンションなどでは、マンションの規約で屋外に洗濯物を干せないことがありますので、忘れずに確認しておきましょう。

ルーフバルコニーは掃除が大変?!デメリットや注意点

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ルーフバルコニーは自分が専用で使える代わりに、掃除も自分でしなければなりません。
メンテナンスに手間がかかること以外にも、ルーフバルコニー付きのマンションに住むのにはいくつかのデメリットがあります。
華やかなメリットの方が目立っているルーフバルコニーですが、デメリットもしっかり理解して後悔しないようにしましょう。

ルーフバルコニーは掃除などの定期的なメンテナンスが必須

ルーフバルコニーは外にあって屋根がありません。そのため、雨風やほこりなども多く、定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に、雨水が流れ出る排水管が詰まってしまうと、下の階へ雨漏りしてしまう危険性もあります。
ウッドデッキや人工芝などが排水管を塞いでいないか、必ず確認しておきましょう。

マンションの規約にもよりますが、居住者の管理不足で雨漏りや浸水が発生した場合、費用を自分で負担しなければならないケースもあります。

経年劣化によってリフォームや防水工事が必要なことも

屋根がないルーフバルコニーは室内よりも経年劣化が激しく、リフォームや防水工事が必要になる場合があります。

ルーフバルコニーは「共用部分」に含まれるので、その修繕費用は
・分譲マンション:管理組合
・賃貸マンション:大家さん
が負担してくれます。

ただし、実際にリフォームや防水工事をするとなると、家の中を業者さんが通ることになりますので、工事期間はストレスがかかりそうです。

ルーフバルコニーつきのマンションは値段も家賃も高い

ルーフバルコニー付きのマンションを探してみると、他の部屋よりも値段や家賃が高いことに気づくと思います。
そもそもルーフバルコニーはマンションの上階にしか設置できないため、同じマンションの中でも高級な扱いとなります。

マンションの最上階でルーフバルコニー付きの住宅に住むのはあこがれではありますが、お金に余裕がないと厳しいかもしれません。
最上階ではないとしても、ルーフバルコニーが付いているのは上から2〜3階くらいまでが一般的なので、やはり割高と言えるでしょう。

ルーフバルコニーの管理費用がかかる可能性がある

マンションで管理費用がかかるのは常識ですが、ルーフバルコニー付きの部屋の場合、別途「ルーフバルコニー使用料」がかかることがあります
相場は毎月1,000円前後と少額ではあるものの、住んでいる間ずっと支払わなければならないのは負担感がありますよね。

このルーフバルコニー使用料は、物件情報に通常の管理費とは別に小さく書かれていることが多いので、見逃さないように気をつけましょう。

ルーフバルコニーつきのマンションは物件数が少ない

ルーフバルコニー付きの部屋は下階の屋根に設置されるものですので、1つのマンションに多くは作れません。
よって、そもそもルーフバルコニーが付いている時点でレアな物件となります。

さらに、今回ご紹介しているようなメリットがありますので、ルーフバルコニー付きをピンポイントで探している人も多く、空いているお部屋を探すのは至難の業となっています。

ルーフバルコニーをおしゃれにDIYする方法

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DIYが好きな人なら、ルーフバルコニーもおしゃれにカスタマイズしたいですよね。
屋外だからこそできるDIYもありますので、オリジナリティあふれるルーフバルコニーに挑戦してみてはいかが?

ここでは簡単にできるルーフバルコニーのDIYとして、ウッドデッキとシェード(日よけ)について解説します。
注意点もありますのでぜひチェックしてくださいね。

ルーフバルコニーにウッドデッキをDIY!

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ルーフバルコニーの床はそのままでも構いませんが、ウッドデッキを設置すると格段におしゃれ度がアップします。
テーブルセットを置くにしても、床がウッドデッキなら雰囲気も良くなりますよね。
ただ、ルーフバルコニーはマンションの共用部分ですので、緊急用の避難経路を塞がないように気をつけましょう。

ウッドデッキをDIYするときには、土台となる木材を等間隔で設置して、その上に床材を敷いていきます。
注意点として、ルーフバルコニーは水はけを良くするために、もともとの床に勾配が付いていることがあります。そのため、ウッドデッキが水平になるように工夫すると、見た目も使い心地も良くなりますよ。

また、定期的なメンテナンスとして、1年に1回はウッドデッキを取り外して掃除することが大切です。
本物の木材を設置するとメンテナンスが大変という人には、簡易的なウッドパネルを使う方法もオススメですよ。

ルーフバルコニーにシェード(日よけ)をDIY!

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日当たりが良いのはルーフバルコニーの魅力でもありますが、テーブルセットを置いてくつろぐには直射日光が眩しいので、シェード(日よけ)が必要です。

このシェードをDIYするには、素材や形を選んで購入して、取り付けることになりますが、マンションの外壁に穴を開けることはできないのでご注意を。
外壁は共用部分になりますので、賃貸はもちろん分譲でも基本的にNGです。

設置できるものとしては、自由に取り外しができるタイプがオススメで、パラソルのような形状であれば短時間で取り付けることが可能です。
お値段も1〜2万円くらいからありますので、手軽にシェードを付けたい人はチェックしてみてください♪

ルーフバルコニーつきのマンションはニフティ不動産で検索

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ルーフバルコニー付きマンションのメリットやデメリット、DIYについて解説してきました。
ドラマや雑誌などでルーフバルコニーを楽しんでいる様子を見ると、「いつかは住んでみたい!」と思いますよね。
実際に住んでみるとメンテナンスなど大変なこともありますが、自分専用のスペースがもてると、それ以上に大きな満足感を得られることでしょう。

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